風俗部の恒例行事、10分間射精を我慢出来たら生中出しセックスが今年も行われようとしていた。この日の為に、男子たちは厳しい射精我慢の訓練を積んできている。特に童貞の男子たちはこの日童貞を捨てるんだという覚悟のもと、強い信念でゲームに挑む。 大輝もそんな童貞のひとりだった。大輝はここ二年射精我慢ゲームに失敗しており、今年がラストチャンスだ。絶対に童貞を捨てるという覚悟のもと、厳しい訓練に耐えてきた。そんな大輝の相手を務めるのは風俗部の一年生、美緒だった。一年生が相手ということもあり、大輝はチャンスがきたとほくそ笑む。一年生であれば技術もまだ拙いだろうし、我慢できる余地はある。そう考えた大輝だったが、美緒はそんな大輝を上目づかいで見つめるのだった。 「先輩、準備はいいですか」 「ああ、いつでも大丈夫だ」 「ルールは私の責めに十分間耐えたら先輩の勝ち。ご褒美の生中出しセックスにありつけます」 「わかってる」 「それじゃ、始めましょうか」 そう言うと、美緒はタイマーを押し、優しく睾丸を揉みこんでくる。 「まずはこうやってたまたまをもみほぐしてあげるんです。気持ちいいですか」 「ああ、気持ちいいよ」 ずいぶんと余裕のある責めに大輝は一瞬困惑する。攻め手からすれば時間は十分しかないのだ。十分間で男を射精に導くというのは、案外難しい。焦って激しい攻めを初手から繰り出す女子も少なくない。だが、そんな中で美緒はいたって冷静だった。冷静すぎるぐらいにのんびりとした責めなのだ。 「先輩ってー、童貞さんなんですか」 「ああ、まあ、そうだよ」 「だったら我慢して、童貞卒業しなきゃですね」 美緒は優しい微笑みで、睾丸を揉みこんでいく。ここまでまだちんぽには触れていない。だが、既に大輝のちんぽはがちがちに勃起していた。 だが、まだまだ余裕の大輝。睾丸を揉まれているだけでは射精には至らない。 「先輩ちょっと油断してますね。顔が楽勝って感じです」 「そんなことは、ないよ」 「ふふ、いいですよー別に。でも、油断してると痛い目見ますよ」 美緒はそう言うと睾丸を上へと持ち上げる。 じわり。微かに快感が背筋を駆け抜けた。 どくどくどく…… 気づけば、鈴口から透明な液体がつーっと零れ落ちた。 「バカな」 「ふふ、言ったでしょ。油断してると痛い目見るって」 それは誰がどう見ても我慢汁だった。ちんぽに一切触れることなく、美緒は大輝に、我慢汁を吐き出させた。その卓越した睾丸マッサージテクに、大輝は舌を巻く。 「さあ、ここからですよ」 美緒の目が怪しく光った。 美緒がついにちんぽに手を伸ばした。片手で睾丸を揉みほぐしながら、片手でちんぽを扱く。 「あぁぁぁぁっ……!」 そのあまりの気持ちよさに、大輝はたまらず声を上げる。これまで一切ちんぽを触られていなかった分、その感度は高まっていた。これこそ、美緒の得意とする焦らし手コキである。睾丸で我慢汁を漏らすまで責めて、その後、ちんぽをゆっくりと扱く。敏感になってちんぽは瞬く間に感じて射精に至ってしまう。 「私、睾丸マッサージ得意なんですよぉ。こうやってたまたま揉みながらおちんちん扱いてあげると、みんなすぐびゅーってしちゃうんです」 美緒の言う通り、大輝もこみあげる射精感に震えていた。まだちんぽを扱かれて一分と経っていない。それでも、押し寄せる射精感は確かなものだった。 焦るな。こうなった時、幾度となく射精を我慢してきたではないか。この程度の射精感で諦めてしまうほど、大輝の童貞卒業への想いは安くなかった。 瞑目し、呼吸を整え、老人の裸を想像する。ちんぽを萎えさせる必殺の射精我慢方法だった。 だが、美緒の責めの恐ろしいところは、その射精我慢法すら許さないところにある。既に敏感にさせられてしまったちんぽは、美緒の手の感触を我慢できない。感じてしまえば、いくら射精を我慢しようとしても無駄なのである。 「ほら、先輩頑張って。童貞卒業するんでしょ」 美緒はあえてエールを送る。こうすることで男の想像を打ち消し、美緒を強く意識づけさせる。そして人間というものはしてはいけないと言われたものほど、やりたくなってしまう性質だということである。 「射精駄目だよ。絶対駄目」 射精を駄目だと言われたら、人間の本能として、射精したくなってしまう。そのことを美緒はよく熟知していた。 「ほら、先輩、あと三分。頑張って」 加えて、残り時間を示すことで男に絶望感を与える。もう無理だと思わせる。美緒の射精誘導のテクニックはこういう細かい部分も卓越していた。 大輝の我慢が決壊する。美緒に誘導され、射精の蓋が開く。 「あぁぁぁ……もう駄目……」 「駄目だよ。射精駄目。駄目駄目。イッちゃ駄目♡」 美緒は口とは裏腹に一気に手の動きを加速させる。男に絶対我慢を許さない必殺の形である。 それまでのスローな動きとはうってかわっての激しい手コキに、大輝の脳は快感で昇天する。 「イクっ……♡」 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるる 「あー、出ちゃった。駄目って言ったのにぃ」 美緒は残念そうに飛び散った精液を指で掬うと大輝に見せつける。 「はい、この白いの先輩が出したんですよ。わかりますよね。チャレンジ失敗です」 大輝の童貞での卒業が決まった。大輝はみじめさから顔を伏せ、背中を丸くして教室を出て行った。 【完】 作品リスト一覧 https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7603841