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ゆかり 4話

 気の遠くなるような快楽という名の感覚。

もしかして最後の感覚というのは、絶対に越えてはならない線の先なのかもしれない。

だめ…これ以上は…。


駅名を告げるアナウンスが鳴る。

男たちは行為をやめる。


わたしは乱れた服を直し、真っ赤になった顔を隠すように電車を飛び出た。

彼の顔が頭に浮かぶ。わたしは、また彼を裏切ってしまった。


わたしは、許されることのない行為に身を汚してしまった。

(ゆかり 2話から)



それなのに、それなのにわたしは、

わたしの中にある何か人とは違った"性質"に、戸惑っていた…。




「ゆかり…ちゃん、大丈夫?」


ゆかり

「あ、うん。ごめんなさい。大丈夫」


「なんだか最近、元気ない気がして」


ゆかり

「そうかな…ちょっと、考え事が多いのかも」


「何か心配事でもあるの?」


ゆかり

「ううん…そう言うのじゃないの。ごめんね。心配させちゃって」


「……」


ゆかり

「?」


「ゆかりちゃん…もしかして…他に好きな人が出来た?」


ゆかり

「え?」


「…最近、僕といても楽しそうじゃないし…」


ゆかり

「……」


「やっぱ、そうだよね。僕なんかと一緒にいても楽しくないし、それに」


ゆかり

「そういうの…やめてほしいよ」


「…ごめん」


ゆかり

「わたしは…わたしはね…ええっと…」


「……」


ゆかり

「好きだよ」


「ゆかりちゃん」


ゆかり

「…ねぇ…」


「うん」


ゆかり

「こっちに来て…」


「ゆかりちゃん…」



夜の街並みの中、わたしは彼を引き寄せる。

誰が見ていたってかまわない…愛しい人の唇。

温かな吐息を感じる。


愛しい思いと、切なさが胸にこみあげる。




ゆかり

「んむ…ん…」


彼の胸に手を当てて、その鼓動を感じる。

心臓の音が太鼓のように、速さを増して、私の鼓動と共鳴する。


大好き...わたしは彼のことが大好き。


臆病な彼の手が、たどたどしくわたしの胸に辿り着く。

それなのに強く、壊れてしまうほど強く、わたしの胸を愛撫する。


ゆかり

「だめ…だめだ…よ」


いつも気弱な彼の初めて見る強引さにちょっぴりおどろいて、それ以上は拒否できなかった。


彼は、唇を合わせながら夢中になってわたしの胸を愛撫する。

彼の手の力が鼓動に合わせて強くなっていく。



ゆかり

「…いた…い」


その時、ハッとして彼は我に返り、わたしから離れた。


「ごめん」


ゆかり

「ううん…いいの」


「…もう10時だね。帰ろうか…」


ゆかり

「……」



わたしは、覚悟を決めていた。

わたしの中にある特異な性質を認めたくない。

彼と結ばれて、わたしはわたしの弱さにさよならをする。



ゆかり

「今日は、まだ帰りたくない…かな」


「え?」


ゆかり

「ねぇ…どっか連れて行って?」


「門限は…」


ゆかり

「いいの。今日は、親いないし」


「…わ、わかった!どっか行こう!」


ゆかり

「うん!」



わたしたちは、彼のおすすめでオールナイトシアターが上映されている新宿へ向かうことになった。

大丈夫、わたしには彼がいる。

ちがう、わたしには彼しかいないの。



最凶線、新宿行き上り列車ホーム。


わたしたちはその電車に乗った。




「ゆかりちゃん、どんな映画が好き?」


ゆかり

「んー、あんまり暴力的じゃないのかな」


「恋愛ものとかは?」


ゆかり

「好きだよー!『君に読む物語』とかすっごく泣いたよ」


「それ、僕も好きな映画だよ。原作の小説もすごく良いんだ」


ゆかり

「うんうん。あとね、恋愛ものじゃないけど、『マイ・フレンド・フォーエバー』とか」


「あー!ブルーレイ買っちゃった!何度見ても泣けるんだ」


ゆかり

「うん!男の子の友情っていいなって思う」


「うんうん。でも、女の子の友情もいいよ!『フライド・グリーン・トマト』なんかおすすめ!」


ゆかり

「知ってる!大好きな映画だよ!」


「ほんと?」


ゆかり

「ほんと!ひょっとして、わたしたちって気が合う?」


「そうだね!僕たち、お似合いかもね!」


ゆかり

「ねぇねぇ、付き合っちゃおっか?」


「え?なにそれ!」


ゆかり

「あはははは」



そんな無邪気な会話をしながら、わたしは不意に不安に襲われた。

もし、もし今この時、あの人たちの手が、あの人たちの囁きが、わたしの体に纏わりついてきたら…。


怖いの?

