俺、佐藤純一には女の幼馴染がいる。水野凛。身内贔屓ではなく美人で中学の頃からモテてモテだった。幼稚園児の頃からの付き合いで、仲はずっといい方だと思う。家は隣同士で家族同然の付き合いをしてきたのだが、不思議なことに恋愛関係になったことは一度もなかった。お互いに浮ついた話は全くなく、俺たちの間では恋愛の話はしないという暗黙の了解があった。 そんな俺と凛もこの春から大学生になり、それぞれ別の大学に進学した。大学を卒業すればお互い就職するだろうし、これまでのような関係を維持することはできないだろうなと思っていた。 「はぁ……あと4年か」 俺は溜め息を吐く。凛は大学に通う4年間は自宅から通うと言っていたが、卒業すれば1人暮らしを始めるそうだ。そもそも大学生の間に彼氏ができる可能性もあるし、悠長にはしていられない。 「さすがにヘタレすぎだよなぁ、俺……」 そう。俺は凛のことが好きだった。小学生の頃からの片思いだ。凛は小学生の頃から可愛かったし、成長するにつれどんどん美人になっていった。頭も良く成績は常に学年トップだった。そんな彼女と少しでも釣り合いが取れる男になろうと、俺はスポーツを頑張った。中学に入ってバトルファック部に入った俺は力を付け、地区大会の準優勝まで勝ち残ったことはある。 それでも凛と釣り合いが取れているとは思わなかった。凛は県内でも屈指の進学校に進んだし、俺もせめて全国大会に出場できるぐらいにならないとダメだと思った。 高校に進学してからも俺はバトルファックを頑張った。しかし、高校でも全国大会に行くことはできなかった。全国大会に行ったら告白しようと決めているのだが、なかなかうまくいかない。 この大学生活がラストチャンスになるだろう。俺の実力ではプロには行けないだろうし、凛だってそこまで待ってくれるはずがない。 だが、色々言い訳をしているが、結局のところ振られて関係が壊れてしまうのが怖いのだ。 「まあ、悩んでてもしゃーねえ。今できることをしねえとな」 俺は支度をして家を出る。 今日はバトルファック風俗というところに行く。その名の通り風俗嬢とバトルファックをして勝ったら料金が半額になるというシステムだ。電話で予約をしようとしたところ、新人の女の子しか空きがなかったのでしかたなくその子を指名した。一応俺としてはバトルファックの練習のつもりだった。レビューでは凄腕の風俗嬢が多数在籍しているとのことだったので、練習相手には申し分ないと思って電話したのだが、空いていないのでは仕方がない。 まあ、今日は体験みたいな感じでいいか。 俺はホテルに入ると、店に電話する。すぐに向かうとのことだったので、ベッドに座って待機する。しばらくすると呼び鈴が鳴ったので嬢を出迎える為にドアを開ける。 「こんばんは~、スズです、今日はよろしく――え?」 「…………」 俺たちは互いにその場で固まった。なんと現れた風俗嬢は幼馴染の凛だった。 「どどど、どうしたんですかー、お兄さん。そんな無言で私を見つめて」 「なにやってるんだ、凛?」 「……嫌だな、私はスズですよ、お兄さん」 「20年以上の付き合いの相手を見間違えるかよ」 目鼻立ちの整った顔。大きい目。出るところは出て引き締まるところは引き締まった身体。身長、化粧の仕方……どこからどう見ても凛だった。 「……やっぱり、無理かー」 「当たり前だろ」 「うう、予想外……」 苦笑した凛は部屋の中へと入ってくる。 「それじゃ、お代だけ先にもらうね」 「おい待て。なんでお前が風俗嬢なんてやってる? しかもバトルファックって」 「あー、聞いちゃう? やっぱり聞いちゃうか」 「そりゃ気になるだろ」 「んー、じゃあ私に勝ったら教えてあげるよ。今日はフェラコースだったっけ? バトルコース選ばなかったんだね」 「新人相手にバトルしてもしょうがないだろ」 「余裕だね。じゃあさっそく始めるねー」 そう言うと凛はベッドに横たわる俺の股の間に屈む。今回はフェラコース。風俗嬢が一方的に責めるだけのコース。時間は20分。イカなかったら客の勝ち。イってしまったら客の負けだ。 「じゃあいくよー。ちゅ♡」 まずは凛が亀頭にキスをする。それから舌先で裏筋をちろちろと舐め始めた。この勝負負けられねえ。バトルファックではいつも負けられないが今回は事情が違う。凛と肩を並べる為にバトルファックを始めた。凛にバトルファックで負けてしまったら俺のプライドはズタボロだ。 それにしても、凛のフェラは予想以上に様になっていた。