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えちえちサバイバルナイフ
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マダムヘルタとルアン・メェイ、二人の天才に取り合われて最終的に二股えっちしちゃう話 前編

「ちゅ、ちゅっ……ん、れろっ、ちゅぱっ」 「んふ♡ ちゅっ、ちゅうっ、ちゅ……♡」 ヘルタと、ルアン・メェイ。 二人の天才と過ごしたあの日から、少しの月日が流れた。 今の俺は、三つの立場に置かれている。 ひとつは、星穹列車の《開拓者》。 ふたつは、ルアン・メェイの《助手》。 そして最後は──あのヘルタの、《恋人》。 開拓の旅は小休止中だからいいものの、それ以外の立場に関しては……ほとんど休み無しだ。 二人の天才に暇ができるたび、俺はひたすらセックスや、イチャイチャに振り回されている。 そう、まさに──今のように。 「んむ……ぷ、ぁっ……! はぁ、はぁっ……。ヘルタ、ルアン・メェイ……そろそろ、列車に帰らせてくれないか? もう長いこと宇宙ステーションにいるし、たまには仲間に顔を出したいんだけど……」 「ふふ、私は構いませんよ。 ですが……その日のうちに帰ってきてくださいね。“実験”に支障が出てしまいますから……♡」 「帰りたい? ダメに決まってるでしょ? 私だって暇じゃないんだし、一秒でも長く一緒に居てもらわないと。 ……ほら、早く舌出して」 宇宙ステーション、その一角にある『天才』たち専用の実験室。 すっかりヤリ部屋と化したそこで、俺はほとんど軟禁され──毎日、精を搾り尽くされていた。 「……でも、確かに穹さんは長らく外に出ていませんね。 気分転換がてら、宇宙ステーションを一緒に歩くのはどうでしょう? ヘルタも、用事が溜まっていることでしょうし」 「用事なんて、ずうっとあるけど。 ま、いいよ。エッチばっかりじゃなくて、たまにはデートもしてあげないとね」 思わず、安堵の息が漏れる。 さあ──凱旋の時だ。 天才二人の搾精に耐え抜いた、男の中の男である俺の勇姿を……皆に見せてやらねば。 ◇ 「アスター所長、確認して欲しいところがあるのですが……」 「ん? いいよ、見せてみて」 はあ……ちょっと忙しくなってきちゃった。 でも、無理もないわね。だって今の宇宙ステーションには──天才が二人も滞在してるんだもの。 彼女たちが無茶な要求をするわけじゃないけど……ただ、ファンのスタッフがトラブルを起こしたり、各方面からの取材依頼をさばいたりとか。 そんな些事が積み重なって、気づけばバタバタしっぱなし…… 「……アスター、忙しそうだね。どうせ、ルアン・メェイの研究の後始末でもしてるんでしょ?」 「えっ、ミス・ヘルタ? それに、ミス・ルアン・メェイに……穹まで? そんな大所帯で一体どうしたの? もしかして、何かトラブル?」 二人の天才に挟まれながら登場した、星穹列車の開拓者。なんだか久々に会った気がする。 ずっと宇宙ステーションに滞在してたみたいだけど、一体何をしてたんだろう? 「いや、ただ挨拶に来ただけだよ。 こっちのお子ちゃまを実験に付き合わせてたんだけど、外の空気が吸いたいってうるさいから」 「ええ……そうなんです。 彼は大切な助手ですから、要望は最大限聞いてあげなければなりません。ヘルタの方は、不満だったようですが」 「はあ? 何その言い方。第一、あなたが──」 私と穹をそっちのけにして、揉め始める天才たち。 この二人は本当に、仲がいいのか悪いのか分からない。 「不満があったなら、出発する前に主張しておくべきでしたね。」 