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聖女のはずが、どうやら悪女のペットになりました!

※SKEBにてリクエストを頂きました!

 今回は『聖女のはずが、どうやら乗っ取られました』から、ヒメの逆襲によってアニスが無様なペットになってしまうお話です!

 悪女勝利ものが好きな方は必見です! それでは下記よりどうぞ!




「──あー、気持ちよかった! でもまだよ! まだ! まだ足りない!」


 ファーグロウ王妃によって新たに聖女の位階を認められ、それまで存在していた癒しの聖女たちよりも上位の“先読みの聖女”として特権を持つことを許された少女……ヒメ。

 本来は異世界からの転生者(正確には転移者)であり、乙女ゲームである『救国の花園』の世界へ訪れ一度は聖女として栄華を極めるも、その醜悪な性根と愚かさによって転落したヒメは、再び聖女として返り咲くことに成功したのだ。

 そんな彼女にとって、アニス・ログフォルと今は名乗っている元の世界からの古なじみは、自分の方が上の聖女だと認めさせ頭を下げさせただけでは、我慢がならない相手であった。


「もっと徹底的に貶めて、二度とあたしに逆らわないようにしないと気が済まないわ! さぁて、どうしてくれようかしらねぇ!」


 元よりヒメは、元居た世界の頃からアニスに付きまとい、彼女の友人や大切な相手を奪っては孤立させ、自分が親友面するということを繰り返してきた性悪である。

 自分が先読みの聖女として成功することに、僅差で勝る程度にアニスの破滅がヒメの望み……今もって癒しの聖女として一定の地位を得ているアニスを底辺に落とすことこそが、今のヒメの半端に満たされた望みであった。


「とは言え、今のあたしはファーグロウ王妃に立場を保証してもらっている形だから、あの人の意向を無視して動くことは出来ない……あのおばさんにも、魅了が利けば好き放題出来るのに!」


 王妃には何故かヒメがこの世界に来てから得たチート能力、魅了の力の利きが悪く、あくまでも利用される立ち位置にしか今は立てないでいる。

 もっとも、ヒメは根本的に愚かである為、もし王妃の正気を奪っていれば、アニスに返り討ちにあっていたのが関の山であろうが。

 ねちねちと陰湿な策を練りつつ、実行のタイミングが無いことに不満を感じるヒメであったが……そんな彼女の元に、ファーグロウ王妃が商人を連れて現れた。


「この者はファーグロウ王宮に出入りしている御用商人の一人なのじゃが、この度、聖女の力に大きな影響を与えるという古の秘薬が手に入ったというのでな」

「(古の秘薬? そんなのゲームで出てきたかしら?)」


 商人が全身を覆っていたローブを取り外すと……そこには邪悪なほど黒い髪をした、忌まわしい美を湛えた乙女が立っていた。

 ヒメも悪女としてそれなりに肝は据わっている方なのだが、それでも女商人の姿を見た瞬間に「嫌だ、怖い」という感情が沸き上がってくる。

 魅了をかけるのも忘れて凍り付いているヒメに、しかし女商人は極めて礼儀正しく、好意的に声をかけてきた。


「初めまして、先読みの聖女ヒメ様。私はしがなき商人、名をヘレン・ヴォーンと申します。此度、偶然にも手に入れたこの秘薬、聖女の力を何倍にも高めるとされる一品を、名高き聖女ヒメ様に捧げねばと考え、こうして馳せ参じました」

