プロのバトルファック界では、マゾに堕とされ、消えていく物が後を絶たない。一度マゾに堕とされた者は、プロとしてもう戦っていけなくなるからだ。 そんな過酷な世界で、俺、野村大樹は戦っている。負けるにしても普通に負けなければ、マゾ敗北なんて喫してしまった日には、プロ生活を引退せざるを得なくなる。 そんな俺の次の対戦相手は、引退間近のベテラン、篠原美月だった。篠原さんはこれまで数多くの男をマゾ落ちさせてきた実績を持つ。そんな相手との対戦に俺は武者震いが止まらなかった。 ベテランとはいえ、引退間近。力は衰えているのは間違いない。今なら篠原さんにも勝てるかもしれない。俺が子供の頃から若手として活躍していた篠原さん。俺が勝って引導を渡してやる。 「今日の相手は君?」 リングに上がると、篠原さんは妖艶な笑みを浮かべながら俺を出迎えた。 「よろしくお願いします」 「随分と若いのね。ふふ、若い子とやるのは元気を貰えるから嬉しいわ」 ベテランの余裕を見せながら、俺を挑発する篠原さん。そんな挑発には乗らずに、俺はあくまで冷静に対応する。 「俺も篠原さんとやれるのを心待ちにしてました」 「あら、そんなにマゾに堕とされたかったのかしら」 早くも牽制してくる篠原さん。咄嗟の攻撃に言葉に詰まった俺を見て、不敵に笑った。もう勝負は始まっているのだ。 これでも俺は注目の若手として名前を売っている。今日の試合は注目の若手とベテランとの試合ということで、客席はかなりにぎわっていた。引退が迫っている篠原さんの試合を少しでも多く見ようというファンが多いのだろう。ここまで積み重ねてきたものが多いのは素直に尊敬する。 「始め!」 試合が始まる。篠原さんはおっぱいが大きく、この歳になってもしっかりとスタイルを維持している意識の高さがうかがえる。俺はまず冷静に篠原さんの出方をうかがう。篠原さんは余裕の笑みを浮かべながら、じっくりと距離を詰めてくる。どうやら正面からの責め合いを狙っているようだ。ならば正々堂々それに応じてやろうじゃないか。 俺も距離を詰める。互いの距離が0になり、体が密着する。俺だって期待の若手。テクニックには自信を持っている。まずはキスで様子見だ。篠原さんの艶やかな唇に吸い付き、舌を絡ませる。 「んちゅ……」 俺はキスを大事にしてきた。バトルファックの基本であるキスを俺はみっちり鍛え上げてきた。その俺のキスが篠原さんに…… 「ふふ、若いわね」 通用しない。篠原さんの舌を絡めとろうとすると、器用に逃げられいなされてしまう。逆に篠原さんの舌の変幻自在の動きに俺は翻弄されてしまっていた。篠原さんの舌が俺の口内を蹂躙する。篠原さんの口内に侵入できない。凄いテクニックだった。熟練の技を見せつけられ、俺はほとんと何もさせてもらえないまま、キスを終える。脳がぼんやりとする。キスでダメージを受け過ぎた弊害だ。 その僅かな隙を突かれ、背後を取られてしまった。背後から伸びてくる手が、俺のちんぽを一撫でした。ぞくりという感覚が奔り、俺は身震いする。 「ふふ、こっちも可愛がってあげるわね」 耳元で艶やかな声で囁かれ、全身に快感が奔る。駄目だ。この声は魔性の声だ。一瞬で耳が敏感にさせられてしまった。耳元で囁かれる度にちんぽがびくりと反応し、いきり勃つ。その勃ったちんぽを洗うように撫でる篠原さんの手が、熟練の技を思わせる。竿と裏筋を指で擦りながら、触れるか触れないかのぎりぎりを責めてくる。 「後ろから責められて気持ちいいのね。すっごくびんびんよ。まだそんなに触ってないのに。責められる喜びに目覚めちゃったのかしら」 耳元で囁かれる甘い誘惑に、俺はますます体を敏感にさせる。俺はベテランのテクニックを舐めていはしなかったか。ここまでいいようにやられるなんて聞いてない。 背中には篠原さんの大きな2つの果実が押し付けられている。その感触もまた俺を興奮させる一助となっていた。 背後から伸びる手がいやらしく動き、俺のちんぽを責めてくる。その変幻自在な手の動きに、俺のちんぽは翻弄されている。快感を我慢しようとしても、じわじわと積み重なってイク。恐ろしいテクニックだった。まだほとんとちんぽには触れられていないのに、俺のちんぽはびんびんに勃起してしまっていた。 「そろそろ触ってあげるわね」 そう言われて俺の心に歓喜の感情が湧く。触られることを喜んでしまったのだ。そんな馬鹿な。バトルファッカーとしてあってはならないことなのに…… 篠原さんがちんぽを深く掴みこむ。その瞬間、電流のように快感が全身を駆け巡った。今まで焦らされてきた分、一気に快感が爆発したかのようなそんな感覚だ。 「君も癖になっちゃうわよ」 耳元で囁く甘い誘惑。その誘惑に誘われ、俺はついに我慢汁をこぼした。その我慢汁を自然とちんぽに塗り広げながら、もうた片方の手で睾丸を揉みこむ。