俺の名前は笹部冬弥。 バトルファック部で一番強い部員だ。部内では俺の実力と対等な実力を持つ部員がおらず、正直退屈している。 こんなことならバトルファックの名門校に行けばよかったと後悔しているぐらいだ。 俺の実力ならプロになることもできるかもしれない。俺は今日も一人でもくもくと練習するのだった。 俺たちのクラスに転入生が来た。 「はじめまして。私は黒木優。よろしくお願いします」 黒髪ロングの美少女だ。女子にしてはすらっと背が高く、足が長いのが見て取れた。胸はそれほど大きくないようだが、立っているだけで魅力が伝わってくるのはカリスマだろうか。 授業が終わり、教室で座っていると、黒木に声を掛けられた。 「ちょっといいかしら」 「なんだよ」 「あなた、笹部くんだっけ。バトルファック部だって聞いたわ。私も入部したいから案内してくれる」 こいつもバトルファック部に入るのか。こんな美少女が入るのなら歓迎だ。 「いいぜ。黒木は経験者なのか」 「ええ。前の学校ではずっとバトルファック部だったわ」 「へえ。前の学校はどこなんだ」 「桜雪高校よ」 「桜雪だって」 桜雪高校といえばバトルファックの名門だ。特に女子選手が強く、大会でも上位を独占している正真正銘の強豪校。 「桜雪ではレギュラーだったのか」 「まさか。私程度の実力じゃ、控え選手に甘んじるのが当然よ」 「なんだ、控えか」 レギュラーだったのなら俺の練習相手になるかと思ったが、控えなら相手にならないな。 だが、それでもうちの女子どもよりは実力が上なのは間違いないだろう。せっかくだ。こいつの入部試験と称して、試合をしてみるか。 「入部するならお前の実力を知っておきたい。俺と試合をしてくれるか」 「かまわないわよ」 「なら、練習場に行こう」 黒木を連れて練習場に案内した。 「ここだ」 「桜雪ほどではないけど、整った練習場ね」 「ああ。公立にしてはいい練習環境だと思う。それじゃさっそくやるか」 「ええ。審判はつけないの?」 「実力を見るだけだからセルフジャッジでいいだろう」 「わかったわ」 お互い衣服を脱ぎ捨て向かい合う。服を脱ぐと、黒木のスタイルの良さが如実に表れる。すらっと伸びた手足、白い素肌。思わず目を奪われた。 「綺麗な身体だ」 「ありがとう。お肌の手入れはかかさないのよ」 「勝つのは俺だがな」 「それでは始めましょう」 どちらからともなく俺たちは抱き合った。黒木の白い肌の温かな感触が、俺の肌を通して伝わってくる。 俺はまず黒木と視線を合わせ、ムードを作る。女がイクかどうかはムード作りが非常に大事だ。目線を合わせ、コミュニケーションを取りながらキスをする。それがバトルファックにおいて非常に重要な役回りになる。 「ちゅ……んちゅぱ」 キスの雨を降らせる。最初はそっと触れるフレンチキス。慣れてきたら舌を捻じ込んでのディープキスへと切り替える。 俺の仕掛けたキス勝負に黒木は応じてくる。俺はキスを大事にしている。丁寧なキスで骨抜きにしてやる。 しばらくキスの応戦を続ける。 やがて、戦況が明らかになってくる。 「ちゅ……くっ……」 まさかの俺は窮地に立たされていた。黒木はキスが凄く美味い。唾液を大量に分泌し、舌を使って俺の口内に流し込んでくる。舌も長く、俺の舌が黒木の口内に侵入してもすぐに絡めとられてしまう。このままではまずい。脳が溶かされる。早く逃げないと。 そう頭で考えていたタイミングで黒木が唇を離した。 「んちゅぱ……ふふ、たいしたことはないわね」 黒木の目が俺を見下した。俺は頭に血が上り、ムキになってキスを続ける。黒木は余裕の笑みで俺のキスを相手する。手はいつの間にか俺の乳首を捉えており、艶めかしい動きで俺の乳首を責め立てる。 「んっ……」 呼吸が乱れ、黒木に呼吸を支配される。