あるところに、国がひとつありました。
その国を治める王様はとても勇敢で、賢く、幾度もの戦で負け知らずでした。その上、見目も麗しく、精悍でいて、民からとても慕われていたのです。
彼が国を治めるようになってからというもの、国は大いに富み、民も豊かに暮らしています。そんな彼自身も、何千という召使いを抱えておりました。
ある日、王様は男の召使いを宮殿に呼び集めました。とある召使いの青年は、ひどく困惑しました。宮殿は普段、王と限られた側近しか入る事が許されていませんでした。そんな場所に召されるだなんて、彼にとってはじめてのことだったからです。けれども王の命令ならば聞かぬわけにもいきません。彼は宮殿へ向かいます。わけを説明すると、王が待つ部屋に通されました。その場の光景に、召使いはさらに驚きました。
そこには彼と同じように集められた大勢の召使いや、王が大事にしている武将や臣下たちが揃っておりました。人垣の向こうを見れば、部屋の中央に人の丈ほどもあるおおきな皿が置かれています。そしてなんとその皿には、王様が一糸まとわぬ姿で寝そべっているではありませんか。
王様の裸を見ることは、彼のような召使いにとってはなんとも不敬なことでしたので、思わず顔を背けました。けれども彼の頭は、王様のことで一杯になっていました。
王様の体はこの国の誰よりも美しく、歴戦の武将にも引けを取らぬほど鍛え上げられておりました。さらには見た事もないほど大きく立派な陰茎が、硬く怒張していたのです。
見渡せば皆一様に王様の色香の前に、落ち着かない様子でおりました。
王様は部屋の者達全員に、服を脱ぐよう命じました。そうして、さらに驚くようなことを言いました。
「皆に命ずる。この俺にお前達の精をかけよ。」
召使いは耳を疑いました。そんなことをすれば大罪にあたります。けれど王の命令に背く事もまた死罪になりかねません。皆が混乱を極める中で、幾人かが王の前に歩み出ました。彼らは陰茎を勃起させ、手で激しく擦りあげながら、それを王に向けました。
あっ、と思った矢先、男の陰茎から白い精が吐き出され、王の体を濡らしました。彼らは全員が射精し終えると、恭しく敬礼して王の側を離れました。王の体にはぬらぬらとした精液が、人数分糸を引いて張り付いておりました。
「驚いたか?だが彼らはこれが初めてではない。俺が男の精を受けて悦ぶことを熟知しているのだ。さあ、彼らのようにやってみせよ。俺の好きなところに精を吹き付けるがよい。」
誰かが恐る恐る、けれども興奮を抑えきれない様子で、王様の前に歩み寄り、その体に吐精しました。王様は満足げな表情で、その者のことを褒めました。
それを皮切りに、一人、また一人と、我慢できない様子の男達が、代わる代わる王様の体に射精してゆきます。
それから十数人が吐精しました。その間も召使いの男は踏ん切りが付かずに佇んでいました。さて、王様はさぞ愉しんでいるのだろうとその表情を覗うと、なんだか不機嫌な様子です。
「ふん。意気地のない者どもめ。先ほどから体にかけてばかりではないか。貴様らにはこの顔が見えぬのか?国一番の男根がわからぬのか?下らぬ遠慮は捨てよ!」
その時召使いは、確かに王様の視線が、自分の視線と交わったのを感じました。挑発するような眼差しが、召使いを誘います。
召使いは思いきって、いよいよはち切れんばかりの自分の陰茎を、王様の精悍な顔に向けました。いままでに感じた事のないような興奮の中、かつてないほど大量で濃厚な精液が召使いの陰茎から吐き出されます。彼の精液は噴水のような勢いで、王様の顔をべっとりと汚しました。
召使いは震える声で言いました。
「ああ王様。おれはとんでもないことをしでかしました。けれどもこれで死んでも悔いはありません。これほど幸せな瞬間は今までありませんでした!」
「よい。」王様はくつくつと笑います。「そなたの気っ風、気に入った。皆の者、見習うとよい!さあさあ!俺を溺れさせるつもりで来い!」
それから数刻、途切れる事なく吐精は続き、大きな皿には男達の精液がなみなみと注がれていきました。今や、王様の半身が精液に沈む程です。それはそれは濃い臭いが部屋中を満たします。
「おぉおおおっ!!くっせぇえ!!?たまらぬ!!!
もっとだ!!もっと精液をよこせ!!!ああああっ❤❤❤」
王様は、口の中に流れ込んだ精液を泡立てながら叫びます。濃密な雄の臭いに顔をしかめ、反面その臭いをめいっぱい愉しむように深く息を吸い込みます。鼻の穴に張った精液の膜が、呼吸にあわせて大きく気泡を作りました。
そのあまりに淫らな姿に、部屋はさらなる興奮に包まれるのでした。
「んおぉっ❤んほっ!!!うおぉほっおおおっ!!!
イくっ!!!果てる!!!俺もっ!!射精…っ、射精するぞっ!!!うおおおっ!!!」
遂に王様は、その体に一度も触れられることのないまま、雄々しい陰茎から勢いよく精液を吐き出したのでした。
その様子に興奮した男達も、一斉に精液を噴射します。
激しく痙攣する王様の体に、精液の雨が幾重にも降り注ぎました。
半日かけて狂乱の宴はようやく終わりを迎えました。夢見心地の召使いの近くまで、体を拭きに来た王様が声を掛けました。
「お前は確か、俺の顔に今日初めて精を掛けた青年であったな。くくく…死んでも良いとか抜かしたか?」
召使いは飛び上がり、今更ながら、自分のしでかしたことに体が震えました。
しどろもどろの彼に、王様は優しい声音で語りかけます。
「なんとも果敢な若者よ。それに、なかなか立派なものを持っている。
そうだ、今度俺の寝殿まで召してやろう。俺の中に直接精を解き放ちたくはないか?」
それを聞いた召使いは、心臓が飛び出しそうなほど驚きました。
王様は、次に呼ばれる夜を待て、と言い残して、重臣と連れだって部屋を後にしました。
すっかり固まって動けなくなった召使いは、ただ呆然と王様の逞しい背中を眺めていることしかできませんでした。
彼は、王様の姿が見えなくなってからもずっと、この国で誰よりも淫靡な王様のことばかりを考えていました。
《おわり》
ドスケベ絵本シリーズ(?)。
《支援ありがとうございます!/Thank you for your support!》
※来月は十分な制作時間が取れないため、差分などがない簡素な作品になると思います。すみません。/I won't be able to have enough time next month, so I'll post a simpler work than usual. Sorry!
たまひろ
2022-01-02 13:07:08 +0000 UTCたまひろ
2021-12-23 23:08:21 +0000 UTCnana nono
2021-12-21 07:07:44 +0000 UTCたまひろ
2021-11-20 15:04:55 +0000 UTCたまひろ
2021-11-20 15:04:07 +0000 UTC布布
2021-11-20 13:51:16 +0000 UTC柊 桐古
2021-11-20 10:22:07 +0000 UTC