宇宙船の乗客がハンバーガーの食べ過ぎで集団肥満化する話
Added 2023-11-25 08:30:00 +0000 UTC宇宙移民が進んだ時代。 惑星間旅行が広まり、宇宙旅客業は一大産業となった。 ある宇宙ステーション内にある宇宙旅行会社の宇宙食開発室。 ここでは宇宙船内で提供する新作料理を開発していた。 「おいしいぃ~」 「お客様に提供するのがもったいないぐらいだわ・・・」 主任の女性社員が呟く。 「でも、味見はしなきゃね・・・」 そう言って彼女は皿に盛りつけた料理を試食する。 「う~ん、最高!」 彼女はその美味しさに感動した。 この日開発されたのは、 ある惑星で採取された植物を使用したハンバーガーだった。 その惑星には200mの巨大な木が存在していて、 この木から取れる果実や葉を使った料理が開発されたのだ。 「さっそく社長に試食してもらって感想を聞きましょうか」 部下の社員が提案すると、 「ええ、そうしましょ」と主任は同意した。 そして、二人は社長に連絡し、試食会を行うことになった。 社長のいる会議室では二人の女性が待っていた。 「お待たせしました」と言って部屋に入ってきた女性社員。 社員はお盆を持ち、その上にはハンバーガーが載っていた。 「これがその新作ですか?」 社長の問いに対し、 「はい、そうなんです」と答える女性社員。 「それじゃあ、早速食べてみようかしら」 そう言うと社長はお盆を受け取り、テーブルの上に置いた。 そして一口食べる。 「これは・・・すごい!今まで食べたことがない味です!!」 社長はその味に驚いた。 「それはよかったです。自信作なんですよ」 社長はハンバーガーを食べ続ける。 「モグモグ・・・商品化決定よ!」 「あ、ありがとうございます!」 社員は嬉しかったのか笑顔になった。 社長はハンバーガーを完食した後、こう言った。 「もっとこのハンバーガーを持ってきてくれないかしら?」 「はい!わかりました!」 それから数日後、新商品は宇宙船内で提供されることになった。 ここは木星の軌道にある宇宙ステーション。 その中のあるカフェで一人の女性が食事をしている。 彼女の名前はリン。 友人との外宇宙旅行に出かけるためここで待ち合わせをしていた。 「お待たせー」 と言いながらやってきたのは友人のサリである。 「遅いわよ」 「ごめんごめん」 リンはコーヒーを飲み干し、席を立つ。 「早く行きましょ。出発の時間に間に合わないわよ」 「わかったわ」 2人はカフェを出て搭乗ゲートへ向かう。 そこで2人が乗る宇宙船に乗り込み、外宇宙へ旅立った。 「隣の部屋だね」 「うん。早速だけどお風呂行こうよ」 「そうだね」 そう言って2人は脱衣所へ行き服を脱ぎ、 浴場へ入って行った。 広い浴槽の中で2人は身体を洗う。 「今日もいい湯加減ね」 「ほんと気持ちいいよね〜」 そんな会話をしながら洗い終わると、 「それじゃあお先にどうぞ」と言ってリンはサリに譲る。 「ありがと」と言ってサリは浴槽に浸かった。 「ふぅ〜生き返る〜」 しばらく浸かっていると、サリが話しかけてくる。 「ねえ、リンって好きな人いるの?」 「いないよ」 リンは即答する。 「そうなんだ・・・じゃあさ、どんな人がタイプなの?」 「うーん・・・優しくて思いやりのある人かな」 リンは自分の理想の人を答える。 「なるほどねぇ・・・」 そんな会話を続けているうちに2人はお風呂を出た。 そして部屋に戻ってくるとサリはベッドに横になった。 リンは備え付けの机に座り本を読むことにした。 1時間ほどして 「そろそろ晩ご飯だね」とサリが話しかけてきた。 「そうね」と言って2人はレストランへ向かった。 「何にする?」 「お勧めは新商品のハンバーガーだよ」 「じゃあそれにしよっか」 リンはハンバーガーとドリンクを注文する。 程なくして料理が運ばれてきた。 「これ、すごくおいしい!」 サリは喜びながら食べる。 「ほんとね!おかわりしましょ」 「あたしも!」 宇宙船内の食事は全て無料 となっている。 なので2人は遠慮なく食べることができた。 1個,2個,3個・・・10個・・・ 結局20個ものハンバーガーを2人で食べてしまった。 お腹いっぱいになって部屋に戻ると、サリはベッドに倒れこみ眠ってしまった。 リンも少し眠くなってきた。 「私も寝るわね。