あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。
……というワケで、新年最初のFANBOX更新として『僕のヒーローアカデミア』より。ラビットヒーロー・ミルコのふたなり雌臭漬け子作り姫始めとなります。
PIXIVの方の『箱詰め兎、雌臭中毒に堕つ』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17310928)と『百合好き箱娘、ふたなり射精中毒に堕つ』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18729059#20)の続編となるので、よろしければご参照ください。
「──あけましておめでとうございます、ルミさん」
柘榴の花があしらわれた、高そうな着物を纏った女だった。
体の発育は素晴らしくよいもので、胸が大きすぎて着物の胸元が露わになる様に開いてしまっている。髪は長く、前髪で目元を隠しているが、その視線の奥には爛々と情欲の炎が燃えているのだ。
兎山ルミという本名の方を呼ばれた“元”ラビットヒーロー・ミルコは、しかし普段ならば甘えて依存し、すぐに肉体関係を迫る相手……着物の女であるヴィラン“シャフトマシン”こと匂宮葉子に対して、つんとその顔を横に反らしていた。
健康的に焼けた肌、鍛え上げられた筋肉の上に纏われる、女らしさという名の脂肪の鎧。
“兎っぽいことは大体できる”という、決して戦闘向けではない《個性》を磨き抜いて、トップヒーローの一人となったその体は、女としても極めて魅力的であり、また蠱惑的でもある。
ミルコは既に葉子の手によって、平和や正義など歯牙にもかけない快楽に狂った悪堕ちヒーロー……いや、ヴィランの手下になってしまっている。
そのことを悟られぬため、年末・年始のあいさつをヒーロー仲間やスポンサーに行ってきたので、今の彼女は葉子との絆の証であるお揃いの着物ではなく、ヒーローコスチュームを纏っていた。
白地に紺の縁取りがされたバニー服のようなボディースーツ、胸元に大きくあしらわれた黄色い三日月、首元の白いファーに靴と一体化した兎の脚部を思わせるタイツ……葉子に無惨に敗れ、彼女に絶対の忠誠と永遠の愛を誓った時のそれ。
久しぶりに見るヒーロー姿のミルコに、葉子は興奮している様子で「ルミさん、お美しい……♥」と着物の袖で口元を抑えて呟いていた。
けれど、肝心のミルコはずっと不機嫌。いつもは葉子の手で陥落した女性ヒーローや女ヴィランたち相手に「あたしが葉子様の嫁なんだ!」とマウントを取ることすらあるのに、こんなつれない態度は初めてだった。
かつての葉子であれば……愛しのミルコがこんな態度を取れば、自分が何か非礼を働いてしまったのではないかと落ち込み、いつも潜んでいる箱に引きこもって新年を過ごしてしまったかも知れない。
けれど、今の葉子は箱に籠るだけでなく、人が心の箱にかけた錠を開くための、鍵も持ち合わせていた。
「くす、くす、くす……ルミさん、ほぉら♥」
「ふほぉっ!? ほぉぉぉっ……♥」
「くふっ、私の魔羅……でございます♥ ルミさんは私の匂いに、すっかりと中毒になっておられますが、ここの匂いは特別に溺れていらっしゃいますもの、ね……♥」
魔羅、肉竿、陰茎。
本来ならば女に備わっていないはずの、生殖器官。
かつて葉子のアジトに乗り込んできたヴィランを惨殺した際、不慮の事故で葉子に備わってしまった、欲望の具現。
今や彼女はその存在を受け入れ、こうして釣れない嫁を振り向かせる道具として、積極活用するまでに至っている。
「ふほぉぉぉっ……チ〇ポぉ♥ 葉子様の、チ〇ポぉぉぉ……♥」
「くふぅ……ルミさんの熱い吐息がかかるだけで、恥ずかしながら私、達してしまいそうです……♥ 何しろ、ルミさんがお出かけになられてから、一度も精を吐いておりませんので……♥」
「え……?」
その言葉を聞いたミルコが、急に葉子の方を向いた。
その白くつややかな髪がチン先に触れ、髪射しないように葉子は人差し指を噛んで耐えている。
「本当に? 葉子様、まだ一発も……今年になってから、ヌイてないのか?」
