プロローグ 田舎のバトルファック県大会で優勝した俺、田中太一は念願だった全国大会への出場を果たした。 全国大会の行われる東京に出発する日、クラスメイトが見送りに来てくれた。 「太一、お前なら全国制覇も夢じゃないぜ。絶対優勝してこいよな!」 「田中くん、こっちで応援してるから頑張ってきてね!」 クラスメイトたちの応援を胸に、俺は大きく頷いた。 「ああ、吉報を届けられるように頑張ってくる」 俺はクラスメイト達に別れを告げた。そして、待ち合わせていた女子と合流する。 「遅いぞ、田中」 「悪い。クラスメイトに引き留められちまってな」 合流した女子の名前は森中律。少し芋臭いが太い眉毛がチャームポイントだ。俺は結構可愛いと思っている。体の発育も同年代に比べて遅いようで、本人は気にしている。森中は俺と県大会決勝で戦った他校のバトルファック部員だ。全国大会には準優勝者までが出場できる。 よって、準優勝者の森中も出場権を獲得したわけだ。目的地は同じだから一緒に行こうと話していた。 「いよいよ全国だね」 「ああ、待ちに待った、な」 「最初の目標は県勢として初のベスト8だね」 「馬鹿言うなよ。どうせ出るなら優勝が目標に決まってるだろ」 そうなのだ。俺たちの県は過去一度たりともベスト8に進んだことがない。バトルyファックは弱い県なのだ。だからこそ、毎年全国大会の季節になれば学校中が湧くし、期待される。今年こそ、と。 バトルファックというスポーツの人気は留まるところを知らない。プロリーグも熱を帯びているし、俺も当然プロを目指している。 「そうだね、優勝目指して頑張ろう。リベンジするから田中、私と当たるまで負けるんじゃないわよ」 「お前こそ、負けるんじゃねえぞ。俺たち2人で県のみんな喜ばせてやろうぜ」 行きの新幹線で俺たちはそんな風に士気を高めながら談笑した。 そして、そんな会話をしていたら、目的地にはあっという間に到着してしまった。 会場入りした俺たちはすぐさま開会式に出席し、試合の準備に取り掛かる。 「初戦は私の方が先ね」 「みたいだな。森中。負けるんじゃねえぞ」 「あんたこそ。負けたら承知しないからね」 そう言って森中は初戦に向かっていった。 しばらくすると森中がリングに上がった。相手はいい身体をしたイケメン。試合開始早々、森中は体格差を活かされたタックルを受け、マットに沈んだ。テクニックで相手の男を翻弄しようとしているようだったが、それも封じられ打つ手がなくなったようだ。男の責めを一方的に受け、あっさりとイカされた。 「あの森中があんなにあっさり負けるなんて……」 俺は全国のレベルを舐めていたのだと思い知らされた。俺の対戦相手は東京の女だが、果たして勝てるだろうか。 「何弱気になってるんだ、俺は」 俺は自分の頬を張り、リングへと向かう。 対戦相手の女子は金髪のいわゆるギャルだった。あんな軽薄そうな女子が全国大会に出てくるなんて。俺はバトルファックを馬鹿にされたような憤りを感じた。あんな女子より、絶対に森中の方が強い。 俺は心の中で闘争心を昂らせながら、リングに上がる。 「あんたがあたしの相手? なんか弱そうだね」 「そっちこそ、バトルファックに真剣に取り組んでるようには見えないけどな」 「あたし? あたしはこれでも男ならめっちゃ食ってるから。バトルファックは趣味だよ。でも、男はみんなあたしにされるの喜んじゃうんだよ? あんたにも味合わせてあげるね」 ギャルは悪戯っぽく笑いながらおっぱいを寄せた。 大きい。森中はおっぱい技は使えない。大きさが足りないからだ。だが、このギャルのおっぱいなら、バトルファックの花形であるおっぱい技も使えるかもしれない。 「あたしは黄瀬亜里沙。よろしくね。アリサって呼ぶといいよ」 「俺は田中太一だ。好きに呼べ」 「たいっちね。じゃあ、たいっちも今からすぐに負かしてあげるね」 「それはこっちのセリフだ」 審判に促され、俺はアリサと握手を交わす。 「それでは始め!」 審判の合図を受け、俺は構える。 「うおっ⁉」 何が起こったのかわからなかった。試合開始と同時に俺の視界は一瞬にして黒く閉ざされ、わけもわからないまま押し倒されていた。 なんだ。一体何をされた。タックルされたのか? だとしたら早すぎる。全然動きが見えなかった。 「ふふ、やっぱり弱~い♪ 簡単に捕まえちゃったよ、たいっち?」 「むごぉ……」 柔肉に視界と口を塞がれ、言葉を発することもできない俺はただじたばたと手足を動かすことしかできない。