「捧げるって、タダってこと? 商人なのに?」

「ファーグロウ国の発展はヒメ様の去就にあり。そのことを想えば、わずかな金貨を稼いでも何の意味がありましょう」


 恭しく薬瓶を掲げて来る商人だったが、ヒメは内心で焦る。

 ヒメの持つ力は魅了の魔力であり、先読みの力は単にゲームの知識を口にしているだけである。

 これが古の先読みの聖女の力を高める物だとすれば、ヒメが飲んでも何の効果もないかも知れない。


「ご安心ください、必ずやあなた様のお力になる逸品です……少々、苦いですが」


 ヘレンはまるで心を読んだようにそう言ってきて、ヒメは悩みつつも手に取ってしまう。最初から態度が好意的なせいで、ヘレンには魅了が利いているのかイマイチ分からない。


「ほれ、わらわの目の前で飲んで見せるが好い。更に力が増したとなれば、我が栄光も確実なものになろうぞ」


 王妃によって退路を防がれてしまい、ヒメは覚悟を決めて薬瓶を煽る。凄まじい苦みが口の中に走り、ほとんど痛みと勘違いするほどだ。

 えずきそうになるのを懸命に堪えて涙目になっていると……こちらを見つめていたファーグロウ王妃の目つきが、何やら変わったのが分かった。


「こ、これは……わらわの目にもはっきりと分かる! 何倍にも神々しく、魅力的に生まれ変わった先読みの聖女の姿が! あ、ああ……なんと眩い……!」

「(なに言ってるの、この人? いや、待て……まさか、これまでは利きが悪かったのに、魅了が利いてる!?)」


 これまでは何処か居丈高な様子が消えることのなかった王妃が、今はヒメを見る目はどこか潤んで恋する乙女のようだ。

 根本的にヒメは、他人からこういった羨望の目を向けられるのがたまらなく快感であり、ゾクゾクと背中に寒気にも似た震えが走る。


「……商人、ご苦労だったわ。下がりなさい」

「は、労いのお言葉、ありがたく」


 ヘレンが中座した後、何やらそわそわとしている王妃の前で、試しにヒメは頭の後ろで手を組んで腋を見せつけるポーズを取って見せる。

 王妃は「く、ひぃぃ……♥」と涎を飲み込みながらヒメの腋に釘付けになり、すんすんと夢中になって鼻を鳴らして見せていた。

 どうやら今回の魅了……更に強化されたと思わしい“魅了・真”は、どんな相手にも効くようになった上に、時間経過で勝手に効果が上がるらしい。これで重ね掛けでもすれば……果たしてどうなるか。


「どうなさったんですか、王妃様? あたしの腋なんて見つめたりして♥」

「な、ななな、何でもない♥ き、気のせいじゃ……はぁぁ……美しいぃぃ……♥」

「ふふ……腋に顔を埋めてもいいって言ったら、どうします? 外ならぬ王妃様ですもの♥」


 本来ならば誇り高い彼女は絶対にそんなことをしないだろうが、ヒメからの許可を受けた王妃の目はどろどろに理性が溶け堕ちて、同性へ劣情を向けるケダモノの視線へと早変わりする。

 荒い息を吐きながら、その整った顔はヒメの腋に吸い寄せられていき……。


「ただし、一つだけお願いがあります♥ 聞いてくれますよねぇ♥」

「な、なんでも聞く♥ 国を捧げろと言うのなら捧げるのじゃあ♥ 何でも貢ぐから、どうか、どうかお情けをぉ♥」

「ふふ、よろしい♥ なら──」


 ヒメの口にした提案に、王妃は「お安い御用じゃ」と何度もうなずいて見せる。

 そうしてヒメの腋に鼻先を埋めると、腰をヘコつかせながらドレスの下でぷしゃぁぁぁっ……とイキ潮を撒き散らすのであった。



「……私を王宮に呼び出すなんて、ヒメは何を考えているの?」


 アニスはただ一人、一切の供を付けずに王宮へ来いという命令を受け、ファーグロウ王宮へと向かっていた。

 如何にファーグロウ王宮がヒメの勢力圏であるとしても、今はまだ国の要職についている上に、ヒメの魅了を解呪することが出来るアニスを殺すことは難しい。ましてヒメはファーグロウ王妃の下についているのだから、そんな勝手は出来ないだろう。

 そう考え、直接対決くらいのつもりでアニスは王宮へ乗り込んだのだが……通されたヒメの部屋で見た光景は、彼女の想定を遥かに超えたものだった。


「ぴちゃっ……れりゅっ、れちゅっ……♥ わおぉぉんっ♥」

「ふふふ、くすぐったい……はぁい、癒しの聖女様。二人っきりで会うのは久しぶりね? この子は気にしないで、あたしの犬だから」


 そこには素っ裸で鎖を付けられて、犬の耳と尻尾を付けた状態でヒメの足を舐めている、ファーグロウ王妃の姿があった。

 陰毛や腋毛などの恥ずかしい体毛を生やし放題で、ヒメの足の下に傅く姿は正にケダモノ……アニスは王妃とヒメの関係がせいぜい対等だろうと考えていた為、まさかの事態に動揺する。

 咄嗟に魅了の効果であろうと考え、アニスは王妃に癒しの魔術をかけようとするが……効果が無い。


「なっ……!? ど、どうして……!」


 魅了・真は重ね掛けによって解除不能になる……そのことを知らなかったのが、アニスの致命的な敗因となった。


「こっちを見なさい、アニス・ログフォル」

「何を……ほぉぉぉぉぉぉぉっ♥」


 喉から情けないほどに甘ったるい嬌声が漏れる。

 アニスの顔はこれまで、恨み骨髄であるアニスの目からは見にくく歪んだ凶悪なものとしか見えていなかった……しかし、今はどうだろう。


「(き、綺麗……ヒメって、こんなに美人で愛らしかったの……? こ、こんな美しい人を嫌っていたなんて、なんて私は愚かな……いや、待って! 思考がおかしっ……!)」

「ふぅー……♥」

「んへぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥ あ、あみゃいぃぃぃぃぃぃぃっ♥」


 これまでどんな菓子にも果実にも感じたことのないほどの、濃厚な甘さが脳を焼く。

 ヒメの吐息があまりにも心地よい匂い過ぎて、じわっ……と己の股間が濡れてしまったのをアニスは感じ取っていた。

 この段階でも、全力ならば魅了が治癒されてしまう可能性がある。そんな抵抗の可能性の一切を潰す為に、ヒメは敢えて手を組むと、たゆん……と胸を揺らして見せた。

 ぷるん……たゆん……♥

 おっぱいが揺れる度に、アニスの目は変態のように釘付けになり、上下に揺れる通りに首を動かし、ごくりと生唾を飲み込んでしまう。

 どれほど柔らかいのだろうか。触れたら、どんなに心地よいだろう。吐息だけでも、あんなにも甘い匂いがしたのだ。もしも胸の谷間など嗅げたら……♥

 頭の中の思考が自然と変質者じみたものに変貌していくのに、アニスは抵抗する余裕もない。治癒など行っていたら、あの胸の動きを見逃してしまうかもしれないからだ。

 そうやって胸にアニスの視線が釘付けになっているのを確認してから、ヒメはおもむろに立ち上がると、ツカツカとアニスに向かって歩みを進める。

 アニスが「ひっ、ひぃっ♥」と間抜けに呻きながらあとずさりするだけでもかなり笑えたが、ヒメはそのまま駆け寄って頭を掴むと、自分の胸の谷間に鼻先を突っ込んでやった。


「んむぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥ ふほっ♥ あへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥」

「ふふふ、そうよ、たっぷりと深呼吸しなさい♥ 体の中の空気、全部あたしの胸の谷間の匂いと取り換えるの……ほら、もっとすんすんしろ♥ 情けなく鼻を鳴らして甘えなさい♥」


 あまりにも濃厚な心地よい香りの奔流に、アニスの自我が破壊されていく。目の前にいるのが憎き怨敵であるという意識はとっくの昔にグチャグチャに磨り潰されており、ヒメの命令のままに深呼吸を繰り返し、母親に甘える赤ん坊のように体をくねらせるばかりとなる。

 やがて何の支持もしなくても夢中で胸を嗅ぐようになり果てたところで、ヒメはアニスの耳元に囁きかけた。


「癒しの聖女アニス……お前の愛する人は誰?」


 この世界で出会った親切な人たち、自分を守ってくれた青年、様々な影が頭の中を通り過ぎていく。

 アニスは迷うことなく応えた。


「ひ、ヒメですっ♥ 先読みの聖女ヒメ様ですぅっ♥」

「あはっ♥ よく言えました♥ ようやくあたしの腕の中に落ちてきたわね、アニス♥ 今夜一晩かけて、あたしに従順な性奴隷に躾けてあげる……♥」

「あっ、あぁぁっ……んむっ♥ んちゅぅぅぅっ♥ んへぇぇぇぇっ♥ んっ、んはぁぁぁぁぁぁぁっ♥」


 雨のように降り注ぐ口づけの嵐、キス攻めの前にあっさりと蕩かされたアニスは、そのままベッドの上へと押し倒され、服をするすると脱がされていく。

 偉大なるヒメ様の前で、こんな貧相な体を晒すなんてという恥じらいがアニスの中に巻き起こるが、ヒメからの「腕! 隠さない!」という厳しい言葉が飛び、アニスは素っ裸でピンとベッドの上で気を付けの姿勢を取ってみせた。

 ヒメは王妃に「待て」を言い渡すと、自分も服を脱ぎ棄てながらアニスの上にのしかかる。彼女にとって、アニスこそが執着の対象だった……元の世界に居た時から、アニスだけはヒメを嫌って遠ざかろうとしてきた。

 そんなアニスが今、潤んだ眼をしてヒメを見上げ、とろとろとマ〇コを濡らしている……ヒメも興奮で秘所を濡らしながら、覆いかぶさって秘所をこすり合わせる。


「ひあぁぁぁぁぁっ♥ き、気持ちいいっ♥ 気持ちいいです、ヒメ様ぁぁぁぁっ♥」

「あはっ、なにされてもうよくなっちゃってるじゃない♥ それじゃあ、この乳首を……♥」


 ぷっくらと膨れ上がった乳首を、貝合わせを行いながら弄りまわし、先端をしっかりと指で掴む。

 アヘオホと情けなく喘ぐアニスの目は、ヒメの指が握っている細い針を目撃していた。


「もう二度と、私に逆らわない証をつけてあげるわね、アニス♥」

「ぴぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥ ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥」


 乳首に針が通され、小さな穴が開けられる。迷うことなく、もう片方の胸にも。

 快感で壊れかけ、あらゆるヒメからの行いを快く受け止めてしまうアニスは、針の刺激で漏らしながら絶頂し、思い切りイキションをヒメにぶっかけてしまった。

 ヒメは金色のピアスをゆらゆらと揺らしながら、ニヤリと笑って「お仕置きよ♥」と囁く。

 ヒメによる徹底的な調教は、朝になるまで続いた……。



 ──翌朝。


「ふふふ、おはよう、あたしのアニス♥ 気分はどうかしら?」

「はい、ヒメ様♥ アニスはヒメ様の所有物になれて幸福です♥ これからはヒメ様に全てを捧げ、貢ぎ尽くし、性奴隷として従順にヒメ様へ愛情を注ぎ続けます♥」


 ベッドの上で足を組んで見せるヒメの前で、裸で蹲踞の姿勢を取って見せているアニスは、奴隷宣言の合間も興奮が収まらずに愛液を噴き出し続け、胸に通されたピアスがりぃぃぃん……と涼やかな音を立てている。

 その首には、ペットとしての首輪の代わりにチョーカーが装着されており、アニスは犬のように手を垂れさせながら嬉しそうにヒメの足裏に頬を擦り付ける。


「くすくす、無様なアニス……もう絶対に離さないわ♥」


 王妃と共に足を舐めさせながら悦に入り、ヒメは完全勝利を遂げた笑みを浮かべるのだった。



 ファーグロウ王宮から少し離れた丘の上。

 女商人を名乗っていたヘレン・ヴォーンが、通常の人間には叶わないことながら、ヒメとアニスの痴態を冷静に見つめていた。


「自分の餌場を荒らす存在を作れば出て来るものかと思ったけれど、この様子だとこの世界にもあの娘はいないようね。仕方ないわ、また別の世界を探しましょう」


 ヘレンの足は、まるで古の伝承の悪魔のように山羊を思わせるものへと変貌しており、しばらくの間とくに興味も無さげにヒメとアニスを見つめていたが、やがてその姿は虚空に消え去った……。


聖女のはずが、どうやら悪女のペットになりました!

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