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かボ記第5回【オブスクリオ】

まだまだ大変な時期が続いておりますが。

先日zoomでのオンライン通話会を試してみまして、これモノによってはオンラインボドゲいけるんじゃね?みたいな話をしたり。

そうなると一番ハードルが低そうなのは人狼系かなぁ…ということで

今回の紹介ゲームは正体隠匿系・人狼系など呼ばれるタイプのものです。


こちらの【オブスクリオ】というゲーム。

プレイヤーに紛れた裏切者がこっそり他を陥れて数を減らしていく…というタイプの

人狼系は人によって得手不得手が大きくあらわれてしまうこともあって苦手としてる人も

多いんじゃないでしょうか。

私も上手く立ち回りができないので苦手な方に入りますね。ワンナイト人狼がかろうじて遊べる程度。

ではなんでそんな奴がこのゲームを勧めるのかといいますと

このゲーム、『無理に騙しトークをする必要が無い』という特徴があるのです。

裏切者(人狼役)は極論、周りに同調してウンウンうなずき続けているだけでもゲームが成立してしまうので、トークでの苦手意識のある人でもとっかかりやすいのが嬉しいのです。


もう一つのおススメ要素はコンポーネントが豪華なこと

このような丸型のイラストカードが大量に用意されています!

TCG好きにはたまらないやつ

専用のバインダーに入れて使ったりします。見栄えがいいのは何より大事。

そして一番大事なのがこの本型のプレート。

丸型のくり抜きが気になりますが用途は後程…




どんなゲーム?

簡単なストーリーラインは


ある書庫にやってきた魔法使いたちがその奥階層に閉じ込められてしまう。

ヒェェ~

脱出を目指すが仲間の魔法使いの一人が悪に洗脳され裏切者になり妨害を行ってくる。

ヒェェ~

ヤバい!と思ったらなんかすごい魔導書が助けてくれた!

正しい道のりを導いてくれるので脱出出来そうかも!

でもどいつかわからない裏切者は相変わらず邪魔してくる!

ヒェェ~


というわけで、プレイヤーは

・ヒントをくれる魔導書役(一名のみ)

・迷い込んだ魔法使い

・裏切者の魔法使い(一名のみ)

に分けられることに。

6階層分の部屋をひとつづつワーワー騒ぎつつ書庫を脱出できるかできないかで勝敗がつきます。

魔法使いは共有の生命ポイントみたいなものを持っているので脱出までにそれが尽きると

裏切者の勝利。自分が裏切者だということは当然バレないように。

こんな振り分けで、実は裏切者一名VSその他全員の構図になります。

この物量差はもうどうしようもないのでがんばってくれ…

まあうまいことバランスはとれてるのでワンサイドゲームになるようなこともあまりないです。

上が魔法使いのプレイヤーカード。好きな姿になってヨシ。

魔導書役は進行役を兼ねるので一番慣れたゲーム所有者がやるパターンが多いですね。

下の正体カードをランダムに配って裏切者を決めます(本人と魔導書だけが把握)



プレイヤーが閉じ込められてる部屋はこんな感じ

・このドアのどれか一つが正解で次の階層の部屋に繋がっている

・正解のドアが選ばれなかった場合は、部屋の中でそのまま立往生

・不正解のドアを選ぶとそのぶんだけ共有ポイントが減少


というわけで裏切者を含む魔法使いはどのドアを開けるかやいのやいの騒ぐわけです。

…がヒントが無さすぎる!


ので、魔導書が助けてくれます

ドアの窓に絵を浮かび上がらせてくれた!

ははーん、これを目印に正解を教えてくれるってわけだな…って魔導書役は会話禁止にされてるじゃん!しかも実はこのうち二枚は正解を知っている裏切者の選んだダミーの絵!!


そこでこれを使うのだ

魔導書が自分の体を使ってヒントを示してくれた!!!

と、このように魔導書役は二枚のイラストカードと指定ピン二個を使って

正解イラストのヒントを作り出すわけです。

上の写真は、『赤いマグマ』と『背後にあるドア』を示してみました。理解(わか)れ!

このヒント作りがこのゲームで一番楽しいトコですね。



このヒントを魔法使い共に見せつけて話し合わせます。

ここで裏切者は巧みなトークで、信頼性の高い意見を否定したり、自分の入れたニセの扉のイラストに誘導したり、そんなムーブをかましていくのがセオリー。

なんですが、前述のように苦手な人はここで無理をして騙しを行わなくても良いのです。

周りの二番目くらいにそれっぽい意見に同調しつつ、自分も適当な正解をでっちあげて正義側っぽく主張しておこう!



話し合いの制限時間が来たら正解の投票タイム

自分の顔のコインをおいて開くドアを投票。投票したドアは全て開かれます。

正解がどれかに含まれていれば、ひと部屋クリア!次の部屋へ進むことになります。

と、同時に間違えたドアの分だけ共有ポイントにダメージが入ります。

裏切者はこのダメージ狙い。自分が自主的にドアを間違えれば確実にその分はダメージ確保できるうえに、他の何人かがさらに間違えれば儲けもの。


これを6部屋脱出できるまで繰り返していきます。



これがさっきから何度か話題にしている魔法使いの共有ポイント。

実際には信頼トークンと呼ばれます。

扉を間違えるたびに魔法使い同士の信頼にダメージが入っていくわけですな。

裏切者は積極的に部屋を進むたびにドアを間違えて信頼を減らしていきますぞ。

信頼が一定ライン(写真の紫矢印)を下回るとその時点で疑心暗鬼フィーバー!!

ここで、裏切者を一斉に指差しあぶり出していく告発タイムに入ります。

裏切者以外の味方を指さした場合はその時も信頼にダメージ!


裏切者が見つかるまで告発は繰り返されます。

ゲームシステム上、基本的に裏切者は見つかる運命なんですが

人狼とは違い、ゲームからはじき出されずに居残ります。


6部屋を脱出しきるまでゲームは続くため

その後も若干ションボリ顔をしながら、残りの魔法使いの部屋脱出についていきます。

つまり、まだ信頼を減らす邪魔ができる!

ここらへんが、騙しトーク苦手でも楽しめる部分です。

もちろん脱出前に信頼がゼロになれば、正体がバレていても裏切者の勝利になっちまいます。

信頼トークンがなくなると、魔物があらわれて魔法使いが皆襲われてしまうという仕組み。




このような、少し難易度緩めの正体隠匿ゲームなのでした。

セオリー行動を行わないと責められがちなイメージのあるジャンルですが、オブスクリオはそういったこともなく、裏切者の行動の緩さがあるのが嬉しいですね。

だって一人だけだし。


進行を兼ねる魔導書役は結構やることが多くて大変ですが、ヒントづくりはこのゲームのキモなのでそれができる見返りもあり、プレイヤー間の格差のようなものも少ない方かなと。

ちなみに、魔導書にも罠が仕掛けられ制限がかかったりします。

赤いフィルムや風魔法フィルムでヒントが見えにくい!


とにかく、見て楽しむ部分の多いゲームなので、導入でも言ったように映像通話アプリの方で活用できないかなと画策しています。所有者がアプリでコンポーネント映していれば実際いけそうなんですよね…。

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