こちらLiLiTH様のソーシャルゲームでありました『対魔忍アサギ/決戦アリーナ』にて2017年11月30日に実装された『ニミエ』に関する制作秘話となります。
メニメニメニメニ……🍎
『魔界から奴隷として売りにつれてこられた鬼族の娘。鬼の力を制御する事ができず、暴走してしまう劣等として、鬼からも疎まれ、幼き頃より放浪し、瀕死のところを奴隷商に拾われる。しかし力を回復すると途端に暴走するため、常に薬と拘束具をつけるにいたった。』
※当時のゲーム内ステータスが気になる方は有志によるwikiを参照して下さいまし🖊
この記事を読まれている方は、恐らくご存知であるとは思いますが、wikipediaからの引用で軽くご説明を。
『対魔忍アサギ 決戦アリーナ』は、2014年7月1日から2019年3月29日までDMM.R18より運営されたソーシャルゲームであり、『対魔忍アサギ』シリーズの通算12作目である。 略記は決アナ、決アリなど。2019年5月21日には、英語版『Taimanin Asagi -Battle Arena』/繁体字版『對魔忍Asagi~決戰競技場~』がそれぞれ配信された。
同作は、アドベンチャーゲームとトレーディングカードゲームを組み合わせたシステムとなっており、戦闘はトレーディングカードゲーム形式で行われる。
『決戦アリーナ』はこれまでのシリーズとは異なる世界を舞台としており、かつて対魔忍と対立して滅ぼされたふうま一族の生き残りである、ふうま小太郎と彼の異母姉兼執事である時子がお家再興を目指して、対魔忍・魔族・米連の三大勢力相手に立ち回る内容となっている。
決戦アリーナが運営されていた後期に、サトルがデザイナーの一人として参画させて頂いておりまして、本記事は当時のお話になります。
当時、決戦アリーナのD(ディレクター)から、魔族を作ってというオーダーだけがあったので、どうせなら、当時の商業パッケージ作品では作りづらいNG要素が入ったキャラを作ろうと思い(笑)、趣味を入れたキャラを作ろうとなったのが起点となります。
補足として、NG要素(LiLiTHさまのハウスルールではないので悪しからず)は、『ひざ下までかかる髪の長さ』、『不健康』、『薬物漬け』などといったものとなります。NG要素関連のお話は当時のツイッター宣伝の時に出したビジュアル資料で触れてた記憶があるのでもしかしたら認識している方もいらっしゃるのかなと思ってます。
ニミエは個人的には気に入っているキャラだったんですけど、今ではキャラ認知低いんだろうなぁ……😢
ニミエの設定ラフはこんな感じで、描きたい要素をまとめました。カタチの整合性というよりかは描きたいエロ要素をピックアップして纏めているのですが、いきなりこのビジュがメニメニメニッと浮かび上がってくるわけじゃありません。この制作秘話では普段公開されることのない部分をちょこっと紹介✨
最初の起点、つまりオーダーを受けた後の段階、描きたい要素をぼんやりと描きながら、テキストで文字起こしをしていた段階の話ですが、実はこのニミエ、初期段階ではニミエという名前がなく『0023A』という名前で描いてました。ニミエという名前はDに送る資料提出後にDが名付けてくれたものとなります。なんか実際のシナリオみたいな名付けの流れなんですよね✨
恐らくこれがニミエのデザインを考える時に描いたラフ(実際の制作で渡す前のイメージラフ)です。他にもそれっぽいものもあるのですが、別件のキャラのラフも混じっているので抜粋で。
当時のこの作業段階は、描きたいビジュアル要素を探す酩酊状態みたいなもんで、何がどうなってるか、今ではあんまり覚えてないです💦ムチ持ったメイドさん(?)と亀甲縛りガスマスクシスターはマジでよく分からないです。設定にもない気まぐれで描いた何かですね……。
ただビジュアルコンセプトとして
・商業パッケではできないマニアックなデザインライン
・嗜虐心を煽るデザイン
・鬼っ娘
・ビジュアル記号として、亀甲縛り、ハートマーク、拘束具、おクスリ
・リブ生地推し
と手書きで記されてはおりました。ここだけはブレないように描いていたようではあります。
実際の初期の文字起こし設定はどうなっていたかというと実は初期の段階で、再登場時のイベント設定が存在してます。これは最初のキャラ名(0023A)に触れた段階で察した方もいらっしゃるんじゃないかと。
