NokiMo
ミサンガ(Misanga)
ミサンガ(Misanga)

fanbox


④そして食材に・・・

「いったぁ……」

 背に伝わる冷たい感触とカビた鉄の臭いにユリナは目を覚ました。周りに音はなく、閉鎖された薄暗い空間。視界はぼやけ、頭もはっきりしない。仰向けに座らされたユリナの上にはたった一つの裸電球がオレンジ色に煌々と輝き、彼女の腹部を中心として闇の中にスポットライトのように彼女を照らし出している。鼻から吸い込む空気が嫌にひやりとして、肺の内側からじんわりと体が目覚めてくる。

「どこ……ここ……」

辺りを見回しても、広がるのは闇ばかり。広さも正確には分からないが、声の反響からしておそらく教室程度かもしれない。さっきまでの街の雑踏も閉ざされ、耳を澄ますと、どこかからか一定の周期で機械的に落ちる雫の小さな音が反響している。自分だけが取り残されたような空間にユリナは背筋が凍るような思いだった。

 彼女は鉄製の錆び付いた重厚で無機質な冷たい椅子に腹部を晒した状態で座らされ、両手首はその背もたれの上部と鎖で繋がれ、がっちりと拘束されている。彼女の肢体を拘束するそれは、露出した肌や、夏服の薄い布を通して冷淡なまでに体の芯から熱を少しずつ奪っていく。身動きは取れないが、姿勢を少しずらす度に無感情な鎖と、肌の擦れるかすかな音だけがこだました。

「何、これ……。私、確かハルカと待ち合わせしてて……」

「やっと起きた」

 その閉ざされた空間の中で、不意に自分ではない者の声を耳にしたユリナの体は強張った。薄暗い闇の中から一体の人影が近づいてくる。

「今日でもう7人目だよ、狩るの。さっきもあなたぐらいの女の子のを取ったんだけど、フニフニで舌触りも滑らかで最高だったのよね。『友達と待ち合わせしてるのに』って狂ったように繰り返してたけど、別にこんなの無くなったって困らないのにね。今年はトレンドとかで自分から出してくれる子が多いみたいだし、私も頑張っちゃうんだから」

 声の主は20代前半くらいの女性のようだった。その異質な見た目に、ユリナは昔話に聞く鬼や雷様を想起した。華奢な顔立ちで目はオレンジに輝き、ボブにまとめられたサラサラの黒髪をかき分けるように、二本のツノのようなものが額から突き出ている。街中ではあまり見かけないような際どい虎柄のサラシを胸に巻き、これもまた虎柄の丈の短い毛皮のようなホットパンツを身につけていた。露出された腹部にはうっすらと腹筋が見て取れるが、中央に鎮座する大きく突出したでべそが目を引く。肌は日焼けの比ではないほど異様に赤く、両腕に付けたブレスレットは時折小さく放電している。見た目こそそれらしいものの、明らかに人間のそれとは異なった禍々しいオーラを醸し出していた。

「ちょっと……、なんですかこれ……。あなたは……?」

「私?えっと…、なんて言えばいいのかな。……まあ、何でもいいじゃん。食事しにきただけだよ」

 鬼娘は闇に紛れて初めからそこにいたかのような落ち着きで、ユリナを見つめた。いや、正確にはユリナの腹部を見つめている。ユリナの無防備にさらされた腹部を一心に注視するその目の輝きは、クレープ屋の看板を見て注文を迷っている彼女のクラスメイトが見せるそれと全く同じだった。とろけるような眼差しでその一点に視線を集中させる彼女の口から発せられた一言に、ユリナの頭は酷くかき乱された。

「…とってもおいしそうねぇ」

「おいしそう?今、おいしそうって言いました…よね……?」

「うん!あなたの、とっても美味しそうだよ」

「私の……?何が……」

 ユリナは怯えながら鬼娘の視線を辿った。その先にあるものは、程よく引き締まった腹部と少しコンプレックスのあるホクロ、それから…

「決まってるじゃない。あなたの、お・へ・そ!」

「……へ?おへそ……?」

 ユリナは自分のおへそに視線を落とした。ユリナのおへそは、薄い腹筋が作り出す縦に並んだ緩やかな凹凸のちょうど中央の隙間でその存在を主張していた。周囲の真っ白な肌に囲まれ、ワンポイントのように控えめに凹んでおり、電球の光が奥までよく見えるように照らし出していた。縦に長い楕円形で、複雑なシワや肉襞が奇妙な模様を形成し、汗でほんのりと湿り気を帯びている。絡み合う小さな肉片たちに守られたその奥は暗く、どれくらい深いのかもハッキリとは視認できない。数日前に生まれて初めて掃除をした為、ゴマに守られていた敏感な皮膚が露出し、風に吹かれただけでもヒクヒクと細かく震える。