不安なの?



違う。この感覚。

わたしの性質は、そういう恐怖を感じさせるものではない。


その行為を期待している淫らなもう一人の私なんだ。



左の耳に不快な生暖かい風が当たる。

彼は夢中になって映画の話をしている。

左耳に当たる風が、やがて囁きとなってわたしに話しかける。




おっさん

『やぁ…ゆかりちゃん…待ってましたよ』


ゆかり

「!」


ベロォペロペロペロ


ゆかり

「っ……」


ヌルヌルした舌が、私の耳たぶを這うように舐める。

唾液が耳の中に流れ込む。


わたしはびっくりして大きく肩を動かす。



「どうしたの?ゆかりちゃん…?」


ゆかり

「ううん…大丈夫、心配しないで…」


「うん。あ、それでね、その時、アンディがビールを…」


おっさん

『…ゆかりちゃん…もしかして、お隣の彼は、恋人なのかな?』


ゆかり

「……」


おっさん

『おじさん、ショックだよ…いけない子だ。そんな大事なことを隠してたなんて…』


ゆかり

「……」


おっさん

『だってね…君はさ、そういうシチュエーションの方が、もっと快感を覚える子なんだからさ』


ゆかり

「!」


背後から伸びた男の手がわたしの胸を揉みしだく。




わたしは彼に気づかれないように平静を装う。

彼は流れる景色を見ながら夢中になって映画の話をしている。


「でね、アンディはコツコツ地道に脱獄の…」


彼に気づいてほしい。

助けてほしい。

わたしは、いま痴漢にあっているの!

そう!わたしは、愛する彼のすぐ隣で、汚らわしい男に胸を弄ばれているの!


声に出せばすぐに気づいてくれる!


でも、出せないの!


