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千反田えるの男湯チャレンジ ~男性洗体編~

"千反田えるの男湯チャレンジ"の続編です。 https://www.pixiv.net/novel/19041256 ※諸事情によりこのシリーズはこちらで展開いたします。 【あらすじ】  これまで、2度の健康優良児検査を修了した千反田えるさん。1度目は校長先生を始めとした多くの大人たちの前で裸体を晒し、さらには多岐に渡る恥ずかしい検査に身を捧げました。彼女の痴態は数値として、写真・動画として、さらには校長先生の記憶と手に残った感触として残り、今後の教育の糧になるのでしょう。  2度目は親友の伊原摩耶花さんとともに、神山市の公民館にて共同検査の体をとったレズ検査に送られます。何も知らない美少女2人は、高校生になりたての瑞々しい体を半強制的に差し出し、普段は隠れている穴の奥の奥までレンズの向こうにある不揮発性メモリに記録しました。さらに検査は、親友同士での慰み合いに発展し、彼女たちは昂り合う各々の肉体と嬌声までもカメラに届けました。それが、校長先生を始めとしたむくつけき大人たちへ中継されている事も知らずに。  そして、もうあのような思いはしなくて済むと安堵し、よっやく普通の高校生活に戻れると思っていた矢先、校長室に呼び出された千反田さんが聞いた信じがたい言葉、『健康優良児体験』。  曰く、神山市の山の深奥にある貸し切りの"男湯"にて、大人の男たちと交友を深め、思春期の女子では通常経験できない『体験』をもとに心身を成長させ、さらに今後の教育のために感想を提出するというもの。  現代日本では到底考えられない荒唐無稽な話ですが、親友の代替をちらつかされた千反田さんは断ることもできず、ついに3度目となる羞恥体験に身を捧げることとなったのです。  おずおずと入場した千反田さんはまず、開始早々にバスタオルを没収され全身をくまなくチェックされました。断ることはできません。これも健康優良児体験の"指示"の1つなのですから。  その後いったん入浴し、男性たちとの交流を深めた千反田さんは、最初の試練となる"男性への洗体奉仕"へと向かいます。表向きの目的は、"成人男性の肉体に直接触れ、机上の教育では得られない知識を体得するとともに、相手の希望に沿うように奉仕することで慈愛の精神を育む"というものですが、その真意や如何に。 (本編は千反田さんの独白という視点で書かれています。) 以下 本編 *  寒さが底をつく奥飛騨の晩秋。木々は葉を落とし、森の生き物達は冬眠の蓄えに勤しむ中に、その温泉はこんこんと出湯を湧き出し続けていました。ホームページも開設していない奥飛騨の秘湯は、その立地も相まって地元の人間にすらほとんど認知されていません。  当然、世間知らずな私はこの温泉の名前すら聞き及んだことはなかったのですが、しかして今、私はぬるくも体の芯へ流れ込む湯の中へ身を窶しています。大勢の男性、正しく言えば壮年のおじさま方と共に。  自宅のある陣出からバスを乗り継ぐこと3時間。どうして私がここへ来て男湯の大浴場に浸かっているのかと言えば、それは神山高校の校長先生の計らいによるものに他なりません。   『健康優良児体験』 ・この体験は、全国から無作為に選抜した女子高生を対象とする。 ・この体験は、思春期の女子にあえて大人の男性の肉体に触れさせ、精神的成長と保健的知識の育成を目指す。同時に、異性の肉体に触れる様子を観察することで、当代の女子高生の性知識・認識・反応のサンプル採取も目的とする。 ・生徒は指示に背くことは許されず、また指示に対して素直な反応、返答を返さなければならない。 ・この体験におけるレポートは政府主導のもと管理され、今後の学校教育の材料となる。  いただいた要綱にはそのようなことが書かれていましたが、とどのつまり、私は実に3度目となる羞恥行事の生贄となったのです。