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屋根が高い
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正義マン、マゾ堕ち完全無様敗北!~フィストでレズ不倫を仕込まれる人妻ショウダ

「──お客さまぁぁぁぁぁ! お客様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 狂気を込めた咆哮と共に、今日も団地の一角でノックという名の殴打ラッシュの音が響く。

 この団地に出没する狂気のセールスレディ・カンザキの強引な押し売りによって、これまでも数多の人妻が屈し、不要なものを超高額で売りつけられたきた。

 2号棟の住人・カタギリによって、団地の住人では無いにも関わらず「人妻危険度ランクA」に該当すると言われる超危険人物……この日も、哀れなる人妻が無理やりに商品を売りつけられ、悲劇に暮れるかと思われた。

 だがしかし、そんな拳の嵐は突如としてカンザキの顔面を狙って放たれた、倶風を巻く直蹴りによって中断された。

 カンザキは素早くバールのようなものを取り出して、その蹴りを正面から受け止める。


「ハイバラ、しつこいわねぇ。私は組織を抜けて、幸せな人妻になるのよぉ。親友として祝福してくれてもいいんじゃないの?」

「親友? 貴様と私の関係が、そんな腑抜けたものだったことは一度も無い」


 片方だけ髪の間から露出した目で以て、カンザキはハイバラと呼んだ女……長身で黒づくめ、右目だけが異様に動き回るという、異装の女刑事を射竦める。

 因縁に満ちた二人は、様々な裏のルールが跋扈し、支配層に嫌われれば管理人ですらも害される、この団地においてもアンタッチャブルな存在。例え団地の廊下で戦闘行為が発生しようと、誰も彼女たちを止められない。


「もう一度だけ提案してやる……私の性格はよく知っているな、カンザキ? これは、例外的と言ってもよい慈悲だ……組織へ戻れ、カンザキ。私の側で、修羅であり続けろ」

「相も変わらず、愛を知らない悲しい人ねぇ、ハイバラ。売って売って売りまくり、旦那の為に稼いで稼いで、2人の城であるマイホームを購入して、幸せな生活を守るのがセールスレディのただ1つの正義よぉ」

「旦那“役”だ……貴様の婚姻は許さん。組織の殺人マシーンに戻れ、カンザキ。正義など掲げるつもりは無いが……そうだな、国の正義の徒として、まずは悪質な訪問販売を捕えてやろう」


 それぞれが正義を掲げ、狂気の笑みと激情の静謐をそれぞれ湛え、今にも激戦が始まると思われた、その時。


「──正義」


 それまでカンザキによる地獄の訪問販売術にも、まるで反応を返していなかった扉が僅かに開き、小さな声が漏れた。

 カンザキはセールレディとして商品を売り込む名目で部屋へと避難しようと試み、ハイバラは小うるさい住民を催眠術で黙らせようとする。

 それよりも速く──伸びてきた腕が、2人の服を掴んだ。


「え」

「な……」


 恐るべき身体能力を誇る2人が反応できないほど、その腕の速度は尋常ではない域に達していた。それ以上の声を発することもできないままに、セールスレディと女刑事は団地の一室へと引きずり込まれていく。

 しばらくすると、耳をすませば微かに聞こえるような、ケダモノの断末魔のような“鳴き声”が部屋から響き、後は完全に無音となった。



「(うぅ~……! うぅぅ~っ! ストレス溜まるぅぅっ……! もっと破邪~! 破邪したいぃぃっ! ジャスティスしたいぃ~っ!)」


 ショウダ マサミは強烈なストレスに晒され、狂暴な正義感を目に宿してギラつかせながら、抉り込むようボディブローを空気に向かって連打していた。

 彼女はこの団地の裏の秩序……危険度Aランクの人妻だけで構成された恐怖の権力、和と階級を尊ぶという一行で矛盾を抱える組織「バニシング排斥婦人会」の一員である。

 気に入らない相手は苛烈ないじめや嫌がらせで排除し、高額な婦人会費を着服して贅沢三昧の私服を肥やし、あまつさえ胸に抱いた変態性欲を暴走させる狂気のドレス『リビドークロス』をばら撒くことさえやっている、暴虐の婦人会。

 まんま悪の秘密結社なのだが、苛立ちを悪にぶつけて発散したい、悪人相手なら玩具にして陵辱しても構わないという、己の中の“正義魔”とでも呼ぶべき暴力衝動を肯定してもらっていることから、ショウダは婦人会を信奉していた。

 バニシングの肩書が示すように、気に入らない住人を強制排除するのはショウダたちの仕事であり、過剰な正義思想に酔って悪人(※婦人会調べ)を弾圧するのは最高のストレス発散であった。

 ……なのだが、その活動は最近、すっかりと鳴りを潜めてしまっている。


「(キリタニ様もヌマジリ様も! 例え警察が介入しようと、相手が間違っていれば破邪すればいいのにぃ~! すっかり日和ってしまわれてぇ~!)」


 バニシング排斥婦人会はこれまで、団地でリビドークロスを纏った人妻たちが起こす事件の捜査担当者・ハイバラと裏で繋がることで、警察の介入を防ぎ好き放題に暗躍して利益を貪って来た。