だって、


だってこの状況が…わたしにこの上ない快感を目覚めさせているから…。



おっさん

『いいよ…ゆかりちゃん。やっぱり君は特別えっちな女の子だね…』


ゆかり

「ふぅ…ふぅ…」


おっさん

『服の上からでも君の期待が最高潮に高鳴っているのがわかるよ』


男の手が、わたしのふたつの乳首を摘まみ上げる。




ゆかり

「あぅ…はぅ…」


その指は執拗にわたしの敏感な乳首を捏ね繰り回す。


ゆかり

「く…うく」


わたしの乳首が、服の上からでも大きくなっているのがわかる。

愛する彼の隣で、まだ彼に触れられてもいない場所を、わたしは知らない男に自由に弄ばれている。

乳首を転がしながら、男の舌がわたしの耳を嘗め回す。

男の吐息と、ヌメヌメとした唾液が耳に纏わりつく。




その感覚に閉じた唇から声が漏れる。

肩が小刻みに震える。


ゆかり

「う…うふ…ふぅん…」


「ん、ゆかりちゃん、もしかして体調悪い?」


その声に、男の手がすっと後ろに下がる。

彼は気づかない。


「顔が赤いよ…もしかして、風邪気味だったの?」


ゆかり

「ううん…違うの。ちょっと、酔ったのかも…」


「ゆかりちゃん、乗り物酔いする方なんだ?」


ゆかり

「う、うん…今日は特に」


「もしあれだったら、僕に寄りかかっていいからね…」


ゆかり

「ありがとう」


でも、わたしは、彼にではなく、背後にいる知らない男に、力なく背中を預けていた。

胸を触られただけなのに、腰に力が入らない。

心のずっと奥の方から大きく響き渡るわたしの声。


「もっと、もっとわたしを汚して…」と。


それに応えるように、両脇から男の手が忍び込んできた。





ゆかり

「あぅ…」


服の中で直にわたしの胸をまさぐるごつごつとした手。

まるでお餅を捏ねるように、わたしの胸が男の手によって変形する。


彼に触られた時に感じた愛に満ちた幸福感と、失いたくない切なさとは違う。

わたしが今感じているのは、堕ちてゆくことへの期待。

絶対的に思っていた貞操観念が、いとも簡単にみしらぬ人間に汚されることへの絶望感。

それが、わたしの中にある快感を目覚めさせる。


プシュー……


『池袋に到着です…特急列車通過待ちのため、少々停車いたします。次は新宿…』


「新宿まであとちょっとだね」


ゆかり

「…う、うん」


「体調、大丈夫?」


ゆかり

「うん、大丈夫。ちょっと凭れ掛かる場所があるといいけど」


「僕でもいいよ」


ゆかり

「はずかしいよ…」


「あはは…そうだね」


ゆかり

「景色も見たいし、ちょっと前に出るね」


これ以上、わたしは耐えられなかった。

このまま続けられると、わたしは取り返しのつかない状況になってしまう。


わたしは背後の男から逃れるために一歩前に出た。

しがみつくようにドアに凭れ掛かった。


ゆかり

「ふぅ…ふぅ…」


おっさん

『逃がしませんよ…』


ゆかり

「!」


わたしの制服が片側から目繰り上げられる。

露になった下着の胸が、電車のドアガラスに押し付けられる。

その状況に驚いていると、すかさず男の手がわたしの下半身に忍び込む。




ゆかり

「はぁ…ん」


執拗に胸を愛撫され、敏感になったわたしの体は、下半身への刺激に抗いきれず声となっていた。


ゆかり

「あは…」


いや…いやよ…彼に気づかれてしまう。


「んー…なかなかよさげな映画を上映してるところがないなぁ…」


ゆかり

「う、うん…いい、えい…が…やってる…ところがあると…あん…いい…ね」


彼はわたしを喜ばせるために、映画の上映スケジュールをチェックしている。

その横で、わたしは男の辱めを受けている。


必死に平静を装おうとするけど、言葉がおかしくなって。


「たまには邦画もいいかなぁ。古すぎてもアレだし…何かいいのあればなぁ」


ゆかり

「…うん」


「ゆかりちゃんは邦画は好き?」


男の手がいやらしく動くたびに、わたしの言葉は操られる。


ゆかり

「え、ええと…う、うふん…す、すき…すき…だよ…う…ん…」


「ふむ…ちょっと良いのあったかも」


ゆかり

「よ、よか…た…あは…ん」


意地悪な男の手、下着に染み出たわたしの愛液を指で絞り出す。


おっさん

『ゆかりちゃん、みんなにもサービスしてあげようか…』


男の声が囁く。


ゆかり

「!」


男の手がわたしの左のブラを強引に下す。




だめ!

恥ずかしい。

裸の胸が、ガラスに押し付けられる。


目の前のホームを何人かの人が通り過ぎる。

誰も気づいていない。

このまま通り過ぎて…。


え?