まさか、これはおっぱいか。これがおっぱい。女のフェロモンを鼻いっぱいにかぐわってくるうえに、鼻と口に柔肉が吸い付いて呼吸を奪ってくる。頬に押し付けられるこの弾力こそおっぱいそのものではないか。 「ほ~ら、さっきまでの威勢はどうしたのよ。まったく抵抗できてないけど?」 呼吸を奪われた俺は酸欠状態に陥り、視界がちかちかとし始めた。 「そろそろかな」 その頃を見計らってかアリサはおっぱいから俺を解放する。一瞬にして視界が明るくなる俺だが、眩しすぎて視界が安定しない。そうこうしているうちにアリサは俺の下半身に体を滑り込ませ、必殺の形を作っていた。 「うあっ……♡」 「は~い、捕まえたよ。勝負ありだね、たいっち」 ようやく視界が安定してきたと思ったら、下半身を幸福な感触が支配していた。 見れば、俺のちんぽはアリサの豊かなおっぱいに覆われていた。 「くっ……」 これは俗に言うパイズリ固めだ。プロリーグでもこの形になった男が勝ったところは見たことがない、女子選手の必殺の形。俺の県ではこのおっぱい技を使える女子がいなかった為、味わうのは初めてである。 「ど~う? ここから逆転できると思う? たいっちは」 「あ、当たり前だ。こんなのすぐに脱出して……」 「させないよ」 「ふあっ……♡」 少しおっぱいを揺らされただけで、俺は声を漏らして腰を跳ね上げる。おっぱいを少し揺らすだけで、亀頭にカリ首に竿全てに刺激をもたらす極上の快感が叩き込まれる。 ダメだ。こんなの……気持ち良すぎる。 今までおっぱい技を受けたことのない俺にとって、その快感は想像を絶するものだった。対処法もわからないまま、俺は射精の前兆の疼きを感じてしまう。 「さてはおっぱい技受けたこと無いなー。バトルファックやってる人でおっぱいに挟まれただけでここまで腰砕けになっちゃう人もなかなかいないもん。あはっ、これは楽勝だなぁ。初戦楽な相手でラッキー。じゃ、終わらせるね」 そう言ってアリサはおっぱいを捧げ持つ。ああ、ダメだ。こんなので擦られたら俺はきっと三擦り半も我慢できない。俺は…… 必死で歯を食いしばる。少しでも射精を遅らせようと。 「いっくよぉ~……それ♡」 「あぁぁぁぁぁぁぁっ……♡ イクっ……♡」 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡ びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡ だが、そんな抵抗はまったくもって無意味だった。一瞬にして俺は射精をしてしまい、敗北が確定する。 「田舎で強がってただけのザコだったね。これが全国だよ、ど田舎民♪」 勝者のアリサに散々煽られ、俺は悔しさのあまり涙を流した。 ※※※ 大会後、帰りの新幹線の中で俺と森中は終始無言だった。その沈黙を破ったのは俺だった。 「…………森中」 「……なに?」 「俺は決めたよ。バトルファック学園に行く」 バトルファック学園。東京にある全寮制の私立校だ。全国からバトルファックの猛者が集まる学校で、バトルファックの全国大会優勝の常連校だ。 「……本気?」 「本気だ。俺たちは井の中の蛙だった。ただ田舎で強がっていただけのザコだった。これまではな。だが、これからは違う。全国に行って見えたものがある。俺はあの女に……黄瀬亜里沙に勝ちたい」 「そっか。じゃあ私も行く」 「お前ならそう言ってくれると思っていたよ。一緒に全国優勝目指そうぜ」 「うん!」 そして俺たちはバトルファック学園への受験を決めた。 俺の全国への挑戦はここから始まった。 続く 田中くんの全国への挑戦物語① https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7280561 作品リスト一覧 https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7603841 あとがき これはシリーズ物です。続きはバトルファック研究員プラン以上で公開していきます。井の中の蛙だった田中くんが全国での活躍を目指して上京するっていう話です。田中くんの全国への挑戦はどうなるのか。全国のレベルを痛感した田中くんがどう頑張っていくのかこうご期待! いいねやコメントなどで反応をいただけると励みになるのでお待ちしております♪ 豆政