(※『女呪術師全滅マン媚び嫁堕ち~野薔薇&真希編』の続編になります。こちらを先にご覧ください。
https://www.fanbox.cc/@fallen02side/posts/4909750)
──その日、京都府立呪術高等専門学校二年生・禪院真依の機嫌は最悪だった。
真依という呪術師は非常に分かりやすい性格をしており、機嫌が悪くなればなるほど、精神が追い込まれれば追い込まれるほど、よく笑う。
呪術師における御三家・禪院の家に生まれながら、銃などの武器に呪力を籠めて打ち出す事しか出来ないほど実力が低く、実の親を含めた周囲からひたすらに蔑まれて生きてきたことに端を発する、攻撃的な精神性。
それが特別強く発露している時はすなわち、彼女が内心ではネガティブなイメージに囚われ、自分を無理にでも奮い立たそうとしている証左だ。笑顔とは、元来は攻撃の際の威嚇の表情なのである。
三輪霞が真依に寄り添えているのは、彼女が呪術師という“何処かおかしくないと出来ない生業”を、常人かつ善良な精神でこなしているという特殊性による。要するに、貶すところがパッと見当たらないので、真依が正気付けるのだ。
もう一人、三年生の西宮桃も真依のことを気遣ってくれているのだが、今の真依は桃にすら小さな擦過を見つけて噛みつくほどに追い込まれている為、霞一人で相手をすることになり、こうして街をぶらついている。
「(まあ、私も何にも出来ることないんですが……)」
実家は貧乏で、弟が二人いる霞にも、家族の大切さは分かる。
どれだけ「四級呪術師」「なんで続けてるのか分からない」「目障り」と繰り返していようと、禪院の家で双子の姉の真希だけが、真依にとっては特別だった。嫌いで、裏切られたと思っていても、憎んでもいないし殺意も無い。
そんな真希が、消えた。よりにもよって、悪名高い呪詛師の家系・上鳥の人間の討伐に駆り出され、姿を消してしまったのだ。真希以外の討伐メンバーは、全員が肉色に輝く肉の球体になり果てて発見された。
上鳥一門は、三つの意味で呪術師たちから強い警戒を抱かれている。
一つ、上鳥はラヴィニア・ウェイトリィなる妖術師が、日本の呪詛師の家系を皆殺しにして秘奥を奪い去り、西洋魔道と合成して運用している為、日本の呪術師には対応のノウハウがほぼ無い。
二つ、元の呪詛師の家系が一級扱いであったことから、暫定的に一級呪詛師として扱われているが、その全容が現れた瞬間から不明瞭である為、真の実力が分からない。
そして三つ──初代のラヴィニアから連綿と、上鳥の一門は如何なる方法で以てか、女が女を孕ませて増えていく一族であり、女の呪術師にとっては遭遇したが最後“死ねれば幸運”という運命が待っていること。
真希はある理由から一切の呪力を持たないが、代わりに天与呪縛として圧倒的な身体能力を持ち合わせる。
だからこそ、姿を現した一門の呪詛師・上鳥ニアラの討伐に採用されたのだが……肉塊にされていないということは、それは。
「まったく、上鳥の家ってこれまで聞いた評判だけでも悪趣味のオンパレードだけれど、よりにもよってあんな出涸らしを攫って孕ませようなんてね。どういう方法で子供を作ってるかは知らないけれど、ちゃんと勃つのかしら」
「……すごく答えにくいこと、聞くのやめて」
「まあ、仮に勃ったところで、入れた途端にねじ切られてもしらないけれどね。人間とゴリラはセックスできないでしょ?」
要望通り聞くことはうやめてくれたが、話すことはやめてくれなかった。
体の器官を増やしたり、性別を変換したりする術式もあると聞いたことはあるが、どちらにしても真っ当な精神を持つ霞は“悍ましい”という感想しか持てない。
真依も、口では汚い口調で下世話なことを話しながらも、自分で言った内容に、少し傷ついたような顔をしてみせる。自傷に近いことをされては、フォローのしようがない。
そんな気まずい……だが、霞以外であれば気まずいではすまないような地獄めいているであろう状況で、二人の間の空気に変化をもたらしたのは、真希だった。
……真希である。禪院真希。真依の、双子の姉。彼女は作戦行動時は、普段は着ない様な布の薄い恰好をさせられていたらしいが、今は東京都立呪術高専の制服を身に着けて、ふらりと路地裏に消えていった。