脱衣所で深呼吸をした私は意を決して衣服を脱ぎ、バスタオル1枚を纏って浴場に向かいましたが、当然ながら湯船に入る際はそれさえも没収されました。あの時、私の顔は熟れた柿もかくやと言うまで染まっていたでしょう。  加えて、湯船に入る前に皆さんは私を直立させたまま、身体の品評を始めたのです。あぁ…思い出しだけでまた赤面してしまいます。私の貧相な体を見るくらいであれば、ジャガイモでも見ていた方が面白みがあるでしょうに。  そうしてようやく入湯を許された私を迎えてくれたのは、前述した柔らかなぬるま湯でした。  驚きです。『身も心も解れる』というのはこういう事なのでしょうか。今の今まで羞恥心で強張っていた私の心が、どういう訳か瞬く間にリラックスして行くのです。まるでそれは、凍り付いたものがじんわりと解凍されていくようで、さやかに見えなくても確実に起きている現象なのです。この湯に内包された成分が一体何なのか、私とても気になりました。  ですが同時に、今思えばそれはとても危険な事だったのですが、この湯のリラックス成分は私の中にあった殿方への警戒心も諸共に解していたのです。それに気付かぬまま、私の『健康優良児体験』は進展していきました。  * 「さて、体が温まったところで洗ってもらおうかな、えるちゃんに」 「えっ…わ、私が洗うんですか?」 「もちろんだよ。それも今回の体験の一環だからね。だいぶ肌がふやけただろうから、しっかり垢を洗ってね。」  そう言うと、私の隣に座っていた男性は1枚の短冊を見せてくれました。 「“多種の方法で男性の体を洗い、異性の体と幸福感を知る”とは……。それに多種の方法というと」 「はっはっは。まだえるちゃんじゃあこの体験の目的はわからないか。おいで。おじさん達が教えてあげるから」 「体を洗う方法は実は沢山あるんだよ。いっぱい知っていた方がえるちゃんのためにもなるからね。」 「えっ…あっ……た、タオル」 「どうせすぐ取ることになるんだから」  状況を飲み込めていない私を他所に、おじさま達は私の両手を取って洗い場まで引っ張ります。いけません。これでは湯船からお尻が丸見えです。ほら、振り返れば皆さんニヤニヤして見ておられるではありませんか。濁り湯のおかげで薄れていた羞恥心が、出ることによって再燃するのは当然の道理です。  おじさま達は洗い場の椅子に座られたのに、何故か私は1人の後ろに腰を下ろすよう命じられました。寒さか羞恥心かわからぬまま、私は両手で自分の体を抱いていました。 「じゃあまずはおじさんの背中を洗ってもらおうかな。あ、くれぐれもタオルとかスポンジは使わないで、えるちゃんの素手で洗うんだよ」 「そ、それでは体が……」  体が隠せなくなるのですが、間髪入れずに差し出されたボディソープに反射的に手を出してしまいます。座っているので下半身はまだしも、上半身は隠せなくなりました。 「おじさんの背中は広いから、両手で広げるように満遍なく洗ってね」 「は、はい」  手のひらが真っ白になる程伸ばした洗剤を、私は目の前の大きな背中に広げました。まずは肩甲骨を中心に円を描くように伸ばし、時折洗剤を足しながらそれらを周囲へ伸ばしていく。教えられた通りに実践します。 「そうそう。上手だねぇ。小さい時を思い出すんじゃないかな?」 「そうですね。思えば昔は、こうしてよく父の背中を洗ったものでした」  もちろんその時はタオルを用いて洗っていたのですが、わざに注釈するまでもないと判断して会話を続けます。それに、素手で直に触れることで自分の体には無い質感を感じることができました。ごつごつとした無骨さ。脂肪の内にある諸所の筋肉。 (きっと折木さんもこんな………っ!)  いけません。どうしてこんな時に折木さんを連想したのでしょう。なんと言いますか、無性に恥ずかしくなりました。 「うぅむ…やはりえるちゃんはいい体をしてるねぇ。