俺の知る限りこいつは男経験なんてないはずなのに…… 「お前、いつの間にフェラなんてできるようになったんだよ」 「じゅる……んー? そうだねぇ。純一がバトルファック頑張ってるのを見て、私も興味出ちゃって。密かに練習してたんだー。じゅる……」 「うっ……」 「んん……じゅる……れろ……あむ」 凛は俺のペニスを美味しそうに頬張ると、舌を巧みに使いながら裏筋から亀頭を舐め上げていく。更には唇でペニスを締め上げて吸い上げる。視線は上目遣いで俺の目を捉えて放さない。 「くっ……や、やるじゃねえか」 「ふふっ♪ じゅる……じゅる……じゅぽ」 「あっ……ふぅ……」 巧い。凛はかなりの技巧派だった。巧みな舌使いで俺の弱点を探っているのがわかる。俺も弱点を晒さないように意識を集中させているが、凛の口の中は想像以上に気持ち良かった。唾液が多いのだ。次から次へと分泌されてくる唾液が、俺のペニスに絡みつき、徐々に敏感にさせていく。それに加えて凛の巧みな舌使い。気付けば俺は腰に力を入れて耐えていた。 「んじゅぶ……じゅるる……じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ……」 「うわああああ……」 「いいよ、じゅんいち……じゅるるる……私の口の中に出して……」 「だ、誰が……」 「らって、もうこんなにびくびくって震えてる……んちゅ……じゅるる……じゅっぽじゅっぽじゅっぽ……」 「あん……あぁぁぁぁ……」 戦いに終わりが近づいていることを俺は悟っていた。あまりにも気持ち良すぎる凛のフェラに、俺は太刀打ちできていない。腰を突き出したり引いたりして快感を逃がそうとするが、凛はそれすらもお見通しといった風に俺の腰の動きにタイミングを合わせてくる。快感を逃がしきることができず、俺はこみ上げてくる射精感に瞑目した。 「じゅぽ……じゅぽ……じゅぽ……じゅぽ……」 「ああっ……い、イクぅぅぅぅぅっ……♡」 びゅるるるるー♡……びゅくびゅくびゅくびゅく……♡ びゅる、びゅる、びゅる……びゅる…………♡ 「ん……んんっ……んっ……んっ……」 「あ……あぁ……♡ く、くぅ……」 射精が終わり、凛が仕上げに俺のペニスを深く咥えこみ、尿道に残った精液を吸い上げていく。凛は満足そうに微笑むと、俺のペニスを解放した。 「んっ……ほら、見て純一。こんなに出てるよ、敗北の白濁液♪」 「く、くそ……」 「7分16秒か。めっちゃ早いじゃん♪」 凛が自らの手のひらに俺から搾り取った精液を吐き出した。そこにはたった今俺が吐き出した敗北汁が大量に出ていた。 「私の勝ちだね、純一」 「今回は負けを認める。だが、次はバトルコースで勝負だ。バトルなら絶対勝てる」 「それは楽しみだね。じゃあ次も私を指名してね」 俺は唇を嚙みながら、雪辱を誓うのだった。 凛に負けた後、俺は日を改め、再びバトルファック風俗に訪れていた。凛はまだ新人で予約が取りやすく、あっさりと指名できた。 今回は俺も責めることができるバトルコースだ。フェラコースでは不覚を取ったが、バトルコースならば負けることはないだろう。 「1週間も置かずに来てくれるなんて、よっぽど前回負けたのが悔しかったんだね」 凛がにまにまとした笑みを浮かべながら俺を煽ってくる。 「お前に勝ち逃げされるとかごめんだからな。今日はちゃんと俺の実力を見せてやるよ」 「じゃあ早速やろっか。バトルコースは先に2回イッた方が負けだから」 そう言うと凛と2人でベッドに向かい合う。バトルファック風俗ではリングは用意されていない。なので実際の試合とは多少ルールは異なるが、バトルファックの体験ができるということで結構人気らしい。実際の試合ではプロレスのようなリングのうえで戦うのでタックルや投げ技が有効だが、ここはベッドの上。タックルや投げ技は禁止だ。なので、ある意味実際のバトルファックの試合よりも純粋な性技の勝負になる。 「ちゅ」 「んん……」 俺と凛は目で通じ合った。まずは唇を重ね、キスの応酬で勝負は始まった。前回は凛の口技になす術もなくイカされた。あれ程巧みな舌使いを見せたのだ。恐らく、キステクも相当なものだろう。だが、俺だってキスには自信がある。試合では相手の女をキスだけで腰砕けにしたこともある。それぐらい自信を持っている性技だ。凛も俺のキスで腰砕けにして…… 「んんっ……」 俺は脳に甘い痺れが広がっていくのを感じて思わず唇を引き離そうとした。