「あなたのおへそいただくよ」

「いただくって……」

「えっ?食べるんだよ」

「食べ……っ!?」

 ユリナは耳を疑った。おへそを食べる?食べるというのは何かの比喩だろうか……?まさか本当に食材とするわけでもないだろうに。ユリナはその言葉の意味を思案するが、明確な答えは見つからない。彼女の脳裏に、幼稚園で先生に読んでもらった雷様の絵本の挿絵がよぎった。赤い肌をした雷様に、少女がおへそをむしり取られて泣きじゃくっている。次のページには取ったおへそを満足げに頬張っている鬼の絵が画面いっぱいに描かれていた。まさか……ね……。

 ユリナが自分の置かれた現状に困惑し、放心していると、鬼娘の指が彼女のおへそに挿入された。

「…んひぎぃんっ!?」

 突然の出来事にユリナは何が起こったのか理解できなかった。視線を落とすと、鬼娘の細く赤い指が、第一関節が埋まるほどの深さまで自身のへそに埋まっている。腹部の中心に何かが入り込んできた強烈な違和感だけがはっきりと感じられる。敏感なおへその奥深くを円を描くようにほじられ、くすぐったくも、その異物感に戸惑いを隠せない。穴の奥深くまで潜り込んだ指は、器用に彼女のへその中を縦横無尽に動き回る。ユリナの柔らかなへそは鬼娘の指を抵抗なく受け入れ、なされるがままに形を変える。鬼娘はその様子を眺めながら相変わらずクリクリとユリナのへそをくじりまわしている。

「んん〜、ちょっと浅めのおへそなのね〜。肌はもちもちで腹筋の弾力もあって。シワが多めだから、その分皮膚の柔らかさが増してる。奥の方にもコロコロした肉片がいっぱいだね。口に入れたらホロホロに溶けちゃいそうねぇ〜」

「くぅっ…ひゃあぁ…」

 小学校の時、プールの授業後に更衣室で友人に濡れた指で軽くつつかれたことはあったが、ここまで奥深くまでへそを触られ、いじられた事などないユリナは抵抗することもできない。声を押し殺して、ただそのデリケートな穴を掻き回される感覚に悶え続けるしかなかった。やがて鬼娘はユリナのへそから指を引き抜くとユリナの足元にひざまづき、腹部に顔を寄せた。

「じゃ、食べる前にちょっと観察♪」

「えっ、ちょっ……あひぃっ!」

 鬼娘はユリナの楕円形のおへそに指をかけ、左右に引き伸ばして、中がよく見えるように押し拡げた。今まで他人におへそを触られたことなどなかったユリナは、反射的に腹筋が硬直する。鬼娘の冷たい手の温度が皮膚を通して伝わる。そして鬼娘はユリナのおへそを隅々まで観察し始めた。

「ふぅ〜ん、結構珍しい形してんのねぇ。大体は中心から放射状に皺が寄ってるのが多いんだけど、あなたのはもっと複雑ね。下の方は臍乳頭を取り囲むような感じだし、左は波打った感じになってるわ。臍乳頭も小さめで細かい皺に取り囲まれてて柔らかそう。これは味も期待できそうねぇ」

「くぅっ……、見ないでぇ……」

 敏感なところを無理やり拡げられ、じっくり観察されたユリナは頬を真っ赤に染めて弱々しい声を漏らした。中心に近い敏感な粘膜部分まで冷たい外気と、鬼娘の好奇の目に晒され、ヒクヒクと震えている。

「あら、ちょっとゴマが溜まってる!」

「えっ!ちょっと、やめてっ…!」

 先日の掃除では取れなかった残りだろうか、ユリナのおへその中心近くの細かなシワの隙間にはまだ所々汚れがこびりついていた。黒くまばらなその塊たちは、薄いピンクに輝くユリナのへそ肉には似つかわしくない醜悪な様態を晒していた。

