ハイライトの消えたような真紅の瞳、藍色がかった長い黒髪。
いつもは真っ白な武装警察“見廻組”の制服を纏っている体は、今は布がほとんどない破廉恥な水着しか身に着けておらず、若々しい外見に似合わぬ豊かな胸がぽよんと揺れている。
表情が普段と変わらないクールビューティだからこそ、その煽情的な見た目のインパクトはすさまじい。
蹲踞の姿勢で頭を後ろ手に組み、へこ♥ へこ♥ と腰を振っている彼女──今井信女に発情した目線を向けながら、天乃と伊波はこそこそと相談しあっていた。
「ど、どっちがする? どっちが先にする、あまやん?」
「せ、先手はいわっちに譲ってもいいよ? あたしは割と余裕あるし?」
「こ、腰引けてるだけじゃん! 夢にまで見た信女様とレズパコするチャンスなんだよ!?」
「い、いや、あたしはこういう時にこそ、まずは“見”に回ってだね」
この二人、江戸には珍しい同性愛者であり、相身互いということで同じ長屋で暮らしている。
同性愛者同士とは言え、必ずしも恋に落ちる訳ではなく、どちらも互いの趣味から外れていた為、却って共同生活は上手くいっていた。
そんな二人の元に、突如として舞い込んできた一枚のチラシ。またぞろどこかの特売か、それとも反天人の怪しい集会の誘いかと、うんざりして持ち上げたそこには……衝撃の内容が書かれていたのだ。
『出張レズデリヘルのお知らせ 女性のあなたにだけ、当組一番の売れっ子“ノブたす”がご奉仕します 代金不要、ドーナツのみ用意 見〇組』
なんで自分たちの性癖はバレてるのかとか、なんで武装警察がレズデリヘルなんかしてるのかとか、それらの疑問はすべて吹っ飛んだ。
二人は速攻でドーナツを買い込んでくると、こうして信女を自分たちの長屋に呼びつけたのだが……ヘタレな二人はそれから先がさっぱり進めない。
信女がわざわざエロ蹲踞からのマン媚びアピールまでしているのに、二人はうだうだと相手に先陣を切る様に押し付け合っている。
流石に見るに見かねたのだろう。信女はドスケベアピールを一旦止めて、二人が捧げてきたドーナツ詰め合わせからエンゼルフレンチを取り出して食べながら、提案を放つ。
「二人同時でも構わないわよ」
「3P!?」
「マリオですら2Pなのに!?」
ちなみに最近は4Pも出来たりする。マリオの話である。
「よ、よろしいんですか、信女様……わ、私たち、大分と性欲、性欲が溜まっているので……そ、相当にスケベになっていますが!」
「しょ、正直、行為が始まったら思いっきりオラついてしまったり、礼を失した気配がむんむんするのに、OKなんですか!?」
「まず、私は今井信女ではなくてレズデリヘル嬢の“ノブたす”よ。私を抱いて、見廻組への好感を高めるかどうかは、あなたたちの自由」
そう言って、信女は毛穴すらも見えないつるつるの腋を見せつけて、赤いで唇をれろぉっ……と舐めてみせた。明らかに、レズを発情させ慣れている動きである。
江戸の治安維持組織と言えば、真選組と見廻組が対を成している。ここまでは誰もが知る話。
しかして、真選組と比べると見廻組はイマイチ好感度が足りない。そこで始まったのが、このレズデリヘルによるイメージ向上活動である。
警察が表立ってデリヘルやる訳にもいかないので、あくまで彼女は“嬢”のノブたす。お金を受け取る訳にはいかないので、代金はドーナツ。業務に支障が出るので、妊娠しない様にレズパコオンリー。こういった流れであった。
「料金の分だけ、どんなマンパコでも受け入れるわ。むしろ、ちゃんと気持ちよくしてもらえるかの方が心配ね……♥」