「──あの馬鹿女!」
「ちょっ、ちょっと真依!」
真依が相手を煽りまくるのは、本来の彼女が短気である為、相手を先に怒らせて、自身の冷静さを保とうという算段もある。
逆に言えば……本来の彼女は激情家であり、前線に出てしまうと細かい計算などが出来なくなるタイプなのだ。
真希の姿を見た瞬間には、真依は路地裏に駆け込んでおり、慌てて霞がその後を追う。
……霞が通り過ぎた後、確かに三人の少女を飲み込んだはずの都会の隙間は、すとんと閉じて、ビル同士の密着する“壁”になってしまった。
※
「真希! あんた、こんなところで何してんのよ!」
「……真依」
路地の突き当り、真希は壁を向いたままで真依の問いかけに短く反応してみせる。
真依の手には愛用の呪術弾頭を撃ち出す拳銃が握られており、実の姉の背中にでも撃つ準備は何時でも完了している。
霞が慌てて追い付いて来て、真依に「ま、待って……ちょっと落ち着いて!」と声をかけるが、真依の表情は爆発寸前の笑顔であり、真希がこれ以上振り返らないのなら、頭を狙った発砲すらあり得る勢いだった。
「ねえ、どうしてこっちを向いてくれないの、“お姉ちゃん”」
「──!」
「お願いよ、顔を見せて? 大丈夫、悪いようにはしないから」
普段は絶対にしない、お姉ちゃん呼び。
真依の中の真希への感情は「一緒に落ちぶれてほしかった」「置いていってほしくなかった」という、余人には理解できないレベルで深い愛憎表裏のものだ。
今の真依は、真希が振り返って辛そうな顔でもしていれば、死なない程度に額に弾丸を打ち込むことまでしてみせるだろう。
霞はもう説得は無理と判断し、自身を中心に半径2.21mの簡易領域を作るシン・陰流の抜刀術を構え、真依の弾丸を最悪の場合は切り落とす準備すら始めている。
そんな一触即発の空気の中、真希がゆっくりと……二人の方を振り返った。
その顔は──真依の想定を遥かに超えた苦渋と悲しみが満ちており、食いしばった歯からはぶくぶくと赤い血が滴り、目から滂沱の涙が流れていた。
「え……へ……ま、真希?」
「駄目だ、やっぱり私には無理だぁ……! 逃げろ、真依! これは罠──」
「──真希は本当に、妹ちゃんが大好きなんだね」
この場に先までいなかった、四人目の声。
それと共に、真希の腹へ向けてとてつもない勢いのストレートがぶち込まれ、彼女の体が浮き上がった。
「いぎゃぁぁぁぁぁぁっ♥ おおおっ……ああ゛ぁぁぁ~っ……♥」
「こうやって、子宮を殴られたお漏らしするくらいに躾けたのに、まだ私よりも妹ちゃんが大事なんだ。嫉妬しちゃうなぁ……もう、お嫁さんにせずに殺しちゃおうかなぁ」
「ひぃぃぃぃっ♥ やめっ、やめてぇぇぇっ♥ ま、真依は殺さないでぇぇっ♥ 殺しちゃ、だめぇぇぇっ♥ ふっほぉぉっ♥ ほぉぉぉんっ♥ わ、私の腹筋、殴り潰していいからぁ♥ 真依も嫁にしてあげてぇぇぇっ♥」
呪術高専のズボンに失禁の染みを滲ませた真希が、今度は腰をヘコつかせる無様踊りを始め、目前でどんどん下履きの染みは大きくなり、雌臭さは耐えがたいほどに増していく。
あまりにも訳の分からない光景に、真依はぽかんと呆気に取られてしまっており、照準は既に合わせてある真希にも、その眼前に現れた腹パン女にも発砲することが出来ない。
ただ、オート攻撃を仕込まれているシン・陰流は女の行動に反応し、彼女が背を向けたままで行う大仰な動きに向けて、最速の抜刀術を叩き込んだ。
──次の瞬間には、霞の刀が折れ飛び、鼻から血を噴きながら吹き飛んで、地面をバウンドしていた。
「──霞!?」
真依は叫びでスイッチを入れたように、女の背中に向けて二発の弾丸を撃ち出す。
だが、女は振り返ることもしないまま、霞を蹴り飛ばしたバックキックをそのまま振り下ろすようにして弾丸を“蹴り刈る”と、そのままシュートして真希の顔の真横と股間の真下に叩き込んで見せた。
「ひぎゃぁぁっ♥ いぎぃぃぃぃぃっ……♥」
「くす、くす、くす……野薔薇ちゃんは段々甘えてくる仕草が可愛いけれど、真希はこうやって、恐怖にぐずぐずに崩れていくのがたまらない……妹のあなたは、どんな魅力を私に見せてくれるかしらぁ?」