「不満? じゃあ言うけど、あなたたち距離が近すぎない? 出発してから、手を繋いだり、顔に触れたり……目障りなんだけど」 て……手を繋ぐ? 顔に触れる? いやいや、これで恋愛的なことを連想するのは凡人の発想よね。 ミス・ルアン・メェイのことだもの。きっと実験の一環に決まってる。 「いけませんか? 助手の体調を測るのは、当然のことですから。」 「だからって、あそこまでベタベタする必要ないよね? 公衆の面前で、ふしだらだと思わない?」 「お、落ち着いて、ミス・ヘルタ……」 どんどん距離が詰まっていって、このままだと間に挟まれた穹がペシャンコになっちゃいそう。 どうにか止めてあげないと…… 「それに──!」 ぐっ、とミス・ヘルタが腕を上げた瞬間。 その肘が、穹の脇腹に当たって── 「うわっ……!?」 体勢を崩す。だけど幸い、頭を打ったりはしなかった。 なにせ、天然のエアバッグに助けられちゃったから。 「むご……」 ミス・ルアン・メェイの胸に顔をうずめ、両手でそれを鷲掴みにする穹。 あらら……これは、やっちゃったね……。 「ごめん、ルアン・メェイ……」 まあ温厚な彼女のことだから、怒りはしないだろうな──なんて、思っていたら。 「ふふっ……構いませんよ。むしろ、あなたを守れて光栄です。 お怪我はありませんか?」 怒るとか、無関心とか、全然そんな反応じゃなかった。 穹の頭を優しく撫でて、笑顔を浮かべて……。 まるで、親子みたいな──いや、もはや恋人? なに、この距離感……? 「っ……! そういうのをやめてって言ってるの。分からない? 早く離れて」 ミス・ヘルタに引き剥がされて、元の立ち位置に戻る穹。 これは、もしや……穹を二人で取り合ってる、とか……? い、いやいや、まさかね。 確かに顔はかっこいいけど、この二人の好みに合うようなタイプかと言われるとね……。 「穹。もう行くよ。デートは終わり。さっさと着いてきて。 じゃ、バイバイ。アスター」 「ヘルタは忙しないですね。行きましょうか、穹さん。 それでは失礼します、アスターさん」 「ええ、また……」 三人が去っていくのを見送りながら、私は深くため息をついた。 ほんと、嵐みたいな二人ね。なんだかちょっと疲れちゃった…… ──ん? 今……デートって言ってなかった!? ◇ ツカ、ツカ、ツカ。 乾いた足音が、通路に響く。 三歩前を歩くのは、ヘルタ。後ろ姿だけでも、どこか不機嫌そうなのが分かる。 そして俺の隣にいるのは、ルアン・メェイ。 にこにこと微笑みながら、俺に胸を揉ませて、吐息を漏らしている。 「んっ、ふふ……♡ 勃起、していますね♡ ズボンの上からでも分かります……♡ はやく、あの部屋に戻らなければ、ですね……♡」 股間をまさぐられ、乱れたカップルのようにイチャイチャしていると──突然、ヘルタはその歩みを止め、振り返ってきた。 「……もう我慢の限界。ルアン・メェイは先に戻ってくれる? 私とこの子は、ちょっとそこに用があるから」 そう言って指さすのは、なんの変哲もないトイレ。 ……そこに用があるだなんて、一体どういうことだろうか。 「おや……仕方ありませんね。 でしたら、どうぞ。その代わり──分かっていますね?」 「はあ、分かってる。じゃ、行くよ。穹」 天才同士で勝手に話を片付けられ、凡人の俺は何も分からないままトイレへ引きずられていく。 しかも、女子用のトイレへ。 「ちょっ、どういうことだ……!?」 「うるさい。早く入るよ」 バタン、と扉が閉まる音。 そうして、俺とヘルタは狭い個室の中……二人きりになる。 元々一人で使うことを想定されたスペースだ。それなりに窮屈で、落ち着かない。 「それで、ヘルタ……一体何の用があってここに? 