腰が細いのにおっぱいはしっかり大きいよ」 「やっ……み、見ないでください」 「こらこら。手を止めちゃダメだよ」 「で、ですが」  横のおじさまにしげしげと見られると言うのは落ち着きません。が、片手を遊ばせることも許されず、悶々としたまま洗体は進行します。 「ありがとうえるちゃん。おかげでとても気持ちよく背中を綺麗にできたよ。今度は隣のおじさんを洗ってもらえるかな?」 「はい、わかりました。…ですが」  体を横に動かした私は逡巡します。 「あぁごめんよ。僕はもう背中を洗っちゃったから、前の方をお願いできるかな?」 「なるほどです。では…そうさせていただきますね」  前…と言うことはこの方と向き合わないといけないのですね。それはとても恥ずかしいのですが、体験の一環であれば仕方ありません。私は桶を持ち移動しようと腰を上げました。 「あっと、体はそのままでいいよ。おじさんと向き合うのはえるちゃんとしても恥ずかしいだろう。」 「は、はい。私としては願ってもないですが、どうやって洗えば……」 「もちろん、背中から手を伸ばして洗うんだよ。もちろん素手でね。」 「えっ!」  朗らかに笑う殿方に私は虚をつかれました。そして整理します。  殿方は恰幅よく、先の方にも増して肉付きも良さそうでした。であれば当然、胸やお腹周りのボリュームも相応でしょうから、私の短い腕では簡単に届きません。しからば 「おじさんのお腹は大きいから、えるちゃんもしっかり体を密着させなきゃだね」 「はい。では、失礼します」  私の上半身全てを、この方の背中に押し当ててでも洗わなければならないでしょう。ふぅ、と浅く息をのんだ私は、抱きつくように腕を回しました。おじさまが妙な声を上げます。 「すみません。冷たかったですか?」 「いやいや。それも確かにあるんだが、どちらかと言えばこれは感動から漏れた声だよ。えるちゃんのおっぱいが背中に当たっているからね。いやはや流石は高校1年生。ハリがあるのに柔らかくて気持ちいいねぇ。」  こんな芋臭い体には米粒ほどの価値も無いと思うのですが、それでも嬉しさとも恥ずかしさとも言い難い感情を得ました。ほんのりと赤らんだ上半身を押し付けて、私は男性の胸を洗います。再び両手にボディソープを伸ばすと、手首までも交えて奉仕に勤しみました。  上下に左右に。腕に連動して上半身全体で、おじさまの体を白く塗るイメージを。 「んふぅ。えるちゃんのお手々が乳首に擦れて気持ちいいよ。吐息が荒くなっているところを見るに、えるちゃんも同じなんじゃないかな?」 「えっ? あっ、いや…そんなことは決して」  不意を突かれた私は言い淀んでしまいましたが、それは図星をつかれた事も起因しています。えぇ、恥ずかしながら……おじさまの背中で擦れた私のソレは、確かに固くなっていたのです。どうにか悟られまいと、上体を離したのですが、いじらしくも胸の先端だけが残り続けるのです。 「えるちゃん。そのまま今度は、円を描くように洗ってくれるかな?そうそう、体全体でね。」 「え、えぇと…こうですね。……ん…んん………」  胸の先端に新しい刺激が訪れました。まるで、大きな掌に捏ねくり回らせるように力強く、それでいて滑りよく乳房ごと揉みほぐされる乳頭。いけません。刺激のせいか、いつの間にか私は太ももを締めてもじもじしていました。まるで欲求不満のようです。はしたないです。 「そのまま、手を下に降ろしてみようか」 「し、下に…ですか」  この状態からさらに下腹部へ向かうということは。  無言と躊躇に揺蕩う私を察したおじさまは、私の手首をそっと握ります。そして、震える私の両手はゆっくりと下へ。心なしか、手のひらに感じる体温が熱くなってきたように思います。 「怖いかな?もう少し下だよ」 「はい」  指の間におじさまの恥毛を感じます。細いですが長く、まるで意志を持っているかのように纏わりついてきました。