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〇〇な映画をいいねで答えます!の各映画短評【前半戦】


twitter post: 1101081121511469057

このツイートで答えた映画の短評的なやつです。

ツイッターではクソぶっきらぼうにタイトルだけ答えただけになってしまったので反省の意も込めて。

とはいえ紹介文を書くのが苦手という致命的なバグを抱えてるので、ちょっと気になったら是非ググってください。

あと大体ネタバレしてるところが多いです。

ついでに言うと私は腐女子なのでそういう発言をしがちです。



①好きな恋愛映画

 「モーリス」

小説を原作としたイギリス映画です。

20世紀初頭のイギリスを舞台にしていて、同性ながら惹かれ合いつつも最終的に別の道を進む男性たちを映しています。

モーリスとは主人公の名前であり、相手となる男性はクライヴというのですがこのクライヴを若きヒュー・グラントが演じています。

以下ネタバレですが、クライヴは最終的に自分の家柄や仕事、社会的な問題(当時のイギリスでは同性愛は犯罪)で普通に女性と結婚しモーリスとの愛を終わらせ、友人関係に戻る、という感じになります。

一方のモーリスはクライヴからの告白で自覚することになった自分の性的嗜好を、クライヴのように捨てることができず悩み続け、最終的にクライヴの家の猟場番であるスカダーと新たな愛を得る、という形になります。

後で書きますが監督は「君の名前で僕をよんで」で脚色を担当したジェームズ・アイヴォリーです。

とにかく二人の男性の一挙手一投足、また内面と外面との葛藤で揺れ動く姿から目が離せず、まだ二人が恋を楽しんでいた大学時代、川べりの草原や大学の領内で触れ合う姿は美しいです。

この二人、モーリスは肉体的な愛も求めますがクライヴはプラトニックな愛を求めていた為、覚えている限り二人の直接的なラブシーンは無かったと思います。

ただそれ故に見終わった後、二人の恋愛が終わった後、モーリスとスカダーが肉体的な愛を交わしている姿やクライブは妻を迎えモーリスと友人に戻った後の姿が余計に際立っているように見えました。

「切ない映画」と迷いましたが「恋愛映画」枠で推します。


余談ですがこの映画男性の局部がぶるんと見えるシーンがあります。


②テンションが上がる映画

「エクスペンダブルズ」シリーズ

何かこれについて離す必要があるのか?という感じで

筋肉!弾丸!ハゲ!男!物理!イエイ!!!!!!!という80~90年代筋肉俳優(+2・3は最近の俳優)の同窓会で楽しくないわけなくない??というアレです。

私がスタローン大好きなのもあるんですが、もう男たちが汗と血と泥にまみれて銃に刃物に拳をふるってれば「よっ!!!!!!世界一!!!!!」みたいな声をかけたくなりますよ。

この映画は先にも書きましたが80~90年代に活躍したマッチョ系アクション俳優が多く参加しているんですが、こういうタイプの俳優ってともすれば、というか大体「スタローンwwシュワちゃんwww」みたいな笑われ方するときあるじゃないですか

それを一堂に集めて「これが俺たちだ!!!」みたいな感じであの頃の大味アクションを見せてくれるの最高すぎなんですよね・・・。

2ではチャック・ノリスやジャン・クロード・ヴァンダム、3ではメル・ギブソンにアントニオ・バンデラスにウェズリー・スナイプス、ハリソン・フォードとかとにかくおかしい。

チャック・ノリスに至ってはチャックノリスファクトを映画内でやるしなんやねん。

あとシュワちゃんはメインメンバーではないんですがサブキャラとして皆勤賞かつ2~3でジェットリーを寝取ったという実績を作りました。

3は若い俳優陣を集めたのもたのしかったですね。特にロンダ・ラウジー演じるルナはかっこいいとしか言いようがない(ご本人は格闘家で実績がまたすごい)。

この映画、俳優本人の実話とかを自虐ネタ的に使うシーンもあるのでくすっとするしとにかく頭からっぽで見てくれとしかいえない。

たのしいよ!!!!!!!!!!!