秘密の話でもあるのか?」 「はあ? あなたって……分かった、説明してあげる。 じゃあ確認からするけど、あなたは私の恋人。そうだよね?」 「あ、ああ……」 ぽかんとしながらそう答えれば、ヘルタはより不満を露わにする。 「じゃあ、分からない? 恋人でもないルアン・メェイと、私の目の前でイチャイチャするなんてありえないの。」 「でも、ずっと三人でエッチしてたけど……」 「だから……それも本当は嫌なの。 彼女の実験とやらが済んだら、すぐにでもあなたを連れ去るつもりだったけど……中々成功しないし。 あなたたち、相性悪いんじゃない?」 そんなヘルタの刺々しい口調と表情に──俺は、あるひとつの結論に達する。 「……ああ、なるほど! ヘルタ、嫉妬してるんだな?」 ヘルタの眉がピクリと動く。 一瞬の沈黙のあと、頬にじわりと朱が差した。 それが耳へ、首筋へと広がっていく。 眉は釣り上がり、唇は引き結ばれて震えていた。 やがて、呼吸を整えるように小さく息を吐き、視線を逸らす。 ため息まじりに、いつもの冷静さを取り戻した声で言った。 「はあ……うん、そう。やっと理解してくれた? じゃ、早く私だけのものになってくれる?」 その問いに、俺は答えあぐねていた。 ヘルタのことは、もちろん好きだ。でも俺には、ルアン・メェイの助手という肩書きもある。 その責務を放棄することは、できない。 「……なりたいところだけど、実験がな……」 「そう言うと思った。本当あなたって、律儀というか、バカ真面目というか……。 ま、いいよ。それなら──おしおき、しちゃうから」 ……『おしおき』? 俺が疑問を口に出す前に、ヘルタは指パッチンをする。 すると……股間に、違和感が。 「ふふっ……気になるなら見てみたら?」 大急ぎでズボンとパンツを脱ぎ捨て、一物の状態を確認する。 その根元には──いつの間にか、金属の輪のようなものが装着されていた。 「な、なんだこれっ……!」 「驚いた? これはね、あなた専用の“貞操帯”だよ。 痛みはないけど、接地面から内部に干渉して──まあ簡単に言うと、それがついてる間は絶対に射精ができないの。」 ……貞操帯? 絶対に、射精ができない? 頭の中が困惑でいっぱいだ。これがある限り、ルアン・メェイとの実験にも支障をきたしてしまうだろう。 俺はこれから、どうなってしまうんだ? 「一体、なんのために……?」 「だから言ったでしょ、おしおきって。私に不快な思いをさせた分、しっかり反省してもらわないとね」 言うが早いか、ヘルタは迷いもなく服に手をかけた。 上着が滑り落ち、床に柔らかい音を立てる。 残るは、脚にぴたりと張りつくタイツと下着だけ。 ──やっぱり、ヘルタの身体は、何度見ても息を呑むほど美しい。 余分な肉のない細身のライン。その中で、胸だけが緩やかに丸みを描いていて。 「じゃあ、まずは私の身体を触って。エッチばっかりで、こういう機会あんまり無かったし。」 「そ、それだけでいいのか……?」 「もちろんダメだよ。今回のおしおきは、あなたが私を好きなのを証明することだから。 まずは触れながら、その場所のどんなところが好きなのか──ちゃんと口にしてね。」 俺がヘルタを好きなのなんて、わざわざ言うまでもないのに……。 でも、これが“乙女心”ってやつなのかもしれない。 言われるまま、俺はそっとその肢体へ手を伸ばした。 「へえ……やっぱりあなたって、胸が好きなんだ。でも、いい加減触り飽きたんじゃない?」 「いや。形が美しいし、触り心地もいいし……何回揉んでも飽きないよ」 「ふうん……まあ悪くない。 まあそこは程々にして、他のところも触ったら?」 