しかし、それを見越していたのか凛は俺の頭にしっかりと手を回しており、逃げることは叶わなかった。 「ちゅ……ちゅぱ……んん……」 俺は逃げることを諦め、凛の舌に自らの舌を絡める。前回のフェラの時もそうだったが、凛は唾液の量が常人より遥かに多い。俺の口の中に凛の唾液が次々と流し込まれていく。いつしか俺はその凛の唾液を味わい、喉を鳴らすことしかできなくなっていた。凛に流し込まれる唾液への対処を強いられる影響で、まったく反撃できない状態に陥っていた。少しでも油断すれば、口から凛の唾液が漏れてしまいそうな程に、大量の唾液が俺の口内を襲っていた。 「じゅちゅ……んじゅちゅ……じゅじゅ……」 「んぐっ……ぷはっ……」 俺は酸素を求めて口を開くも、キスの雨に溺れてうまく呼吸ができない。呼吸が乱れて脳に酸素が行きわたらず、次第に俺の思考は鈍くなっていった。 「じゅるるるる……じゅちゅ……」 口内を好き放題に蹂躙される。凛の手が俺の玉袋を揉みこんだ。キスと同時に玉袋を揉みこまれ、俺はたまらず先走り汁を溢れさせる。 とろとろとろ…… 早くも射精の準備を始めてしまったことに、俺は焦りを覚えていた。ペニスに一切触れられぬまま、先走りを漏らしてしまった。こんな状態でペニスを刺激されたら、あっという間に射精まで導かれてしまう。だが、頭は凛の手で固定されている為、キスから逃れることはできない。性器への責めは妨害してはいけないというのがバトルファックのルールだ。この状況で残された手は俺も反撃に転じるしかない。 俺は凛の股間に手を伸ばす。アワビに触れるが、僅かに湿っているものの、濡れているとは言い難い。キスの勝負では圧倒されている為、凛が感じていなくても不思議はないが。少しは興奮しているだろうという俺の希望は打ち砕かれ、俺はまんこへの責めを断念する。まずは凛の興奮を高めてからでないと、まんこを責めることはできない。キスで反撃が難しい今、他に責めることができる性感帯は…… 「じゅちゅ……んんっ⁉」 凛が僅かに嬌声を漏らした。俺がおっぱいを掴み、片方の手で乳首を弾いたからだ。凛の乳首は美しい乳輪の中につんと上を向いていた。やはり乳首が弱いらしい。俺はおっぱいを揉みながら乳首への責めを開始する。 凛のキスが僅かに乱れ始める。乳首責めは有効のようだ。この様子なら乳首を責め続ければそのうち股を濡らすだろう。 だが、そんな俺の思惑とは裏腹に凛の手が俺のペニスをすーっと撫でた。 「あっ……」 今度は俺が喘ぐ番だった。乳首への責めが効いている所為か、凛は勝負を急いでいるように見えた。しかし、俺にとっては敏感になったペニスを指先で撫でられるだけで、大きな快感が襲ってくる。今の一撫でで瞬く間に先走り汁が迸る。凛はそれを亀頭と竿に塗り広げ、慣れた手つきでペニスを扱き始める。 「あっ……くぅ……」 たったそれだけの刺激で射精感がこみ上げてくる。キスと玉揉みで高められた感度が、一気に俺に襲い掛かってくる! 凛への乳首責めは効いているが、絶頂へ導くにはまだまだ時間がかかる。それまで俺のペニスを持たせるのは不可能だろう。俺は少しでも射精を先延ばしにする為に、瞑目し、老人の裸を妄想して興奮を抑えようとする。 「じゅちゅ……ちゅぱっ……もうぐちょぐちょだね、純一。そろそろイッちゃいそうなんじゃない?」 キスを中断した凛は余裕の笑みでマウントを取ってくる。俺の出した先走りの量と、ペニスの震え具合から俺の射精が近いことを察しているのだろう。 「うっ……ま、まだだ。まだ耐えらえる」 「知ってる? 男の子って絶対に射精を我慢できないスイッチがあるんだよ。必死で我慢してる男の子の射精スイッチを押してあげるだけで、簡単にぴゅっぴゅしちゃうんだ」 「……くぅ……あっ……♡」 「純一の射精スイッチを押す準備はもうできてるんだよ。あとは私がそのスイッチを押すだけで、純一はびゅーっておもいっきり射精しちゃうの」 「くっ……」 「押すね……はい、イッちゃえ♡」 「まだ……まだ……うっ……♡」 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡ どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡ びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー…… 「はい、1回目♪」 「くっ、くっそぅ……」 飛び散った精液をティッシュで拭き取りながら、凛が勝ち誇った目で俺を見る。 