こんにちは!ちうねです。
先月末発売のきららキャラット8月号に「紡ぐ乙女と大正の月」
32話掲載されております!
今回はお知らせが盛りだくさんなのですが
急遽桜Qり先生の代わりにセンターカラーを務めさせていただきました!
あとは単行本3巻が8月26日に発売決定しました!!!わ~!!!
あとはキャラットで次マン特集記事をつくっていただきまして
そこでラインスタンプのおしらせなんかも載せていただいてます!色々!ある!!
こういうの上手い具合につなげてお知らせできなくて五月雨式ですみません!
今月のお話は24話の上野回でチラっとでてきた「平和記念東京博覧会」に
社会見学で行くお話になっております。今回は結構色々調べた回なので
ウンチクをまたかいていければと思います
(以下ちょっとネタバレもあるので雑誌を見てから見ることをお勧めします)
この平和記念東京博覧会は実際に1922年の上野で開かれた博覧会で、
こういった博覧会は明治以降定期的に上野で開かれていたものでした。
(そこらへんは24話の時に書いた記事に少し説明があります↓)

こんばんは、ちうねです。 原稿と格闘しつつ、赤ちゃん~^~とかいいながらサイン会でいただいた ガラガラを鳴らしふざけていたらすっかり季節が秋になっていてビビっています。 毎月、こないだ最新号でたばっかりじゃなかったっけ?と思うのですが 今月もあっという間に1ヵ月が経過し、キャラット最新11月号発売となり...
いうなれば現代の万博的なもののようで、作中に出て来たとおり
当時の最先端の技術で作られた品々や、今で言うパビリオン的な
各国の仮設展示場が色々と立てられ、最終的に約1100万人もの人を
集めた一大イベントでした。
不忍池沿いにある台東区立下町風俗資料館さんには当時の地図が展示してあります。
これをみると今の動物園がある前あたり~博物館にかけての広場から不忍池の
向こう岸までいろんな建物にいろんな展示がなされていたことがわかります。
紡たちの見学順路もこのマップに沿って考えていたりします。
この左側に見える塔は平和塔といってこの博覧会の名物だったようで
会場正門よりも少し手前、清水堂と不忍池の間に立っていました。
ちょっと見づらいですがこんなイメージで動いていることを想定していました。
トタンなどが展示されているのは製作工業館、着物は染織館です。
幸いこの博覧会に関しては写真が多く残っていたので正門や会場の描写もなるべく
再現できるよう頑張ったのですが、画力が足りず発狂していました
写真は国会図書館デジタルの
こちらの書籍などにたくさん載っていてざっと見るだけでも
楽しい&私の描く拙い背景よりもはるかに
臨場感があっていいので是非見てみてください!
ちなみに美髪館の髪結い体験なども実際あったもので
『平和記念東京博覧会出品写真帖』1922年 より引用
これは地図にはありませんが美術館の際にあったようで
他にも地図に乗らない色んな企業による建物や催しがあったようです。
まああとは一番衝撃的な例の展示…
これも衛生館で実際展示されていたもので
先にリンクを貼った写真帖の衛生館の説明では
「…内務省の出品は従来例にない胎児の実物を一箇月から十箇月迄を
酒精漬(アルコール漬け)にした者が出品された。之は館内随一の呼物である…」
とあり内務省がそんなものを…!?と驚くと同時に
人気の展示であったこともうかがえ二重でびっくりしてしまいます。
100年経てば人間の倫理観はこうも変わるんだという好例でもあり
興味深いなと思います。
(まあ当時の人がどんな感情でこの展示を見に行っていたかはここからは
分からないのですが…単純な興味関心なのか、不気味だとは思うけど
見てみたい、とでは結構違うと思うので)
作中にも出てきた万国館や南洋館などの説明も興味深いので
気になる方は是非こちらの写真集をご覧いただければと思います!
(ここからはさらにネタバレなので本編を読んでいない方はより注意です)
そしてのほほんと終わるかと思いきや突然おきた地震…
ここからお話は動き出すのですが、これは神奈川県東部地震と呼ばれる
1922年4月26日に実際に起きた地震です。
神奈川と東京で最大震度5を記録した地震ですが
当時、会場内で食堂や宿泊所を運営していた人物の日記を見ると
(峯田一歩『真剣に : 平和記念東京博覧会会期百五十日間の私の働振り』1922年より)(どうでもいいですけどこの本のタイトル自己顕示欲がすごくてすげ~~(小並感)になりますね、強い…)
会場でも陳列品などが落ち被害が大きかったとはあるのですが
入場者数や食堂の利用者数をみると前日や翌日とくらべて大幅に減っている
様子はなく、大きな混乱はなかったことがうかがえます。
震度5クラスの地震がたまにある現代でも、震度5弱くらいまでなら
直後は混乱してもすぐに平常運行という感じなので似た感覚だったのかな~と…
(それだけインフラや建物が強いということでもありますが…当時から
そんな感じだったのは面白いなと思います)
市中の様子についてはちゃんと調べてないのでここから推測しただけには
なるのですが、この感じだと平和博は少なくともこの日も最後まで
開催していた様子です。
肝心のお話の内容は本編で是非ご覧いただくとして、
今回は結構色々調べてそれをお話に反映させた回だったので
うんちくも色々と書いてみました。
平和博については今回紹介したもの以外にも意外と国会図書館デジタルや
絵葉書のデータベースなど手軽にみれる範囲に資料が残っていて面白いですよ!
そして最後に…お知らせが重複してしまいますが
次マン投票11日のお昼11時まで!ということでよろしければ是非投票して
下さると嬉しいです!
ちょうど世の中も選挙期間ということもあり、なんだかこちらも選挙みたいな感じで
何回も宣伝してしまい申し訳ないのですが何卒…何卒よろしくお願いします!
今回の引きで来月休載してしまうのは大変申し訳ないのですが
その分なんとか…続きを頑張りますので
8月26日発売の単行本含めお待ちいただけましたら嬉しいです!
(特典も色々あるはず…なのでお楽しみに!)
それでは!
ちうね
ポリアネス
2022-07-07 12:38:00 +0000 UTCいっちゃん
2022-07-07 11:20:35 +0000 UTC