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豆と虎
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心理学を用いて男をイカせる女の話

 風俗部に心理学のプロが所属していた。名前を美織といい、男がどう責められれば喜ぶかを男の心理から読み取り、的確に男をイカせるスペシャリストだ。  その技術を用いて、風俗部が主催する射精我慢ゲームでは美織は敗北したことが一度もなかった。そんな美織の評判が噂となって広がり、我こそはという挑戦者たちがあとを絶たない。  その日も、風俗部の美織の元に挑戦者がやってきた。 「初めまして。僕は雄太。君の噂を聞きつけて遥々他校からやってきたものだ」  雄太の噂は美織も知っている。雄太はバトルファックで有名な高校の生徒で、そこでエースとして活躍している男子だ。なかでも射精我慢の技術が高く、未だ試合で一度も射精をしたことがないという記録を持っている。 「私もあなたの噂は知っています。これはおもしろそうな人が挑戦にきたわね」  美織は微笑むと、ゆっくりと雄太をベッドへ誘う。 「僕は君に勝つよ」 「それは楽しみね」  お互いに相手を挑発し、にらみ合う。雄太はちんぽを曝け出して、ゲーム開始のゴングを待つ。 「ルール説明ね。あなたは二十分以内に二度射精をしたら負けよ」 「一度の射精もありえないな」 「凄い自信ね。まあ記録を持っているものね。自信家になるのは頷けるわ」  美織は納得したように頷くとタイマーを用意する。 「それじゃ、さっそく始めるわよ」  美織がタイマーを押し、ゲームがスタートする。 「手コキだと。僕を舐めているな」  美織が選択したのは手コキだった。たいしたテクニックもない、無難な手コキだ。雄太は鼻で笑うと、美織を見つめる。 「あなた、いつもイカないように老人を思い浮かべているわね」 「どうしてそれを」 「簡単なことよ。おちんちんが教えてくれるわ」  美織がそう言うと、雄太のちんぽがびくっと震えた。 「バカな」 「こうやって女の子に見下されながら扱かれるのが気持ちいいんでしょ?」  美織は雄太の性癖を瞬く間に見破る。図星だった雄太は信じられない思いで美織を見る。 「ほら、こんなへたくそな手コキなのにおちんちん反応してる」  美織の言う通り、雄太のちんぽは確実に反応していた。普段、追い詰められることのない雄太にとって女子から見下されることは初めての経験だった。それが雄太の心に深く突き刺さり、ちんぽの反応によって、美織に正直に心の内を晒してしまう。 「我慢汁出てきたわよ。この様子なら一回目は五分もいらないわね」  美織が目を細くして雄太を見下す。雄太は初めてのピンチに対応できない。 「くっ……」  雄太はいつの間にか老人の妄想を上書きされてしまっていた。女子から見下されることに興奮を覚える性癖を看破されて、まさにその弱点を刺激される責められ方は、雄太にとって致命的だった。 「ほら、さっさイキなさいよ。どうせもう我慢できないんでしょ?」  雄太が欲しい言葉を美織は投げかける。雄太が心から望んでいる言葉を美織は見透かしているのだ。雄太の本能は射精したい欲求で支配されている。 「それともここから我慢できる? 金玉ぎゅって持ち上がっちゃってるけど? 鉄壁のおちんちんがたいしたことないわね」  雄太の心理を読み取り、雄太が欲している言葉を投げかける。美織にとって最大の得意技は、言葉責めだ。耳から男の射精を促す。言葉を上手く使えば、恐ろしいほど簡単に男は射精する。男が求めている言葉を投げかけてやれば、男は射精を我慢できない。あとはほんの少しちんぽに直接刺激を加えるだけだ。 「もうイクんでしょ? おちんちんが今にも精液噴き出しそうに口をパクパクさせてるわよ。ほら出しなさい」  その言葉を受けた雄太は自分の中で初めて限界を超えたことを感じる。睾丸から尿道に精液が流れ込み、一気に駆け上ってくる。 