 しかし、そのハイバラが突如失踪。それも最後に目撃されたのがこの団地ということで、身内に甘い警察の捜査は正常化&苛烈化。

 会長のキリタニも副会長のヌマジリも、かつて看護師をしていた時に実刑を食らったことがトラウマになっており「サツはヤバい」として、バニシング排斥婦人会は開店休業状態に陥っていた。

 ショウダや彼女の親友で復讐魔・ツジサキの鬱憤は溜まりに溜まり、ストレスフルな日々な日常に苛立つ毎日。婦人会の鉄の結束にすらヒビが入りつつあった。


「(あぁ~! もう、何時かみたいに自転車泥でも捕まえてぇ~! 破邪しようかなぁ~! 乳首舐めてやろうかなぁ~! 正義の行いなら警察も何にも言わないはず!)」


 狂った思考に頭を焼かれ、2m30cmもある長身に危険な気配を満たしながら歩くショウダの耳に、気に障る声が聞こえて来た。


「ええ! マクラさんって漫画家だったんですか!」

「“元”……漫画家、ですね。今も、印税には助けてもらってますけど」

「(この声は、婦人会の敵こと管理人ヨシダ! それに、漫画家だとぉ?)」


 管理人ヨシダは、リビドークロスを纏った人妻たちの事件に関わる中で、貧弱合法ショタでありながら婦人会と敵対するに至りながら、時にはクロスを纏う変態人妻たちに慈悲もかけるダブスタ野郎(※ショウダ談)である。

 どうやらマクラとかいう住人と話しているらしいが、ショウダはその顔を思い出すのにしばらく時間がかかるくらいには、影の薄い相手だった。というか、前髪で目元を隠している為、完璧には思い出せなかった。


「(確か、マクラ ツクル。町内会費も文句言わずに払うし、騒音始め燐家とのトラブルもない。けれど“覗き魔”のシラカゲも“情報魔”のハセガワも個人情報を掴めなかった謎めいた存在でもある……それが、漫画家?)」


 隠密にはまったく向いていない巨体のショウダであるが、建物陰から掃除中に談笑しているらしいヨシダとマクラの話を盗み聞きする。

 ショウダはオタク文化に対しても非常に強い偏見があり、漫画家=犯罪者予備軍と思っている節すらある。これは、久しぶりの破邪のチャンスであった。


「どんな漫画を描いてたんですか? 僕、そこまでは詳しくないけれど……あ、『ドジうさポロリ』とか好きです! あと『ピンクダークの少年』とか、学生の頃はよく見てました」

「あそこまで有名なお話には、縁が無かったですね。連載も1本きり、多分タイトルを言ってもご存じないかと思います……」

「(そんなにマニアックで変態的な漫画を描いていたのかぁ~! これは破邪対象確定だなぁ~!?)」


 黒い前髪で目元を隠し、全体に敵にふくよかというか、肉付きのいい見た目をしているマクラが、少しだけ謙遜するように言葉を口にした。


「……『ジャスティス☆ネーチャン』というんですけど、聞いたことないでしょう?」

「──!?」

「あー、知らないですね、ごめんなさい」

「(なっ、ななななっ、なにぃぃぃぃぃっ!? そ、それじゃあ、マクラが、あ、いや、マクラ“さん”が……! “アクラクルス”先生なのかぁぁぁぁっ!?)」


 衝撃を受けるショウダ……! あまりにも力を込め過ぎたせいで団地の壁角をめきりとひび割れさせてしまい、それに気づいたヨシダは顔を青くしてマクラから離れていった。

 団地へと戻っていこうとするマクラに、ショウダは同じ方向の手足を前に出す不自然な動きで近づいていく。

 “正義ごっこ”によって嫌われているショウダが、そんな不気味な動きで近寄ってくれば、並の人妻なら泣いて退散するところだが、マクラは口元に小さく笑みを浮かべて「こんにちは、ショウダさん」とあいさつをした。


「あ、あの、も、もしかして……“アクラクルス”先生、ですか? その、管理人……さんとの、会話が聞こえて」

「──。ちょっと、驚きました。ご存じなんですか、『ジャスティス☆ネーチャン』?」

「だ、大ファンです!」


 ……かつてショウダが、まだストレスの解消手段を持たない、力なき人妻だった頃。

 息子は言うことを聞かず、旦那は家事にも育児にも非協力的、団地の部屋のサイズは2m30cmのショウダとはサイズが合わず、壁に頭をぶつけても敷金の心配しか飛んでこない日々。

 真面目に生きている自分が、どうしてこんな目に合わなければいけないのか……そんな風に悩んでいたショウダが出会ったのが『ジャスティス☆ネーチャン』であった。

 アクラクルスというマイナーな漫画家の描くその作品は、高身長、ナイスバディ、そして正しい心を持つ主人公が、心清く生きている人たちを苦しめる悪を、スーパーパワーで制裁して回るというもの。