「ふぅー……ふぅー♥ クッソ綺麗な顔で生意気発言……♥ レズレイプ待ったなしだオラァーッ♥」
「いわっち、いったぁーっ!? あ、あたしも続くぞぉー♥」
伊波に押し倒されながらも、信女は余裕の表情である。
これまでも出張レズデリヘルをこなしたことはあり、まるで子供のさわりっこのようなセックスもどきをしてくる相手ばかりだった。
それだけでドーナツ食べ放題、見廻組の好感度爆増(女性限定)である、あまりにもチョロい仕事だった。
それ故に、信女はまるで想定していなかった……これまでの客は信女の顔の良さから、つい出張デリヘルを頼んでしまった“ノンケばかり”で、レズと遭遇するのは今回が初という可能性を。
「んじゅっ……じゅるるっ!? んっ、んむぅぅっ……れろっ、れりゅぅぅっ……じゅるるるっ♥ じゅぞぞぞぞっ♥ んれぇぇっ、ごきゅっ、ごきゅんっ……♥」
「ふぅぅっ……私の唾液、信女様が飲んでるぅぅ……♥ 今日から信女様の主食は、私の唾液だからね♥ ドーナツなんかより、大好きにしてあげる……♥」
「わ、私はノブた……あぎゅぅぅぅっ♥」
「はぐっ、あぐっ……♥ 信女様の腋マ〇コ、おいしい♥ 噛み締めると、じゅぅぅっ……♥ ってマン汁みたいに汗が滲んでくるのね♥ 淫乱♥」
信女はたった一回のキスで、足腰が立たなくなるほど感じさせられた上に、唾液を流し込まれるままに素直に飲み込んでしまう。その間に腋を軽く噛まれ、じゅるじゅると汗を啜られて、未知なる快感が全身を襲った。
「(なに、これ……♥ これまでと、全然ちがっ……違うじゃないぃ♥)」
違って当然だ、これまで信女がされてきた交情もどきは、いわば憧れのアイドルに対する接待のようなものだ。ドーナツだけで推しを呼べて、少し触れ合えば満足するというのがほとんど、性欲解消の為に呼ばれた訳ではない。
それに対して、天乃と伊波は自分たちの性を隠し続け秘め続けて、今どろどろに煮凝ったそれが出口を見つけた……そういう状況なのである。
攻めの濃度も、愛撫の深度も、違って当然……信女にとっては未体験のそれが、二人がかりで襲い掛かって来る。
「ほら、信女様♥ こうやってお腹♥ 子宮の上♥ 赤ちゃんのお部屋を撫でられると、すぐに駄目になっちゃうんですよ♥ 知ってますかぁ♥」
「くっ、ひぃぃぃっ♥ く、くすぐった、いぃぃぃっ♥ おほっ♥ ほぉぉぉぉっ♥」
「じゅるるっ♥ れぇぇっ……♥ 信女様にオホ声出させるとか、やるじゃない、いわっち♥ それじゃあ、これはどうかなぁ♥」
「おへぇぇぇぇぇぇぇっ♥」
伊波がぐりぐりと子宮の上に掌を押し込み、なだめるように、あるいは逆に焦らせるように撫でまわし、肌の上から直接子宮を撫で回してくる。
その間に、天乃は指で以て信女の乳輪をぐにぃっ……♥ と横へ広げて、快感も手伝ってピンと膨れた乳首を、器用に爪で以てカリカリと掻き始めた。
二人は江戸に来てからは女日照りの日々が続いていたが、どちらも女性関係のトラブルを起こして流れてきた身。性技に関しては飛びぬけたものがある。
子宮に乳房と女の部分を刺激され、普段はクールビューティーを貫く信女の顔が快楽で崩れる。それでいて普段の無感情を貫く影響か、顔立ちは一定美しさを保ったまま……つまりは、クールな顔でアへオホ喘いでいる。
こんなクソかわエロな光景を見せられて、レズどもが黙っている訳がない。
「ふぅぅぅっ♥ もう、我慢できない♥ 信女様、結婚して♥ 私と、ううん、私たちと結婚してぇ♥ 私とあまやんの奥さんになってぇ♥」
「はぎゅっ♥ おふぅぅっ♥ な、なにをバカなことをぉっ♥ お、女同士で結婚なんて、できるはずが……ひゅあぁぁぁぁっ♥」