精液が熟成されていくのを感じる。 「君も瞬殺よ」 その煽情的な言葉に、俺の背筋がぞくりとした。 手の動きが速くなる。 睾丸を揉む速度が上がり、ちんぽを扱く手の動きがより滑らかになる。それに加えて、耳元で囁かれる言葉責めに、俺は一気に絶頂の階段を駆け上がる。 「ほら、もうおちんちん膨らんできた。イクわね、これ。もうイッちゃう」 「うわあぁぁぁぁぁ……」 いったいどうしてこうなってしまったんだ。俺は今日、篠原さんに引導を渡す予定だったのに。気付けばここまで翻弄されっぱなしじゃないか。 もうダメだ。我慢できない。イッちまう。俺は全身をぴんと突っ張り、爪先を伸ばす。 「はいストップ」 イク寸前、手の動きが止まった。まさかの寸止めに俺は困惑する。脳がイクと指示を出した後での寸止めに、ちんぽがイケず、脳がバグる。 「地獄はまだ始まったばかりよ」 射精の波が引いていく。それでも耳元で囁かれる度に俺の動きは封じられてしまう。抵抗できない。 「じっとしていてね」 篠原さんにそう囁かれると、本当に体が動かなくなる。まるで命令を聞いているかのように、従順になってしまう。その様子を見た観客から歓声が上がった。普通、バトルファックで寸止めはやらない。バトルファックは相手をイカせるスポーツだ。それをイカせずに生殺しにするプレイは舐めプであり、相手をマゾ堕ちさせる時にしか使われない。 「君は今日マゾに堕ちるのよ。今からじっくり落としてあげる」 ぞくりとする言葉を投げかけられる。マゾに堕とされるという甘美な響きが、俺に快感をもたらした。イク寸前という極限状態での甘い囁きは、欲望に忠実になってしまう。それが篠原さんはわかっているのだろう。俺はいったいどうやって責め落とされるのだろうという妄想をしてしまう。それによりますますちんぽが従順になってしまうという寸法だ。 「ほら、また扱くわよ。嬉しいわね。イケるかもしれないのよ」 ゆっくりと焦らすようにちんぽが扱かれる。既にイク寸前の俺のちんぽはそれだけでびくびくと震えだす。せつなげなちんぽを、イカせないように絶妙なストロークで追い詰めていく。こんなスローペースな責めでも、イク寸前の敏感なちんぽには致命的だった。 イク。そう感じた瞬間、また手が止められる。俺がイクと感じると、篠原さんはセンサーでもついているのかと思うぐらい正確に手を止めるのだった。 「ふふ、今イケそうだったのに、残念だったわね。頑張ってイカないと、おちんちん壊れちゃうわよ」 篠原さんの言う通り、俺のちんぽは既に壊れかかっていた。何もしなくてもびくびくとせつなげに震え、真っ赤に膨れ上がっている。だが、射精の波は引いていく。恐ろしいテクニックだった。一度捕まったら何もさせてはもらえない。一度捕まった時点で試合を終わらせることができる破壊力。俺は涎を垂らしながらびくびくと痙攣することしかできない。 「はい、またイクチャンスをあげる」 手が動く。ちんぽが揉みこまれ、射精の波が押し寄せてくる。俺は気付けば腰を突き出していた。自らイクことを望んだのだ。だが、それすらも予見していたのか、篠原さんは指で輪っかを作った。俺の腰振りはその輪っかへの空撃ちに終わる。射精の波が引いていく。駄目だ。このままイケないと俺は本当にマゾに堕とされてしまう。 「ふふ、また失敗。いつになったらイケるのかしらね」 妖艶な笑みを浮かべながら、俺を地獄に叩き落とす篠原さん。駄目だ。俺の実力じゃこの人には勝てない。それを自覚するには十分な時間だった。既に脳が破壊され、思考がおかしくなり始めていた。イキたくてイキたくてたまらない。もうちんぽがおかしくなっていた。 「イカせてください……」 「何かしら。よく聞こえなかったわ」 ここはプロの世界。一片のプライドすら残していいけない場所。それは許されないのだ。それを痛感した俺は腹筋い力を込め、全力で叫んだ。 「お願いします! イカせてください!」 「ふふ、君も堕ちちゃったわね。早かったわね。やっぱり瞬殺だったわ」 そう言うと、手でしっかりとちんぽを握りこむ。そして、耳元で甘い囁きを残す。 「マゾ堕ち射精、決めちゃいなさい♡」 「はいぃぃぃぃぃぃぃぃっ……♡」 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡ とんでもない量の精液を放った俺は、白目を剥いて失神した。その時点で俺のKO負けだ。大事な物が失われた敗北だった。結局俺はこのマゾ落ち射精がきっかけで試合に勝てなくなり、引退を余儀なくされた。俺が引退したのは篠原さんよりも早かった。 【完】 作品リスト一覧 https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7603841