俺も反撃に転じねばと思うが、体はキスに夢中でそれ以外のことを考えられない。 いつの間にか俺は夢中になって黒木とのキスを愉しんでいた。責めているのではない。ただ黒木のキスの味がたまらなく美味く感じて、夢中になって貪っているという表現が正しい。黒木の手に誘導され、俺の手は黒木の乳房に伸びる。柔らかな感触が手に伝わり、俺の脳を溶かす。 いつの間にかぎんぎんに勃起した俺のちんぽを、黒木の太腿が押し上げる。睾丸ごと太腿で責められた俺はこみ上げてくる快感に悶えた。 「んっ……んんっ……」 太腿で俺のちんぽに刺激をこまめに与えながら手で乳首を抓む。口はキスで俺の口内を犯しながら黒木は理想の三転責めを完成させた。俺は何も抵抗できずにただ黒木の舌と絡み合っていた。黒木は余裕の笑みで俺の舌を絡めとっている。たっぷりと黒木の唾液を飲まされた俺は、いつの間にか頭がぼーっとしていることに気付く。 股間に広がるじんわりとした快感がとても気持ちいい。俺の頭が正常なら逃げなくてはいけないことに気付けただろう。だが、俺の頭は溶かされ正常には動かない。気付けば射精感がすぐそこまで迫っていた。 「あぁぁぁぁぁっ……あっ……イクっ……」 睾丸とちんぽを同時に責められ、限界が来たと感じた時にはもう手遅れだった。 俺の反応を見た黒木がより一層乳首を強く抓った。 どぴゅるるるるるる……♡ どぴゅ……♡ どぴゅ……♡ どぴゅ……♡ どぴゅぅ……♡ 飛び散った精液が黒木の腹を汚していく。 俺は射精の余韻に浸ったまま、ぐったりとその場にへたり込む。 「もう終わり?」 黒木が挑発するように問う。 「まだまだこれからさ」 俺は立ち上がった。 正面からんの責め合いで敗北した俺は唇を噛む。 まさかこの俺がキスで翻弄されるとは。伊達に桜雪高校の生徒だったわけじゃないな。 だが、俺は負けるわけにはいかない。桜雪の控えなんかに負けたとあっては、プロなんてまた夢のまた夢だ。 大丈夫。油断しただけだ。本気を出せばこんなやつ相手になるはずがない。 俺は再び立ち上がり、黒木に向かっていく。 黒木は余裕の笑みでそれを受け止め、俺を抱きしめた。 「私、おっぱいは小さいけど形は自信あるのよ」 そう言って黒木が俺の手を掴み、おっぱいに誘導してくる。 俺はその誘導をわざと受け入れ、黒木のおっぱいを揉みこんだ。乳首を弾きながら深く揉みこむ。 「あん……揉むの上手いのね」 「お返しだ。すぐに気持ち良くしてやるよ」 おっぱいを揉みながら空いた手で黒木の秘部をまさぐる。黒木は股を閉じてそれを阻止しようとするが、俺が乳首を弾いておっぱいを揉むとたまらず股を開いた。 「私も責めるわね」 黒木は俺に体重を預けてくる。女子にしては体の大きい黒木を支えるには俺に準備ができていなかった。俺は黒木に押し倒される。 俺の顔に黒木のおっぱいが降ってくる。大きさはないが形の良い黒木のおっぱいに包まれ、俺は呼吸を封じられる。息を吸うと甘い香りが鼻腔を擽り、脳を溶かしていく。 「たっぷり味わってね」 「むぐ……」 俺は攻め手を封じられ、俺の手は空を切る。おっぱいをたっぷりと味わいながら、俺はなんとか脱出できないかと足をじたばたさせて抗うが、黒木の体はびくともしない。しっかりと抑え込みが嵌まっていた。 呼吸を奪われ、脳に酸素が不足し始めた頃、俺の思考は非情に乱れていた。次第に呼吸のことしか考えられなくなり、黒木を責めることを頭から排除してしまう。 黒木は俺にぎりぎりのところまで口を封じておきながら、絶妙のタイミングで口を解放してはすぐにまた塞いでしまう。そうして俺の呼吸を支配された結果、俺の頭は完全に落ちていた。 体が動かせなくなったころ、ようやく黒木は俺の口を解放する。 俺の体を起こし、俺の背後を取った黒木はその長い足を回して俺のちんぽを捉えた。 