役割は同じなのに、私の股に生えている"それ"とは随分と質が違うようです。そう考えている間にも手はどんどん下部へ。さらに量を増して放射される熱はおじさまのものでしょうか。それとも私から出たものでしょうか。 「はい。到着したね。肩の力を抜いて、ゆっくりでいいから、まずは握ってごらん。」 「これが…」  おじさまの背中に隠れて見えませんでしたが、両手に伝わる感触から察するに、これは間違いなくこの方の男根でしょう。 「太いです」  溜息のように漏れ出た感想に、おじさまは満足そうに鼻を鳴らしました。お、お世辞なわけないじゃないですか。……そんなはしたない行動をするように見えますか?  勿論、誰と比べたわけではありませんが、両手に感じたおじさまの男根は逞しかったです。例えるなら、そうですね。胡瓜や人参というよりも薩摩芋でしょうか。ごつごつしていて、ところどころから毛の感触がして。えぇ、それはそれは逞し……あっ…申し訳ありません。つい淫乱めいたことを口にしてしまいました。 「えるちゃん。それがなんだか言えるかな?」  問いは湯船から参りました。見れば、頭に手拭いを乗せた男性が朗らかにこちらを見ておられます。どう返すか私が逡巡していると、助け舟のように別の男性から言葉が送られます。 「箱入りのえるちゃんは知らないかな?それはねぇ、『おちんちん』とか『おちんぽ』、『ちんこ』っていうんだよ。いってごらん」  そんなことは当然知っています。ですが、だからといって軽々しく口に出せるはずがないじゃないですか。私だって年頃の女の子なのに、このような下品な呼称をおいそれと復唱するだなんて憚られます。しかし湯船の方々、いえ洗い場の方々の圧力までもが私に「言え」と命じております。 「ぉ………ぉちんちん。ぉちんぽ……ですか」  あぁ、とうとう言ってしまいました。  四方から掛けられる労いや賑やかしのお声に、羞恥心がいっそう煽られ、顔がやかんと同じくらいに蒸気しました。おじさま方は口々に「よく言えた」とか、「お姉さんになれたね」など、子供をあやすように私を囃しますが、どう反応すべきかもままならない私は、広い背中の向こうにあるおちんちんを握ったまま惑い、当該の男性に声をいただくまで固まっておりました。 「えるちゃん、止まってないで洗ってくれよ。ほら、おじさんのおちんちんが"硬い"うちにね」 「す、すみません。そうでしたね。」  言われるままに私は、この方のおちんちん洗いを再開します。曰く、おちんちんとは両手を滑らせるように上下させることでキレイになるのだそうですね。力加減も丁寧に教わります。強く握り過ぎず、しかして緩ませず。確実に私の手が握っていることを悟らせつつ、しなやかに動かすまでには時間がかかりましたが、おじさまは懇切丁寧にお付き合いいただけました。曰く、この動作を『扱く』と言うのだそうですよ。私のしごきに満足頂いているのか、下から見上げる表情は恍惚とし、口からは時折熱い息が漏れていました。どのような形であれ、他人に喜んでいただけるというのは嬉しいものですね。  ゆっくり上下に、手首を固めずしならせるイメージで泡を広げます。 「そろそろ早く動かしてみようか。それに先端を左手でなでなでしたりとか、そうそう上手だねぇ」  左の掌をのせて撫でまわしますと、手の中になんだかぬるぬるしたものが広がりました。ボディソープではありません。おじさま曰く、これは『がまん汁』というもので、殿方が満足している時に分泌される分泌液の一種なのだそうです。こういった生理反応は男女ともにあるのですね。何はともあれ喜んでもらえてよかったです。 「ふう……えるちゃん、おじさんそろそろ限界かもしれないよ。えるちゃんの手コキが上手だから…うっ」 「え?そ、それはどういう……きゃっ」  突然でした。おじさまのおちんちんは瞬間的に胴囲を大きくなさり、かと思えば雄々しく脈打ちながら粘液を放出したのです。えぇ、紛れもない、射精でした。 