「おらっ♥ 言うこと聞け、聞けぇっ♥ このまま乳首、ぐりぐりつぶしちゃうぞぉ♥ これだけピンピンにはった状態で指で挟みつぶされたら……♥ 信女様、正気でいられないよ、きっと♥」
「わ、私を脅すつもりなの♥ ちょ、調子にのっ……ほぉぉぉぉっ♥」
後ろから抱き着くようにして、伊波の両の掌がずぶぶっ……♥ と子宮の上にめりこんでいく。信女は、胸も尻も豊かだが贅肉自体はほとんどない。
腹を押し込めば子宮の形がハッキリしてしまうほどで、それを優しく伊波の両手が揉みこんで、ほぐしていく。
同時に完璧な連携を以て、天乃の唇が、乳首をぐりっ♥ と甘噛みで以て押しつぶす。これまで胸に触れられてきた時に、わずかに走った快感を何倍にも強めたような凶悪な快感に、信女の唇は細められ、そこから舌が突き出した。
「きゃははっ♥ とっても可愛いアヘ顔見れちゃったぁ……信女様ぁ、観念しましょ♥ いっぱい気持ちよくしますからぁ♥ レズになりましょうよぉ♥ 私たちとイチャイチャ毎日暮らしましょ♥」
「はひぃぃぃっ……しきゅ、子宮ぅぅぅっ♥ 子宮ぐにぐにはぁぁっ♥ だめ、ダメよぉぉぉっ♥」
「じゃあ乳首グリグリはいいんだなぁ~♥ この淫乱レズがぁ♥ おっぱいだけでイケるように躾けるから覚悟してくださいね、信女様っ♥」
「あぎゅぅぅぅぅっ♥」
体は仰け反りっぱなし、股間からは止め処なく愛液が噴き出し続け、止まる気配はとんとない。
二人はトドメを差すために、ドーナツの詰め合わせから適当なものを選び出すと、前後から口に咥えて信女に見せる。
「ほらほらぁ♥ 信女様ぁ、ドーナツですよぉ♥」
「大好きなドーナツ越しに、キスしましょうよぉ♥」
これで信女が普段のスペックを発揮できるのならば、ただちに両方のドーナツを食らって見せ、一気に空気が変わるというシーンもあったかも知れない。
しかし、謂わばそういった“ギャグ補正”すらも、快楽の前に踏み躙られた状態になっており、信女はチラつかされるドーナツの方へ視線をさ迷わせることはしても、それを手にすることは出来ないままでいる。
下手に動けば、子宮に更に指が食い込み、乳首がもっと気持ちよくされてしまう……そうやって身動きを封じられること自体が、信女が……全力なら二人を瞬殺できる烈女が、成すすべなく二人に掌握されている証左だった。
やがて信女が「おっ♥ お゛ぉっ♥」と喘いでいる間に、二人はもぐもぐとドーナツを食べ終えてしまい、顔を見合わせながら「喉乾いたねぇ♥」「ねー♥」と微笑み合った。
子宮を押すために背中側に回っていた伊波が、信女のむっちりした太ももを抱え上げ、無理やり持ち上げる。信女の身体が軽すぎるのもあるが、伊波は見た目以上に力が強かった。
太ももを揉まれることすらも気持ちよく、されるがままの信女は、子供が親に手伝ってもらって、小便をする姿勢にされてしまった。
「あぁぁっ……♥ なにを、する気なのぉ……お゛ふっ♥」
素早い動きで以て、乳輪を広げ乳首をカリカリする役割を、天乃から受け継ぐ伊波。
天乃は信女の秘所に顔を埋めながら尻を揉みあげ、つぷっ♥ つぷぷっ♥ と舌先を秘所へと埋めてくる。
もっとも敏感な部分から走る、電気のような快感に、ようやく信女はこれまで……気が狂いそうなほど幾度もイカされた後で、一度も秘所を弄られていなかったことに気が付く。
舌が膣壁をこそぐ時には、もうほぐされきっていたそこは、甘い蜜を垂れ流し、ドーナツが吸い取った水分を淫らな芳香と共に満たしてくれる。
