※本当に長らくお休みを頂いておりました、屋根が高いと申します。
ゆっくりとですが、更新を再開していきたいと思います。
今回はSKEBにてご依頼をいただいた作品で『最強ぐだ子の寝取り返し』シリーズより、聖女マルタさんが抱える痛みを癒す内容となっております。
ヒーリングコックって概念、初めて知りました……薄汚い記憶をぐだ子は果たして打ち砕けるのか! どうぞ下記よりお楽しみください!
──思い出されるのは、堕落と退廃の記憶。
下劣な性行為と偽りの言葉に溺れ、大切なものを自ら穢した悍ましい過去。
下卑た笑顔と共に伸ばされる腕が自らに触れた時、体に走ったのは間違いなく快楽……汚濁に満ちた快感。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
唐突にフラッシュバックしたそれらの記憶に、まるで小娘のような悲鳴を上げてしまった。
聖女とまで呼ばれた己が情けない……そんなことを冷静に考える余裕も無く、自らの頬に爪を立てかけたところで──その手を優しく掴まれる。
「マルタさん、大丈夫?」
覗き込んでくる燈色の髪の少女の顔を見た瞬間、あれほど怖気だっていた想いが鎮まっていくのを感じる。
彼女……カルデアのサーヴァントである聖女マルタは、ゆっくりと力を込めて自らの主・藤丸立香の手を握り返し、そして無理やりにでも微笑んで見せた。
「気遣いありがとうございます、マスター。少し気が立っていただけです……この程度、なんということはありません」
「本当? 無理はしなくていいからね」
カルデアにおける立香の部屋、彼女のマイルームでの出来事である。
どこまでも優しく気遣うような少女の言葉に、マルタは微笑みを崩して泣きだしそうになる。
そのまま彼女の胸に顔を埋めてわんわんと泣き、喉が裂けてしまうほどに何度も謝りたい……そんな気持ちが湧き上がってくる。
けれどそれは、自分が許されたいから行っている謝罪に過ぎないのではないかと、真面目なマルタは思ってしまう。罪に向き合う態度として、あまりにも不真面目なものではないかと……そう思ってしまうのだ。
要するに強がって甘えることが出来ないのだが、何しろ彼女は聖女とまで呼ばれた歴史上の大偉人なのだから、心優しく心根は強くとも、あくまでも人間に過ぎないマスターに甘えるのを躊躇してしまうのは当然のことと言えるだろう。
立香もまた、そのことを十分に理解しており、何よりも彼女はサーヴァントたちの超然とした在り方を愛している一面があるのも手伝って、それ以上はマルタの“弱さ”に踏み込むのを躊躇してしまう。
しばらくの間、手を握り合っていたのをゆっくりと解き、立香は静かな口調で「本当に、何かあったら遠慮なく言ってね?」と可愛らしく小首を傾げて告げてみせるのに留めた。
マルタの中に、仮にも同性へ向けるものとは言えない甘い感情がぶわりと広がり、その思いのままに少女を抱きしめてしまいたくなる。
悲しみにも強いマルタは当然欲望にも強く、その衝動に従うことはなく、二人の接触はそこで終わってしまった。
マルタの中で悔恨と後悔が混じり合い、苦いものが広がったが……それはふと思い出してしまった不貞の記憶に比べれば遥かに甘美なものであり、作り物の笑みを続けさせるには十分なものであった。
「(そうよ、私にはこの子に甘える資格なんてない……この子を裏切り貶めて、他の男に身を許すまでしてしまった私には──)」
※
──藤丸立香は両性具有、いわゆるふたなりである。
人類最後のマスターであるという立場もあるが、心根も優しく容姿も愛らしく、そこに加えて同性への魅了能力は男性に倍するとされる第三の性の持ち主……彼女は必然、自らが召喚して絆を交わしたサーヴァントたちから忽ちの内に好かれ、愛を囁かれるまでになっていった。
しかし当の立香はふたなりであることに漠然とした罪悪感を抱いていた背景があり、それらの想いを受け入れることが出来ず……そこに漬け込んだ悪逆な青年スタッフの手によって、カルデアのサーヴァントのほぼすべてが寝取られるという大惨事が発生した。