「こ…これは……」 「よかったね、えるちゃん。それは君のテクニックが素晴らしい証拠だよ。初めての手コキでイかせるなんて"そっち"の才能があるんじゃないかな?はっはっは」  困惑する私と対照的に、周りからは喝采が届きました。  私の左手はおじさまの精液が広がり、右手が握ったおちんちんは幾分元気を無くしているようです。これは、これはつまり喜んでいただけたということで良いのでしょうか?結局私はこの方への奉仕を完遂したということで良いのでしょうか? 「はぁ……はぁ……。えるちゃんありがとう。私の方はもういいから、次の方に移ってあげなさい」 「は、はい。ありがとうございました」  内心の疑問を解消してくれたのは、他でもなく目の前の殿方でした。いまいちどのように挨拶すべきかわからなかった私は、一礼とお礼の言葉を残し立ち上がります。そして継ぐ殿方に促されるままに、手を取られて私は横の男性のもとに移動します。  *  そして今、私は回想の中で確信しました。  短い距離の移動でしたので判断は難しいですが、このとき私は"何も特別な所作なく"座を移動していました。胸も陰部も隠さずです。今ならわかります。これはつまり、私の乙女たる心が湯気に霞み、淑女の清廉さや羞恥心が薄れ始めていたことの証左だったのですね。  続く男性は胸部や両腕の洗体を所望されました。相手が体の向きを変えましたので、私が洗い場の狭いスペースに入り込む必要はありません。男性が湯船に向き直り、私がその視界を塞ぐような位置関係と言えば伝わりますでしょうか。 「両手を使ってしっかり洗ってな。うん。少し辛い体勢かもしれんが、俺はこのアングルで頑張るえるちゃんを見たいからよ」  男性のおっしゃる通りこの体勢は辛かったですよ。ずっと中腰でしたので、膝も背中も怠くなりました。合間で休むことは許していただけましたが、膝をついた洗体は頑なに断られました。足を滑らせないように注意しながら、私は両手に広げたボディソープを大胸筋に塗り広げます。  ちなみに、辛さは体勢によるものだけではありません。いえむしろ、これら肉体的な苦痛は栓無きものと言えたでしょう。教育的体験でこのような思いを抱くのは我儘と言われるかもしれませんが、私がより重く感じた苦痛は精神的なもの。大事な場所を一切隠すことができないもどかしさでした。 「あ……あの。あまりじろじろとみられますと、その……」 「んん?他に目を向けるところもないんだからしょうが無いじゃねえか。ぷるんぷるん揺れるおっぱいがたまんねぇ」  先刻口にしたことと矛盾するかもしれませんが、ゼロ距離で肉体を凝視されるというものは良い気持ちがしません。ましてやこんな、両手を開け広げた状況。言い方が悪いかもしれませんが、男性の、その……下卑た目線が私のカラダを射抜くようです。顔も首も胸も腰も秘所も。見える筈のないお尻までも舐るように男性は目線を這わせました。 「ふりふり動くお尻が可愛いねぇ」  もちろん視線は湯船からも届きます。慣れそうで慣れない殿方たちの視線に、私はもじもじと太ももを擦り合わせました。 「おっしゃ。じゃあ次は腕を洗ってもらおうか。タワシ洗いでな」 「へっ?た、タワシで洗うんですか?」  突き出された男性の右腕。  突拍子のない要望に私は静止いたします。『タワシ洗い』。タワシとはやはり、お掃除のときに使う亀の子束子の事でしょうか。あれほど硬い繊維で体を洗えば、肌が血だらけになりそうなものですが、なるほどこれも男湯の文化なのですね。たしかに、逞しい男性の肌に染み込まれた汚れを落とすために清掃用具を使うのは合理的と言えます。  そうと決まれば急がねばなりません。確か脱衣所と浴場の間に、掃除用具が入っていそうなロッカーがありました。これ以上この男性を待たせる失礼に焦った私は立ち上がり、タオルで体を隠すことも忘れたまま脱衣所へ体を向けました。 「ちょっと待ちな。