振り返った女の顔は、人工物めいて感じられるほどに、あまりにも整い過ぎていた。
美しいものだけを選んで集め、その要素を芸術家に再配置させたような、あまりにも畏怖すべき美……そんな顔立ちを持つ一門について、朝からずっと真依は考え続けていたのだ。
「お前は……上鳥ニアラ──!」
「姉妹丼っていうのかな、身内をまとめて味わうのは初めて……私のお嫁さんになったら、仲良くするんだよ?」
そんなつぶやきと共に、真依の顔面にいきなり虚空から現れた虹色の触手が叩き込まれ、意識が吹っ飛ぶ寸前、倒れ込む先に水たまりが見えた。
真希の漏らした愛液と潮と失禁の混ざったそれに、真依は「ああ、嫌だな」と思いながら突っ込み……意識を失った。
※
「あっ、あっ……ひぅぅっ……ひっ♥ ひぃぃっ……♥」
「変な抵抗はしない方がいいわ……怪我をするだけ♥」
真依が目覚めると、目の前で霞が剃毛を受けていた。
元よりムダ毛の処理はばっちりである為……これは西宮桃の“女の呪術師は完璧でようやく評価される”という教えによるものである……もっぱら剃られているのは、そこまで毛深くも無い秘所の毛だ。
使われているのは、へし折られた霞の刀の先端……それをまるで剃刀のように用いて、しょりしょりとつるつるの赤ちゃんマ〇コになるように反り上げていく。
鼻血は止まったようだが、鼻先が赤くなっている霞は、時おり刃先が媚肉に触れることに怯え、身体を震わせて、涙を流しながらも、ぴしゅっ♥ぴちゅっ♥と愛液を噴き出している。
それは被虐の快感故か、それとも女呪詛師が何かしているのか、はたまた単なる生存本能から性欲が高まってしまっているだけなのか、区別がつかない。
「霞……! うっ、ぐぅぅ……!」
「暴れない方がいいぞ、真依……力じゃ私に勝てないの、知ってるだろ?」
「真希……! あんた、よりにもよって上鳥に取り込まれて……ひゃぁっ♥」
友人が屈辱的な陵辱を受け、姉によって拘束されているという異常な状況に、似合わない様な甘い悲鳴。
それを漏らしてしまった真依の秘所には、服の横から入り込んだ真希の指が這わされており、れろれろと首筋を舐められながら、実の姉による愛撫が襲ってくる。
「ちょっ、ま、真希、ふざけっ……お゛っ♥ お゛ひっ……♥ あっ、あぁぁっ……♥ や、やめ、私たちは姉妹……きひぃぃっ♥」
「真依のここ、あっという間にとろとろだな……感じやすいのか? よかった、その方がアイツには気に入られるからな……私なんて、今でも抱かれる前に、ほら……青あざ出来るほどボコられるんだ……♥」
「ひっ……!?」
先の拳だけではこうはならないという、青い殴打痕の残る腹を見せながら、疲れたように真希が嗤い、真依の耳へとじゅぷっ……♥ と舌を挿し入れていく。
「お、ぁっ……♥ やめっ……本当に、やめて……♥ 霞、助けないと……お゛っ♥」
「……もう、無理だよ。お前じゃ無理だ。お前と私が協力しても、無理。あいつには誰も叶わないよ……五条先生ならわかんないけど」
禪院家に徹底的に見下され、心を折る様な扱いを徹底され、それでも禪院の家を真正面から掌握し、自分と真依の居場所を作ると宣言していた、どこまでも愚かだが故に強かった姉の顔に、べっとりと張り付く諦観。
“負けること”への快楽が僅かに覗く、ゾッとするようなマゾヒストの顔で、真希は愛しい妹の体を丹念にほぐし、霞の次に降りかかるニアラからの悪夢的な愛撫に備える。
「ふふふっ、霞ちゃん、つるつるの赤ちゃんマ〇コになったね……♥ 呪術師なんて狂った世界で、普通を保つあなたには、とても興味がある……私のお嫁さんになれば、あっという間にお金持ちだよ……♥」
「そ、そんなこと、できるはずが……ひぃぃぃ~っ♥」
「お嫁さんになるか、それとも串刺しになるか、二つに一つ……♥」
ニアラの手の中で、何をどうやっているのか刀が再生し、元の形状を取り戻している。塚の部分へと指を滑らせ、ちょんっ♥ ちょんっ♥ と、ニアラは刃先で霞の陰核を弄ぶ。
恐怖で小便が垂れ、刃をてらてらと濡らしていく。ニアラが「5、4、3……」と酷く早口で数字を数え始めた。
