使用機材:Wacom Cintiq16
製作時間:3h
今回は
「もっかい出して!」
と要望も多く、僕も大好きなKちゃんの久々の登場になります笑
※詳しくはピクシブページ過去作品参照
描き方や、本人の一見おしとやかそうだけど大雑把(悪くいえばズボラ)な性格や、自然の中でストレスフリーに育った彼女のキャラもわかっていたのでとても描きやすかったです
そういう雰囲気が上手く出ているといいのですが・・・
これからの季節、暑くなったら毎年登場するKちゃん
たまには思い出してあげてください
もちろん、お・へ・そも一緒にね★
それではどうぞ
〜人物〜
まずはいつも通りアタリという名の下書きを描きます
いつも通りですね
コマから順々にペン入れしていきます
ディテールを描き込みます
滴る水、汗なんかを多めにして、炎天下感と海感を!
いや〜、水着にパーカーって個人的にめっちゃ好きです笑
〜おへそ〜
今回は気分で先におへそ描きます
Kちゃんのおへそは個人的にも思い入れがあるので笑
大まかな形を取ります
少しずつ陰影を足していきます
Kちゃんといえば!
無くてはならない!
G・O・M・A!!
ビバ!
ああ〜!掃除してあげたくなる!
ような黒い魔物を描き込みます
背景を入れていきます
夏空なので入道雲もありかと思いましたが、ちぎれ雲ならではの空の空間表現、突き抜けるような高さを出そうと思い、今回はちぎれ雲さんにお願いします
眩しい太陽!
フレア!
汗を輝かせる!
〜完成〜
今思うと、おへそに汗が流れ込んでるようなのも描いてもよかったかなぁ・・・笑
ザザザァ・・・・・・
底が見えるほど透き通った海水と白い波。不規則に変動する波打ち際を眺めていると、不意に太陽の光が強烈に反射して目がくらみそうになる。所々にちぎれ雲が浮かんだ真青の空は、海との境界が分からないくらい馴染んで溶けている。たまに沿道を通る車たちは、アスファルトからの照り返しが暑いのか、ううんと小さな不平にも似た唸りをあげて僕らを横目に通り過ぎていく。
きめ細かな砂が織りなす凹凸に腰掛ける僕の視界の左端には、水着にパーカーを着て、白く細い足をさざ波に浸しては「冷たっ」と笑っているKちゃんがいる。
昨年はKちゃんの高校受験の影響で僕はこの田舎に帰ることができていなかった。たった一年会わなかっただけなのに、Kちゃんはどこか大人の女の人になってしまったような気がする。もう今年から高校生なのかと思うと、昔よく遊んだKちゃんがふとどこか遠くへ行ってしまうような気がして、「置いていかないで」と手を伸ばしたくなる。
いつかは会えなくなっちゃうのかな・・・・・・。
「今日水すっごい冷たいよ」
「こないだの大雨のせいかもね」
波打ち際から帰ってきたKちゃんが僕に微笑みかけた。
Kちゃんの家の近くにある砂浜は、決して広くはないものの、人もおらず静かで、僕とKちゃんは夏休みよくここで過ごしていた。都会っ子の僕からすれば、真っ白な砂浜があるだけで高揚してしまうのに、Kちゃんや、町の人たちは慣れてしまって、なんの特別性も感じないみたいだ。
そして、今日僕がいつもより高揚している理由はもう一つあった・・・・・・。
「Kちゃん、今日は水着なんだね」
「うん!この前友達と東京行った時ついでに買ったんだ!可愛い?」
「うん!すっごく可愛い!」
「ありがと!」
相変わらず無邪気に笑うKちゃんの水着は・・・・・・。
なるべく見ないようにしてもなぜか勝手に目が吸い寄せられてしまう。小学生の時、初めてKちゃんのソレを見て以来、僕は女の子のその部分にしか興奮しなくなってしまっている。
白いお腹にポンとついた、Kちゃんのおへそ・・・・・・。
毎年Kちゃんが寝てる間にこっそり掃除してたけど、去年来れてないから今年はいつも以上に溜まっちゃってるよ・・・・・・。肉片の凹凸に合わせて、表面を這う無数の細かなシワに沿って、Kちゃんの日常生活から生まれた黒い塊たちはしっかりとふっくらしたおへそにこびりついている。
そうだ・・・・・・。僕はあの時、これが・・・・・・。
「ん?どした?私のお腹になんかついてる?」
「えっ!?いや、何も!」
「そぉ?」
ハッとした。思わず視線を離してもまだ飛び出そうなくらいに心臓がバクバク鳴っていた。
全身の鳥肌がなかなか治らず、深く深く息をする。落ち着け・・・・・・。自分で自分を宥めた。ドクンドクンという心臓の鼓動音が耳にはっきりと聞こえたのは久しぶりのことだった。
でもやはり、Kちゃんには気づかれていないようだ。美味しそうにペットボトルをくわえている。
ゴロゴロゴロ・・・・・・。
空気を震わす低い共鳴に顔を上げると、少しオレンジに染まり始めた遠くの空の端でむくむくと入道雲ができていた。遠雷のか細い稲妻が青白く光る。
Kちゃんが慌てた声を上げる。
「雷!?大変!おへそ取られちゃう!」
またどきっとした。今日はとことん心臓に良くない日だ。まさかKちゃんの口からその言葉が飛び出すとは思わなかった。まして高校生にもなってまだ雷さまを信じているのか・・・・・・。頭の中が混乱し、しどろもどろのままにそこでなんと返答したのかさえ覚えていない。
「早く帰ろ?夕立にならないうちに」
うんと真っ赤な顔で返事をした僕は、Kちゃんに連れられて足早に砂浜を後にした。
遥か遠く海の上にどっしりと浮かんだ巨大な入道雲が僕らを見下ろして、静かな雷鳴を響かせていた。
(今夜、掃除してあげようかな・・・・・・。カミナリサマが来ないうちに・・・・・・ね)
石川ヒロヂ
2019-06-25 15:33:23 +0000 UTC石川ヒロヂ
2019-06-25 15:05:41 +0000 UTCヤム
2019-06-24 14:43:01 +0000 UTC