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女性が肥満化症になった話

ある時のことだった。 世界各地で肥満化症と呼ばれる病気が流行り始めた。 それは、その名の通り太りだしてしまう病気だ。 原因はわかっておらず、治療法も見つかっていないらしい。 そして、その患者は年々増え続けているというのだ。 ついに私も感染してしまった。 朝、会社に向かおうと電車に乗ったときだった。 近くにいた女性が突然太りだしたかと思うと、瞬く間に太ってしまった。 「きゃあああああ!?」 女性の悲鳴で乗客たちが騒ぎ出す。 女性は急に太ったせいで服が破れてしまい、 下着姿になってしまった。 体重は300kg を超えているだろう。 私は恐怖のあまり動けずにいた。 周りの人も助けようとしない。 女性は数分前までスリムな体をしていたのに、今はもう見る影もない。 ブクブクと脂肪を蓄えた体は、まるで風船のようだ。 以前の女性のウエストよりも太いであろう太もも、 パンパンになったお尻。 とても見ていられないほど醜い体型になってしまった女性を見て、 私はあることを思い出した。 以前テレビで見たことがある。 肥満化症を発症した直後の人の近くにいると、 自身も肥満化症になることがある、と。 つまり私も感染した可能性があることになる。 私は電車が駅に着いた瞬間すぐに降りて反対側の電車に乗った。 会社にメールして肥満化症に感染した可能性と今日は休むことを伝えた。 そして急いで家に帰り、肥満化症検査キットを取り出した。 唾液を検査キットの棒に数秒付けるだけで確認出来る。恐る恐る棒を口に含む。 数十秒後、結果が出た。 陽性だった。 どうやら本当に感染していたようだ。 私は絶望感に襲われた。 恐らくあの女性と同じぐらい太ってしまうだろう。 幸い発症まで1~2週間はある。 私は病院に連絡し、入院することにした。 発症すると感染させるリスクがあるため隔離させられることになった。 病院に着くとすぐに病室に案内された。 病室にはベッドではなく布団があった。 医師によると急激に太ってベッドを破壊してしまう患者がいるため布団があるとのことだ。 私は布団に横になった。 「どうなちゃうんだろう私…」 不安に押しつぶされそうになりながら眠りについた。 それからはスマホで肥満化症について調べながら過ごした。 一度感染すると200~500kgほど体重が増えてしまうという。 さらには食欲が大幅に増すらしく、 食事制限は難しいという。 ただ気力で食欲を押さえれば痩せることは不可能ではないとか。 一応メリットとして、 どんなに太っても肥満起因での病気になることはなく、 栄養バランスが崩れた食事をとり続けても病気になることはないという。 「大食い世界一でも目指そうかなぁ…なんてね」 私は冗談を言いながらも、痩せる方法はないかと必死に探していた。 数日後、医師から検査結果の報告があった。 「検査の結果ですが…発症まであと1週間ほどですね……」 「そうですか…」 予想はしていたが、いざ現実を突きつけられるとやはりショックだった。 「発症直前まで入院していただきますがよろしいですか?」 「はい、お願いします」 私は入院継続することになった。 そして数日後… 「正確な発症予想時刻がでました。12日の20時丁度です。」 「わかりました……」 ついに来てしまった。私の肥満化症発症の時が…… 私は覚悟を決めた。 それからというもの、毎日体重を測り続けていた。 発症前なので変化はないはずなのだが不安で測ってしまう。 そして12日になった。 「あと30分で発症します」 医師からそう告げられる。 私は服を脱ぎ全裸になる。 太ったら服など弾け飛んでしまうだろう。 「はぁ……怖いなぁ……」 不安で胸がいっぱいになる。 そしてついにその時が来た。 20時になった瞬間、体が熱くなった気がした。 「うっ!?」 体を見ると脂肪が増えて太っているのがわかる。 お腹が、足が、胸が、全身のあらゆる部位に過剰な脂肪が付き始める。 「うっ、うぅ……」 体中に脂肪が付く感覚は気持ち悪くて吐きそうになる。 そしてお尻や太ももにも脂肪が付き始めた。 胸も大きくなり始め、腕や足にも贅肉が増え続ける。 「はぁ……はぁ……ふぅー」 あまりの苦痛に意識が飛びかけるが何とか耐えた。 お尻が重くなり後ろに倒れそうになる。 私はお尻を手で触った。 ぶにゅっんと手が脂肪に沈む。 こんな高級クッションあったら買ってただろうなぁと思った。 「倒れて大丈夫です!」 「ありがとうございます…」 幸い医師達が後ろにクッションを用意してくれた。 私は後ろに倒れ込んだ。 全身の脂肪が大きく揺れる。 その間にも私は太り続けていく。 「はぁ……はぁ……」 私は呼吸するので精一杯だった。 そして1時間後、ようやく症状が落ち着いた。 私の体はとんでもないことになっていた。 