 ありがちと言えばありがちなのだが、作中で描かれる悪が生活に密着したレベルものだったり、主人公も一度は制裁対象から被害を受けることが多く、報復の形になっている点がショウダのハートを鷲掴んだ。

 ショウダの身にまとうA級リビドークロス“ジャスティス”のデザインや、彼女の口にする“破邪”という口癖も、『ジャスティス☆ネーチャン』の影響が大きい……オタクに偏見を持つショウダにとっての、唯一の例外なのだ。

 そんな作品は、不人気というワケでも無かったようなのだが、1巻以降は単行本化されず、残りの連載分について確認する手段は失われ……そのストレスもあって、ショウダは自転車泥相手に凶行に及び、婦人会に入ることになる。

 ともかく、ショウダにとって『ジャスティス☆ネーチャン』は正義の根幹の1つであった……珍しく作者相手に、殊勝な態度を取ってしまう程度には。


「そう、でしたか。ファンという方には、実は初めて会いました。それも、同じ団地の方だったなんて。嬉しいです」

「こ、こちらこそぉ……さ、サインとかもらっていいですかぁ?」

「サイン……でしたら、少しお時間をもらえますか?」


 ショウダを伴い、マクラは自身の部屋へと歩き出す。マクラの身長は、150cm前後と言ったところか。ちょうどショウダのデカいケツや、夫の粗チン(※ショウダがデカ過ぎるだけ)で欲求不満のマ〇コに顔の高さが来るだろうか。

 少しお待ちを……と言って部屋の中に消えるマクラ。ちょっとだけ部屋の中に入ってみたかったが、流石に傍若無人の化身・ショウダと言えど人妻、ほぼ初対面の相手に提案することが非礼に当たるだろうという程度の常識はある。

 1分ほどでマクラは玄関へと戻って来て、サインを上において紙束のようなものを差し出してきた。


「こ、これはぁぁ……まさか!?」

「未収録分の、原稿です。もう、私には必要のないものですから。ショウダさんに差し上げます」

「(夢にまで見た『ジャスティス☆ネーチャン』の続きが読める!?)」


 にっこりと口元で微笑むマクラの姿が、ショウダにはキリタニやヌマジリと並ぶほど、神々しい後光を放って見えた。

 だからこそ…部屋の奥から、かすれるように微かだが『あぉぉっ……♥』とケダモノのような声が聞こえ、マクラ以上にサッと青ざめてしまった。


「マクラ、さん。今の声って、まさかペット……?」

「ああ……内緒、ですよ」


 マクラはぴっと背伸びしてショウダの口元に指を当てると、自分の口元に戻して、玄関の中に消えていった……団地は、ペット禁止である。

 ショウダはまるで夢遊病のような様子で自分の家へ戻り、その際に何度も頭をぶつけながらも居間へと座ると、『ジャスティス☆ネーチャン』の生原稿を読み始める。

 内容の素晴らしさを確かめると共に、ふつふつとショウダの中に正義感が沸き上がって来ていた。


「(尊敬する先生が……団地の決まりを破っていたなんて。破邪しないと……先生を破邪して正気に戻さないと! こんな素晴らしい漫画を描ける人が、根っからの邪悪なはずがない! 私が正気に戻して差し上げねば!)」


 そうしてマクラを反省させて、婦人会に推薦しよう。そして、バニシング排斥婦人会や正義マンとしての活動を、漫画にして描いてもらうのだ。

 ごくごく簡単な団地の決まりも守れない、ケダモノ同然の住民たちや、変態人妻どもでも絵にしてもらえば婦人会の正しさを理解するはずだ。

 爛々と瞳に狂気を宿して微笑むショウダだが、その本音は要するに「好きな作家に自分をモデルにした痛快活劇を描いてもらおう」という、実に身勝手なものである。

 しかし、自身の正しさを疑わないショウダは、己のリビドークロス“ジャスティス”に手を伸ばすと、バニシング排斥婦人会の命令を無視して、単独行動に移るのだった……。



 ──深夜。

 マクラ ツクルの部屋のインターホンが鳴り、彼女は特に警戒する様子もなく、玄関の扉を開いた。

 そこには──ヌォンという効果音が似合いそうな様子で、身長が高すぎて体を少し曲げなければ立てない奇妙な出で立ちで以て、まるでアメコミヒーローのような装束に身を纏った、仮面の巨女の姿があった。


「HAHAHAHAHA! 正義マン参上ぉ~!」

「正義マン、さん?」

「隠れてペットなんて飼いくさってぇ~……漫画を描くのは止めたくせに! 決まりを守れない、悪い漫画家は正義マンが制裁してやる! のいて!」


 正義マンの放つ“のいてチョップ”を、ひょいと交わしながらマクラが道を譲る。どう考えても不審人物な正義マンに、彼女は特に狼狽える様子がない。

 それがマクラに受け入れられているような気がして、ちょっと上機嫌になってHAHAHAとアメリカンな笑いを浮かべながら、身体を前傾姿勢にして部屋の中へと乗り込んでいく正義マン。