「足でとどめをさしてあげる」 黒木は両足で俺のちんぽを挟むと、上下に扱き始めた。 「うあぁぁぁぁ……」 「足でされるのってあんまり経験ないでしょ。私の足コキは評判いいからすぐ気持ち良くなれるよ」 おっぱいを枕に見立て、俺の体をしっかりと腕で固定しながらの足コキは黒木の言うように確かな快感と屈辱感を俺にもたらした。 「笹部くん、聞いたわよ。あなたこのバトルファック部で調子に乗っていたんでしょ。相手になる子がいないから」 俺を良く思わない誰かから聞いたのか、黒木は俺の耳元でそんなことを囁く。 「だから教えてあげようと思って。あなたなんてたいしたことないわよってことを」 黒木の言葉を否定したいが、実際にこうして黒木の足に捕まって何も抵抗できていない以上、否定することはできなかった。 なにより、足なんかで追い詰められているのが非常に恥ずかしく、屈辱的だった。 「みんな困ってるみたいだったよ。あなたが横柄な態度を取るから。だからそんな態度取れないようにしてあげる。私がここでちゃんと負かしてあげるから、これからは女子に優しくするんだよ?」 「誰が……」 「悔しかったら脱出してみなよ。私の足なんかに負けないところを見せてよ。このまま私の足なんかで負けちゃったらとんだ雑魚だよ。いいの?」 「くっ……♡」 ダメだ。足なんかで気持ち良くなってはいけないと思えば思う程、気持ち良さが増していく。人間は駄目だと言われたことをやりたくなってしまうのだ。それが人間の心理。足なんかでイカされてはダメだと思えば思う程、イキたくなってしまう。これではただのマゾではないか。 「それともあなたはマゾなの。足なんかでイッちゃう変態さんなのかな」 「ち、違う」 「口では否定しているけど、見て。もうこんなにおつゆ漏れちゃってる。これって気持ちいいってことだよね? イキそうになってるってことだよね?」 煽るように聞いてくる黒木に俺は何も言い返せない。実際、俺はイキそうになってしまっている。黒木の足に負けそうになってしまっている。黒木の足の裏が亀頭を撫でまわす度に悶え、俺の射精へのカウントダウンが着実に進んでしまっている。 「ほらほら、どうなの? 負けちゃうの? 負けちゃうよね。だってマゾだもんね」 「マゾじゃ、ない」 「マゾじゃないなら我慢しなきゃね。足なんかに負けちゃダメだよね。でも、ほら、もう負けるよ? キンタマがきゅって持ち上がってる。もう無理だよね。負けちゃうよね。ほら、イキなよ、マゾ。私の足に完全敗北して白い敗北汁いっぱいぶっぱなしなよ」 「ああっ……くそっ……♡ イクっ……♡」 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡ 「あーあ、負けちゃったね。足なんかで。ふふ、わかった。あなたなんてこの程度なのよ。桜雪の控え選手の足元にも及ばない。今後は身の程をわきまえて過ごすことね」 敗れた俺はその後、バトルファックで女子に負けることが多くなった。黒木にマゾ性癖を植え付けらえてしまったのだ。当然、黒木に勝てたことは一度もない。それどころか以前まで勝てていた他の女子にも敗北を喫することが増えた。俺は世界を知らなさ過ぎた。小さな箱庭で粋がっていただけのザコだったのだと思い知ったのだった。 【完】 作品リスト一覧 https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7603841 あとがき 今回は小さな箱庭で調子に乗っていた男子が外からやってきた転入生にぼこられる話です。外の世界を知らずに粋がるのはかっこ悪いですね。足で負けるのってやっぱり屈辱的ですよね。 いいねやコメントなどで反応をいただけると励みになるので良ければお願いします。 豆政