そう言われ、改めて目の前の身体をじっと見つめる。 どこもかしこも彫刻みたいに美しくて、目移りしてしまう。次はどこに触れるか……よし、決めた。 「おお……」 「へえ、頬っぺたなんだ? 特段面白いところでもないと思うけど……」 「意外ともちもちで、しっとりしてて気持ちいいな。 あと……やっぱりヘルタって美人だな。その得意げな表情も、大好きだ」 素直に褒めれば、ヘルタの顔がまた赤く染まった。 手のひら越しに伝わる熱が、じわじわと強くなって──頬が火照っているのが分かる。 「お子ちゃまのくせに……口だけは達者だね」 「ははっ、可愛いよ。ヘルタ」 「……うるさい。生意気」 優位から俺を試すように振舞っていたヘルタ。それが今では、照れに負け始めている。 口調が強くなり、視線すら逸らされてしまった。なんて可愛いんだろう。 「次はお腹、触るけど……いいか?」 「勝手にして。感想、忘れちゃダメだから」 そうして、今度は腰周りに手を添える。 美しくくびれたウエスト。それをがっしりと掴めば、そのまま腰を打ち付けた感覚を思い出し……反射的に硬くなってしまう。 「程よく細くて、綺麗だな。すごい掴みやすいんだよな、ヘルタの腰って……」 「っ…………」 どうやら、それはヘルタも同じなようで── 小さく身を捩りながら、熱っぽい吐息を漏らし始めていた。 「なあ、次は──」 そう発した瞬間、ズン、と一歩踏み出してくるヘルタ。 あと半歩も近づけば、屹立した一物が腹に触れるほど近い。 「ど……どうした?」 「少しだけ満足したから、ご褒美をあげる。まあ、今のあなたにとっては拷問かもしれないけど」 しゅるり、と股間に指が這う。 そして、俺のものを軽く掴むと── 「しこしこしてあげるね。けど、その代わり……私の好きなところを言い続けて。 私が満足したら、それ、外してあげるかもね。じゃ、頑張って〜」 いたずらっぽい笑みと共に、竿を上下し始めるヘルタの手。 しなやかな指先が這い回り、一物の硬度をみるみる高めていく。 「ぐ、ぅっ……」 「ふふっ、可愛い。ほら、ビクビク震えてないで、早く言わないと。 まさか、思いつかないなんてことないよね? ほら、ほら……」 痺れるような快楽が走り、脳を圧迫する。 縋るようにヘルタの肩を掴みながら、俺は必死に言葉を紡ぎ始める。 「やっぱり、顔が……本当に、美人だと思う……! 意外と幼げも、あるっていうか……! 瞳が綺麗で、吸い込まれそうで……本当にっ、可愛い……好きだっ……」 「それはさっき聞いたけど……悪くないね。はい、次」 手を窄めるようにして、カリ首と裏筋を執拗に責められる。 情けなく腰をガクガクと震わせながら、俺は次の言葉を探していく。 「あと、身体が……綺麗すぎてっ、興奮する……! 見るだけで勃起しちゃうし……こんな身体が、俺だけのものだって考えたら……本当、やばいっ……」 「当然だよね。 私の裸を見れるだけでも幸せ者なのに、毎日いつでも生中出しできるなんて。 私があなただったら、嬉しすぎて死んじゃうかも」 皮肉めいた口調とは裏腹に、その表情はわずかに緩んでいた。 さらに顔の距離が縮まり、その香りに鼻腔が満たされる。 「それで、次は? まだまだ足りないよ」 「ちょっ……待って、や、ばっ……気持ち、良すぎて……っ」 片手で睾丸と竿を。 もう片手で亀頭をイジめ抜かれ、立っていられないような快楽が全身を走り抜ける。 「ダーメ。ほら、頑張って。私の、どこが好きなの?」 「ぐぁ、ぁっ……!!」 気づけばヘルタの首に腕を回し、しがみつくような体勢になっていた。 彼女の熱を帯びた吐息が耳にかかり、背筋がゾクリと震える。 「い、一番は……性格が、好きだっ……! 