「姫始めは、奥さんとするもの……でございます。葉子の奥さんは、お嫁さんが、正妻は……ルミさんで、ございましょう? ルミさんがお出かけ中に、初交情など無理な話……で、ございます」
その勝気な視線を覆うように、見せ槍しながら腰を前後に揺らす葉子。
普段は上流階級育ちと思わしい態度や振る舞いを見せる葉子だが、肉竿の快感は彼女の理性もまた揺るがし、葉子がその個性《箱入り娘》で以て堕とした女たちには、時おり下品な振る舞いをすることもあった。
「ふぅぅぅっ……♥ 本当は♥ 本当は龍子さんや♥ 萌さんや♥ ヒミコさんで♥ 濃いぃぃぷるぷるの精子♥ 孕ませの魔羅汁♥ はしたない蜜♥ 注いでしまおうかと、悪心に囚われたりもしました……♥ 葉子は耐えたのです♥ 奥さんの為に、懸命に獣欲を乗りこなしたのにぃ……ほぉぉんっ♥ そのお嫁さんがツンケンなさるだなんて、我慢が利きません♥ れーぷ♥ このままルミさんが事情をお話してくださらないのならば♥ 私、ルミさんを初れーぷ致します♥ 無理やり強姦して、私の魔羅汁を噴きながら『愛してる♥』しか言葉を知らぬ、そんな様に堕とさねばなりません♥ くふぅぅんっ♥」
「はぁぁぁっ……♥ 見せ槍されながら、んほっ♥ チン先ゆらゆらされるとぉぉ♥ たまんないぃぃ♥意地張ってたの、馬鹿みたいに思えるぅぅ♥ 葉子様、ごめん、ごめんよぉ……あたし、もう葉子様が他のオンナ相手に新年初パコ決めたあとかと思って♥ 嫉妬♥ 狂いそうなくらい嫉妬してたんだぁ♥ あたしが、あたすが葉子様の正妻なのに♥ 嫁なのに♥ 今年は兎年なのにぃぃぃっ♥ おぉっ♥ でも、他マ〇コ耐えてくれたんだなぁ……♥ し、しよう♥ 今すぐパコろうぜぇ……♥ ラブラブ婦婦交尾、新年からキメたいぃぃっ♥」
已む無くあいさつ回りをすることになり、てっきり葉子はもう肉竿を使って白濁の宴を過ごした後だと思い込んでいたミルコは、口の外に出した舌をれろれろと下品に振り回してから、四つん這いになって尻を激しく振る。
贅肉よりも筋肉の割合が強いミルコのケツだが、葉子に散々ばら犯される日々の中で、その丸みは少しずつ増し、今はぷるんと左右に揺れる程度の贅肉も備わっていた。
その様子たるや、葉子の限界まで高まっていた性欲を、女の体に宿ってしまった獣の欲望を、全開まで刺激するのも已む無いことだった。
「ふぅー♥ ふぅー♥ くふふ……ルミさんは、私に確認することすらせずに……勝手に嫉妬して、私に意地悪をしていたのですねぇ……♥ なんと悪いお嫁さんでしょうか♥ 許せません♥ 許されませんよ、ルミさん♥ 愛しているからこそ、許せぬことがあるのです♥」
「はぁ、はぁ……んぎっ♥ ケツ揉まれてるぅぅぅっ♥ 強めにケツ揉まれるだけでマン汁噴いて♥ 体が排卵始めやがるぅぅ……♥ 葉子様ぁ、チ〇ポで悪い嫁しつけてくれ♥ 格好つけのヒーローどもなんかを優先して♥ 最愛のお嫁さん放置した極悪兎ミルコに♥ 新年初お仕置きんブチ込んでくれぇ♥」
着物の合間から覗かせた剛直を、幾度もミルコの秘所に擦り付け、たっぷりと愛液を纏わせる葉子。興奮しすぎて、口の端から零れた涎が、ミルコの背中にかかり「あっ……♥」と期待の声をあげさせる。
直後、葉子に肉竿が備わって以来、徹底的にその形を専用のものへと変えてきた、極悪な大きさの魔羅が、嫉妬に満ちていた兎嫁の奥へと、それはもう勢いよく、どちゅんっ♥ と挿入が成された。
「あ゛あぁっ♥ んあ゛ぁぁぁぁっ♥ きたっ、来たぁぁぁぁっ♥ あ、あたしのお嫁さんの♥ あたしのご主人様のチ〇ポっ♥ チ〇ポぉぉぉぉぉっ♥ あぎゅっ♥ んぎゅぅぅぅっ♥ し、子宮まで届いてる♥ 届くぅぅぅっ♥」
正直なところを言えば、葉子の安全も考えてのこととは言え、ヒーローたちやスポンサーの元を回りながらも、ミルコの頭の中は新年初交尾、葉子によるふたなりファック以外の思考はなく、戻って来る前に子宮は下りきっていた。
それでも、少しくらいは拗ねた様子を見せて、愛する人から寵愛を賜ろうという姑息なことを考えたのだが……幾度もセックスしてきたはずなのに、最初の一突きの時点で齎される快楽はミルコの想定を遥かに超えた。
「お゛っ♥ お゛ぉぉぉっ♥ す、すごすぎっ♥ 葉子様、いつもより激しっ……激しすぎぃ……んっ、くあぁぁぁぁっ♥ は、腹にチン影はっきり出るぅぅぅっ♥」
