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パイ投げで息止め 第三話 一部先行公開(小説)

漫画以外でも、小説も進捗報告&途中でも先行公開しようと思いました。

なので今回は「パイ投げで息止め」シリーズの第三話を、現段階で出来ている所まで先行公開しようと思います。

第三話の2/3~3/4辺りまで出来ている感じです。

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「美乃里ちゃん、顔も髪もすっごいクリームまみれよね。綺麗にしてあげるから今度はお風呂に行きましょう」

そうよね~、もう思いっきりクリームまみれなの。もしかして、お風呂で丁寧に洗ってくれるの?嬉し~い!

…と思うとでも?

「ねぇ由梨ちゃん、私をたくさん苦しめて、とっても楽しそうだったわよね」

「うん、楽しかったわ。ありがとうね」

いやいやいや、笑顔でありがとうと言われてもどういたしましてとはならないのですよ。

「じゃあ今度は私が楽しむ番よね」

「ん?美乃里ちゃんが楽しむ番?」

「だってそうでしょ。由梨ちゃんはた~っぷり楽しんだんだから、今度は私が楽しむ番よね」

「え~と…美乃里ちゃんはどうやって楽しみたいのかな…?」

由梨ちゃんは少し焦った様子で聞いてきました。どうやら由梨ちゃんもだんだんと状況が分かってきたようです。

「私はね、息が出来ずに苦しむ由梨ちゃんの姿が見たいのよ。由梨ちゃんはついさっきまで楽しんでいたんだし、ねぇ~、勿論いいわよね」

「えっ、でも美乃里ちゃんはこういう趣味は…あったのかしら?」

「さぁね~、でもとっても好きになっちゃうかもね」

「まだそんなに興味が無いんだったら、今試してみなくても…」

「由梨ちゃんがあんなに楽しそうにしていたんだもの、どんなに楽しいか私も知りたいわよ~」

私は目をキラキラさせて言いました。

「私はあんなに苦しかったけど由梨ちゃんが楽しんでくれるならと何度も何度もとっても苦しい思いをしたのよ。勿論聞いてくれるわよね、私のオ・ネ・ガ・イ!」

「ええ~っとね…一つ聞いてみたいんだけど、純粋に私がどんな感じに楽しんでいたのか知りたいだけなの?それとも仕返ししようとか思っていたりもする?」

「エヘッ、仕返しもしたいかな~って思っているわね~」

私も思いきりの笑顔で答えました。

「美乃里ちゃんは優しいから仕返しとかは似合わないわよ。人を苦しめるタイプじゃないでしょ。ね、ね、美乃里ちゃんはいつも優しかったじゃない?」

「由梨ちゃんだって普段は優しいじゃない?だったら私のお願いも聞いてくれるわよね~」

「え~っとね…」

「由梨ちゃん、あなた、どうせまた私を苦しめたいと思っているんでしょ。今度は由梨ちゃんが苦しんでくれないと、私もう窒息しないわよ~」

「んん~、分かったわ…私も苦しむ事にするわ。でもお手柔らかにね…」

「お手柔らかに?そうねぇ、じゃあさっき由梨ちゃんが取った行動を参考にするわね」

「ぴえん…さっきはホントにごめんなさいね…だから、ホントに手加減してね…」

「どうしようかな~。じゃあ両手を後ろに出して。拘束するからね」

「ハイ…どうぞ…」

由梨ちゃんは覚悟を決めたようでした。


「さぁ由梨ちゃん、覚悟はいいわね。た~っぷり苦しめちゃうからね」

「分かったわ…でもなるべく優しくしてね…」

私は由梨ちゃんの頭を洗面台のクリームの中に突っ込みました。

数十秒はじっとしていましたがやがてモゾモゾ動き始めました。

「苦しくなってきたのね。でもこのくらいだったら全然我慢出来るわよね」

私は由梨ちゃんが絶対に顔を上げないようにしっかり押さえつけながら言いました。

やがてモゾモゾは次第に激しくなり、いよいよジタバタし始めました。

「このくらいの時に私は頭を押さえられたのかしら?苦しくて息をしたくても息が出来ないのって辛いわよね。かわいそうとは思うけど、何か由梨ちゃんの気持ち分かってきちゃった。確かに楽しいかもね」

由梨ちゃんは必死に顔を上げようとしています。だから私もしっかり押さえつけています。

最初は仕返しの意味も込めて押さえるつもりでしたけど、これって楽しいって思ってきちゃったのです。まさか、私も苦しめるのが好きだったの!?ウソ…まさかホントに…

(ヤバい、強制的に息をさせないの、私好きかも…ホントに楽しいかも…まだ息をさせたくない…)

さっき私が押さえられている時は1秒1秒が随分長く感じたのに、押さえつけている時は全然そんな事もありません。

(まだ由梨ちゃんに息をさせたくない…もっともっと苦しめてみたくなっちゃう…)

もう由梨ちゃんは必死でもがいています。なので私も必死で由梨ちゃんの頭を押さえつけているのです。

(イヤン、ホントに楽しい…でもさっきはあんなに苦しかったのに、あの苦しさを知っているのに何でまだ息をさせたくないって思っちゃうのかしら…私にこんな一面があったなんて…)

新たな自分を発見してしまったかもです。

(あっ、あっ、こんなにもがいているわ…由梨ちゃん相当苦しそう…かわいそうと思っているのに、まだ息をさせたくない…)



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