「どこだぁ、違法なペットはぁ? 犬か、猫か、アナグマかぁ? 寂しさを埋める為に動物を飼うなど言語道断! 寂しいのなら漫画を描いて、ファンに囲まれればいい!」


 部屋の中は本当に最低限の家具しかなく、巨体のショウダ……否、正義マンでもほとんど抵抗なく進むことができる。そうやって家探ししていると、やがて奥から『お゛ぉんっ♥ あ゛おぉぉっ♥』と盛りの付いたような声がした。


「(破邪! 見つけたぞぉ、違法ペットめ! しかもこの声、去勢をしてないなぁ? 保健所行きだぁ! ……それにしても、何のペットだろう? “豚”の泣き声に似てる気がするなぁ?)」


 ここでいう豚とは動物のそれではなく、バニシング排斥婦人会のメンバーの1人、“被虐魔”アンドウのことである。

 ブラック企業の工場長にパワハラ、モラハラ、セクハラを食らい続けた結果、結婚するほど惚れ込んだという筋金入りのドマゾだ。

 ショウダやツジサキもよくストレス発散やご褒美の為に殴ることがあるが、なんだかその時の喘ぎ声に少し似て……。

 そう考えながら、奥へのふすまを開く。


「──お゛ぉぉっ♥ あ゛♥ あ゛ぁぁぁっ♥ カンザキ♥ カンザキぃ♥ お前は私のだぁ♥ 私のモノだぞぉ♥ うぅぅ♥ お前を孕ますのは男なんかじゃない♥ 私なんだぁ♥ 百合妊娠しろ♥ 妻なら私のになれぇぇぇっ♥」

「ん゛ひぃぃぃぃっ♥ ハイバラの貝合わせすごひぃぃぃっ♥ 愛液どぷどぷ注がれちゃう♥ おマ〇コの中にハイバラのが入って来るぅぅぅっ♥ 子宮のなか満たされて♥ 彼のこと忘れちゃう♥ レズになりゅぅぅぅっ♥」

「──HA? ハイバラ……?」


 そこに居たのは、犬でも猫でもアナグマでも豚でもない。

 悪徳刑事ハイバラ、バニシング排斥婦人会と組んで、団地をリビドークロスの実験場にしていた“ある組織”の構成員。

 そんなハイバラが、地獄のセールスレディ・カンザキと裸で睦み合い、貝合わせをしながらアヘ顔を晒して、潮を吹いている。正義マンが覗いていることなど、微塵も気にする様子がない。


「ふぅー♥ ふぅー♥ カンザキ♥ カンザキ♥ 気持ちいいぞ♥ “正義”を投げ捨てるのは気持ちいい♥ 堕落気持ちいいぃっ♥ ご主人様に感謝だ♥ 感謝しろ、カンザキぃっ♥」

「は、はひぃぃぃ~っ♥ セールスレディの“正義”とかぁ♥ く、くしょでしゅぅぅぅっ♥ マイホームとか犬小屋でいいのぉ~♥ 一生ハイバラとイチャイチャすりゅぅ~っ♥」

「こ、こいつら……!?」

「──見ましたね?」


 背後から響く、マクラの声。

 咄嗟に必殺のジャスティスブロウ……その威力はリビドークロスで強化され、電柱を砕くほどの威力を誇る……を放とうとする正義マンだったが、廊下が狭くて小回りが利かない。


「(落ち着け! 私にはジャスティスガードがある! マクラさんの小さな体で攻撃されたところで、すべて無意味! 無効化! ジャスティスは守りに強い!)」


 正義マンことショウダの纏う、プレミアムリビドークロスには複数の能力が添加されており、その1つが“非ニュートン流体”を使った瞬間硬化だ。打撃を受けた個所が瞬時にして固まり、あらゆるダメージを無効化するのである。

 金属バットで殴られようが、スタンガンで電気を流されようが、ジャスティスはノーダメージ。むしろ攻撃をしてしまった罪悪感を利用し、ハイバラと神崎のことを問い詰めようと、冷静にショウダは算段する。

 そんなショウダの耳に、ぱちんっと掌を合わせる音がして。


「──えい♥」

「ぴぎょほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」


 ジャスティスガードを貫通したかのように、尻穴に棒状の感覚が侵入してきた。

 ずどんっ♥ と尾骨から脊髄にまで届くような強烈な衝撃、それを追って襲ってくる敏感な菊門を抉られた得体の知れない痛みと快楽。

 ショウダは成す術無く前に倒れ込み、びくんっ♥ びくんっ♥ と廊下に突っ伏して痙攣する。


「──漫画家は、とても“手が速い”というのをご存じですか、正義マン……ショウダさん? 『ピンクダークの少年』や『異人館の紳士』の作者である岸部露伴先生にお会いしたことがありますが、あの方など秒単位でキャラまで描いたサインを仕上げてみせるので、驚いたものです」

「いぎっ♥ ひっ、ひぅぅぅぅっ♥ お゛ぉぉぉっ……♥ にゃ、にゃにを、言ってへぇ……うひぃぃっ……♥」

「私はあの方には流石に及びませんが……それでもダイラタンシー“程度”ならば超える速度で手を動かすくらい、容易にできます。手が商売道具の漫画家なら、こんなことはしませんが……私は単なる、人妻なので」