マルタもその中に漏れず、一時期は青年の手に堕ちてその純潔を捧げてしまっており、聖女ならぬ性女としての痴態の限りを尽くし、立香に対してはありとあらゆる陰湿ないびりや苛めを行っていた。
現在は立香に最後まで従っていたサーヴァント・千利休によって諭された立香が、自らを愛するサーヴァントたちを取り戻すために積極的に活動しており、マシュ・キリエライトを始めとして多くのサーヴァントが寝取り返され、カルデアの機能は緩やかに回復しつつある。
しかし、マルタはこの中に実は当てはまらない……何故なら彼女は、自ら正気に戻って“しまった”サーヴァントだからだ。
悪辣青年はサーヴァントを完全に洗脳しきるだけの手腕を持ち切らなかったために、時おり正気に戻ってしまうサーヴァントたちが逆に罪悪感から更なる堕落へと逃げるように、そして立香に当たり散らすようにと調整を行っていたのだが……マルタはその他責思考の誘惑から逃れ、自ら謝罪する形で立香の元へと帰還したのである。
流石は聖女、圧倒的な精神力の成せる業であり、当然ながら立香もこれを受け入れて一人と一騎の関係は回復したのだが……ここで大きな問題が発生した。
サーヴァントたちを取り戻す手段は、基本的に本気になった立香によるあまあまドスケベふたなりセックスを用いた寝取り返しであり、これを受けたサーヴァントは例外なく自分が本当に愛するべき者が誰だったのかを思い出し、これまで自分たちが耽溺してきた肉の喜びがどれほどチンケで下らないものだったかを認識することになる。
これによって多少の罪悪感や悔恨の意思はあれど、立香の元にわだかまりなく帰還することが出来るのだ。
マルタは違う。彼女はマスターによって抱かれた経験を持たず、意思の力で抑え込んでいるが未だに下劣な青年の肉の悦びに体を捕らわれたままでいるのだ。
英霊といっても時おり思い出される下卑た記憶から逃れるのはなかなか叶わず、今日のように立香の前で無様を晒してしまうこともある。
「(私はなんて情けないのよ……! あの子を裏切っただけじゃなくて、その後でまで彼女に迷惑をかけて……!)」
半端な強さを持ってしまったマルタはマスターに頼ることも叶わず、一騎で懊悩の中にいる。
そんな悩めるサーヴァントの姿を、影から見つめている者の姿があった……。
※
立香が反撃を試みている真っ最中ということは、カルデアは平常に戻りつつあるとは言っても、未だに悪辣な青年の手で洗脳状態のサーヴァントもうろついているということだ。
かつての己の姿を鑑写しされるようでたまらない気持ちになってしまう為、マルタは立香と一緒でない時は滅多に外を出歩かなくなっており、それが内側に籠ってしまう結果へとつながっていた。
ぼんやりと与えられた部屋の中で天井を見つめていると、ふと思い出されるのは自分が立香に働いた様々な所業の数々だ。
他のサーヴァントたちと一緒になって彼女を罵倒したことがあった。この拳で軽くとは言え小突いたことさえあった。
聖女と呼ばれるマルタだが、その内側にはごく普通の少女の顔が潜んでおり、そんな彼女であればここまでされた相手を二度と信用しないし、謝罪されたとしても許しはしないと思う。
にも関わらず、立香はマルタを許した。また何時かの様に自然な笑みさえ浮かべて向けてくれさえした。
それが嬉しい反面、たまらなく心苦しい……許さないと睨まれた方がきっと楽だったなどと思ってしまうほどに。
「(なんて身勝手なの、私は……立香の優しさをこれじゃ呪ってるみたいじゃない! 私に心はこれじゃ、まだあいつに捕らわれたまま……!)」
今となっては思い出すだに虫唾が走る男の顔が思い浮かび、しかし同時に股間がじゅんっ……と湿って愛液が太腿に垂れていくのを感じ取って泣きそうになる。
自分がやったことを全部覚えているということは、青年からされた薄汚い行為の全てを覚えているということだ。
自ら秘所を晒して淫らな言葉で誘ったことも、姦通を下品な言葉で歓迎し男の背中に爪を立てるほどアヘり狂ったことも、男のアナルを舐めたことまで忘れられずに覚えており……忌まわしい記憶なのに体は熱を帯びてしまう。