数人の男たちがニヤついた顔で私の前に歩いてくる。


何を話しているのか聞こえない。

電車に乗り込んでくるわけでもなく、ニヤけた顔でスマホを取り出し、

あられもないわたしの姿を撮影し始めた。




ゆかり

「くぅ…」


おっさん

『サービスサービス』



彼に見せたこともないわたしの裸の胸を、見知らぬ男たちにいま見られている。

こんな恥ずかしいこと、許せないことなのに。


それなのにわたしは、"撮影したわたしの胸を見ながら自慰行為をする男たち"の姿を想像して、

言葉に出来ない感覚に陥る。


みんながわたしを不思議と羨む。

彼でさえ、わたしを高根の花のように言う。

わたし自身も、そうありたいと努めてきた。


でも、でもね…今わかったの。

わたしの中にある本性は、とても単純だった。



わたしは汚されたいんだ。


わたしは犯されたいんだ。


わたしは性の奴隷だ…。




映画館


「ここだ。ええとね、今日は11時から「リリィシュシュのすべて」っていう映画がやってるんだけど、いいかな?」


ゆかり

「う、うん」


「やっぱ、帰ろっか?電車の中でも体調悪そうだったし…」


ゆかり

「ううん…違うの、そう言うのじゃないから…。

で、どんな映画なの?」


「青春ものみたいなやつかなぁ…実際は見たことないんだ」


ゆかり

「そうなんだ?」


「無理しなくていいからね」


ゆかり

「うん。ありがとう」



平日だったためか、夜の映画館はガラガラだった。

わたしたちは中央の一番いい席を選んだ。



「何か飲み物買ってくるけど、ゆかりちゃんは何がいい?」


ゆかり

「ありがとう。わたしね、アイスミルクティーがいいな」


「OK。何か食べ物は?」


ゆかり

「ううん。大丈夫。あ、ちょっと私もお手洗いに行ってくるね」


「わかった。じゃ、行ってくるね」


ゆかり

「うん」



トイレで手を洗いながら考える。


さっきの行為で、汚れた下着が気になった。

最後まで達しなかった複雑なモヤモヤもあった。


こんなエッチな気持ちのまま、わたし、平静でいられるのかな。


もう、彼が帰ってきてる。戻らなくちゃ。




「あ、ゆかりちゃん」


ゆかり

「もうすぐ始まるね」


「これ、サービスだって」


ゆかり

「え?」


「今日は飲み物サービスなんだって。ラッキーだね!」


ゆかり

「うん!」


気持ち切り替えなくちゃ。



映画が始まると、少しもしないで異変が起きた。


ゆかり

「もお…寝るの早いよ」


「え、ううん…いや…おかしいな。なんだろ」


ゆかり

「どうしたの?」


「うん…なんか…うん…」


その後、揺すっても声をかけても彼はいびきをかいて寝てしまった。



ゆかり

「っもう!」


人の気配を感じた。



おっさん

「ゆかりちゃーん…さっきはどーも」


ゆかり

「え」


893風

「へー、おっさん、あんた良い趣味してんねぇ。こりゃあ相当な上玉だよ」


おっさん

「見た目だけじゃないんです。この子の素質は相当なもんですよ」


893風

「へ~」


ゆかり

「あ、あの」


おっさん

「ま、立ち話は映画鑑賞してる人に迷惑だから、お隣座らせてもらいますよ」


ゆかり

「すいません…いったいどういう」


893風

「小声小声…」


おっさん

「これやっぱカレシさん?」


ゆかり

「そうです」


おっさん

「イケメン君だね…もうしちゃったんですか?」


ゆかり

「…した…って…」


おっさん

「あのオタク君にカレシがいたなんて言ったら発狂するだろうな」


ゆかり

「……」


893風

「ねぇねぇ。カレシ君、なんでデートなのに爆睡してるの?」


ゆかり

「わかりません」


893風

「へへへ。今日ね、俺の担当日なの。ここ。この映画館」


ゆかり

「え?」



893風

「それぞれ縄張りってあるじゃない。どんな世界も。このおっさんは電車ね。そんで俺がここ。

いろんなことが出来るように、いろんな手をまわしてるってわけ」


おっさん

「そう言うことです。もっと簡単に言うと、この強面のお兄さんが、彼の飲み物に一服盛ったんですよ」


ゆかり

「……!」


893風

「あ、毒とかじゃないから心配しないでね。気持ちよーく眠くなるだけの薬だからさ」


ゆかり

「ひどい…一体どいうつもりで…」


分かっている…どういうつもりなのか。

言葉に出すまでもなく。


おっさん

「ぶっちゃけますね、さっきの電車の続きしたいですよね?」


ゆかり

「……」


893風

「ノリ気じゃない感じ?なんか強引な方がよかったりする?」


おっさん

「あ、暴力的なのだめですからね。彼女にはずーと気持ちよくなってて貰いたいですから」