「ちょっと〜、ゴマとか汚いおへそも大好きな私にはサプライズじゃない!最近はみんな綺麗に掃除しちゃうからこういうのレアなのよね!ちょっと臭いも確認させて!」

「えっ…!やっ…やめてっ!ああっ…」

 鬼娘はユリナの拡げられたおへそに鼻を近づけた。肌のキメ、毛穴まで見えるくらいに顔が近づけられ、鬼娘の生温かい吐息を腹部に感じる。そして鬼娘は、そこから放たれる女子のそれとは思えないような異臭を体いっぱいに吸い込んだ。お腹の周囲の空気が鬼娘に吸い込まれていくのを肌で感じ、くすぐったいような気分にさせられる。その後も鬼娘は何度もユリナのおへその臭いを吸い込んでは味わってを繰り返した。

「んっ…はぁ〜…、いい臭い!若い女の子の甘い香りと、少し汗ばんだ湿っぽい匂いに、へそゴマの濃厚でチーズのような臭いが食欲を、そそるわぁ~」

「ううっ…」

 ユリナは恥ずかしさのあまり、今にも泣き出しそうである。

「さ〜て、ではついでにお味の方も!」

「…ふぇ?」

 鬼娘は再びユリナのおへそにグンと顔を寄せ、唇を近づけると、唾液の滴る小さな赤い舌を突き出し、ユリナの敏感なおへそをシワの隅々まで押し広げ、まさぐった。

「…ふえっ!あひゃあぁっ!」

 ユリナは腰から大きく跳ねた。温かい粘液で濡れた柔らかなその感触は、彼女自身初めての体験であった。くちゅくちゅと淫猥な音を立てながら、ユリナのおへその表面を削るように、その舌は何度も執拗に彼女の浅く小さな穴を行ったり来たりしている。その感触はおへそを通して背すじから体全体に伝わり、そこを中心としてじんわりと温かいものが広がっていく。まるで内臓をそのまま舐められているような気分であった。鬼娘は顔を赤らめながらユリナのおへその味を堪能している。

「んっ、はぁ…、美味しい…。汗の塩味と、鼻に抜けるねっとりとしたゴマの香り。長い間誰にも触れられることなく蓄積されていた女の子の生活の臭い。何も手入れされていないから素材そのままの甘くて少しほろ苦いような深い味がとっても濃く残ってるよ」

 鬼娘は鼻息を荒くしながらへその凹凸にねっとりと舌を這わせていく。それから一体どれくらい経っただろう。ようやくユリナのおへそを這い回っていた舌が止まった。ゆっくりと顔を離すと、鬼娘の舌とユリナのおへそが唾液の糸でつながり、やがて音もなく切れる。

 鬼娘が顔を離した腹部には、朱色を増し、以前よりも少し拡がって奥までよく見えるようになったユリナのおへそがあった。臍乳頭を曝け出し、肉片ひとつひとつまでが鬼娘の粘質な唾液で艶やかに濡れてる。未だこびりついて取れない彼女のへそゴマは、水分を吸って微かにふやけ、その黒さに深みを増し、唾液と混ざったさらに強い臭いを放った。余った唾液によってユリナのおへそには小さなとろみのある水たまりが出来ている。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 ユリナは顔をひどく紅潮させ、汗ばみながら肩で大きく息をしている。鬼娘の舌責めと、本人も知らなかったユリナ自身のおへその味や臭いを余すことなく満喫され、底知れない羞恥と味わったことのない感覚に頭の中はひどく混乱していた。しかし、その混乱も鬼娘の一言で恐怖と絶望に変わる。

「よぉし!じゃあそろそろ取っていくねっ」

「アッ…いや……」

 鬼娘の食指がユリナのだらしなく口を開けたおへそにゆっくりと伸びていく。

「いっ…いやっ!やめてっ!」

 ユリナは力を振り絞って抵抗するが、弛緩剤を打たれたかのように全く力が入らない。やがて鬼娘の指がユリナのおへそを捉えた。

「あぁっ…」

 鬼娘は柔らかくほぐれたユリナのおへその左右の肉を強く指で押し込んだ。するとほんのりと朱に染まったユリナのおへそが臍乳頭を起点として徐々に盛り上がってくる。その様子は腹の中側から見えない何かに押し出されているようにも見えた。