お尻は巨大なソファとでも言うべきほどに膨らみ、 胸はある程度張りを保っているが、 片方だけで私の顔より大きい。 バランスボールとでも例えればいいだろうか。 お腹も大きく膨れ上がり、脂肪で段になっている。 腕や足にも贅肉が付き始めており、動かすのもやっとだ。 もう立ち上がることさえ出来なくなっていた。 「はぁ……はぁ……」 私は自分の変わり果てた姿を鏡で見た。 そこには太りきった女性がいた。 200kg以上増えたであろう巨体に巨大なお尻と胸を持つ女性だった。 近くにあった鏡で顔を見ると以前のまぁまぁ可愛らしいと思っていた 顔は見る影もなくなっており、 頬や顎にはたっぷりと贅肉が付き、首は脂肪で埋もれている。 「こんな姿……見られたくないなぁ……」 その後、医師達に手伝って貰い体重計に乗った。 体重は450kgと表示された。 「こんなに太るなんて……」 私はショックで言葉を失った。 しかし、肥満化症の患者として生きていくことになった以上 受け入れるしかないと思った。 数日後、私は肥満化症患者のリハビリ施設にいた。 そこでは様々な患者が運動や食事制限などを行い、 肥満化症を克服していた。 私も太った体を動かすことになったのだが…… 「はぁ……はぁ……」 体が重くて思うように動かない。 そんな私を見て医師たちは驚いていた。 「まさかここまで太るとは思いませんでした」 どうやら私の体は想像以上に太ってしまったらしい。 肥満化症患者の中で私は一番の体重だそうだ。 「ふぅ……ふぅ……」 私は必死に体を動かすが、全然ついていけない。 そんな私を見て医師たちは言う。 「このままでは日常生活に支障が出てしまいますね」 確かにそうだ。この体で日常生活を送れるはずがない。 でもどうすればいいのか分からなかった。 すると一人の女性が話しかけてきた。 20代前半くらいの女性だろうか。 私ほどではないが丸々と太っていて体重200kg以上はありそうだ。 「一緒に頑張りましょう!」 私は彼女に励まされ、一緒に頑張ることにした。 「ふぅ……はぁ……」 彼女のおかげで少しずつ体力が付いてきた気がする。 しかし、まだ日常生活に支障をきたすレベルだ。 彼女と一緒にランニングマシンの上をゆっくりと歩く。 ズシ…ズシ… 一般人の歩く速さよりもかなり遅いが、 それでも少しずつ前に進んでいる。 「はぁ……はぁ……」 私は汗だくになりながらも必死に体を動かす。 「頑張ってください!」 彼女の励ましもあり、少しずつではあるが日常生活が送れる程度の 筋肉が付いてきた気がする。 それからさらに数週間後、 私は肥満化症向けの住宅に引っ越した。 ドアや廊下が広く作られており、 普通の家より遥かに広い。 「ふぅ……疲れた……」 私は部屋に入るとすぐに布団に横になった。 家具はある程度準備されている。 「とりあえず今日は寝ようかな……」 私は眠りについた。 翌日、目を覚ました私は重い体を引きずるように 動かしながら部屋を出て洗面所で顔を洗う。 「はぁ…一人でやっていけるのかな……」 私は不安になりつつも朝食を準備するために台所に向かった。 冷蔵庫を開けると中には食材が大量に入っている。 肥満化症患者向けに支給されたものだ。 「これだけあれば十分かな……」 食パン2枚とヨーグルトと目玉焼き2個。 肥満化症発症前より少し多い程度の朝食だ。 「いただきます」 私はパンに目玉焼きをのせて口に運ぶ。 モグモグ……パクリ……パクッ! 数分であっさり食べ終えてしまった。 全然物足りない。 もっと食べたいけど我慢しよう…… 私は食器を片付けると、次は着替えを始める。 服を脱いで下着姿になるが、鏡を見ると病院にいたときよりも太った気がする。 「はぁ……」 私はため息をつくと服を着る作業に戻るのだった…… それからというもの、毎日同じような生活が続いた。 朝起きて朝食を食べ、 パソコンで仕事をしたり、運動したり。 昼食はカロリーを抑えたものを少量だけ食べる。 夕食も同じような感じだ。 そして寝る前にストレッチをして一日を終える。 そんな毎日が続いたが、 食事が物足りなくて仕方が無かった。「もっと食べたいなぁ……」 私は我慢していたが、ある日限界が来てしまった。 どうしても我慢できないのだ。 冷蔵庫には大量の食材がある。 でも一人で食べるのは寂しい。 そんな時にあるアイデアが浮かんできた。 「そうだ!あの人を呼ぼう!」 私はリハビリ施設で一緒になった女性を呼ぶことにした。 「もしもし?お久しぶりです!実は相談があって……」 私は彼女に事情を話した。 すると彼女は快く受け入れてくれた。 「わかりました!喜んで!」 こうして私は彼女と再会することになった。 数日後、彼女が家にやってきた。 「お邪魔しまーす!」 彼女は元気よく挨拶をすると部屋に入ってくる。 元気な声だが彼女も太っていて壁の手すりを掴みながらゆっくりとその巨体を動かしてくる。 「お久しぶりです!