「この魔羅が備わって以来、一日に三十回は射精しなければ治まらないのに♥ ルミさんと来たら勝手にお出かけして♥ ヒミコさんがチューチューしたそうにしているの♥ 泣く泣く追い返す私の気持ちがわかりますか♥」
「あうぅぅっ……♥ ご、ごめっ……♥ でも、あたしぃぃっ……♥ 葉子様の、ために……おぎょっ♥ 子宮口にチ〇ポはまっでるぅぅぅっ♥ 子宮口フェラどころか子宮口イラマぁぁぁぁっ♥ は、はひぃっ♥ 言い訳、しませんんっ♥」
「くふっ、それでいいのです♥ ルミさんは私の魔羅が苛々したら、即日そこをよしよししてくだされば、それでよいのです♥ ふぅぅっ♥ こんな格好いい、そして猥雑な衣装で以てぇ……私以外のヴィランやヒーローなど見ないでください♥ 浮気でございます♥ 浮気兎に愛情注入でございますぅぅぅぅっ♥」
葉子は後ろから突いていたミルコの体を軽々と持ち上げ、逆駅弁の姿勢でじゅこじゅこと突き上げを繰り返す。
荒い息を吐きながらミルコを突くことにしばし集中していた葉子だったが、やがてその顔にニマァ……と何処か性質の悪い笑みが浮かんだ。
「そうです……ルミさんはきっと、私の個性の影響が薄くなって……私を悲しませるようなことを、してしまうのに違いないのです……♥ くふふっ♥ なら、もう一度しみ込ませなければ……私の、匂い……んふっ♥」
「は、へぇぇぇ……♥ は、葉子、さま……? はひっ♥」
ミルコの喉から漏れたのは、恐怖と期待の半々に混ざった悲鳴。
女ものの着物にのみ備わった、腋の湿気や熱を逃がすための穴……身八口と呼ばれるそこを開き、むわぁぁっ……♥ と葉子の甘い腋臭が溢れだす。
《箱入り娘》──その体臭を染み付かせた、箱状の空間へ移動するという《個性》故に、葉子は同性を異常なほどに発情させる匂いの持ち主で、かつ性交を行わないとその匂いが強くなるという特徴が、肉竿が生えてから備わっていた。
嫁との新年姫始めの為に、性交どころか自慰すらも我慢していた葉子の腋臭は、ただでさえ《兎》の個性によって嗅覚の鋭いミルコには特攻であり、パコパコと子宮を直接突かれる快楽と相まって、愛液がとめどなく噴き出している。
「ひぃぃぃ~っ♥ こ、壊れるぅぅっ♥ あたし、壊れるよぉ、葉子様ぁぁぁ……♥」
「くひっ……♥ 嫁を悲しませる、悪い奥さんは──徹底的に壊して差し上げます♥ いいですよね♥ ルミさんには私だけいればよいのですから、ね♥」
「おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥ んひっ、んへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥」
濃厚な雌の腋の匂いを鼻先に押し付けられ、まるでプロレス技をかけられているかのような無様な格好で、びくびくと痙攣しながら潮吹きを繰り返すミルコ。
あまりにも無様、あまりにも浅ましく……あまりにも、淫蕩。もうミルコは、格好いいヒーローでいたいなどと微塵も想っていない。こうやって葉子に蹂躙され、支配されることこそが彼女の夢、理想、幸せなのだ。
激しい逆駅弁ファックと、濃厚な腋臭で脱水症状が心配になるほど愛液を噴き出すミルコの腹筋を、つぅ……と葉子が撫でてみせる。
その刺激がトドメの一撃となり、ミルコは喘ぎ声すらも葉子の柔らかく香しい腋に押し潰された「んげぅぅぅぅっ……♥」と情けないものをひり出すまま、最大の絶頂を迎えてマン肉を締めあげる。
肉竿が思い切り刺激され、葉子は溜めに溜めていた精液を、ミルコの腹へと一気に吐き出した。
「くふぅぅぅっ♥ 孕みなさい、ルミさん♥ ルミ、孕めっ♥ 孕めぇぇぇっ♥ あなたは私のものですっ♥ 体の奥まで私に匂いに染まりなさいっ♥ 染まれぇっ♥」
「あふぅぅぅぅっ……♥ 葉子さまぁぁぁ……は、こぉ……んへっ♥」
がくつと意図が切れたように痙攣が止まり、ミルコの意識は真っ白な世界に放逐される。
まるで、そうやって失われた意識が垂れ流されているように、抜いた側から開きっぱなしのマ〇コからゲル状の精液があふれ出し、卑猥な水たまりを元トップヒーローの股下に作り出していた。
※
「葉子様が外出って珍しいな……初詣にでもいくのか?」