「んんっ……♡ り、立香……♡」
まるで助けを求めるように、愛しい少女の名を呟きながら股間に手を伸ばす……男に開発されきったそこを触って快楽を得れば、罪悪感に苛まされると分かっているのに。
「──はい」
「え? あ、きゃああっ!?」
まさかの返事が還ってきた。
振り返ったマルタの視界に移るのは、燈色の髪をなびかせた美しい少女……マルタのマスターである藤丸立香だ。
「マルタさんの様子を、利休さんが伝えてくれたんです。相当無理してる様子だって」
何故ここにいるのか、という問いかけへの答はシンプルなものだった。
ただ一騎、洗脳を受けることなく立香に使え続けた黒衣のサーヴァント・千利休……彼女は洗脳が解けた後もサーヴァントたちを統括するような態度をとっており、マルタのこともお見通しであったらしい。
利休が金ビキニ姿でド下品チン媚びしている姿を思い出し、少しだけ忌々しい気持ちになってしまったマルタだが、目の前の立香への対応の方が先だ。
マルタは何時ものように大丈夫だと、自分はまだまだ頑張れると告げて立香を部屋から帰そうとしたが──。
ストンと、立香の下履きが床へと落ちた。
「えっ……おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
喉から抑えきれずに漏れだしたのは、偽りの愛情を注がれていた時にすら上げたことが無いほどの、下品で淫蕩なオホ声。
それを我慢できないほどに、立香の股間にそびえたっている肉竿は雄々しく逞しいものであった。
カリが高い、幹が太い、竿が長い、玉がデカい……考えうる限りの“雄”としての強みを全て備えた肉竿。天を突くほどに角度もエグく、これに比べてしまうとかつて抱かれた青年のチ〇ポなど、削れた鉛筆の先ほどのモノでしか無いだろう。
男によって開発されたからではない、聖女の中にすら眠り続けていた雌の本能のままにオホッてしまったマルタの秘所は、先までとは比べ物にならないほどにぐしょぐしょに濡れそぼり、後から後から愛液が溢れ出していた。
「(違う♡ あんな奴に開発されたとか関係ない♡ 私の体が、子宮が立香のチ〇ポに反応しちゃってる♡ 一目見た瞬間にマスターおチ〇ポに恋しちゃってるぅぅっ♡)」
見せ槍一発だけでマルタを捕えていた悪夢を退散させてみせた立香は、そのままゆっくりと聖女の方へと近づいてくる。
今すぐ頭の後ろで手を組み合わせ、腰を突き出して下品なチン媚び踊りを披露して立香に媚びまくりたい、挿入を懇願して甘えたい……そんな想いが止め処なく溢れてくる。
しかしまだ、ほんの少しだけ残っていた呪縛が、聖女の口を狩りて小癪な拒否を囁かんとする。
「だ、ダメ……いけないわ、立香……! 私にそんな権利は無いの!」
「私とシたくないの? マルタさん」
「し、シたいぃ……♡ 思いっきりマンハメしてオホりたいっ♡ でもダメなの! 私なんか抱いてしまったら、あなたが汚れてしまうわ!」
次の瞬間、マルタはサーヴァントの己が震え上がるほどの強烈な感情の波を叩きつけられていた。
それは怒気、怒りの波動。目の前の立香が放っている激怒。
これまでどれほど自分が過酷な扱いを受けてきても、気弱な笑みを浮かべる程度であった少女が、本気で怒っている。
その事実を前にマルタは成す術無くイキ潮失禁し、びちゃびちゃ地面に潮溜まりが跳ね返る。
「許さない……それだけは絶対に許さない。マルタさんは絶対に悪くないのに、自分のことを穢れてるなんて言わせない。仮に穢れてしまっているのだとしても……私が綺麗にしてあげる」
本来はサーヴァントであるマルタが、如何にふたなりであっても立香に力負けすることなどあり得ない。
しかし、その時はあまりにもあっさりと寝台の上に押しつけられてしまい、そのまま口づけを落とされることに一切の抵抗が出来なかった。
「(んふぅぅぅぅっ♡ キス♡ 立香との濃厚キスぅぅっ♡ き、気持ち良すぎるぅぅっ♡ 全身が痺れちゃうくらいに気持ちいいのぉぉぉっ♡ わかった♡ 今理解したぁ♡ これが私のファーストキス♡ だってそれまでのは全部お遊びになっちゃったからぁ♡ んむぅぅっ♡ むちゅぅぅぅぅっ♡)」