「ほらね♪ 我慢できなかったでしょ♪」 「うるせえ。まだ1回イッただけだ。さっさと2回目始めるぞ」 「そんなにすぐ負けたいんだ♪ いいよ、気持ち良く負けさせてあげる」 「ほざけ!」 だが、予想以上に精液を吐き出してしまった俺は、思ったよりも体の疲労感が凄かった。いつものバトルファックの試合では射精するにしても精液の量を調整できていたのだが、今日は凛の巧みなテクニックで1度に大量の精を吐き出してしまった。凛の言うとおり、射精スイッチを押されてしまったような、とても我慢などできない快感の波が押し寄せたのだ。 「わかるよ。体の疲労感凄いんでしょ? 思いっきりびゅーびゅーしたもんね。お望み通り瞬殺してあげる」 「くっ、くそっ……」 肩を軽く押されただけであっさりと押し倒された俺は足を広げさせられ、凛の顔の前にペニスを差し出す格好となった。 「私、フェラが得意なんだよね。私が咥えてイカなかったお客さんはいないんだよ。またこのフェラでトドメ刺してあげるね♪ はむぅ……」 「うわっ……あぁぁ……」 瞬く間に俺のペニスは凛の温かい口内の中へと誘われた。 「じゅちゅ……じゅるる……じゅちゅ……じゅちゅ……ちゅぱ」 「うおっ……あぁっ……♡」 前回の対戦で俺の弱点を知り尽くしているのか、凛は迷いなく俺の敏感な部分を舌先で責め立てる。明らかに前回よりも快感が大きい。このままではまたあっさりイカされてしまう! なんとか凛のフェラから逃れようと腰を動かして脱出を試みる。しかし、凛はフェラが得意というだけあって、ペニスを口から漏らすことなく、俺の腰の動きに合わせて快感を叩き込んでくる。 「じゅるるるる……じゅちゅる……じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ……」 「ああっ……! うっ……くぅ……あぁぁぁ……♡」 凛の手が俺の両手と繋がれ、指を絡めてくる。これで逃げることはできなくなった。凛は仕上げとばかりに口の圧を強めてバキュームを開始する。舌先は裏筋から亀頭をちろちろと責め上げ、一縷の希望もない完璧なフェラが俺のペニスに見舞われる。 「じゅぷっ……じゅぷっ……じゅぷっ……じゅぷっ……じゅぷっ……」 口の動きはゆっくりなのに、叩き込まれる快感の大きさは尋常ではなった。こ、こんなの我慢できるはずが……! 一方的に責められ、なす術もなく俺はついにその時を迎えた。 「あっ……♡ い、イクぅーーーっ……♡」 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡ どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡ びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる…………… 「んんっ……⁉ じゅちゅ……じゅるるるる……じゅるる……んっ……んっ……ごっくん」 凛は俺の尿道に残った精液を全て吸い上げると、喉を鳴らして満足気な表情を浮かべた。 「はい、終わり。私の勝ちだよ、純一♪ お望み通り瞬殺だったね♪」 「くっ……くぅぅ……」 凛の言うとおり咥えられてから絶頂まで僅か2分程だった。凛に勝つにはこのフェラを攻略しなければ今後も勝てないだろう。 結局俺はこの後、凛に何度も勝負を挑むが1度も勝つことはできなかった。凛のフェラに打ち勝つため、フェラコースで勝負を挑むものの、3分も持たせることができずに精液を吐き出し続け、俺のプライドはずたずたに引き裂かれた。 凛に告白することもできず、俺の初恋は無残な終わりを告げたのである。 【完】 作品リスト一覧 https://batllefack-m.fanbox.cc/posts/7603841 あとがき お待たせしました。体調が芳しくなく、少し時間が空いてしまいましたが久々に楽しく書けました! 今回は風俗に行ったら幼馴染が出てくるというシチュエーションです。しかもその風俗は特殊でバトルファックをする風俗ということで幼馴染と対戦する感じですね。今回の責めは口技を中心に書きました。気持ちいいフェラって我慢できませんよね♪ いいねやコメントなど反応をいただけるとモチベーションがあがるので、良ければお願いします。 豆政