一応言っておくが、タワシ洗いは本当にタワシで洗うことじゃないからな」 「へっ?そうなのですか?」  しかし、そんな私の腕は即座に掴まれ、おまけに見抜かれていた企ても否定されした。いえ、これではまるで私が良からぬことを企んでいたみたいです。誤解も甚だしいです。 「待ってください。タワシ洗いとは、文字通り亀の子束子であなたの体を洗うことでは無いのですか?」 「当たり前だろ。何が楽しくて女子高生にそんなことを頼むんだ。早くお前のタワシで洗ってくれよ」 「では……では……」  私は自分が大きな勘違いをしていることに気が付き、一糸纏わぬ姿であることも忘れて狼狽していました。今思い出せば恥の上塗りです。みっともない勘違いをした上に、全裸で立ち竦んでいたのですから。 「えるちゃん。その人の言うように、タワシ洗いってのはキミのカラダを使って洗うことなんだよ。よく考えてごらん。おじさんの腕を洗うのにぴったりなタワシを、えるちゃんは持っているだろう。」  助け舟を頂いたのは、先程おちんちんを洗わせてくださった殿方でした。座ったまま半身をこちらへ向けてくれた殿方は、私にこの局面を打破するヒントを下さります。 「わ、私の体に…ですか?えぇっと」  私は立ったまま考えます。あまり時間はありません。  殿方の言から考察するに、ここで言う"タワシ"とは何らかの道具ではなく、人体に標準で備わっているものなのでしょう。自分の体にある、それに準じた機関。きっと、スポンジのように泡立てる能力を持ち、かつヘチマのように垢をすることも出来るのでしょう。 「この体にあるタワシとは……つまり……」 「そう。えるちゃんなら、もう気付いてるんじゃないかな?視線を下ろしてごらん。」  殿方による誘導。いえ、半ば催眠のような言葉に、私の目線は自然と動いて行きます。にこやかに微笑む殿方。言われるままに顔を向けた先にあるのは、自分の乳房でした。もちろん、それが答えではないことを知っている私の目は、双房を越えてつま先へ焦点を合わせます。 「ふふふ。それでは下過ぎるよね。もう少しだけ視線を上げて、そう。そこにあるのは、何かな?」 「い、陰毛。そして、性器です」 「その通り。それが、これから君が使うタワシだよ」  * 「性器を使って洗わないといけないのですか?」 「もちろんさ。そうじゃないと、タワシ洗いの意味がないだろう」 「ですが……性器を使用するのは流石に」  答えにたどり着いたものの、心の中は暗澹としています。当然です。例え教育的体験であるとはいえ、秘所を差し出すような真似を女子高生ができるわけ無いじゃありませんか。  どうすべきか迷いながら、私は無意識に内ももを擦り合わせていました。きっと皆さんの注目が集まっているであろう部位を隠したかったのですね。そんな折、それを見抜いた皆さんは一様に笑みを浮かべ、私を追い込んだのです。 「ねぇ、えるちゃん。さっきから性器性器って言ってるけど、ソコにはもっと良い呼び方があるんだよ。知ってるよね?」 「えっ、こ……ここの呼称ですか」 「隠しても無駄だよ。僕らはキミん所の校長先生から聞いているからね。ちゃんと教え込まれた筈だ。キミのかわいい割れ目ちゃんの"正しい"呼び方をね」 「え………えぇ……」  知っています。確かに私は、女性の恥部を表す言葉を知っていましたし、先の健康優良児検査でそれを口に出しました。ですが、その単語の持つ形容し難い淫靡さのためか、私はこの言葉たちを軽薄に口に出す事へ大きな躊躇いを持ったのです。不思議ですよね。どうということはない数文字の日本語の筈なのに、音にしただけでお腹の底が熱くなる錯覚を覚えるなんて。 「これも勉強だよ。言ってごらん。キミの股にある割れ目とおけけは、なんと呼べば良いんだい?」 「………」  そうは思えど、私に当てられているのは逃げようのない圧力です。それは側にいた殿方はもちろん、浴場全体から向けられているようでした。