我儘なのも可愛いし、お茶目、で……優しくて、っ……! 一緒にいて、楽しい……愛してるっ、ヘルタ……!」 「へえ……?♡ 結構いい線行ってるじゃん♡ ふふっ、もっと頑張って♡ ほらほら……♡」 ぬちゅ、くちゅと音を立てて這い回るヘルタの指先。 普通ならとっくに射精しているような刺激が、イく寸前のもどかしさが──延々と続く。 「匂いもっ、好き……あと、天才だし、強いし……出す時に脚、絡めてくれるのも好き、だ……キスとか、すごい積極的だしっ…… エッチの時は、ちょっと素直になるのも……可愛、すぎる……っ」 「ふーん……?♡」 ただ頭の中に浮かんだ好きなところを、放り投げるようにぶつけていく。 そのたびにヘルタは耳元で小さく笑ったり、わざとらしく息を弾ませたりして── まるで、俺の必死さを楽しんでいるみたいだった。 「もう、全部……ぜんぶっ、好きなんだ……愛してる、ヘルタっ……! 好き……好き、だからっ……イキたい……出させて、くれっ……」 「ふふっ、出したいんだ?♡ ……あぁ、可愛い。 じゃあ、最後に聞くけど──ルアン・メェイの助手、私のために辞めてくれる?」 竿を優しく撫で、射精欲を煽りながらそう囁いてくるヘルタ。 快楽にやられて馬鹿になった脳を動かし、俺は限界まで考える。 ──素直に頷けば、この生き地獄から解放される。 でも……それは、ルアン・メェイを裏切ることになってしまう。 俺は優柔不断なんじゃない。できる限り、多くの人間のためになる選択をしたいだけなんだ。 だから…… 「やっぱり……やっぱりっ、できない……! ごめんっ、ヘルタ……! もちろん、好きなのはヘルタだけど……ルアン・メェイの役にもっ、立ちたいんだ……!!」 トイレの外にも聞こえてしまいそうな声量で、そう叫んだ。 ヘルタは面食らったように目を見開くと、すぐにいつもの表情に戻り、俺をじっと見つめる。 ……ああ、嫌われたに違いない。こんなの、堂々と『浮気したいです』って言ったようなものじゃないか。 もう目を合わせることもできず、ただ俯いていると── 「へぇ……」 パチン。 そんな、指を鳴らす音が響く。 瞬間、股間のリングは……空気に溶けるように消えていった。 「なっ……いい、のか……?」 「いいよ。あなたのそういうところ、結構気に入ってるし。 助手であって恋人二号じゃないなら、許してあげる」 緊張の糸がぷつりと切れ、思わず息を吐く。 ……どうやら、修羅場は回避できたらしい。 「じゃ、ご褒美の時間。ほら……ここで、吐き出していいよ」 タイツを破り、自らの秘裂を割り開くヘルタ。 もう数え切れないほど交わった膣穴から、とろりと唾液が滴る。 ──思わず、喉が鳴る。 吸い寄せられるように近づき、腰をそっと掴み。 突き出されたそこへ、先端をあてがった……その瞬間。 天啓のように、ひとつの言葉が脳裏をよぎった。 「ヘルタ……俺、ヘルタから“好き”って聞いてない」 「……は、はあ?」 愉しそうに結合部を見つめていたヘルタだったが……俺の言葉に、ギョッとして見上げてくる。 「俺ばっかり言わされるのはおかしい。ヘルタも、俺に好きって言ってくれ」 「はあ……分かった。好きだよ、好き。ほら、これでいい?」 ぶっきらぼうにそう言い放ちながらも、ヘルタの視線は落ち着かない。 ちらちらと下を見ては、もどかしげに腰をわずかに揺らしている。 「ダメに決まってるだろ。ちゃんと心を込めて、俺に伝わるように言ってくれ。 そうしないと、挿れてやらないからな」 「……ギンギンに勃起しといて、よくそんなこと言えるね? ずっと焦らされてたんだし、そんな事より早く気持ちよくなっちゃえば?」 亀頭が陰唇を擦り、くちゅりと音が鳴る。 