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真の格闘家 4


目を覚ましたデニスは逃げるようにソロンを後にした。

遠く離れた地に移り、何かにせき立てられるように再び修練を始める。


2年が経った頃、はるか遠くのソロンの噂話が彼の耳にも届いた。


最強の格闘家であるシアラが闘技場を買い取ったこと。

闘技場は大会期間以外も開放され、元々余っていた空間を活かすために様々な施設や新規事業が次々に加えられて今や大陸最高の商業施設でもあること。

年に一度の大陸最強を決める闘技大会以外のトーナメントが複数開催されるようになり、参加者に女性が大勢増えていること。


デニスは憎悪を込めて空を切り裂いた。

振り抜く拳に宿る力は以前より更に勢いを増し、彼の実力が飛躍的に上がっていることを示していた。


彼は復讐を誓っていた。

必ずリベンジを果たし、再び最強の座をものにするためだ。


デニスは少ない荷物をまとめて旅支度を整えると、日の上らないうちにその地を発った。




ソロンの闘技場に到着し、受付に向かった彼を待っていたのは予想外の一言だった。


「デニス様ですね。闘技場経営者であるシアラ様から丁重にご対応するよう申しつかっております」

「…なんだと?」


名乗っていないにも関わらず受付の女性はこちらを認識している。4年前の闘技場覇者である彼を知っていることはあり得る話ではあった。


しかしまるでデニスが来ることがわかっていたかのような対応に彼は虚を突かれた。


俺を待っていたと言うのか?


「日没を待ってからまたいらしてください。それまではこちらの宿をお使いください。ソロンでも有数の高級宿ですので、心ゆくまでお寛ぎいただけると思います」




日が落ちた頃、デニスは闘技場内の階段を登り始めた。


ソロンにあんな高い宿ができていたとは。

最も良い客室に通されたデニスは、自分を担当した接客係の女性からこの2年間のシアラの話を聞かされた。


闘技場優勝から程なくしてシアラは優勝賞金で闘技場を文字通り彼女のものにした。

『格闘技を開かれたものにしたい』というシアラの願いから大会や入門者用の鍛錬場も多く増やされ、女性闘士もかなり増えた。

経営者としても優秀だった彼女の手により闘技場運営は様変わりし、以前にも増して人の出入りが多くなったと言う。


デニスは廊下を進み続け、大きな扉の前に辿り着いた。


取っ手に手をかけた瞬間、


「どうぞ」


中から声が聞こえた。

忘れもしないその声を聞いてデニスは思わず扉を開け放って踏み込んだ。




ゆったりした衣服。

落ち着いた眼差しと佇まい。

穏やかな笑顔。


「お会いしたかったです、デニス様」

「シアラ……!!」


デニスは奥歯を噛み締めた。大勢の観客の前で自分をサンドバッグ扱いした挙句王座から蹴落とし、ソロンにいられなくした元凶が目の前にいる。


「お前と戦いにきた。俺と勝負しろ」

「お受け致します」

「……なんだと?」


言ったのはデニスとはいえ、予想外の返答に戸惑った。


「俺の挑戦を受けて、お前にメリットがあるのか?」

「デニス様は私にとって特別な方ですから。お受けするのは当然です」

「なら、今この場でも構わないな?」

「勿論です」


そう言ってシアラは服に手をかけ、『するっ』と脱ぎ捨てた。




途端にデニスは股間が熱く疼き出すのを感じた。


引き締まった腕や薄く腹筋の浮いた胴は彼女が格闘家であることを証明していたが、豊かすぎる胸周りや腰回りが布切れ同然の衣服に隠される様はもはや猥褻と言って良く、敗北と共に与えられた快楽の記憶を呼び覚ます。


デニスは記憶を断ち切り、敵を見据えた。


「吠え面かくなよ。俺はあの時よりはるかに強くなった」

「そのようですね」

「以前のようにはいかない。覚悟しろ」

「はい。いつでも結構ですよ」


シアラは穏やかな表情を浮かべたままだ。


気に食わない。今度こそこの女に分からせてやる…!!