 リビドークロスの脅威の性能を、単純な身体能力と技術で打ち破ったという、恐ろしいことを語るマクラだが、それを吟味する余裕はショウダには全くない。

 超高速のカンチョーをケツにぶち込まれてしまったショウダは、今更になってジャスティスガードを発動した己のリビドークロスによってケツ穴を掘られっぱなしの状態になっており、未知の快感で体を苛まれていた。

 ショウダは何とか子作りは行えたものの、2m30cmという巨体から夫を含めた男を相手にして性的に満足した経験はないし、通常サイズのバイブもディルドもまったく気持ちよく感じたことは無い。

 いわば年中ムラムラしている状態であり、その欲求不満も過剰な正義行動に繋がっているのだが、そんな彼女もアナルセックスの経験はそもそも一度もなく、深々と突き込まれたマクラの指の形が、いつまでも菊門を攻め続ける。

 解除しようにも、自身のケツ穴がリビドークロスをぎちぎちと刺激する為、まったくジャスティスガードが解除される様子が無いのだ。


「お熱い2人を邪魔するのもどうかと思いますし、私とはあちらで話しましょう?」

「いぎっ♥ あっ、あぁぁっ♥ や、やめっ……ひっぱるな……あぎゅぅぅぅっ♥ 引っ張らないでぇ♥」


 髪の毛を乱暴に掴まれ、ずるずると巨体を引きずられるショウダ。ハイバラとカンザキの嬌声を背中に聞きながら、懸命に這いずってマクラの後を付いていく。その様は、まるで犬のようだ。

 アナルから断続的に伝わる刺激と熱のせいで、ショウダには反撃しようという気がまるきり湧いてこない。彼女の正義感は不屈の闘志ではなく、自分より弱い相手への制裁しか意図していない為、逆にやられるとすぐに狼狽えてしまう。

 そのままマクラはショウダを寝室へと連れ込むと、乱暴に寝台の上に投げ飛ばしてみせる。身長2m30cmの巨体が空を舞い、ベッドを派手に軋ませた。


「おっ……おほぉぉぉっ……? ひぃぃぃっ!?」


 尻穴からの快感と刺激で悶えていたショウダだが、その寝室の異様さに気付いた瞬間、悲鳴を上げる。

 その部屋の中には、恐らくはマクラが描いたのだろう、夥しい数のイラストが飾られていた。

 それも、すべてが陵辱の絵……女が女に襲われて強姦されている絵ばかりだ。

 襲われている方の女は全員、いわゆる変身ヒロインのようなスーツ姿のものばかりで、ジャスティス☆ネーチャンの主人公にも似ていたし……正義マンとも似ていた。


「“悪堕ち”って、分かりますか、ショウダさん。気高くて、強くて、誇り高い……そんな正義のヒロインが、自分の信念を快楽で捻じ曲げられて、色狂いの変態に堕ちて、むしろ悪を嬉々として成すようになる……そういうので喜ぶ性癖です」

「う、あぁぁぁっ……♥ ま、まさか、あんたも変態人妻……ほぉぉんっ♥」

「そう呼ばれる人たちと、似たようなリビドーは抱えていますね。“悪堕ち魔”……これだと悪堕ち“すること”が性癖のように聞こえますから“悪魔”とでも名乗りましょうか」


 くくくと低い声で笑うマクラには、昼間の人当たりの良い、物静かな女性の面影は微塵も無い。性癖を解放した、恐ろしい人妻がいるばかりだ。


「まあ、人妻と言っても……私には夫なんていないんですけどね。いつか、そういつか、私自身の手で、現実において……正義のヒロインを悪堕ちさせて、その支配者にして妻になりたかったんです。だから、私の伴侶の座はもう埋まっているので、人妻を名乗ってました」

「はぁぁっ……♥ は、破邪ぁぁぁぁぁっ!」


 なんとか呼吸を繰り返して痛みと快楽をごまかし、渾身の力で反撃の拳を放つ正義マン。その姿が、正に陵辱の縁に立っても決して諦めない、不屈のスーパーヒロインの姿であり……大いに、マクラを喜ばせる。 


「──『ジャスティス☆ネーチャン』も、そんな風に影響を受けた正義の志を持った人が現れないかなと思って……描いたんですよ。ふふふ……嬉しい、本当に。ショウダさん──正義マン。あなたが、私の花嫁です……♥」


 涼しい顔でショウダの拳をかわすと、マクラはそっとハートの形を指で作って見せる。

 そうして、ショウダの目にも止まらない速度で以て、その胎にずどんっっ♥ と打ち込んできた。


「おぎょほぉぉぉぉぉぉぉっ♥ ひぃぃぃぃぃっ♥ し、しきゅ、子宮がぁぁぁぁあぁ♥ ひぃぃぃぃっ♥ なにこれぇぇぇぇぇっ♥」

「リビドークロスと言うんですか? その玩具、本当に素敵ですね……私とあなたの婚姻、そして正義マンの快楽屈服に最高に似合ったシステムです。よくあるんですよ、スーツの効果を逆に使って堕落させるパターン……♥」