「ひぁぁぁっ!? な、なりますぅぅぅっ! お嫁さんに、してくださっ……ぎゃぴぃぃぃぃっ♥」
霞の膣へ、刀が突き込まれた……刀の、塚の部分が。
処女が散らされ、どろぉっ……と赤い血が刀へと滴っていく。
ニアラは「くひひっ♥」と邪悪そのものな顔で笑うと、霞の尻にどうやってか引き寄せた鞘を突っ込み「あぎゃはぁぁぁぁぁ~っ♥」の声と共に、セルフ二穴状態となった霞を“立たせて”放置すると、真依の方へと近寄って来た。
「あっ……あぁぁ……♥」
真希の執拗な愛撫によって蕩かされ、秘所からは愛液が噴き出す状態にされてしまった真依。当然、銃を初めとした武器は没収されており、真希の心が折れている今、絶対に反撃の目はあり得ない。
「私はね、正直なところ……君はいらないかな、と思ってたんだよね」
「え……ぁ……」
「むしろ、君を殺して、うまくやれば真希に二人分の呪力が宿ったりしないかなー……なんて、思ってたりして。でもね、真希が君を一生懸命庇うの……どれだけ殴って、弄って躾けても、そこだけは譲ってくれない──ムカつく」
「ひゃぁぁぁぁっ!?」
パンッ! という音と共に、真依から奪い取った拳銃で、股間のギリギリ下が打たれる。ニアラの呪力が大きすぎるのだろう、銃は破裂して消滅してしまった。
真依の秘所から黄色い小水が漏れるが、それは恐怖からか、それとも真希の愛撫のせいかは分からない。
「……でもね、真希が大好きな子なら、私も好きになりたいなって思ったんだよねぇ。私は、ハーレムの中の女の子たちも、仲良くなってほしい性質なんだ……仲良くできるかな? ──おい、どうなんだ」
「は、はいぃぃぃっ♥ お姉ちゃん、大好きぃぃぃっ♥」
「ああ……私も好きだ、好きだぞ、真依……♥」
子供の頃に、ふざけて唇を重ねたことがあった。
けれど今は深くて、性的なニュアンスが滲み出る、そんなキスだった。
じゅるじゅると真希の唾液を飲まされ、こくこくと真希の喉が鳴って真依の唾液が流れ込んでいく。
そんな光景を見てか、笑いながら……真依の処女を、ニアラはその指で奪った。
ぶちぃっ♥ と何か取り返しのつかないものが破れる感覚。
真依は悲鳴を上げそうになったが、それは全て姉の口内に消えていく。
姉がせめて気がまぎれるようにと、痛みを感じ過ぎないようにと、体中を優しく触って、愛してくれる。
真希はいつも、真依の痛みが少しでもマシになるように、愛してくれた。
処女を奪われて、心の弱り切った真依は、真希と夢中になってキスしながら「お姉ちゃん、お姉ちゃん……♥」と甘える。
けれど、そんな風にお姉ちゃんばかりに夢中になる妹を、ニアラは放っておかない。二人とも、いずれは己の子供を産む胎となるのだから。
「真依ちゃん、私のここ、舐めて……♥」
「あっ……ぷっ……ふぅぅぅっ……♥」
むわぁっ……♥ と、真希の唇から離されて、真依の鼻先が雌の匂いに包まれる。鼻からも、口からも愛液が注ぎ込まれ、これが真希を屈服させた味だと思うと、抵抗の意思は自然と消えていった。
「(真希、一緒に落ちてくれなかった真希……いいよ、私がそっちに堕ちるから……ああ、これからはずっと一緒……感謝したいくらい……♥)」
こくこくとニアラのマン汁を飲み込み、真依は夢中で美しい呪詛師の腰を抱きしめる。その背中に真希が寄り添い、胸や太腿を撫で回す。
ぐしゃりと、自身を支えていた鞘が外れて、二穴状態だった霞が地面にひっくり返る。
彼女は膣に刺さったままの刀でニアラに襲い掛かる……などということはせず、仲間外れになることを恐れるかのように、ニアラの菊門へと吸い付き、少しえづきながらもアナル舐めを始めた。
「あはっ……♥ 霞ちゃんは、出来た子ね……♥ ふふふっ、学生はもう、これくらいでいいかな……次は──先生とか、お嫁に欲しいかも♥」
真依と霞に前後の穴をしゃぶらせながら、ニアラは真っ暗な笑みを浮かべた。
その提案を喜ぶように、虚空から生えた触手が蠢いている……。
《続く》
屋根が高い
2022-12-19 09:18:10 +0000 UTCdekoi
2022-12-19 09:15:31 +0000 UTC