③鬱映画

「レクイエムフォードリーム」

もう語るのしんどいのであらすじを以下から読んで各自でご視聴くださいとしかいえない

https://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0/163031/story/

「二度と見たくない・・・けど好き・・・いやだけどすき・・・」と頭抱えました。

もうタイトル通りなんで。

あとこれも「夢へのレクイエム」という小説の映画化という感じです(そっちは未読)

原作者は脚本も担当しているそうです。


クリント・マンセル手掛けるサウンドトラックの中で「Lux Aeterna」は割といろんな人が耳にしたことがあると思います。

好きな曲ですがしんどいです。


監督のダーレン・アロノフスキーが近年作った映画で「マザー!」というのもあるんですがあれもまあ、まあでもまだ全然見れる。

あと「ブラックスワン」も有名ですね、うちの母が見てから「ああいう映画だと思わなかった」って言ってたのが印象に残ってます。



④切なくなる映画

「君の名前で僕をよんで」

恋愛映画枠で推した「モーリス」の監督が脚本・脚色を担当している映画。

これも同性愛を映画描いてはいるんですがこっちは少年と青年(大人)と年齢差が若干あります。

恋のもどかしさとか甘酸っぱさ、切なさ的なものが画面から襲ってくる。

しかもこの二人の交流は夏の6週間だけという刹那も刹那な期間。

主人公エリオは、父親は名門大学で教鞭をとる教授であり、母親は語学に堪能だったりとアカデミックな環境で育っているためか知性が豊かな少年で、エリオの恋の相手となる男性オリヴァーは父親の大学の博士課程の学生でかつやはり知性にあふれています。

最初は自信ありげでちょっとキザっぽいオリヴァーにあまり良い感情をいだいていないエリオが徐々に彼に惹かれていく様子は余計な言葉も動きも音楽も少ないのに情動が手に取るようにわかる。。。。

以下ネタバレとなりますが、結局この二人は最終的には結ばれることはないのですが、その恋愛に対してエリオの父親が語る言葉が染みます。

同性愛という否定されがち(かつ映画の時代設定にはそもそも忌むべきものに近いかと思いますが)な愛を父親は咎めず、気持ちに正直にならないといけない、終わってしまったけれどもなかったことにできないしなかったことにしなくていいという感じで。

暖炉の前で涙を抑えきれないエリオの表情が見ていて辛いながらも「ああ、いいものを見たな・・・」と思いました。


この映画、色々考察の余地がありすぎるんですが(古代ギリシャ的な部分とか)そういうのはがっちり考察してる方がたくさんいらっしゃるので・・・。


またこの映画の監督であるルカ・グァダニーノは最近「サスペリア」のリメイクをされていましたがこちらは未見ですが評判が良いですね。


この枠は「ブロークバックマウンテン」と悩みました。


⑤やる気が出る映画

「アナイアレイション」

これやる気が出るのか!?!?!?って見た人から思われるかもしれませんが

個人的に破滅的世界に収束するSFが好きなので・・・・。

原作読破したのでそれ込みの判定です。

本当にこの映画は画面が美しく不気味。

こんな画面どうやったら考え付くんだよ天才かよ・・・こういう絵描きたい・・・みたいな気持ちになりました。

話としては地球のとある場所に突然出現した謎の空間「シマー(小説ではエリアX)」の調査に赴く女性隊員の話です。

導入としては主人公であるレナ(ナタリー・ポートマン)の夫がこのエリアの極秘調査に赴いたまま行方不明だったのが急に返ってきたうえに記憶が曖昧だし容体は崩れるし何だこれ…となったらいきなり「サザーンリーチ」と呼ばれる研究施設に連れていかれて、レナはそこで「レナの夫はシマーからの唯一の生還者である」と聞かされ、夫をおかしくしたシマーを調査する隊に志願するという流れです(超要約)

とにかくこの「シマー」ではありとあらゆるものがおかしい。

普通の植物かと思えば全く持って成長と形態が違う。

沼地で襲ってきたワニは歯がまるで人間のよう。

現地で見つかった先遣隊(夫たちの隊)が残した映像には悍ましい映像がうつっている。

人の声をマネするクマのような生物、体から生える植物、海岸に立つ灯台とそこにあるもの

とにかく美しく悪夢的な光景が目を殴ってくるのが本当に心地よかったです。

原作の第一巻である「全滅領域」のみを映像化した為、ラストは原作とは違うものかつ性急な形とはなっていますが・・・。

「やる気がでる」というのはこんな小説や映画を作る人すごい!!インスピレーション刺激される!!!的な面が強いんですが、原作を読み切った後、ある人物(本当の主役)がある人物に向けた手紙の内容が心に残って、そこだけ何度も読み返してしまうからです。


原作では一応ある程度「何故こんな場所ができてしまったのか」という理由もある程度わかる上に「もうこれどうしようもないな」みたいなのが味わえるので気になる方は是非どうぞ。



とりあえず長くなったので前半戦として、後半は思い出したらやります。

(Twitter)



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