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異無
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モン娘スレイブ スイ編

川で洗って逃げるを選択した方

モン娘スレイブ4

 リリスに支配されたライムはギルドへの報告書をしたためていた。    報告は特に問題なし。    それを伝書鳩でギルドへ飛ばす。    これで仕事は終わりだ。    行方不明の冒険者がどうなったかは本当にわからなかったが、そんなことはどうでもよかった。    命令された仕事を終えた報告後に行われる調教の方...



 さすがにこのままだとモンスターが寄ってくるか……。

 

 リリスの魅了だって離れていれば効果が強まることもあるまい。

 

 俺は今のうちに逃げようと決めると、素早く村から反対側へ走った。

 

 ギルドのある街からは離れてしまうが、この村の奥へ行くと泉があると聞いたことがあったからだ。

 

(水の匂いもするし、遠くはないはず)

 

 俺は茂みをひたすら掻き分けて急いだ。

 

 返り血の臭いを嗅ぎつけた魔物が来る前にこれを洗い流さないと。

 

 ひた走ること30分ほどして、俺の視界が唐突に開けた。

 

「………………」

 

 鬱蒼とした森の中に楽園があった。

 

 そう思えるような美しさをたたえた空間が俺の視界に広がっていたのだ。

 

 空間が切り取られたように上空からは日の光を遮る枝葉がなく、惜しむことなく陽光が降り注いでいる。

 

 円形の空間には透き通った泉があり、それを囲むように花が咲き誇っている。

 

 蝶がいれば完璧だったが、絵画の一枚を切り取ったといっても過言ではない美しい世界だ。

 

 こんなところで血を洗い流すのは気が引けるが、これも生きるためだ。

 

 俺は罪悪感を感じながらも武器をはずし、下着――パンツ――一枚となって衣服を水に浸す。

 

 陽光が降り注いでいるせいか、水はほんのりと暖かく、全身を洗い流したくなる適温だった。

 

 ここまでくるのにも汗をかいたしな……。

 

 誰もこんな場所まではこないだろう。

 

 俺はザブリ、と泉に浸かることにした。

 

 ……あぁ、気持ちいい。


 心のなかで呟きながら俺は泉の水で身体を流す。


 水の中には魚でもいるかと思ったが、生き物どころか落ち葉や流木一つない。

 

 こんな綺麗な場所があるのか?

 

 定期的に誰かが掃除に来たりするはずもないのに?

 

 俺はそんなことを考えながら水で顔を洗った。

 

 身体がちょうど肩まで浸かるほどの水位で、ぬるま湯に入ってるような心地よさは思わず警戒心も緩んでしまう。

 

 この景色といい、森の奥だから人も簡単にはこない。

 

 まさに穴場だなぁ。

 

(クスクスクス……だから、ここで人が行方不明になっても誰も気づかないの)

 

 !?

 

 耳元で囁かれた声に俺は慌てて振り向いた。

 

 振り向いた勢いで大きく水面があれるが、そこには誰もいない。

 

 透き通った水中では潜って隠れるのも不可能だ。

 

 透明度の高い水中には砂地のそこまで見える。

 

 ……誰もいない。

 

 だが、あの声はいったい?

 

 手元に武器がないことが急速に俺の心に不安を与えてきた。

 

「武器を……」

 

 武器が置いてある場所は泉から少し離れている。

 

 俺は泉から出ようとしたが……。

 

(あら、そんな急いで……。でも、逃がさないわよ?)

 

 水中で身体が凄まじく重かった。

 

 まるでゼリーの中にいるかのように水が全身に密着しているのだ。

 

 なんだ……これは!?

 

 目を凝らすと水中では半透明な触手が何本も俺の身体に絡み付いているのだ。

 

「なんだよ、これ!!」

 

 俺は必死に触手を振りほどこうと暴れるが、触手をヌルヌルと身体に絡み付き、さらに自由を奪おうとしてくる。

 

 やがて、触手が俺の身体をぐるぐる巻きにし、顔から上以外の自由を完全に奪ってしまう。

 

「くそ! 誰だ!」

 

「あら、ばれちゃった? でも、暴れても無駄よ~」

 

 身動きできない俺が最後の足掻きに叫ぶと、泉の中心が不自然に盛り上がりだした。

 

 ゆっくりと半透明な水が見えない手で捏ねられるように形を整えられていく。

 

 その姿は少女の姿をしており……。

 

「私はスライムのスイよ。短い間だけどよろしくね? 雑魚の冒険者さん」

 

 捕らえた俺を優越感に浸りながら見下し、スライムの娘は自己紹介してきた。

 

 スライム……この世界では名前こそ有名だが、本物の冒険者をみた者は少ない。

 

 というのもスライムはとても臆病で小動物などを捕らえて食べたらしばらく活動が不要なほど省エネのため、ほとんどが水溜まりに擬態したり、木の上などに隠れていて、人間を襲うことなどほぼないのだ。

 

 というよりも、そんな巨大なスライムの記録はない。

 

 こんな人間サイズのスライムなど突然変異が特殊個体でしかありえない。

 

「お前は……本当にスライムな……のか?」

 

 締め上げる水の触手は身体中を這い回り、動きを封じたままで逃げれそうにない。

 

「あら? 自己紹介したのに理解できてないの? もしかして、お兄さんは雑魚なうえにおバカさんなの? かわいそ~🖤」

 

 反撃できないのをいいことに、いちいち煽ってくるのが憎たらしい。

 

「このくそ野郎!」

 

「あら、口が悪いわね。雑魚だから、そんな低俗な台詞しか吐けないのかしら?」

 

 ズボッ!

 

「もごっ!?」

 

 いきなり口に半透明な触手がねじ込まれてきた。

 

「んふふ🖤 ほら、雑魚冒険者さんの汚い言葉を吐くお口を綺麗にしてあげるわね~」

 

 ジュプジュプ。

 

 スイはニマニマと笑いながら触手を前後させ、俺の口を犯してきた。

 

「んごんぶんご!」

 

 少女に見下され、抵抗できずに蹂躙される。

 

 それは先程まで俺がいた状況で、魅了こそ解けているが、身体に刻まれた反応は簡単にはなくならない。

 

 ムクムク。

 

「あは♪ お兄さんってば、この状況で勃起してるの? もしかして、変態なのかしら~? 雑魚のうえに変態って最低ね~! あはははは!」

 

「んごごご!」

 

 不覚にもリリスに調教を受けた俺の身体は女性に支配されていたり、見下されいると興奮してしまうようになっていたのだ。

 

 屈辱的な扱いに俺は怒りを覚えるが、それと同時に股間は熱くなっていく。

 

「あれ? もしかして、怒っちゃったかな~? でも、そんなこと関係ないもんね。これからたっぷりと可愛がってあげるんだから!」


 スイはそういうと、俺の口から触手を抜き取る。

 

「ぷはぁ……!」

 

 新鮮な酸素を求めて必死に息をする俺をスイは愉悦を含んだ目で見下ろしていた。

 

 あの目は知っている。

 

 弱いもの苛めを楽しむ目だ。

 

「さっきまでの威勢はどうしたのかしら? もう降参するの? まあ、私に勝てるわけないし、諦めるのもいいかもね。あはは!」


 ヌリュヌリュヌリュ。

 

「んