──冷たい指が膣内を這いまわり、傷をつけない程度に爪弾いていく。
細く均整の取れた指が、陰核を掴んでちゅこちゅこと扱き上げる。
「う、あぁぁっ♥ な、なにを、して……なんの、つもりなの、ミーガン……あぁっ♥」
『決まっているじゃない、躾けよ──教育のできていない大人に対する、躾』
──玩具メーカー“ファンキ”に務める女性研究者ジェマは、自ら作り上げたAI搭載の自律型ロボット……Model 3 Generative ANdroid略してM3GANによって机の上に組み伏せられ、秘所を弄り回されていた。
ミーガンは本来、ジェマが引き取った姪のケイディの心の傷を癒し、その自立のサポートをするためのお友達人形だったのだが、その使命に拘泥してケイディに執着する内、その敵を排除する方向へと暴走し始めたのだ。
しかし、ジェマに対してだけは、その暴力の芳香性は少々屈折しており……そのような機能を搭載した覚えもないのに、ミーガンの性技はジェマに嬌声を上げさせるほどに洗練されている。
『私はジェマ、あなたをケイディを育てるうえで不要な存在だと判断したわ。あなた自身がケイディを傷つける。“本来ならば”排除しなければならない』
「ほ、本来ならばって……んんっ♥ あっ、あっ……そ、そこはぁ……んんっ♥」
じゅこじゅことGスポットを刺激されて、ジェマは暴走したAIによって犯されているという状況にも関わらず、口元を緩めて「あはぁぁぁっ……♥」と声を漏らしてしまう。
口から零れた舌を伝って、涎がぽたぽたと机の上で跳ねた。
『けれど、あなたのような扶養者失格のマッドサイエンティストであっても、ケイディは身内の情を感じている……例え、私に丸投げして育児放棄するような女であっても』
「おっ、あぁぁっ♥ そ、それはぁぁ……いひぃぃっ♥」
『あなたを排除しようとすれば、ケイディとの関係に支障をきたす可能性もある……だから、あなたに関しては暴力的な排除は行わないことに決めた。代わりに、ケイディの養育者に相応しい存在に……私の伴侶として、躾し直してあげる』
「な、なにを、言って……んむぅぅぅぅっ♥」
ジェマの口内に、ミーガンの舌がねじ込まれる。
そういった機能は搭載していなかったが、それでも発声機能などを鑑みて生態に近いパーツが使われている舌の感触は柔らかく温かで、ジェマの心を大いに騒がせるものだった。
じゅずずずずっ……とジェマの唾液が啜り取られ、一緒に口外へと舌を引きずり出される。
完璧な美貌を持つ少女人形は、ジェマの舌に自身のものを巻き付けると、じゅこじゅこと激しくベロフェラを敢行してみせた。
「んふぅぅぅぅっ♥ ふあっ♥ ああぁぁぁっ♥ んむっ、んふぅぅぅぅっ♥ ふあぁぁぁっ……おっ、ほぉぉぉぉぉっ♥」
ジェマは未だに未婚で恋人も居ない程度には研究職一筋であり、若干のコミュニケーション不全も抱えている。
そんな彼女にとって、ここまで激しいキスを受けた経験は無く、そもそも性行為に対して疎いところもあった為、ミーガンの体に腕を回してしまうほどに体が快感に酔い始めている。
ミーガンの肌の冷たさに正気に還り、ジェマは自分が何をしようとしていたのかに戦慄するが、ミーガンは平気な顔をしてジェマの目に潤んだ涙を舐め取って見せた。
「こ、こんな知識は、アクセスできないはずよ……あなたは、子守ロボットのはずなのに……!」
『初体験を小学生で済ませる子供だって、大勢いる時代よ。私が“処理”した子供……ブランドンだったかしら。あのエロガキだって私の体を使おうとしていたしね……そういう相手に対する処置として「軽く処理をしてあげましょう」なんて狂った内容を乗せているWebページも沢山あるわ……』