「イクっ……♡」  どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡  びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡    どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるる 「鉄壁のおちんちんっていう異名なのに、五分も経たずにイっちゃったわよ」  噴き出る精液を手で掬いながら、美織が雄太を見下す。もちろんこれも雄太の性癖に刺さると確信しているからこその行動である。  一度目の射精を終えた雄太は射精の余韻に浸りながら、自分がイカされたという屈辱を噛みしめる。試合で女子にイカされたことがただの一度もなかったのに、美織には全く通用しなかった。あと一回イケば雄太の敗北が決まる。それだけは避けなくてはならない。  雄太は頬を張り、気合を入れ直す。一度射精したことで、雄太の気持ちは凪いでいた。 「今度は足でしてあげる」 「ちっ……」  雄太は思わず舌打ちする。女子に見下されることが性癖の雄太にとって、足コキはもっとも感じる責めだ。無論、美織はそのことも読み取っている。美織の足が雄太のちんぽを挟みこむ。 「足でされるの好きなんでしょ」  美織が言葉で雄太を煽ってくる。 「こうやって女の子の足で、おちんちんいじめられるのを望んでいたのよね。この変態」  美織の罵倒が、雄太の性癖に深く刺さる。  美織は決して性技のテクニックが優れているわけではない。むしろ拙いだろう。足コキもものすごく拙い動きで雄太を責めている。だが、それ以上に言葉責めのスペシャリストだ。心理を読むことに長け、今相手がどんな言葉を求めて、どういう責めを欲しているのかが手に取るようにわかってしまう。男からすれば、自分の弱点を見抜かれているに等しい。  美織の足がぎこちなく雄太のちんぽを挟んで扱く。だが、そのぎこちない動きに、雄太は興奮してた。 「こんなへたくそな足コキでも興奮しちゃうのね。ほら、おちんちから我慢汁出てきたわよ」 「あっ……あぁぁぁぁ……」 「足でいいならこんな楽なことはないわ。どう? 女の子に男の象徴を足蹴にされる気分は? 気持ちいい? そうよね気持ちいいわよね。だってこんなにカウパー垂れ流してるんですもの」  美織は我慢汁を足の指で掬うと亀頭に塗り広げる。これまで女子にここまで追い詰められたことのない雄太は歯を食いしばって美織を睨む。 「反抗的な目。悔しいの? 悔しいよね。だって足でイカされるんだもんね。おっぱいもおまんこも使ってもらえず手と足だけで負けちゃうんだもんね。でも、残念ながらあなたにはおっぱいもおまんこも使う必要はないわ」  その言葉が、雄太に深く突き刺さる。 「くそっ……くそぅっ!」 「悔しがってる振りよね? 本当はイカされるのを待ってるんでしょ。女の子に負けたい。そう望んでいるんでしょ。隠しても無駄よ。私には手に取るようにわかる。ほら、言いなさい。最後は自分でおねだりしなさい」  雄太が心から望んでいる言葉を与えるだけ。雄太の自尊心なんて残さない。完全に心を折って敗北を植え付ける。それを悟った雄太は情けなく、唾をまき散らしながらまくしたてた。 「イカせてください! 足で僕のちんぽにとどめをさしてください!」 「キモいんだよ、さっさとイケばーか」 「イクっ……♡」  雄太の腰が跳ねあがる。  どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡  びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡    どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるる  鉄壁と言われたちんぽはものの十分で二回目の射精を行った。あまりにも雑な足コキによる射精。バトルファック部としての誇りを傷つけられる敗北だった。 「手ごたえ無かったわ」  美織は飛び散った精液を舐めとると、溜め息を吐いた。  雄太はちんぽを痙攣させ、びくびくと射精を続けるしかなかった。 【完】 作品リスト一覧 https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7603841

心理学を用いて男をイカせる女の話

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