そして、ニミエに関しては文字設定の作り方が少々特殊なんですが、キャラクターの設定詳細(バックボーン)を決めず、"ビジュアル"と"イベント回想の設定案"、"0023Aという名前"の3点を組み上げてDにお渡ししております。今回は、ココで公開できる範囲で、文字起こし(実際の制作で使われた資料ではなく提出前の粗原稿)を公開❕(全部出してしまうと長すぎるので一部要点となります)
イベントの粗原稿なのですが、イベント案として2パターン出してまして、概要箇所だけ抜粋すると
■【イベント概要1】
[過去回想で生体実験の不適合種として夜な夜な研究者の慰み者になっていたお話(現在は放浪している)]
■【イベント概要2】
[娼館の奴隷としてキメェVIPに拘束キメセクされる話]
となっております。このどちらかが採用されればという思いで制作してはいたのですが、先述の通り、その時に採用されなかった案1を有難いことに再登場時に活用させて頂いております。つまり、案1が(詳細の変更はあるものの)裏設定となりました。制作過程で色々と妄想しとくのも悪くはないですよね。で、その案1に関して今回特別に公開……!✨
(なんか半ギレしながら挿入してるかオシオキしてる研究者達)
研究者A『お前が、また実験で成果を上げないから、俺達が辛い思いをしているんだよォッ!』
ヒロイン『んあああ!す……すいません…んんぅ!』
研究者A『スイマセン……じゃっ…ねぇだろうが!』
ヒロイン『ああああぁあ!』
研究者B『本来、貴様みたいな下等生物は●●(巨大な生物兵器?)の餌なんだが…、俺たちがこうして……ッ!
かわいがっているから 失敗しても のうのうと生きていられるんだ そこのところ分かってんのかぁッ!?』
ヒロイン『ひっ……スイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセンぅぅぅ』
研究者B『チッ……おい アレを持ってこい』
いつも同じような反応のヒロインに飽き飽きしていた研究者達は首輪を持ってこさせる。
ヒロイン『ふぇ……く 首輪?』
研究者C『おっと こいつはただの首輪じゃねぇぜw』
研究者B『説明はいいからサッサとつけろよ!』
研究者C『サーセンw ちょっとチクっとしますよ~w』
(首輪の内側から針が出る的な)
ヒロイン『ひぅっ!』
目がトロンとするヒロイン
ヒロイン『ふぇ…ナニぃ……コレ 取れ……ない』
汚ぇ笑顔を浮かべる研究者B『ククク 早速効いているようだな……』
研究者C『さっすが部長!エロい研究は天才的!www』
研究者B『チッ、一言多いんだよ てめーは』
研究者C『ささっ、やっちまいましょうよ ボスw』
<キメセク描写とか>
最後ヒロインが何かしらの覚醒して研究者を皆殺しして(わけも分からない状態で)脱走。しかし、(あれだけ)欲しかった自由を求めて脱走したのに、心にはポッカリ穴が開いている感覚。首輪のせいもあって体の疼きが止まらない。あぁ……誰かにもっと虐めて欲しい。こうして自分の体質に気付いてしまう。でもあの研究者のようなやり方じゃ足りない。もっと…もっと……。覚束ない足取りで近くの集落を目指すのであった。
イベント1案の粗原稿はこんな感じでして、整合性とかエロさはともかくとして、研究員のテンションが妙に高いんですよね。(そして研究員Bが一番偉いのが分かりづらい……BOSS、BUCHOUなのか?本当によく分からない……Bを上司にしたのは相当頭がゆるゆるな時間帯だったんだなと思います💦)
このテンションがあったがために、ニミエの再登場の設定資料の研究員があぁなっていまっているんですよね。正直、竿役のノイズになってるこのポーズ、今でも反省しとるんよ……😭
ともあれ、このような水面下の資料を修正しつつまとめ上げ、ビジュアル資料とイベント案を、『新規魔族0023A』の資料として、Dにお渡ししました。チェックバック後、実制作に入り、あのニミエが出来上がりました。
LiLiTHと関わって初めてのキャラ作成だったので、色々と硬い部分はあったものの、彩色作業完了まで含めて何とかカタチになってホッとしたのは覚えております。
今後も制作裏話は時間を見つけつつ続けていこうと考えてますので、良ければよろしくお願いいたします~🥺 今回は制作面の流れを書いてますが、デザイン面に関しても深掘りするか検討中です。 エロ絵などはしばしお待ちを✨