893風

「わかってるよ。お兄さんの舌使い最高よ」



ゆかり

「……」


おっさん

「なにも言わないってことは、すでに想像できちゃってるのかなぁ…。これから自分が乱れてしまう姿を」


抵抗しなくちゃいけない。

愛してもいない人間に自由に弄ばれるなんて嫌よ。


それなのに、


わたしは期待している。

この後、めちゃくちゃにされるわたしの姿を。

あの電車でされた快感の続きを。

想像している。

そして鼓動が高鳴る。



おっさん

「ゆかりちゃん、さあおいで」


ゆかり

「いや…」


893風

「へへへ…」


露にされるわたしの下着姿。

後ろから男の荒い鼻息。

せせら笑い。




恥ずかしい気持ちが、快楽への期待を増幅させる。



わたしたちのやり取りに気づいたのか、囁く声が聞こえる。


「おい…前の奴ら何やってんだ?」

「犯罪のにおい?」

「なんだ、何してんだよあれ」


声が増えるたびに、わたしの期待は大きくなってしまう。



893風

「でけーな…さすがJK。ハリのある乳だな」




ゆかり

「だめ…やめて」


893風

「ごめん、手が離れないんだわ。この乳、モチモチし過ぎてさ」


ゆかり

「はぁん…」


おっさん

「さっき湿っちゃった下着も乾いてますね。また濡らしてやらないと」



ブラが外され、わたしの胸が露わになる。




こんな状況に、彼は隣で熟睡している。

前の客席から声が聞こえる。


映画そっちのけで、何人かがわたしの方を見ている。

わたしの胸を見ている。



893風

「エロ乳だね。大きくてハリがあって、そんでもってピンク色。

いじめがいのある乳だぜ」


ゆかり

「あ!はぁん」


わたしの裸の胸をまさぐる男の手。

わたしの胸がいじめられている。




おっさん

「いい感じに濡れてきましたね。感度もすごく上がって。根っからの変態ですね」


ゆかり

「いやぁ…もうやめて…」


おっさん

「いつでも止めることはできますよ。本気で君が嫌がればね」


ゆかり

「あふぅん…ふぅん…」


そのやり取りは何人かの観客を呼び寄せた。


「あのぉ、なにやってんすか」


「うわ、おっぱいモロ出し」


おっさん

「ははは。通報なんかするより、君らも一緒にどうかな?」


「え、いいんすか?」


「ひょっとして、AVかなんかの撮影ですか?」


893風

「まぁ、そんな感じよ。正真正銘の素人JKだけどな」


おっさん

「ゆかりちゃん、どうします?」


ゆかり

「や、いやだ…だめ」


おっさん

「良いってさ。君ら参加しても」


「うほー!こんな美少女に触れちゃうんすかー!ラッキー」


「ありがとうございます!」


893風

「ほれほれ、第一に考えることは、彼女を気持ちよーくしてやることなんだから、そこんとこヨロシク」


「あーい」



二人がかりでわたしの胸が虐められる。





男たちの荒い息に囲まれて、わたしは愛する彼の隣で辱められている。


「乳首コリッコリ!引っ張っちゃっていいっすか?」


ゆかり

「あは…だ、だめぇ」


「良いってことっすかね?クリクリ~」


ゆかり

「あん…あは…あはん」




「さーせん、ボク、オマンコ舐めたいんですけど」


おっさん

「ゆかりちゃん、どうします?」


ゆかり

「だ、だめぇ!」



「あざーす」


強引に下着を脱がされる。

その下着を頭にかぶった男が、わたしの性器を嘗め回した。




ペチャペチャベロベロベロ


「ちょーエッチな臭い!エロエロレロレロレロ~」


ゆかり

「ひぅ!あん!あ、あ、あああ!」


893風

「声大きいよ」


おっさん

「みんな気づいちゃったかな?ま、今日はガラガラの貸し切りみたいなもんだし、良いんじゃないですか?」


893風

「まぁ、うん。いつもこんなんだし、良いけどな」


チュパレロレロレロレロ


男の舌が音を立ててわたしの性器を舐める。

敏感になった左右の乳首を弄ぶ。


快感がわたしの思考をすべて埋め尽くす。


隣にいる彼の存在、人に見られているという意識、そのすべてが、わたしの中にある快楽の性質に火をつける。






893風

「ところでさ、キミ、カレシとはどこまで行ってるの?」


おっさん

「それが、まだらしいんですよ」


893風

「え?こんな変態娘がまだなの?」


ゆかり

「そんな話したくないです」


おっさん

「分かってる分かってる。君のことは大抵理解しているつもりですよ」


ゆかり

「……」


おっさん

「好きだからこそ、越えられない一線ってのがね」


893風

「普通、逆じゃねーの?」


おっさん

「"普通"はね」


893風