「いくぞ!!!」


デニスは霞むほどの速度で踏み込んだ。




夜。静まり返った闘技場の2階。

誰もいないはずの部屋から、誰かの叫び声が聞こえる。

同時に聞こえる肉を打つ鈍い音。その音は交互ではなく連続しており、それが戦いではなく一方的な制裁だと分かる。

近づくにつれ叫びーーーーいや悲鳴がはっきりと聞こえてきた。




ドゴッ!!パァンッッ!!!ズドォッ!!!ドズゥッッ!!!ゴギャッ!!!!!


「ひぐぁァァァアアアッッッッッ!!!!!!」


デニスの悲鳴が部屋に響き渡る。

彼は確かに強くなっていた。しかしデニスの成長をはるか上回るスピードでシアラは強くなっていたのだ。


「あらあら、もう限界かしら?笑」

「おぶォッ!!!」

「ひどい顔ですね。勝てると思っていたの?」

「がぁッッ!!うげェッッ!!?」


シアラの蹴りの嵐に意識を飛ばされかけ、壁に叩きつけられるデニス。


シアラはぼろくずのようになって足元に転がったデニスのそばにしゃがみ込んで語りかけた。


「私、あなたが会いにきてくれるってずっと信じて待ってたんです」


「でも一つ教えてください。2年前私と決勝で戦った後……どうしてまた、何も言わずに旅立ってしまったのですか?」

「……な…に……?」

「初めてお会いした時と一緒です。あの時も何も言わずにどこかへ旅立たれて……。私、とても悲しかったです。だから決勝ではあなたに辛く当たってしまいました」

「……!…………そう、……だったのか?」

「答えてください、デニス様」


そう言って今にも泣きそうな顔でデニスの顔を覗き込むシアラ。先ほどまでとは打って変わって彼女は脆く見えた。


デニスはシアラの表情に深い悲しみを見た。同時に自分の勝手な都合で彼女を遠く突き放してしまったことを後悔した。


息も絶え絶えにだが、デニスは少しでも彼女に真摯であろうと、本当のことを語って聞かせることにした。


「4年前…俺は君の修行を最後まで続けなかった。理由は、君の成長があまりにも早かったからだ」

「デニス様……」

「正直に言う。君に追い抜かされ、勝てなくなることを心底恐れたんだ」

「……」

「だから修行をつけることをやめて、逃げたんだ。君が傷つくとは知らず…すまなかった」


「決勝の後いなくなったのは……すまない、言えないんだ」

「………」

「だが、これだけは信じてほしい。俺は決して君を傷つけるつもりは……」


不意にシアラが顔を近づけてきた。


「シアラ…?どうしーーーー」




パンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!!


「フンッフンッフンッフンッ!!!」

「んおおおッッ!!?♡♡♡」



馬乗りになったシアラの豊満な尻が何度もデニスの腰に叩きつけられる。


女に敗北した。その事実で無様にも固くいきり立ったそれは彼女の腰遣いに何度も嬲り上げられ、今にも白旗を上げそうに情けなく濡れ震えるのだった。


「おぅっ…♡シアラっ!!♡やめっ…!!♡♡」

「あなたはっ…本当にっ…弱い人ですねっ……!!!」

「腰緩めてっ……ほぉッッ!!?♡♡♡」

「ご自身を守るためだけに…私にあんな思いをさせるなんてッ……今日という今日は許しませんよ!!」


ぐりんっぐりんっぐりんっ!!!


