ーCHARACTERー
二津 結(ふたつ ゆい) 明るくて前向きで責任感の強い2年生。
ーSTORYー
まだまだ暑い夏の終わりのこと…
この日、結は学校の年間行事で市外のホールに行き、生徒会役員として進行役を務めていた。
蒸し暑い役員席でパイプ椅子に腰掛け、汗を拭いながらマイクで放送をする。
後半になると生徒会の面々にも疲れが出始めるが、結はまだまだ元気いっぱいだ。
他の役員がトイレ等で席を外したい時は、結が進んでその仕事を引き継いだ。
誰かから頼りにされるのが嬉しいのか、彼女の声はますます明るくホールに響く。
結局、役員席から結が離れることは一度もなかった。
夕方…
行事が終りを迎え、結はほんの少しそわそわしながら作業を手伝っていた。
見れば丸っこくて愛らしい顔は少し青ざめ、ひたいに脂汗がにじんでいる。
心配になった先生や先輩が、「ありがとう、もう大丈夫だよ」と彼女に告げると、
結はぺこりと一礼してパタパタと通路脇のトイレへと駆けていった。
実のところ彼女も、おしっこがしたくてしたくてたまらなかったのだ。
しかし、結の目に飛び込んできたのは非情な光景だった。
あれほど切望していた女子トイレは他校の女生徒も殺到しての大混雑。
最寄り駅のトイレも帰宅ラッシュが重なり、長蛇の列が出来ていたのである。
やっとすっきり出来ると思っていたのに。
体の奥。ジーンと甘くしびれるような尿意に結が眉をひそめたその時。
「あ、結ちゃんだ!」
「生徒会役員のお仕事お疲れ様。もう帰るの?」
仲の良い友達ふたりが結を見つけ、話しかけてきた。
そして3人が帰宅する方面へ向かう電車も、丁度ホームへ入ってくる。
ここは地方のローカル線。次の電車が来るのは何十分も後だ。
思い切って我慢をして地元の大きな駅まで行ってしまったほうが、すんなりトイレを済ませられるかもしれない。
友達を待たせてトイレに並ぶか、それとも友達に合わせて一緒に帰るか。
結の選んだ選択は…
…ということで、結ちゃんのおトイレ我慢ストーリーのまとめ読み+SSでした。
この子が我慢したまま電車に乗るまでの顛末を2、3行書ければいいかなと思っていたのですが、やたら長くなったのでSS形式にしてみました。
文章の勉強はほとんどやってこなかったので、稚拙な点もあるかと思いますがどうかお目溢しいただければと思います。
(なお、念のためですが実際の人物、団体、出来事とは一切無関係の創作となります。路線も鉄道も架空の路線や車両ですので、詳しい人が見たらツッコミどころ満載でしょう。)
Twitterではありがたいことに高評価を頂いていますし、皆様のお声によっては結ちゃんのお話のイフやアフター(お片付け?)的なものもここで描こうと思っております。
(というか、自分が描きたいだけかも…)
さて、これにて私の2022年が終わりを告げたと思って良いのではと思っています。
年始の挨拶はまた改めて。
今年一年、皆様にとって良い一年でありますように!
ねくすと
2023-01-06 06:09:47 +0000 UTCはのみど
2023-01-04 12:45:55 +0000 UTCはのみど
2023-01-04 12:45:44 +0000 UTCおおお
2023-01-03 13:03:00 +0000 UTC