姫初めを終えた後、葉子は着物の下に防寒の為の小襦袢などを着込み、引きこもり気質の彼女には珍しく、ミルコを伴って外出した。
葉子は“シャフトマシン”としての容姿を身内以外には知られていない為、ミルコと共に行動していても違和感はない。流石にお揃いの着物で出かけることは出来なかったが、何なら並んでいるとお似合いにすら見える。
まあ、実際にはお似合いどころか子作りをガンガンしている仲なのだが。
「ふふっ、初詣はオンライン参拝で、既に済ませております」
「時代だなぁ……それじゃあ、何処に行くんだ?」
「……ルミさんに、無用な気遣いを強いてしまったことが、今回のすれ違いの原因……葉子は、そう考えております。ですので、前々から考えておりました“計画”の──協力者の方に、ごあいさつでございます……♥」
「──協力者?」
葉子はただでさえ引きこもり気質だ。部下たちはいるがそれは何かしらの犯罪を犯して彼女のアジトに逃げ込んできた犯罪者が、ヒーローを撃退してくれた葉子を勝手に慕って忠誠を誓っているだけだ。
ミルコを始めとして、返り討ちにしたヒーロー・ヴィランに関しては、葉子が「妻」「妾」「恋人」というような扱いをする為……対等な“協力者”という言葉を、彼女が使うのは初めての気がする。
葉子は初詣は済ませたと言っていたのに、寂れた雰囲気の神社へとミルコを誘う。“青色神社”と書かれたそこの、短い参道を半分ほど進んだところで……ミルコの《兎》の勘が、凶悪なまでの“危機”を感じ取った。
「(なんだ、この感覚……!? 脳無どもとやりあった時でも、ここまで嫌な感じはなかったぞ!? 何か、とてつもなくおぞましい……AFOのヤツに匹敵するほどの“悪意”!)」
「“千佳”さん、“貞絵”さん、葉子……でございます。新年のご挨拶と、ご相談に参りました」
ミルコですら咄嗟に臨戦態勢に入るほど、底知れない邪悪な気配が漂っているのに、葉子はまったくそれに反応することなく、のほほんとした笑みで名前を呼んだ。
「──葉子お姉さんが、引きこもってないなんて珍しいねぇ。きゃははっ! それに連れてるの、ラビットヒーローのミルコじゃん! あたしが“お姉ちゃん”にしたいと思ってたのにぃ」
「…………」
天から降ったか地から湧いたか、子供らしい甲高い声で笑いながら、参道に姿を現す、ツインテールの幼い少女。
ぼろぼろの巫女服を纏う、ぼさぼさに伸ばした髪の下から、異様な光を湛えた目と、美しい顔を覗かせる巨女。
対称的な二人に対して、葉子はニコニコと微笑み、ミルコを抱き寄せて笑う。
「よいでしょう? 葉子の、お嫁さんでございます……♥ お二方への提案とは、このことにも関わっておりまして──余所様へ、こことは異なる場所へ……お嫁さんを探しに行く気は、ありませんか?」
葉子の囁きに、千佳と呼ばれた愛らしい……けれど底知れぬ邪悪を感じさせる少女が「きゃははっ! いいね!」と答え、貞絵と呼ばれた不気味な女が静かに首を縦に振る。
何か、恐ろしい契約が成されたのだと……ミルコは、元とは言えヒーローの勘で以て察する。
だが今の彼女にとっては……他人に嫁と紹介された感動の方が、遥かに重要なものだった。
《続く》
今回の攻め役
※匂宮葉子(におうのみや はこ)
・FANBOXでは初登場になる“はじまりの女”。柘榴の花があしらわれた着物を纏う、豊満な肉体と狂暴な肉竿を持ち合わせるメカクレ美女。ヴィランネームは、びっくり箱を意味する“シャフトマシン”。
・自身の体の匂い、特に汗の匂いを染み込ませた“箱”へ、自在に転移をすることができ、また副次効果として、座標として使用する匂いが同性に対して強烈な中毒性、魅了効果を発揮する《箱入り娘》の個性を持つ。
・根っからの引きこもり気質であり、自分の領域に入って来た女ヒーローや女ヴィランを、自分のモノにして遊んでいるばかりだったが、不慮の事故で肉竿が生えたことで外の世界にも興味を持つようになり、最近は被害が拡大していた。
・お正月におけるミルコとの一件で、何か恐ろしいことを思いついたらしく、メスガキ風の千佳、恐ろしい容貌の貞絵と共に、不気味なたくらみを実行しようとしている模様……。
・様々な世界に“匂宮”の姓の攻め役が存在するのは、もしかしたら……?