「このブレスレットの電気でおへそが飛び出しやすくなるんだよ〜」

 つい先ほどまで浅く楕円形に窪んでいたユリナのおへそは、すぐに周囲の腹部と同程度の浅さにまで到達し、やがてユリナの目の前で小さく丸く控えめなでべそになってしまった。腹部よりも飛び出た自身のおへそを目にしたユリナの目からは涙がこぼれ、抗いようのない目の前の現実を受け入れられないようであった。

「ううっ…いやだよぉ…こんなのぉ……。元に戻して…………あうッ!」

 弱音を漏らすユリナの声は、鬼娘にその小さなマシュマロのようなでべそをつままれたことで途切れた。鬼娘のつまんだ小さなユリナのでべそは、かつて内側に刻まれていた伸びきったシワやゴマや臍乳頭を無防備に曝け出していた。少し指でつままれただけでクニュクニュと形を変えるその様は、その部分のかなりの柔らかさを物語っていた。同時に汗とゴマの強い臭いが辺りに充満する。

「うわぁ…すごい。いい匂いがしてきたねぇ。このお肉の真ん中に硬い芯があるのわかる?」

 鬼娘は指で挟んだユリナのおへそをこね始める。肉片の中心に細い芯のようなものが通っており、指でこねられるたびにコリコリと小さな音が鳴る。ユリナはおへそを引き出されたまま、それをこねられる度に細かく悶えた。

「あうっ!うっ!あっ!」

「これがおへその真ん中だよ〜。へその緒の繋がってた名残。ここがね、軟骨みたいにコリコリで美味しいんだ〜」

「あっ…ひぃ……ふえぇ…」

「さてさて、いっくよー!」

 鬼娘はひときわ無邪気な笑みを浮かべると、つまんでこねていたユリナおへそを彼女のお腹から引きちぎるように強く引っ張り始めた。ユリナは濡れた瞳で自分のおへそが引き伸ばされ、徐々に体から離れていく様子を唖然と見つめる。不思議と痛みはなく、納豆の糸のように何の抵抗もなく伸びていく。1センチ…、2センチ…、3センチ…。

「あうあああぁ…」

「おお〜すごく伸びるおへそ!他の女の子たちだったらこのくらいでもう千切れちゃうのに!あまり触られてなかったからなのか、すんごく柔らかいねっ」

 ユリナのおへそはそのまま引き伸ばされ、今や凹んでいた当時の面影は微塵も感じられない。白い腹部からかなりの高さまで引っ張り上げられたユリナのおへそは、どんどん細く、薄くなる柔らかな皮膚でかろうじて彼女の体にしがみついている。引き伸ばされたユリナのおへその奥から、プチプチと何かが千切れる振動が断続的に響く。彼女のおへその伸び切った付け根から彼女の腹を通して子宮へと、下腹部がキュッと締め付けられるような程よく心地良い感覚が拡がっていく。やがておへそを頂点に据える、その伸びた皮膚の長さが10センチをも突破しようかとしたその時。

ぷちっ

「あっ…」

「やったぁ!ようやく取れた!」

 千切れたユリナのおへそは鬼娘の指につままれていた。白玉のようなその肉片のてっぺんにはかつてユリナのおへその内側の肉襞を構成していたシワが刻まれており、中心には先ほどの臍乳頭と呼ばれる芯が剥き出しになっていた。取り損ねたゴマもしぶとく残っており、ユリナのおへそは最後まで完全に綺麗にはならないままとなった。

「まんまるで大きくて美味しそうなおへそ♪ 早速いただきます」

「あっ…待って…私のおへそぉ…」

 ユリナの懇願も虚しく、小さな肉片はなすすべなく鬼娘の口へと運ばれた。鬼娘はすぐには噛み砕かず、飴玉を舐めるように口内でユリナのおへその肉を転がし、その風味を楽しんでいる。