キス一つで完全に陥落してしまったマルタは、先のお漏らしから癖になってしまったらしい潮噴きを“ぷしっ♡ ぷしゅぅぅっ♡”と繰り返し、腰を上下にヘコつかせながら何度もマンイキを繰り返す。
そんなマルタに口づけたまま、立香は巧みな指使いで以てマルタの秘所をかき回し、更に蕩けさせて行為の準備を続けていく。
「あへっ♡ おへぇぇぇっ♡ ど、どうしれ♡ どうしてそんなに上手なのぉぉぉっ♡ んぎっ♡ はへぇぇぇっ♡ イグぅぅぅぅっ♡」
「マルタさんに気持ちよくなってもらいたいから……♡」
まさかここまで立香が性的巧者だったとは想像もしていなかったマルタは、先までの抵抗が嘘のように立香にされるがままとなっており、腰を突き上げて潮を吹くだけの機械のようになり果てていた。
立香はそんなマルタの様子が堪らなく嬉しいようで、口づけしていた唇を離すと今度は乳房に下ろし、ちゅぱちゅぱと音を立てて吸い始める。
「あぁぁっ♡ んはぁぁぁぁっ♡ すごっ♡ すごすぎるのぉぉぉっ♡ 全部気持ちいいっ♡ 立香にされるの全部気持ちいいっ♡ こんなの、こんなの初めてなのぉぉぉっ♡ 私、初めてこんなに感じてる♡ こんなに気持ちいいの経験したことないのぉっ♡」
「良かった♡ もっともっと気持ちよくなって……♡」
立香はマルタの様子にますます気を良くしたらしく、聖女の上に重なるようにしてのしかかり──その剛直をマルタの中へと挿入してみせた。
「お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡ お゛へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♡ 来たっ♡ 立香の♡ マスターの極太ち〇ぽ中に来たぁぁぁぁぁっ♡ あへぇぇぇぇぇぇぇっ♡ おひっ♡ んへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♡」
「ほらっ♡ ほらっ♡ マルタさんのナカ、全部綺麗にしてあげる♡」
「ほぉぉぉぉぉっ♡ これ、気持ち良すぎるぅぅぅぅつ♡ 立香との♡ マスターとのお清めセックスさいこほぉぉぉぉぉぉぉっ♡ 全部消える♡ 私の中の嫌な気持ち♡ 全部消えるのぉぉぉぉぉつ♡ マスター好きぃぃぃぃぃっ♡ 立香だけ♡ 立香のことだけ愛してるぅぅぅぅぅっ♡ 他のことなんてどうでもいいのぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
激しいピストンを前に、悪辣な青年によって仕込まれた小手先の性戯は全て消え去り、最愛のマスターの……立香の与えてくれる快楽だけがマルタを満たす。
彼女は気付けば、ガッチリと立香の腰に足を回しており、その様は聖女とはかけ離れた淫蕩さを醸し出していた。
「うっ……射精します♡ マルタさんのナカに出すっ♡」
「んほぉぉぉぉぉぉぉっ♡ ちょうだい♡ 立香の白いの私のナカへ注いでぇぇぇぇっ♡ 私のナカ染め上げてえぇぇぇぇっ♡ あへぇぇぇぇぇぇぇっ♡ おほぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡ 好きぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡」
注ぎ込まれる白濁は、マルタの中に最後に残っていたわだかまりを消し去り、熱の中に葬り去っていく。
マルタは懸命に腰をヘコつかせながら余韻に耽り、蕩けきった表情で立香にすがりつきながら幸福な時間を享受する。
「(もう迷わない……! 私は立香のサーヴァントとして、マスターのオンナとして今後も全力を尽くしていく! もう過去には捕らわれたりしない……ただ全てはマスターの為に♡)」
マルタの表情には強い覚悟が備わっており……しかしやがて、膣のナカで再び肉竿が膨らんでいくのを感じ取ると淫蕩な笑みへと変わり、マスターとサーヴァントは第二回戦に耽りながらアヘ声を響かせるのだった……。