「くぉおおおおッッ!!!?♡♡♡」

「おまけに『言えない』ですって!?まだ『男のプライド』にこだわってるようですねっ!!おおかた予想はつきますっ。女に負けて面目丸潰れになって街の女に嘲笑されるのが怖かったんでしょっ!?」

「そんなっ…!!♡違っ…!!!♡♡」

「このっ…意気地なしっ!!そんなの負けたら当然ですっ!!仮にも王者だったのなら再起をかけて踏ん張って見せなさい!!」


怒りのボルテージが上がってきたことに呼応するようにシアラの腰遣いが加速していく。

パンパンパンパンパンパンパンッッ!!!


「ん"ぉ"おォ"ッッ!!♡♡♡それっ……ヤバいッ!!!♡♡♡」

「二度と勝手にどこかに行かないように躾けておく必要がありますねっ!!あなたの情けない根性を叩き直してあげますっ!!」

「もっ…もうイッ…イクッ!!!♡イクから止めてぇええ!!!♡♡♡」

「だからっ…!!!勝手に行くなって言ってるでしょ!!?何処にも行くなッッ!!!!」

「ほぉおおおおおッッッ!!!!♡♡♡♡」


ドビュルッッ!!!どぷっ…どぷっ…。


「イクなって言いましたよね!?この期に及んでまたいなくなるつもりですか!?最低!!!」

「違ッ…シアッ……!?♡♡」


身を起こしたシアラの股間から勢いよく引き抜かれ、責め苦に音を上げてだらしなく白濁を垂れ流し続けるそれに、再びシアラが覆い被さった。


「こっ…こんな…ッ!!!♡」


死んだカエルのようにひっくり返された状態で上からシアラにのしかかられる。

ろくに体を動かせない上、まるで男女が逆転したかのような屈辱的な姿勢。


シアラは躊躇うことなく腰を振り下ろした。


ずぷんっ!!


「くほぉおお………!!!♡♡♡」

「舐めてるの?アヘってんじゃないわよ!」


再び搾精が始まった。鍛え上げた下半身から繰り出される本気の種搾りピストンにデニスはたちまち追い込まれた。


「あッ!!♡ あッ!!♡ あぁんッ!!?♡♡」

「絶対許さない…!!脳みそに快楽刻みつけて私以外じゃイケないようにしてやる!!」

「ひぃッ!♡んひィッ!!♡♡」

「女にヒイヒイ言わされて情けないわね!!ドサクサに紛れて私の髪の匂い嗅いでるのも分かってるのよ!?変態っ!!」


シアラの髪から漂う嗅いだこともないような香しい香水の香りと彼女由来の甘い香り、そして強烈に匂い立つ捕食者としての雌臭が混ざっている。

デニスは荒い呼吸をするたび至近距離でそれを吸い込む羽目になり、脳の内側から彼女の香りに侵されーーーいや、犯されていった。


そしてまた限界が訪れようとしていた。


「駄目ッ…♡♡またッ…♡♡んおぉッッ!!♡♡♡」

「散々好き勝手しておいてまた自分一人気持ち良くなるつもり?」

「違ッ…!!♡そんなつもりじゃッ…♡♡」

「ていうかあなたほんと惨めよね?格闘技だけに打ち込んできた癖に女に負けるなんて。才能無いんじゃない?」

「んおぉ……!!♡♡お、お前ッ…!!!」

「基礎しか教えてない女に2年で追い越されて。観客の前でボッコボコにされて。トドメに金玉蹴られて絶頂」

「や、やめろッ…ああぁんッッ!!!♡♡♡」

「その気でやれば潰すこともできたのよ?でも可哀想だからイカせるだけで勘弁してあげたわ。気持ちよかったでしょ?みんなの前で金的敗北できて。ん?」

「おっ、おっ、おぉぉぉぉんッ!!!♡♡♡♡」


シアラの腰が浮き、デニスの竿の先端だけを包み込む位置で止まる。デニスが怪訝に思う間も無く、再び腰が動き出す。


クチュクチュクチュクチュクチュクチュッッ!!!


