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さんい
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淫売の娘の母親





しみったれた体に辛気臭い性格の如月千種さんは、皆の種壺として愛されている。

今日も一発ブチかましたろかい!!と花見客で賑わい始めた目黒川沿いをストリーキング。阿鼻叫喚の三軒茶屋を颯爽と駆け抜ける千種さんは赤信号もなんのその。

いつもの巡回ルート通りに交番で排尿、キャロットタワーで排便、そしてハナサマで鶏レバーを買った。泉岳寺まで戻ってくると、ふと視界の端に見慣れて吐き気のする顔が。どうやら世間では娘とされている女が歩いていた。何がアイドルだ、家族をこんなにメチャメチャにして……と久しく忘れていた嫉妬という感情がこみ上げてくる。疲れているだろうからドラゴンスクリューでもかけてお休みさせてあげようかしら、と姿勢を低くした瞬間に、千早は私の男と薄暗い路地裏のホテル受付へと入っていった。しまむらで計3500円で揃った服を着て帰る途中「あのホテルの休憩時間と同じ額ね…」と早くも散る桜を悲しげに見つめているのだった。



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