おやすみ~」 そう言ってリンは自室に戻りベッドに横になった。 翌朝、窓から朝日が差し込む。 実際は朝日を再現したライトなのだが。 リンはベッドから起き上がる。「おはよう、サリ」 「おはよ~」 リンとサリは洗面台へ向かい顔を洗う。 2人の顔には笑顔が浮かんでいた。 それから2人は制服に着替え、部屋を出る。 廊下を進み、食堂へ入ると既に多くの人がいた。 「今日もハンバーガー食べない?」 サリが提案してきた。 「いいわねぇ」 リンも 同意し、再びハンバーガーを注文した。 昨日は2人で20個食べたので今日は50個注文した。 宇宙船に乗る前はさほど食事量が多く無かったのに、 今ではすっかり大食になっていた。 冷静に考えるとおかしいのだが二人は何故か考えられなかった。食事が来るまでの間は昨日読んだ小説の感想を話し合う。 しばらくしてロボットが運んできたハンバーガーは山のように積み重なっていた。 2人は一斉にかぶりつく。 むしゃむしゃ。むしゃむしゃ。 大量に注文したハンバーガーはあっという間に無くなった。 「美味しかったわね」「うん、最高!」 2人は笑顔で朝食を終えた。 リンがふと周囲を見ると 他の人も同じハンバーガーを大量に食べていた。 「人気メニューみたいね」 「ほんとだね!」 そう話し、二人は船内の施設を回る事にした。 2人は船内の公園にやってきた。 「緑がきれいねぇ・・・」 「ほんとだね!」 2人は芝生の上で寝転がる。「見て、小鳥が飛んでくるわ」 「可愛い!」 2人はそのまま眠りにつく。 少し時間がたち、サリが目覚める。 「ふあぁ~よく寝たわ」 と伸びをしながらリンの方を見る。 リンはまだ寝ていた。 サリはリンの頬を軽くつねってみる。 「う~ん・・・」 「そろそろお昼ご飯の時間だよ。起きて」 そう言ってサリはリンの体を揺らす。 「わかったわかった・・・」 眠そうにしながらもリンは起床する。 「せっかくだしここでお昼食べちゃおうか」 「そうね!」 リンとサリは公園に設置されている食品製造機に向かった。 食品製造機は現代の自動販売機のような大きさで、 物質を合成し、様々な食品を作り出すことが出来る。 食品製造機は各部屋にも有る。 レストランの料理も製造機で作られた物で、 どの製造機で食べても味は変らないが、 乗客は気分を変えるためにレストランや公園の製造機を利用している。 リンとサリは食品製造機に指示を出す。 「ハンバーガーを150個お願い!」 ウイーン 凄まじい量のハンバーガーが製造機から出てきた。 「ふふふ・・・おいしそう」 「そうね!」 二人は公園のベンチでハンバーガーを食べ始めた。 ぱくっ。むしゃむしゃ。 15分ほどで二人は食べ終わってしまった。 「美味しかったね」「うん。お腹いっぱい!」 二人のお腹は凄まじく膨れ上がっていた。 妊娠しているかと勘違いする程の膨らみ具合である。 臨月の妊婦と間違われるかもしれない。 しかし、彼女たちはそのことに疑問を抱かず、 船内を散策しに戻った。 一週間後・・・ 彼女たちの姿は大きく変っていた。 全身ブクブクに太っていた。 顔は丸くなり、二重顎になっていた。 そして胸は大きくなっていき、お尻も大きくなった。 お腹も妊婦のような大きさに膨らみ、手足には脂肪が付き始めた。 一週間前までの二人は細身でスタイルの良い女子たちだった。 そんな二人は今、ぶくぶくと太っていたのだ。 2人の身体は全身贅肉に覆われており歩くたびにその贅肉が揺れる程である。 体重は300kg以上はあるだろう。 また、足の付け根から尻にかけて脂肪がつき、下半身は四角く太くなっていた。 顔は二重顎で膨れ上がり、目が細くなり始めていた。 顔自体全体的に丸くなり始めていた。 そんな姿で彼女たちは船内にあるショッピングモールを歩いていた。 「あついわね~」 サリが呟くとリンも答える。 「ほんとほんと・・・それにしても最近船内に太った人増えたと思わない?」 「確かに多いわね・・・」 周りに目をやると、船内の肥満化が進んでいた。 かつてはスレンダーな体型の女性が多かったのだが、 今では肥満体型の女性が増えた。 痩せている女性でも体重150kg以上はありそうな程だ。私達以上に太り、自力で歩けなくなった女性が電動車椅子で移動しているのも時々見かける。 体重350kg以上はありそうで、 足だけで以前の私達よりも太く、大きい。