二人の“ジュースサーバー”にまで落とされた信女は、それでもアヘりつつクールな外見を保っており、それが何処までも二人の官能を高めてしまう。
「信女様も、喉乾いたでしょう♥ ドーナツだけじゃなくて、おつゆを飲ませてあげますね……♥」
「これからはもう、ドーナツじゃなくて、私たちの“これ”が目当てになっちゃうかもねぇ……♥」
「あっ……あっ……♥」
優しく床に寝かされた信女の唇が、女たちの足の指で掴まれて、無理やり口を開かされる。
絶世のクールビューティーを弄り抜き、ぐしょぐしょに濡れているレズ二人の秘所から……しょろろろろっ♥ と潮の混じった尿が降り注ぎ、信女の口内をじょぼじょぼと満たした。
「んぎゅぅぅぅぅぅっ♥ ごぼぼぼぼぼぼっ♥ ……ごきゅんっ♥」
レズたちの放つそれを飲み干してしまった信女の上に、愛液のシャワーが降って来る。
畳の上で痙攣するばかりとなった少女の髪に、女の淫らな匂いが染み込んでいく……まるで、信女を所有物だと主張するように。
※
「前の水着もよかったけれどぉ! やはり夢女としてこの格好で抱いておきたかったぁ!」
「くふふふっ♥ やっぱりこれが似合ってますよぉ、信女様ぁ……おっと、あくまで信女様のコスプレをした“ノブたす”ちゃんですっけぇ♥」
──信女が二人がかりでレズレイプされ、同性の快感を仕込まれきった数日後。
本来は様々な女性の元を渡り歩き、好感度かせぎをしなければならない信女は、再び天乃と伊波の元に訪れていた。
その服装は、見廻組の制服のそれ……むしろ違法な出張デリヘルなどを取り締まる側の制服姿である。
「そ、そうよ、私はただの“ノブたす”なんだから……♥ この格好で女に抱かれても……マン汁漬けにされても、全然変なことじゃないわ……♥」
蕩けた顔で告げる信女に“免罪符”を渡され、二人は制服姿の美少女を挟み込み、左右から口づけをしながら微笑みかける。
「あっ……♥」
「それじゃあ、今日は見廻組の信女様が、レズ女二人に快楽攻めで堕とされて、お嫁さんにされちゃう設定でイキましょうかぁ……♥」
「くふふっ♥ 自分から『結婚してください♥』って言うまで、今日はやめないからなぁ……♥」
二人の熱い吐息だけでも秘所を濡らしながら、信女は部屋の中を見渡す。
そこには、料金として頂くはずの、ドーナツは陰も形もない。
そのことに落胆はあったが……信女は、性交を止める理由として、それを認めることは無かった。
今回の攻め役
※天乃&伊波(あまの&いわ)
・二人で長屋をシェアして暮らしている、同性愛者コンビ。途中から口調がオラついてくる方が天乃、最初だけオラついてむしろ以降は丁寧攻めなのが伊波である。
・どちらも地方で色々と派手なことをやらかし、流れてきた性豪。幸いにもというか、互いが好みから外れていた為、割とこれまでうまくやってきた。その癖、マジ惚れの相手にはちょっとビビッたりする。
※どちらも信女がドストライクであり、自分たちを夢女と名乗り、日々彼女とどっぷりレズセックスする妄想に耽っていたが、まさか向こうの方から機会をくれるとは思ってもみなかったようである。
・ちなみに名前のモデルは信女の元ネタである今井信郎の妻、旧姓天野いわから。
屋根が高い
2023-05-11 20:26:59 +0000 UTC邪バレンスタイン
2023-05-11 14:01:09 +0000 UTCまりね
2023-01-30 13:42:05 +0000 UTC屋根が高い
2023-01-30 13:04:17 +0000 UTCまりね
2023-01-30 12:53:15 +0000 UTC