愛液を塗りつけるように繰り返し腰を揺らせば、ヘルタは小さく身体を震わせた。 「早く気持ちよくなりたいのは、ヘルタもだろ? こんなに愛液ダラダラ垂らして、太ももまで濡らして。 ほら、聞かせてくれ……ヘルタ」 歯を食いしばり、俺を睨みつけるヘルタ。 貞操帯の消えた今となっては、俺と彼女の立場は対等だ。この駆け引き、負ける訳にはいかない。 「……そもそも、今まで何回も言ってあげたでしょ? なのに、なんでわざわざ──んっ、あ……っ♡ ちょっと、何してっ……」 竿の部分を擦り付け、割れ目をぐにぐにと弄り回す。 そうやって焦らせば、ヘルタの秘裂からは面白いように蜜が溢れてくる。 「っ……生意、気っ……♡ お子ちゃまの……癖に……っ♡ はやくっ……挿れて、よ……!♡」 「じゃあ、早く言ってくれ。 それとも、ヘルタは俺のこと好きじゃないのか……?」 かすかに眉を下げて、彼女を見つめた。 視線が絡まり……しばしの沈黙。 「そんな……わけっ……」 眉を吊り上げたまま、ふいと顔を背ける。まるで、意地を張るように。 ……これ以上、言葉はいらない。 限界まで怒張したモノを押し付け、入り口をほぐし、彼女の熱を高め続ける。 くちゅ、くちゅっ……♡ にちゅっ、ぬちゅ……♡♡ 「んぁ……っ、あ……!♡ も、うっ……!♡」 ぎゅっと目を閉じ、歯を食いしばる。 震える拳が膝の上で固まり、腰がぶるりと震えて。 瞳を潤ませ、俺を睨みつけて── 葛藤ともどかしさ、そのすべてが全身に現れている。 そしてついに……観念したように、肩を落とした。 「……い、言う……から……もうやめて……っ♡」 ……来た。 心臓がどくりと鳴り、期待に息が詰まる。 「じゃあ」とだけ言って、身体を預け──返事を待った。 ヘルタは一度だけ大きく深呼吸をすると、俺の胸板に手をつき、熱のこもった眼差しを向けてくる。 「か……感謝してね。これは偉大な天才からの、特別な言葉なんだから…… 脳に刻み付けて、一生忘れないで。」 こくりと頷くと、ヘルタはそっと顔を耳元へ寄せてきた。 体温が伝わり、ふわりと髪の香りが広がる。 そして、唇をわずかに開き── 「……好き。好きだよ、穹。あなたが思ってる以上に、私はあなたが好き。 ずっと、ずっと……一緒に、居たい……」 高飛車で、素直じゃなくて、変わり者で、我儘で。 そんな彼女の、心からの本音。 「……可愛いな、ヘルタ。」 「はっ……はあ!? せっかく言ってあげたのに、感想がそれ? ……ふん、まあいいけど。」 愛しさのままに、優しく抱きしめる。 指先で輪郭をなぞるように撫でれば、彼女は小さく息を漏らし──呆れたように笑った。 そうして、触れ合ったままのモノに、改めて手を添えて…… 「挿れるよ、ヘルタ。」 「……うん。」 ぬちゅ、という音と共に。 じんわりと、温かさが纏わりついてくる。 もう何度も交わったはずなのに……初めての時のように、心臓が高鳴る。 「ヘル、タ……挿入ってる、よ……」 「ん、あ……♡ 分かって、るっ……言わないでっ……♡」 抱き合い、腰に手を回し……ゆっくりと、奥まで進んでいく。 焦らされ、蕩けきった膣内。俺のモノの形をすっかり覚えたそこを、亀頭で掻き分けていく。 「はーっ……♡ はーっ……♡」 耳元で、か細い吐息が震える。 縋るように首に腕を回され、ぴったりと肌が密着する。 どんどんと繋がりが深くなっていくにつれ、ヘルタの呼吸もどんどん荒くなり── 「んぁっ、ぁあ……っ♡♡」 こつん。 最奥の壁に、到達する感覚。 腰と腰が完璧にくっつき、子宮口と鈴口がみっちりとキスをした。


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