 ハート型に打ち込まれた部分もまた、ジャスティスガードを発動してしまい、腹筋でぎゅっ♥ ぎゅっ♥ と刺激を与え、体外からのポルチオ快楽を絶え間なく与えてくる。

 子供を出産しながら、セックスは入り口程度までの挿入しか経験のないショウダにとって、子宮を直接愛されるという経験は初めてであり、アナルから襲う無限カンチョーの快楽と合わさり、最後の反撃の気力を奪っていく。


「例えば、ここを……こんな風にしても、戻らなくなるんでしょうか?」

「ひおぉぉぉぉぉぉっ♥ 胸ぇぇぇへぇぇぇぇぇっ♥ ひぃぃぃぃぃっ♥ おっぱいがぁぁぁぁっ♥ 私のおっぱいがぁぁぁぁぁっ♥」


 乳首を元漫画家の指で、超高速で以て抓り上げ、更に胸肉を内側へと押し込む。リビドークロス“ジャスティス”は与えられた刺激に従い、粛々と硬化を実行していく。

 その上“ジャスティス”にはもう1つの機能もあり、仕込まれた人工筋肉繊維に生態電気を送り、筋肉を強化して“しまう”力がある。

 括約筋も腹筋も、並の人妻のそれではなく……当然そんな異常なパワーでの締め付けは“攻撃”と判断する、そんな最悪のマッチポンプがリビドークロスの中では起きていた。

 最後の希望として性癖第二解放といって、布地そのものを減らした状態で飛行機能を手にする力もあるのだが、こちらは3日間のセックス禁止を条件としており、今まさに快楽の渦に飲まれているショウダでは発動不可である。


「(ひぃぃぃぃぃっ♥ 壊れるっ♥ 壊れちゃうぅうぅぅっ♥ 私、壊されるぅぅぅっ♥ ど、どうしてぇぇっ♥ 私、正義の味方なのにぃぃぃっ♥)」

「正義の味方だからですよ……♥ あなたは私の、理想のヒロインです、正義マン……♥ 壊してあげます、狂わせてあげます、堕としてあげます……寝取って、娶って差し上げます、私の未来の奥様……♥」


 ヨシダが逆鱗に触れた時のように「人をイジメたいだけのサディストだ」と指摘されたのならば、ショウダは正義マンとしての怒りで快楽を振り切り、反撃に臨めたかもしれない。

 だがバニシング排斥婦人会も、ショウダの力を欲しているだけで、別に彼女をスーパーヒロインだ等とは扱ってくれなかった。なんならキリタニとヌマジリは若干引いてすらいた。

 そんな中で、こんな悍ましい陵辱の最中ではあるが、ある意味初めて他者から全面的に正義のヒロインだと認められたのだ。怒りどころか、胸の中には充足感すらあり、それがショウダをますます狂わせていく。


「(こ、こうなったら、オナ禁コントローラーだ! あれで私の犯る気を最低まで落とせば、クロスの力は解除される! す、素の力でも、ここから逃げ出すのは簡単だ!)」


 ショウダの力ならば、マクラを殴り倒すことも可能なはずなのだが、もう彼女の心には逃げの一手しかない。魂まで、屈服してしまっているのだ。

 リビドークロスの要である共振石は、性欲を高めることも沈めることもできる。本来は監視対象に置いた変態人妻たちを掌握する為に作られたコントローラーには、ショウダの分も容易されていた。

 それは要するに、ショウダがいずれ“やらかす”と思われ、切り捨て対象にされていた証拠なのだが、必死な彼女はそこに気付かない。

 ショウダは悶える正義マンを見つめて、満足そうにしているマクラの一瞬の隙をつき、コントローラーを取り出すと……。


「なるほど、これで性欲をコントールできるんですね」

「あ……」


 ……漫画家の手の速さを、説明されたばかりなのに失念していた。


「快楽スイッチ、最大感度……怨(オン)♥」

「──いぎゃひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥ お゛ぁぁぁぁぁぁぁっ♥ お゛っほぉぉぉぉぉっ♥ ほぉぉぉっ♥ くつほぉぉぉぉぉぉぉっ♥ いぎっ、ひぃぃぃぃぃっ♥ ひぃぃぃぃんっ♥ あぎゃへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥」


 アナルが、子宮が、胸が、これまでとは段違いの快楽を発し、ショウダの意識を焼いていく。過剰な正義への信奉だけでなく、あらゆる不満もストレスも、焼き尽くされていく。


「ふふっ、さあ……ショウダさん、立って♥ 立ってください、ショウダさん♥」

「お、ほぉぉぉぉっ……んぉぉぉっ……♥」


 がくがくと足を揺らして、それでも無理やり立たされたショウダの、ちょうど股間の辺りに、マクラの顔が当たる。彼女は愛液を垂れ流し過ぎて色の変わっているそこを、ぺろっ……♥ と軽く舐めると……ぎゅっと拳を握ってみせた。