まるで、それを言わなければ永遠にこの状態を強いられそうな圧。だからこそ、この口が圧力に負け、またも意に沿わない言葉を押し出したことも仕方の無い事なのです。 「ぉ………おまんこ。そして、マン毛……です。」  漏れ出たのは、私自身ですらかろうじて聞こえる声量で絞り出した淫語でした。なのに口に出した途端、浴場から溢れるほどの喝采が響きます。まるで娘か孫が発表会を終えたときのように、口々に賛辞を捲し立て、よくできたと私を褒め称えるのです。あぁ、その中心にいる私は、いったいどれ程顔を赤らめていたのでしょう。 「よく言えたね、えるちゃん」 「そっちの呼び方のほうが可愛らしくてウケも良いだろう。これからは気を付けるんだよ」  性器の呼称に愛嬌など感じる方がいるのでしょうか。そのような不遜な輩など、できるなら金輪際関わりたくないものですね。 「やっと余興が済んだようだな。なら、さっさと洗ってくれや」  そうでした。そもに私は、こちらの男性の腕を洗って差し上げる為にタワシ洗いの意味を考えていたのですね。肝心のタワシが何であるかを知ったからにはもう、やるしかないのです。  男性に言われるままに、まずはボディソープを恥毛で泡立てました。もちろん、このような生えかけの毛で満足な泡は出来ないのですが、男性は許容されたようです。  さらに、滑りを良くするために泡立てたボディソープを股全体に広げます。そうですね。お手洗いの時に拭き取るように、秘所からお尻の割れ目に至るまでまんべんなく手を差し込みました。見守る周囲の視線は大変ぎらついており、みっともなさも相まって苦々しい思いを抱きましたが押し殺します。 「準備ができたようだな。」 「はい。失礼いたします」  下腹部を白くドレスアップする私を見つつ機を見計らっていた男性が、再び右手を差し出されましたので、指南に従いこれに跨りました。 「あ…」 「どうした?」 「いえ、なんでもありません。少しだけ驚いただけです」  不思議な感覚でした。ただ腕の上に性器を、お…おまんこを乗せただけですのに、形容しがたい感覚がお腹の中から立ち込めてくるのです。見方を変えれば、数枚の布の有無は別として、自転車のサドルに跨ることと大差はありませんのに、自身が裸であることと、お相手が男性であるという状況が精神に化学反応をもたらすのです。 「止まってても綺麗にならねえぞ。前後に動くんだよ」 「は、はい。そうですよねすみません」  これ以上お相手に失礼を重ねるわけにもいきません。私はおまんこに纏わせた泡を塗り広げるように、腰を前後に動かし始めました。 「いいぞ。伸びかけのマン毛がイイ感じにタワシの役割を果たしているな。自分のペースで良いからいろいろ動いてみな」  男性は強面な外見と、それに見合う口調をお持ちでしたが、うぶな私を気遣う寛容さも持ち合わせておられる方のようでした。私は先刻まで抱いていた緊張をいくぶん解き、しかして敬意を失わないことに注意を払いながらお言葉に甘えます。腰を前から後ろに。前から後ろに。 「そうだ。意識して腰だけを動かせば、余計な力も入らず快感も感じやすい」  ご指南の通り、体全体で行っていた前後運動を止め、腰以外を制止させたままの前後運動にチャレンジします。なるほど。慣れるまでは難しかったですが、コツを掴めばこれは良いものですね。私の毛が、おまんこの割れ目が太い腕をスムーズに滑ります。 「おかげさまで上手にできるようななりました。んっ……少しくすぐったいような、むず痒いようなヘンな感覚がしますが。そちらはいかがですか?」 「悪くねえな。お前の表情も腰つきもエロくて見応えもある。次はもう少しだけ腰を起こしてみろ。クリトリスをこっちに見せつけるようなイメージだ」  それはおまんこを突き出すようで恥ずかしかったですが、勇気を出して実践してみます。するとどうでしょう。下半身から来る刺激が、先程までの割れ目中心のものから、膣やお尻の穴主体のそれへと変貌したのです。