「ちょっと彼氏が可哀そうに思えてきたよ」


おっさん

「確かに。どうだろう。カレにもサービスしてあげちゃ」


ゆかり

「え?」


おっさん

「どうせ寝てるんだし」


ゆかり

「だ、だめ。彼とは、それだけは」


893風

「OKってことかな?」


ゆかり

「だめ!だめー!」


わたしは強引に身を起こされ、胸の先端を寝ている彼の口元に押しつけられた。


ゆかり

「いやぁ!」


おっさん

「…あ、これは本気で嫌なんだな…」


893風

「まぁいいじゃねーの。ほれ、カレシも、寝ながらも唇動かしてチューチュー吸ってるし」


ゆかり

「……うぅ」


おっさん

「ほんとですね。カレのチンポ、随分逞しくなっちゃって」



寝ているはずの彼の唇が、私の乳首を甘噛みしたり、舌で転がす。


みるみる彼の一部が大きくなってくるのが私にも分かった。

男がズボンのチャックを開ける。

彼のその部分が露わになる。


初めて見る彼のそれは、想像していたよりも大きくて、なぜだか切なかった。



893風

「きっと夢の中で彼女とやってるんだろうな。ねぇ、可哀そうだから鎮めてあげなよ」


ゆかり

「え?」


わたしはその言葉の意味を理解した。


わたしのことを愛して、大切に思ってくれている彼の願いは、きっと、私と結ばれることだったはず。

それなのにわたしは…。


わたしは、彼の性器を手でさすった。




手を動かす度に、彼の舌先が激しく動く。

唾液にまみれた乳首を、彼は夢中になって吸った。



ピチャピチャレロレロ



彼は夢を見ているのか、無意識なのか。

わからない。

でも彼の舌は快楽を求めてわたしの胸を吸った。




わたしは、切なくて苦しくてたまらなかった。

こんな形で、彼といけない行為に及んでしまうのかと思うと、胸が張り裂けそうになった。

ずっと守ってきた彼との関係を、こんな形で。



だめ…早く終わらせないと。

早く鎮めてあげたい。

わたしは、彼に対する懺悔の思いで、手を動かし続けた。




ピュッピュ




彼の精液が飛び出した。


「すげー飛んだぞ!」


893風

「溜まってたんだなぁ」


ゆかり

「はぁはぁはぁ…」


ごめんなさい。

心からそう思った。




おっさん

「あら…抜いた直後にまた勃起してるぞ」


893風

「相当溜まってんなこりゃ、カノジョ、随分カレに殺生なことしてきたんじゃないの?」


ゆかり

「そんな…」



彼の性器は再び大きくそそり立っていた。

わたしは、彼の心からの思いを感じた。



「しゃ・ぶ・れ!しゃ・ぶ・れ!」


男たちが合唱する。

もはや映画館はわたしを辱めるためのショーとなっていた。



おっさん

「お口で慰めてあげましょうか?」


ゆかり

「く、ち?」


893風

「チンチンをね、口で咥えて吸ってやるんだよ」


彼を鎮めてあげたい。

わたしの性質のせいで、こんなことになった彼に償いたい。


わたしは言われるがまま、彼の性器を口に含んだ。




何とも言えない苦い味やしょっぱい味がした。


ゆかり

「ん…んん…ン」


おっさん

「もっと音を立てて、舌先を使いながら吸うようにチンチンをしゃぶるんですよ」


ゆかり

「チュパ…チュ…ん…クチュ…レロレロ」


おっさん

「そうそう。愛する彼を昇天させてあげましょう」


ゆかり

「チュ…ジュル…チュパチュパ」


しだいに、彼に対するこの行為よりも、わたしは、男たちのなすがままになっている私自身に、

言いようのない快感を感じ初めていた。


わたしはこんな人間じゃない。

わたしは違う。

そう考える自分と、現実に真逆のことをしている自分が、あまりにも卑猥で、わたしは高揚していた。

わたしの性器から溢れるように流れる愛液を感じた。




わたしは、もっと酷いことをされたい。

愛する彼の前で、めちゃくちゃになってしまいたい。


893風

「良い感じにグチョマンになってるな。ほんとエロい子だわ」


おっさん

「言ったとおりでしょ」


「さーせん、写真いいっすか?」


ゆかり

「ら、らめ…んふ」


「あざーす」


パシャッ




顎が疲れてきた。

それでもわたしは何度も彼の性器を口の中に含んだ。


ゆかり

「ケホッケホ…はぁはぁはぁ」


893風

「疲れてきたかな?そろそろご褒美も上げないとな」


ゆかり

「うんふ!あは!」


男の指がわたしの性器を信じられない動きで愛撫する。

感じたことのない感覚。

あまりの刺激に、彼の性器を噛みそうになる。


ゆかり

「あむ…はぁん…」


続けざまに、何かがわたしのお尻の穴に触れる。

温かくてくすぐったくて、それなのに壊れてしまいそうな快感。

これはなんなの。




ゆかり