「おぐぅぅぅッッ!!?♡♡♡」


腰を小刻みに動かし、器用に先端だけをねぶり始めた。はたからは辛い体勢に見えたが、シアラの屈強な下半身は疲れなど知らないかのように力強く上下し、その素早く小刻みな動きには一切の容赦が無い。

身動きの取れないデニスは耐え難い快楽に身を捩ったが、顔を無理矢理押さえ付けられて力無く鳴くばかりだった。力づくで蹂躙される感覚で、デニスはさらに勃起してしまうのだった。


「やめぇぇッッ!!?♡♡これ無理ッ♡無理ィィいいッ!!♡♡♡」

「あなたひょっとして格闘家じゃなくてただの被虐趣味の変態なんじゃない?こんなことされてるのにどんどんおっきくなるじゃない」

「あぎィッッ!!♡♡ひィッッ!!♡♡♡」

「悪いけどあなたが音を上げるまで続けるわよ?私は疲れないから」


シアラの言う通り腰遣いはますます速度を上げ、捻りまで加わってきている。デニスは透明な液体を止めどなく垂れ流しながら嬲り上げられて悲鳴を上げるだけだった。


出したいのに、出せない。


彼はふと、これが敗者の末路なのだと気づいた。




彼は負けた事が無かった。

どんな強敵でも必ず倒し、その度に成長して更なる強敵も打ち倒す。


闘技場で出会った強敵にすら彼は打ち勝った。王者の称号を得た彼は、自分こそが格闘王であるという事実とそこからくる確固たる自信を得た。彼は最強の男だった。




男は格闘家だった。

女は宿屋の主人だった。


男は格闘技に10年以上向き合っていた。

女は格闘技を全く知らなかった。


同じ条件で闘えば必ず男が勝つ。

同じ条件で闘えば女は勝てない。


男は女に負けない。

女なんかに負けるはずない。


こんなデカい胸揺らしながら鋭い突きが打てるようになるはずはない。

こんなデカ尻とムチムチした脚で俺より強い蹴りを放つ事など出来ない。


こんなエロい体してるだけの雌になんか絶対に負けるはずない。

もし負けたらーーーー




部屋に響く、肉が肉を打つ激しい音。

女が男に跨り、力づくで押さえつけながら一方的に腰を振り立てている。


栓が壊れたかのように白濁の混じった透明な液体を漏らし続けるそれを力強く咥え込み、抜けるかと思うほど高く腰を上げては手加減なく再び腰を叩きつける。


声にならない悲鳴を上げながら芋虫のように足掻くしかない雄を、雌は力づくで押さえつけながら容赦無く追い込んでいく。




「あ"ッ……♡♡♡ぉん"ッ……♡♡♡」


痙攣しながら白目を剥くデニスの上でなおも腰を振りながら、彼女は囁いた。


「聞こえてるわね、デニス」


デニスはびくん、びくんと震えるだけで、反応は返ってこない。


「約束して」




「私と一緒にいて」


「し…………ぁ………ら………」







「ゎ………かっ………た……」




シアラはデニスを抱きしめるように身を沈めた。息も絶え絶えのデニスの鼻腔に彼女の髪先が触れる。

優しい香りがした。




ズパンッ!!!!




「ぉ……ッほぉおおおおおおッッ!!!!?♡♡♡♡」


「フンッ!!フンッ!!フンッ!!」

「イッ…イグッ……イグゥウウウウッッ!!!♡♡♡♡」

「ホラッ!ホラッ!!イケぇッ!!」

「おんッ!!♡ おんッ!!♡ お"ォッッ!!♡♡♡」

「くたばれっ!!このマゾっ!!」

「オ"ッ!!!♡♡♡おぉオオオ"ッッ!!!♡♡♡」




「逝けッ!!オラッッ!!!!」




ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!!!!!!


「んほォおおおおオ"オ"オ"ッッッッッッ!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡」


ドビュルゥウウウウッッ!!!!


びゅくっ…びゅくっ…




ぴくんっ……





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