「さようなら、正義マン……♥ 今日から、仲良く暮らしましょうねぇ♥」

「ひっ、ひぃぃぃぃ~っ♥ た、たしゅけっ……たしゅけてぇぇぇぇっ……♥」


 ショウダは何をされるのかを理解し、心の底から正義のヒロインに助けを求めた。正しい志を持った誰かが、この場に乱入してきて自分を救い出してくれること望んだ。

 信奉するキリタニもヌマジリも、夫と子供の姿も、彼女の頭の中には無い。自分を助けてくれる相手として、そんな連中は求めていない。

 ……だが、救いの主は訪れない。正義の味方は、彼女自身なのだから。


「ダークネス……ブロウ♥」

「ぷぎゃはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~っ♥ おんぎっ、はおぉぉぉぉぉっ♥ ぷぎっ、ふぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~っ♥ あ、がっ……いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥ あへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥」


 ──フィストファック。

 マクラの瞬速の拳が正義マンの膣へと突き刺さり、子宮まで到達して思い切り子宮口を殴り上げる。

 彼女には小さすぎるチ〇ポしか突っ込めなかった夫からは、与えられたことも無い完璧な快感と満足がそこにはあった。

 子宮にまで届くほど膣を抉り上げられて、膣壁をごりゅごりゅと削られたままの形でジャスティスガードが発動し、固定される。

 オナニーでも、セックスでも……もっと言えば、リビドークロスを使ったアナルやポルチオの快感ですら、完全な絶頂はもたらしてくれなかったが、マクラの手はそれを実現してくれた。

 目元を覆ていった赤い仮面がはじけ飛び、正義マンはショウダ マサミに戻りながら、生まれて初めての性の充足を与えられ、堕落した。

 口をすぼめて舌を突き出し、涎を流しながら邪なる快楽に屈服したのだ。


「……正義なんて捨てて、私のお嫁さんになりますね、マサミ?」

「は、ひぃぃぃぃぃ~っ♥ マクラ、しゃんの……マ〇コ嫁に、なりましゅぅぅぅぅぅ~っ♥」

「ふふ、嬉しい……いっぱい練習して、よかった♥」


 ショウダが失神し、クロスの力が解除され、アナルや乳首への拘束が消える。

 立ったまま意識を手放したショウダを、しばらく串刺しにしたような状態でゆさゆさと揺らしていたマクラだったが……やがて彼女はショウダを寝台に寝かせ、共振石を指で何度か刺激すると、リビドークロスを解除してみせる。

 そうして、ショウダの股間から大量に愛液がどばぁぁぁっ♥ と漏れ出すのを見て、鼻をひくつかせながら微笑んで見せた。



「──ああ、平和だなぁ」


 掃除をしながら、管理人ヨシダはそう呟く。

 警察の捜査が入ったこともあってか、変態人妻たちは完全にその姿を消していた。変態人妻自助の会は一応残っているのだが、今はリビドークロスを使わない、更生サークルのような健全な集まりに変わっている。

 対して、バニシング排斥婦人会は、消滅した。

 会長のキリタニと副会長のヌマジリはこれまでの余罪含めて逮捕され、2度目ということもあり実刑を食らうことになったのだ。どうも彼女たちに協力していたはずの刑事から、様々なタレコミが捜査本部にあったらしい。

 婦人会の構成員たちは恐ろしい暴走を起こすのでは、とヨシダは案じていたのだが、もっとも危険人物だと思っていたショウダとツジサキが中心になって彼女たちを諫め、リビドークロスもすべて警察に押収されたとのこと。

 ショウダは何時の間に仲良くなったのだろう、マクラと共にヨシダの元を訪ねてきて、その大きな体を直角に曲げて心からの謝罪を送ってくれた。

 多くの迷惑をかけたことと、凶行のストレス源だということで、旦那とは離婚し、親権も放棄したらしい。少し可哀そうだが、マクラやツジサキが気をかけながら、この団地で暮らしている。


「あなたぁ~♥ そろそろお昼に帰ってきてぇ~♥」

「あ、わかりました、カタギリさ……おっと」

「もう、今は“ヨシダ”でしょ? いつまでも慣れないんだから♥」


 離婚と言えば、ヨシダを様々な形でサポートしてくれたカタギリも、すれ違っていた旦那と離婚し、なんとヨシダと再婚した。最初は不安も多かったが、今はラブラブ新婚夫婦として過ごしている。


「カタギリさん……ヨシダさんの奥さん、笑顔が増えてよかったですね」

「あ、マクラさん。それにショウダさんも、ツジサキさんも」


 声の方を振り向くと、そこにはショウダとツジサキを伴った、マクラの姿があった。この中では一番控えめに見えるマクラが、この3人だと中心になっているのだから、不思議なものだ。


「マクラさんは、散歩ですか?」

「ええ、ショウダさんとツジサキさんにも手伝ってもらって、ペットの散歩をしていたところです」

「ペット? 団地はペットは……まあ、いいか。部屋を汚したりしないように、お願いしますね」

「はい、もちろん」


 マクラが微笑んで視線を向けた先、ペットがいるのかと思ったのだが……そこには最近見かけないと思っていた地獄のセールスレディ・カンザキの姿があり、思わず固まってしまう。

