今回はかなり久しぶりの制作過程のご紹介になります! 例によって画像一覧からの本文という形につき大変見づらいかと思いますので、お手数ですが先に画像をダウンロードしてから横に別ウィンドウを開くなりしてご覧ください…ッ ①構想~大ラフ 久しぶりにオリジナルで何か描きたくなったので、初心に返って一般的なJKをテーマにしてみました。 そこからポーズを決めるまでめちゃめちゃ悩んで、最終的に夏ということで涼しい感じのイメージで、当初はスマホで自撮りしているシチュを考えていました。 色々方向性が決まったら、超ざっくりなポーズ案を描いてみます。この段階ではデッサンとか気にせずここに頭があってここに腕があって、のように構図を決めていきます。 ②ラフ~陰影 おおよそ構図が決まったら、それをベースにざっくりラフを描いていきます。今回はオリジナルなので、デザインを考えるのが楽しくもあり大変でもありました。 最終的に画像のような黒髪女の子になりました。当方非常にアシンメトリーが好きな関係でとにかく左右違うデザインにしないと気が済みません。 粘土をこねるように形を整えていってそれっぽくなったら、大まかな陰影をつけます。何となく海辺をイメージしていたので、逆光+強いコントラストでエモエモに仕上げてやりましょう。完璧な完成図を想像して今からニヤニヤが止まりません。 ③下塗り ラフができたら、それをベースに直接下地の色を置いていきます。今回はラフ→線画→塗りというように工程を明確に分けずに、ラフからそれをベースに仕上げていくというコンセプトで進めていきます。最終的に整える予定なので、この段階では汚い線や多少のデッサンの狂いは見ないふりをします。 ④影付けと背景追加 下塗りが終わったら、②のラフで作った陰影をもとに影をつけていきます。ここではざっくりと影の部分と光の当たっている部分を分ける程度に留め、全体の完成イメージを固めていきます。 ついでに超雑な海の背景も追加してみました。 一般的な工程でいうと、ここまでがいわゆる「ラフ」にあたる部分だと思います。 ⑤背景調整 ちょっと背景があまりにも普通でしょうもなく感じたので、当初の野望の一つである強いコントラストをイメージして大部分を光で白く飛ばしました。何とな~~くこっちの方がエモエモな気がしたためこの方向性でいくことに決めました。 ⑥キャラ塗り込み ▼未統合ベース 上記までの工程でだいたい完成図がイメージできるくらいのベースが完成したら、ここからは細部を塗り進めていきます。 まずは線と塗りは分けた状態で、後ろからの光源を意識して塗っていきます。背景が白く飛ぶほど強い太陽光が当たっている設定なので、コントラストもその分強くなっていく…というイメージで光の当たっている部分はとても明るく・影の部分は結構暗めという感じです(髪とスカート部分が分かりやすいです)。 ブラウスとスカートのような服によって質感が変わる部分はしっかり参考画像など資料を見ながら進めていきます。 また、一貫して必ず引きの画面で全体のイメージを確認しながらの作業を心がけます。これが何より大切で、一部分だけズームしたまま塗ってしまうと最終的に全体のバランスがちぐはぐになってしまうためです。むしろそこさえしっかりできていればどんなに雑な塗り方でムラがありまくり・はみ出しまくりでもそれっぽく見えます。 ▼統合後 ある程度塗り進めたところで、線と塗りのレイヤーをすべて一つに統合して加筆・修正していきます。まずはこの段階で改めて全体のバランスを確認して、以下の気になる点が浮上してきました。 --------------------------------------- ・頭でかくないか…? ・左腕短いかも? ・いやスマホそんな持ち方で写真撮らんやろ! ・なんで自分で写真撮ってるのに呆けたツラしとんねん --------------------------------------- ということで、頭のサイズと左腕の長さは統合レイヤーをそのまま部分的に調整しました。 ただスマホの持ち方を変えるのが死ぬほど面倒だったのでどうにかならないかと考えていたところ、「そうじゃんこれ水かけてる感じにしたら手そのままでしかも躍動感でてええやん!」と思いつきました。さすがにこれは自分天才かと思いましたね() それに伴い、表情はちょっといたずらっぽく笑う感じに変更しました。…なんかこれ前に描いた水着ネロみたry さて、サイズ調整など諸々修正したら後は上からゴリゴリ塗り進めていきます。ここが間違いなくいちばん楽しい工程です。 やることは主に形状を整えつつ、太すぎる線をなじませたり、より質感が出るよう加筆したりといった具合です。あとはせっかくの海辺ブラウスということでちょっぴり透けさせました。 コツ…と言えるほど上手ではないのですが、厚塗りこそパキッとした塗りが重要で、グラデーションも筆のムラで表現するくらいのイメージがよいと思いました。 ⑦水しぶき追加 キャラを心ゆくまでいじり倒せたら、あとは付け合わせの水しぶきを描いていきます。 個人的にここはキャラと違ってわりと綺麗めな線画を用意して塗った方がやりやすいと昔痛感したので、その時の教訓を活かして面倒ですが線で形を取ります。 最後に白で下地を作っておきます。 ⑧水しぶき追加:透け ベースができたら、キャラを表示して重なっている部分を描いていきます。普通に透けているイメージで、そんなにきっちり完璧に透けさせなくて大丈夫です。 ⑨水しぶき追加:描き込み 透けさせ終わったら、資料を見ながら青っぽい色で描き込んでいきます。参考画像は実際の水の写真でもよいのですが、どなたか上手い方の水のイラストを見た方がデフォルメの仕方など分かりやすいかなと感じました。 ⑩水しぶき追加:描き込み2 次にフチを濃い目の青で塗っていきます。ぶっちゃけ資料を見ながら見よう見まねで描いているので理屈はちゃんと分かっておりません。 とにかくそれっぽく見えればよいのじゃ…!! ⑪水しぶき追加:ハイライト ここまで来たらあとはもう白いハイライトを入れていくだけです。これまで「これほんとに水にみえるんかなあ?」と思っていたであろう脳がいちばん驚く工程で、みるみるうちに水しぶきになっていきます。フチに塗った濃い青の上にパキッとしたハイライトを置くのがコツです。 あと、左手付近が寂しかったので同じように小さな水しぶきを追加しました。 ⑫完成 ちょっと水しぶきとキャラの境目がごちゃっとしてしまったので、うっすら白いグラデーションで差を出したら完成です! 以上、今回のイラストの制作過程でした。 久しぶりに本腰を入れて描いたので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです!
ばってりー
2021-07-05 12:09:11 +0000 UTC