さらに男性の腕を捻ったり、自分の腰を左右に振ってみたり、腕を股に強く押し付けて見たり。私の手管一つで、私へ返ってくる感覚が全く別種のものに変化しました。何と言う千変万化。何と言う奥深さ。 「えるちゃんエロすぎるよ。とても気持ちよさそうだ。」  つられて振り向くと、声は湯船からやって来たことに気が付きました。というより、私はここでようやく、浴場が静寂に包まれていたことを知ります。周りを見渡せば、皆様一様に目をお皿のように丸くして私を見守っていたのです。雰囲気の変容を腰を振りながら考えておりましたが、その答えは目の前から与えられました。 「全員お前に見惚れているんだよ。お前のエロすぎる腰使いにな」 「なんと……んんっ」  私としたことが恥ずかしい限りです。が、それでもこの腰を止めることはできませんでした。もはや意思ではなく本能に近いかたちで前後運動は続いています。 「よし。折角なら壺洗いもしてみるか」 「つ、壺洗い?それも私の体の何処かを使用する洗い方ですか?……あんっ」 「察しが良いな。そのまま腰を後ろにスライドしてみれば分かるからやってみろ。ゆっくりとだ。」  激しい運動のせいで鼓動が早い私は、肩で息をしながらも指示に従いました。不安はもちろんありましたが、それよりも好奇心が勝ってしまったのです。おずおずと自分の腰を後ろへ、男性の腕を前へ。 「腰を後ろへ…もっとですか?いったい何が…………え?……あっ!!」  瞬間、あまりの驚きに跳ね上がった私の肩が押さえつけられます。男性の左手でした。 「わかったか?ここがお前の持っている”壺”だ」 「た、確かに形は近しいですが、向きがさかさまです。それでは何も溜めておくことが……んんっ! う…動かさないでください」  言っていることが滅茶苦茶ですね。無理もありません。私は動揺していたからです。  言われるがままに腰を後退させていた私が違和感に気付いたのは、間もなく男性の腕が私の股から完全に抜けです直前のことでした。ゆっくり、ゆっくりと。蝸牛のように男性の腕を下がっていた私の下半身、というよりお尻の穴に”何か”が触れました。さらに、私に驚きを咀嚼する間も与えずその”何か”はお尻の穴の前方にあるもう一つの穴、私のち……膣内に入り込んできたのです。 「す、すみません。流石にそこはちょっと……あんっ」  入り込んでいた異物が男性の指であることを察した私はいっそう恥ずかしくなり、どうにか状況の停止、もしくは解除を懇願いたしますがっ聞き入れてもらえません。 「何言ってやがる。コッチはヨダレ垂らして喜んでるじゃねえか。さかさまになっていてもしっかり溜め込んでいたようだな」 「あぁ……んっ! ……やっ」  くちゅ、くちゅくちゅ。下の方から聞こえてきた粘りのある水音が、まさか自分自身から発せられていたものだと気が付くまで、幾分の時間を要しました。以前として私の肩は押さえつけられたまま。自身の腰は静止しておれど、動きを止めない男性の指が私の心を掻き乱します。 「えるちゃん。言葉と裏腹に気持ちよさそうだよ?君の顔も君のおまんこも「やめないで~」って言ってるじゃん。それに、これはあくまで指示なんだから断っちゃダメだよね?」  そうでした。そもに私に拒否するという選択肢は存在していなかったのです。これはあくまで奉仕の一環であり、目の前の男性のための献身なのです。 「大変失礼いたしました。では、壺洗いを再開いたしますね……んんんぅ」 私は腰の動きを再開します。前後左右、さらには上下へ。できるだけ膣に力を込めてこの方の指を締め付けるように。爪の中の汚れまで搾り取れるように。少しがに股になっていることが恥ずかしく、また体力的にも辛かったのですが、全てはこの方の為なのです。私のおまんこが、せめてあなたのお役に立ちますように。


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