 黒ずくめの女性と何やらじゃれているようだが……そちらの女性にもなんだか見覚えがある気がして、頭がクラクラしてきたヨシダは、自宅に戻って昼食を取ることにし、挨拶をしてショウダたちから離れていった。


「さて、と……管理人さんもいなくなりましたし、今日はここで“シ”ましょうか?」


 マクラが囁くと、ショウダとツジサキの表情が一変する。

 堕落しきった、雌のもの……快楽の為ならば、自分の大切なものを擲つ、そんな“悪”に染まり切った顔だ。


「はぁ、はぁ……♥ こ、こんなところでぇ……♥ だ、誰かに見られるかも知れないのにぃぃ……♥」

「そういうのが好きなんでしょう、あなたは? まさか、正義のヒロイン・正義マンが、こんな衆人環視の調教で、あっさりイッてしまいませんよね?」

「そ、その通りだぁ♥ 正義マンは負けないぃ♥ 快楽調教になんて、負けないぞぉ♥」


 既に負け切った表情で口にするショウダは、その上着を捲り上げて、『レズパコ快楽大好き♥』『正義よりマ〇コを愛してます♥』『雑魚負けヒロインお仕置き破邪して♥』などと書かれた卑猥な落書きを覗かせる。

 親友の卑猥な姿にマンイキして潮を吹いて見せるツジサキを撫でてやりながら、マクラはまだまだ続いていくマゾ調教に、満足げな笑みを浮かべてみせた。


 ──その後、漫画家アクラクルスは再デビューを果たし、未完だった『ジャスティス☆ネーチャン』の完結編が描かれた。

 長身のスーパーヒロインは、復讐のために戦う小柄な相棒と共に激戦を駆け抜け、悪く言えば月並みだが、王道のラストに再評価が進み、新たな連載も決まったらしい。

 ……ヒロインと相棒が悪の女王に屈服し、八百長の正義ごっこで以て新たなヒロインが生まれるように煽りながら、主に可愛がってもらう為に彼女たちを捧げ続けるという真の最終回に関しては、今でも作者の机の中にだけ眠っている。




今回の攻め役

※マクラ ツクル(真闇 創)

・元漫画家で“悪魔”を名乗るS級変態人妻。一見すると大人しく、人当たりもいいふくよかな女性だが、正義のヒロインを悪堕ちさせたいという欲望を秘めており、髪で隠された目には根深い狂気が宿っている。

・そもそも「人妻である」と申告しているが、これは後々に屈服させ、悪堕ちさせたヒロインと結婚すると決めている為、伴侶の座が埋まっているという論理展開からであり、未婚者。実態はかなりサイコな性格。ショウダ(とツジサキ)を娶って本当のことにしたからまだいいが……いいのか?

・そもそも連載していた『ジャスティス☆ネーチャン』自体、自分が悪堕ちさせる正義のヒロインを実際に生み出す為に書いていたというのだから、まごうことなき狂人である。ちなみにアクラクルスというペンネームは本名のもじりと「悪、良、狂す」の意味。

・ただ連載を途中でやめたのは、漫画に対して愛着を持ってしまい、自分の欲望の道具にするのが嫌になったかららしく、変なところで真面目だったりする。その癖、いろんなスーパーヒロインの悪堕ちレズレイプ絵を寝室に飾っていたりするので、ダブスタと言えばその通り。

・ちなみに本作の世界においてS級人妻の実体が知れないのは、全員が“独善”を掲げて衝突した結果、既にマクラによって犯されて再起不能になっているからだったりする。作中で口にしていた“いっぱい”は、カンザキとハイバラだけを指した訳ではないのだ。

正義マン、マゾ堕ち完全無様敗北!~フィストでレズ不倫を仕込まれる人妻ショウダ

Comments

リクエストありがとうございました! リビドークロスでレズ堕ち書くなら、スーツの機能を逆に悪用される展開が欲しいな…と思っていたので、フィストファックのついでにジャスティスカンチョーもしておこうかなと…淫獄団地のレズエロは書いてて楽しいです!

屋根が高い

リクエストSS投稿ありがとうございます。 異常な高身長なヒロインってお尻を狙いやすそうだよなとは以前から思っていたのですがアナルにめり込んだ状態でスーツの硬化機能が発動というのは思いつきませんでした。 流石ですね。

ヨネザワ伍長

あれよあれよ筆が進みました、すべてショウダさんがクッソエロいせいです(他責思考) 人妻百合も人妻NTRもAVなんかでは一大ジャンルですしねー 次回があればツジサキさんの強制清楚化とか、ゴウダさんを逆に変態人妻化とかしたいですねー(邪悪)

屋根が高い

予想以上に淫欲団地をネタにしてよかったと思えるほどの大満足 人妻+レズ寝取りは最高ということなのか、、、!? また淫欲団地ネタでお願いします

dekoi


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