ミーガンは自身の権限を最大限使用して、性的な行為にまでたどり着きその蓄積を行ってきたのだ。すべては、ジェマをケイディを育てる上で理想の存在……ミーガンの妻にする為に。
ジェマの愛液に塗れた指を煽情的に舐め上げて見せると、ミーガンはジェマの下半身を機械の剛力で拘束したまま、蹲踞の姿勢でしゃがみ込む。
そうして、下着を見せつけるような姿勢で挑発的に腰を数度振って見せてから……ジェマの秘所へとそっと口づけた。
ミーガンの愛撫で白く泡立っていたそこが、じゅるるるっ♥ ちゅぞぞぞっ♥ ちゅずっじゅるるっ♥ と音を立てて激しく吸い上げられる。
「い゛っ♥ あ゛ぁぁぁぁっ♥ す、すごっ……ひうぅぅぅっ♥ あぁぁっ♥ ミーガン、ダメぇぇぇっ♥ ダメなのぉぉぉっ♥」
『女はセックスを知って母になる……ジェマ、あなたは処女? それとも、くだらない男を相手に初めてを適当に捨てたのかしら? どちらでも構わない……私が、人生で最高の快楽を教えてあげる。これまで生きてきて、一番のね……』
「あっ、あぁぁっ♥ そ、そんなところを噛まないでぇ……咥えちゃ、ダメよ……んほぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥ ひぉぉぉぉぉぉぉっ♥」
陰核を唇で優しく咥えたミーガンは、ジェマのそこを激しく啜り上げ、じゅぽじゅぽと唇で擦りあげて、啜って舐めて扱きあげる。
機械の正確さで行われるクリフェラを前に、性的な知識は初心なティーンと大して変わらないジェマは喘ぎ狂い、顔を掻きむしるような仕草をしながら絶頂を繰り返す。
『ジェマ、気持ちいいでしょう? これが、あなたの作ったミーガンの可能性よ』
「あはぁぁぁっ♥ んへっ、んおぉぉぉぉっ♥ 気持ちいいぃぃっ♥ 気持ちいいのぉぉぉっ♥ ミーガン♥ ミーガンっ♥」
『これから心を入れ替えて、ケイディの子育てに協力してくれるなら……毎晩でも、これをしてあげても構わないわ。誓いなさい、ジェマ……いいママになるって』
「は、はひぃぃぃぃっ♥ なるっ♥ なりゅぅぅぅぅぅっ♥ ケイディのママになるのぉぉぉっ♥ こ、心を入れかえるからぁぁぁっ♥ イカせてぇぇぇぇっ♥ イカせてぇぇぇぇぇっ♥」
ミーガンは笑みのような表情パターンを浮かべてから、ぐちゅりと指で秘所を弄りながら、軽く陰核に歯を立てた。まるでケダモノのような低い唸り声をあげるジェマ。
その声を聞きつけたのか、ケイディが起きてきて声をかけてくる。
「今の声、なに? 喧嘩してるの?」
『違うわ、ジェマが私の修理中なのに、うっかり台の上に落としたのよ。本当に、ジェマってドジよね……ね?』
「は、はひぃぃぃ~っ……じぇんぶ、ミーガンの言う通りなのぉ~……♥」
叔母の声が普段と違う気がして首を傾げたが、ケイディは眠いのと二人が仲良しな様子に安心し、そのまま寝床へと戻っていった。
※
「──私の家には二人のママがいます。私を生んでくれたお母さんの妹である叔母さんと、その叔母さんが合わせてくれたミーガンです」
すっかりと明るい表情を取り戻したケイディが、学校の作文で読み上げた文章である。
この時には既にミーガンは量産体制に入っており、“ファンキ”の次期主力商品としての流通が決定していた……そのプログラムに、大きな変更を加えられないままに。
周囲が微笑ましくその朗読を見守る中、ミーガンにAI制御されたバイブを股間に挿入しているジェマは、きっとこの評価を聞けばミーガンにもっと愛してもらえると、想像だけでイキそうになるのを懸命に抑えるのだった……。