「はぁあん!いやぁ、あ!あ!ああは」


クリトリスを指で転がされながら、お尻の穴を舐められている。

自分が信じられないようないやらしい声が出てしまう。


ゆかり

「はぁあん!あはん」


波のようにじわじわと、そして最後は大きくうねる感覚が押し寄せる。


口の中に含んだ彼の性器からそれが飛び出す瞬間、私も、その場所へ行った。



これが…本当の、快感…。





わたしは、そのあと眠る彼のすぐそばで、男たちに弄ばれた。

快感を超える快感が、その都度襲ってきた。



男たちが群がる。


わたしは彼にしたように、他の男たちの性器を咥えた。

わたしの口の中で、彼の精液と男たちの精液が混ざる。


男たちの性器がわたしの中に入ってくる。

痛み、そのあとにすぐに押し寄せる快感。




血は次第に吐き捨てられた精液に薄まる。



男たちの性器がわたしのお尻を犯す。

痛み、そのあとにすぐに押し寄せる津波のような快感。

羞恥心や貞操観念は、わたしの体に飛ばされる汚らしい精液にかき消される。



ゆかり

「あ!あ!ああ!あは!あは、イ、イク、イッちゃう!」



「次僕たちもいいっすか!」


代わる代わるわたしの性器を、口を、お尻を犯す。



考えることをやめて、快楽に身を委ねみた。

それはとてもとても不思議な世界。

偽ってきた自分の体を、その全身を、無数の蟻が這い、何日もかけて食べ尽くしてゆくような。



ゆかり

「も、もっと…奥まで入れて…もっと犯して…」


わたしは、汚れてしまったことに安堵した。


そこには、むき出しのわたしがいたから。



「さーせん、ぼくらユーチューバーなんすけど、良いですか?」



「すげー、まさかの生本番セックス!映画なんて見てる場合じゃないっしょ」



「おい、お前らもこっち来いよ!」





もっと、わたしは犯されたい。







「はい、ポーズとってくださいね!いい?」


パシャッ


おっさん

「なんか一言あるかな?」


ゆかり

「もっと……犯してください」





午前2時



ゆかりちゃん、いつの間にか帰っちゃったか…怒ってるよな。そりゃ…そうだよな。


俺のバカバカバカバカバカ!なんでせっかく、せっかくゆかりちゃんが積極的に

誘ってくれたのに、爆睡しちゃうかな…。


明日、謝んないとな…。


でも、なんだろう…なんか、すごくスッキリしてる。


そういえば、夢の中で…ははははは。


絶対に人には言えない夢だ。


ゆかりちゃんの胸を、夢中になってしゃぶってる夢。


ゆかりちゃん、夢の中で見たような、あんなエッチな胸してるのかな…。


や、やめとけ俺!

彼女は、そんな子じゃないんだ。

急がなくていい。

胸までは触れたんだ。


きっといつか…。



ん?

メールが来てる。



「ごめんね。起こしたんだけど、全然起きなくて。終電無くなっちゃうし。先に帰るね。


寝顔、かわいかったよ」



ゆかりちゃん…。



ああーー!くそう!

ゆかりちゃんの胸の感触と、あの夢のことを思い出すと、すごくエッチな気持ちになってくる!


はぁぁぁあ…まいったなぁ…どっか人気のないところで…。

なんかスマホにエッチな画像いれてなかったっけ…。


ん?


なんだこれ。こんな画像保存してたっけ?


女の子…。

女子高生?

うわ!

なんだこのエロ画像!


まて、この制服って、ウチの制服…んー似てるだけかな…。


すごい巨乳…うわぁ…こんなおじさんたちに囲まれて…出会い系なのかな…。

顏は…んー微妙に映ってないな。


いつの間にこんな画像保存したんだろう。


んー…。



ゆかりちゃんは真反対の女子だな。こんなことして金稼いで、正直、関わりたくないな。


でも…凄いえっちな体…。



ちょっと、良いかも。



ええと、公園公園っと…。










ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話 ゆかり 4話

Comments

暇人さん コメントありがとうございます! この度は、リクエストありがとうございました!

London犬

Cu Chulainnさん コメント、ありがとうございます! 今回の話は4話というよりは、2話から3話の間の話という感じです。 彼氏がちょっと不憫すぎますね…(´;ω;`)

London犬

ひとり先生、とても素晴らしいゆかりちゃんをありがとうございました!

もう帰れない過去、どうあっても取り戻せない未来……。 最初では考えられないほどに(?)堕ちてしまったゆかりちゃん、とても淫靡でいて可愛いです…! お疲れ様です!!

Cu Chulainn


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