また会えて嬉しいです!」 彼女は笑顔で言う。私も嬉しかった。 それから私たちは一緒に食事を楽しむことになった。 彼女がデリバリーを頼んでくれる。 「何が食べたいですか?」 私は悩んだ末、ピザを注文することにした。 30分ほどして大量のピザが届いた。 50枚ほどあるだろうか。 「枚数は任せるって言ったけど…流石に多すぎない?」 一応今の私達なら余裕で完食できるだろうが 今以上に太ってしまうだろう 「大丈夫ですよ!余裕で食べきれますから!」 彼女は自信満々に言う。 「そういうことじゃないんだけど…まぁいいかぁ…」 私は不安になりながらもピザを1枚手に取り口に運ぶ。 モグモグ……パクリ……パクッ! 美味しい!!やっぱりピザは最高だ!! 1枚目を食べ終わると、2枚目に手を伸ばす。 3枚目を食べる頃にはもう手が止まらなかった。 まったくお腹いっぱいにならない。 結局、私達はピザを全部食べてしまった。 「ふぅ……結構食べたけど…」 「まだまだ食べられますね…」 私達は追加でさらにピザを注文した。 今度は200枚ほど届いた。 一応肥満化症感染者は食費が制限無く支給されるためお金には困らない。 「いただきまーす!」 私達はまたピザを食べ始める。 1枚目、2枚目……3枚目とどんどん胃の中にピザが入っていく。 お腹が膨れ上がっていく。でももっと食べたい。もっともっと…… 結局、私達はピザを200枚食べたところで限界が来た。 「はぁ……もう無理……」 「私もです……」 2人ともお腹がパンパンで動けなかった。 もう動けないくらい食べてしまったが、不思議と満腹感は無い。 まだ食べたいという欲求だけが頭を支配し続けているのだ。 そんな時、彼女は私に話しかけてきた。 「あのー……ちょっとお願いがあるんですけどいいですか?」 私は彼女に聞くことにした。 「なに?」 彼女は恥ずかしそうにしながら言う。 「その……もっと食べたいなって……」 私は彼女のお願いを聞いてあげることにした。 「わかった!じゃあ一緒に行こう!」 2人でピザ屋に向かうことになった。 そして大量のピザを注文する。 1枚、2枚……と食べていき、あっという間に食べきってしまう。 もうお腹がいっぱいだと思っていたのにまだまだ足りない。 結局、私達はピザを100枚ずつ完食した。 「…全然物足りない……」 私達はピザを完食してもまだ満足できなかった。 「もっと食べたいですよね?」 彼女は私に聞く。私は頷くしかなかった。 「じゃあ行きましょう!」と彼女が言うので、私たちはまたピザ屋に向かった。 そして大量のピザを注文する。 1枚、2枚……と食べていき、あっという間に食べきってしまう。 もうお腹がいっぱいだと思っていたのにまだまだ足りない。 結局、私達はピザを100枚ずつ完食した。 「……全然物足りない……」 2人ともお腹がパンパンで動けなかった。 もう動けないくらい食べきってしまったが、不思議と満腹感は無い。 まだ食べたいという欲求だけが頭を支配し続けているのだ。 そんな時、彼女は私に話しかけてきた。 「あのー……ちょっとお願いがあるんですけどいいですか?」と彼女が言うので私は聞くことにした。 「なに?」 彼女は恥ずかしそうにしながら言う。 「その……もっと食べたいなって……」と私は彼女のお願いを聞いてあげることにした。 「でもお金あるの?」 肥満化症感染者は食費が制限無く支給されるとはいえ、 支給には手続きが必要だ。 「大丈夫よ!無料で食べられるお店を知ってるの!」 私達は彼女に連れられてとあるレストランにやってきた。 彼女によるとここは肥満化症感染者向けに無料で食事が提供されるらしい。 「いらっしゃいませー」と店員が出迎えてくれる。 店内はとても綺麗で落ち着いた雰囲気だった。 席に着くと早速料理が運ばれてきた。 どれも美味しそうだ! 2人で食べるには少し量が多そうだが、気にせずにどんどん食べ進める。 そしてあっという間に完食してしまった。 もうお腹がいっぱいなのにまだ食べたいという欲求が消えてくれない。 結局、私達は無料で食べられるお店を全て回り、大量の料理を完食したのだった…… それからというもの、私達は毎日大量の料理を食べた。 そして桁違いの勢いで太っていった…… 数ヶ月後… 私達は肥満化症患者を受け入れる施設にいた。 ここにはもはや痩せる見込みのない患者たちが集められている。 山のように太った女性が大勢いた。 「ぶふぅ…もっとぉ……もっとぉ……」 「まだ足りないわぁ……もっともっと食べたいのぉ……」 私達は欲望のままに食べ続ける。 体重は1tを越え 、体は脂肪でパンパンになっていた。 もはや動くことも出来ないほどだ。 しかし、それでもまだ足りないのだ…… 「もっとぉ……もっともっとぉ……」 と私達は欲望のままに食べ続けるのだった……


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