「わっ、すごい!奥の方に蓄積されてたへそゴマが口に中に溢れ出してきた!」

「うあっ…うっ、うっ…」

 当惑するユリナを見て、鬼娘は何を思ったのかおもむろにユリナの横へと移動した。そして泣きじゃくるユリナの目の前に鬼娘はおへそを含んだままそっとしゃがみ込み、口を開けてその中を見せつける。そこには薄暗い鬼娘の口内でゴマを撒き散らしながらネットリとした唾液に包まれて艶やかに濡れるユリナのおへそがあった。つい数分前まで可愛い窪みとして17年間ユリナの腹にくっついていた名残はもうどこにもない。

「アッ…返して…」

 ユリナが言い終わらないうちに鬼娘は口を閉じ、ユリナの眼前で咀嚼を始めた。大きく何度も顎を動かし、へその芯まで丁寧に細かく噛み砕く。その歯に切り刻まれ、磨り潰され、味われる音が、鬼娘の口から響いてくる。

コリッ、クチャっ、クチャっ、カリッ、コリッ、クチャ…

 繰り返される肉を噛む音が次々に闇へと吸い込まれていく。鬼娘は鼻で大きく息をしながら、ユリナのおへその味と香りを愉しんでいた。

「んん〜!美味しいっ!脂が乗った柔らかくてジューシーなおへそに、発酵したゴマのアクセント!女の子のおへそ特有の甘く芳醇な香りが口一杯に広がる!シワの辺りには旨味がギュッと凝縮されていて、噛めば噛むほどクリーミーな肉汁が溢れてくるし、芯もコリコリで歯応えがあって飽きない美味しさだね!アクセントのゴマも程よい臭みが喉の奥ではじけて、スッと溶けていって、濃厚なおへその香りにいいスパイス!今日食べた中で一、二を争うくらい美味しい!」

 鬼娘はユリナのおへその味をよほど気に入ったのか、へそ肉の小さな破片を飛ばしながら捲し立てた。ユリナは自分のおへそが見ず知らずの雷に取られた挙句、目の前で味わって食べられているという事実を受け入れられず、おへそを失ったツルツルの腹部を晒しながら生気のない表情でボーっと天井を眺めていた。

 やがて鬼娘は、噛み砕かれてくちゃくちゃになったユリナのおへその肉を飲み込んだ。鬼娘の喉を伝って、ユリナのおへそは取り損ねたゴマと一緒に鬼娘の胃の中へと落ちていった。

「んっ…、はぁ〜…美味しかった。あなたのおへそ絶品だったよ!やっぱ、触らずに大切にされてきたおへそは味も濃くて最高だね!」

「………」

 完全に正気を失ったユリナには鬼娘の声は何も届かなかった。ただそこにはかつておへそがあった部分から伸びて余った、薄い皮膚の残骸が腹の上にへたり込んでいるだけであった。鬼娘はユリナのへそと他6人の女の子のおへそが入った自分の腹部を撫でながら、そっと空間の隙間から外界の様子を伺う。

「さて、次はどの子にしよっかな〜。今日は一年ぶりの狩りでとってもお腹減ってるし、20個ぐらいいっちゃおうかな!すごくない?20個分の可愛い女の子たちのおへそが私のお腹の中でくっついて消化されて私の栄養になるの!夢みたいだよね!あなたのお友達のおへそとも出会えるかもよ!もちろん私の胃の中でだけどねっ!あはっ♪」

鬼娘は興奮した様子でユリナに話しかけるが、彼女の耳には何も入ってはこない。この椅子の古さと彼女の小慣れた雰囲気。今までこの場所で何人の女の子がこうして自分の大切なおへそを奪われ、食され、味われてきたのだろうか。そんなことユリナには知る由もなかった。


④そして食材に・・・ ④そして食材に・・・ ④そして食材に・・・ ④そして食材に・・・ ④そして食材に・・・ ④そして食材に・・・

Comments

Now, im trying to translate this!

can anybody please translate this english?

tomlee

ヘソ取り描写が詳細で読んでいて本当に楽しめました。 イラストの方も興奮できました。

なな

おへそを取られて怯える顔とか、おへそとお腹の繋がりが切れてるとことか良いです! 命に関わる被害ではないし、今後の日常生活にも大きな影響はないでしょうけど、心に大きな傷ができてそうですね。 多分、おへそを取られたであろうカナコちゃんも含めて立ち直れると良いですね。

ケンジ


Related Creators