まるで丸太のようだ。 お尻もどぷんと膨らみ、金持ちの家にありそうな大型のソファほどもある。 胸はまるでアドバルーンのようにパンパンに膨れ上がり、 呼吸のたびに揺れており、 その揺れは船全体を揺らしているのではないかと 思ってしまうほどだ。 電動車椅子が耐えきれなくなったのか、 時々押しつぶしてしまい動けなくなくなる光景も珍しくない。 そうなったときはアンドロイドの乗務員、 数十人がかりで部屋まで運んで貰っている。 「あんなことにはなりたくないよね」 とリンがサリに言う。 「そうねぇ」とサリも答えた。 一ヶ月後・・・ 「ぶふぅ・・・ぶふぅ・・・」 「ぶひぃ・・・ぶひぃ・・・」 2人の呼吸は荒く、汗もダラダラと流れている。 顔もさらに丸くなり、二重顎はさらに太さを増していた。 お腹は大きく膨らみ、足元にまで広がり、 垂れ下がっている胸を支えている。 そのお腹の上にはお腹が段になっており一段上の贅肉があるのが確認できた。 お尻も大きくなり続け、膝裏まで届きそうなくらいだ。 足には余った脂肪がつき始めており足首は完全に見えないほどになっている。 お腹やお尻からはみ出る肉のせいで、太ももが太くなりすぎて足同士がくっついたような状態だ。 二の腕も太くなり、腕を動かすと振袖のように脂肪が揺れ動く。 全身どこもかしこも太いのだが、特に胸とお尻が大きくなっているのがわかる。 横幅よりも前に突き出した形だ。 体重は600kgを越えてしまった。 もはや殆ど動けないので部屋にある食品製造機を使ってひたすらハンバーガーを食べている。 この生活にも慣れ、食べること以外何も考えられなくなっている。 しかし、苦しくは無くむしろ幸福感に包まれているような感覚である。 「ぶふぅ・・・おいしぃ・・・」 「ぶひぃ・・・もっとぉ・・・」 2ヶ月後・・・ 宇宙船は目的地の惑星に到着した。 宇宙港の建物と宇宙船を繋ぐ搭乗橋が接続された。 しかし、15分ほどしても誰も降りてこない。 係員の女性が不思議に思って宇宙船内に入る。 「・・・汗臭っ!?・・・どうなってるの・・・」 と係員の女性は驚きながら船内を歩き回る。 すると、通路に肌色の壁があった。 「・・・?」 壁ではなく、ぶくぶくに太りきった乗客だった。 「な、何よこれ・・・」 「ぶふぅ・・・もっとぉ・・・もっとぉ・・・」 「なんて太り方なの!?」と係員の女性は呟く。 すぐに医務室に連絡し、医療器具が備え付けられた搬送車を呼び、 乗客を収容した。 その後乗客たちは医療施設に運び込まれた。 そして太った原因は船内で提供されたハンバーガーにあることが判明した。 ハンバーガーに使用されている植物に高カロリーでかつ、依存性の高い成分が含まれていることがわかったのだ。 さらにどんなに太っても健康に影響しないことが判明した。 乗客の体重は軽い人でも1tは越えていた。 特に太ったリンとサリは20t以上になっていた。 太りすぎたせいで部屋に隙間無く詰まり、係員がドアを開けたときはお腹の脂肪がどぷんと飛び出してきた。 「ぶひぃ・・・ぶふぅ・・・」 「あふぅ・・・ぶふぅ・・・」 2人は食べ物が無くならず、部屋の中はハンバーガーやドリンクが山積みとなっている。 もう殆ど動かない肉体を必死に動かし、お腹の脂肪を揺らしながら大量の食品を消費していく。 他の太った乗客たちも部屋から出られないので同じ様な状態だった。 太りすぎた乗客たちは医療施設で生活することとなった。 状況の判明後、すぐさま宇宙旅行会社に警察の調査が入った。 しかし、社員全員、ハンバーガーの虜となり、乗客同様の肥満体と化していた。 ハンバーガーを開発した社員が他の社員に試食したところ、 好評で社内の食品製造機に登録されたため爆発的に広まったようだ。 社長はこのハンバーガーを食べた中で一番太り、 建物のような肥満体と化し、体重は200tを越えてしまった。 その肥満体には贅肉が大量についていて、 呼吸のたびに全身をふるわせていた。 「ぶひぃ・・・もっとぉ・・・」 社長はハンバーガーを常に要求し、食べ続けている。 乗客が肥満化し、社長の責任問題となったのだが このような状態ではどうしようもなかった。 ハンバーガーのデータが登録された食品製造機は封印されたが、 数年後、一部のデブ専の手により流出し、宇宙中に広まることになる。