〈ストーリーテキスト〉
私の名前はまつりです。
J●アイドルをしています。
初めてのIV(イメージビデオ)の撮影で、海の近くの旅館に来ています。
夜の撮影はないと聞いていたのですが
カメラマンさんが言うには、突然撮ることになったそうです。
二人で、とある一室へ行くと
間接照明のみがぼんやり光る、薄暗い和室に
布団が一つ敷いてありました。
他に誰もいません。
「監督の指示だから…」
こういう撮影もあるのかな?
言われるがまま、布団に寝転び、ポーズをとりました。
「いいねぇ……いい笑顔だよ……まつりちゃん…かわいいね…」
「パンツモロ見えで……すごく…無防備で……っ♡」
カメラマンさんの声がうわずっていきました。
少し恥ずかしい気持ちになりました。
広げた脚を少し閉じようとすると
カメラマンさんは緊張したような声で
「それじゃあ…パンツ脱ごうね?」
予想外の言葉に身体は強張っていました。
その後も…
”みんなしてるよ?”
”これが撮れなきゃ、作品にできない”
”好きなものを買ってあげる”
……
息が荒い…
近づいてくる………
熱を帯びた声。
そんな…
”異常”にあてられた私は。
パンツへ伸びる、カメラマンさんの手にも無反応で…
脱がされてしまう。
歓喜の声が上がる。
夢中にこちらを撮るカメラマンさん。
顔から火が出るほど、恥ずかしいのに…
「ありがとう…ありがとう…」
延々と感謝(?)をしてくる。
おかしいテンションのカメラマンさんを見ていると
なぜか良いことをしているような気分になりました。
だってカメラマンさんの笑顔を初めて見たから…。
自然と身体の強張りはなくなっていました。
とっても恥ずかしいけど!
パシャッ!
いっぱいカメラマンさんに、まつりの裸を見られ…
観察され…
撮られちゃいました…。
最後まで恥ずかしさは消えなかったけど、
なんとか撮影を終えました。
カメラマンさんがその後、私の好きなケーキを
いっぱい持って来てくれました。
すごく美味しかったなぁ。
……
…
気が付くと、寝ていたようで朝になっていました。
ケーキのお礼を言おうと、カメラマンさんを探しました。
監督さんやスタッフさんに尋ねても、みんな険しい顔をします。
なぜか、自宅へ帰ったそうです。
急遽、新しいカメラマンさんも来るそうです。
どうしてなんだろ?
その後の撮影にも、そのカメラマンさんが現れることはありませんでした。
〈完〉
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(その他差分イラスト)
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ねこさん
2021-10-03 22:07:02 +0000 UTC