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さんい
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とつぜん四条貴音さんの担当になってしまった



2年目そこそこの自分が担当になったという知らせを出社してすぐに知らされた。上司に理由を聞いても口をへの時に結んで「頼んだぞ」と言うだけで、同僚たちも何も知らないらしい。ただ、前任のプロデューサーが近づいてきて「いいか、貴音は狙ってやってる所があるからな。騙されるなよ、手を出すな」と耳打ちで忠告してきた。


流石はトップアイドルのプロデューサー職。専用の個室が与えられ、アイドルたちも自由に出入りしてくる。ただやはり貴音さんは……おそらく、思っていた通り、前の担当とデキていたのだ。しかも愛や恋という感情ではなく、なにかこう秘匿というか背徳というか、そういう物陰で体を貪り合うような関係だったのではないか。なぜそう感じたかというと、配属されて一週間も経たない期間で貴音さんはすぐに馴染んだように仕事をしている個室に居座るようになり、肌を見せびらかし、匂いを充満させ、糸を引くように見つめてくる。

親しんでくれるのはありがたいが、陶器のように白くつるつるで、丸くて大きいのに下品さがない尻や乳を、切れ込んだ下着だけを纏わせて覗かせてくる。覗かせてくるどころではない。もう手を伸ばせば触れられる所で露出させてくる。


もう、会った初日から限界は迎えていた。

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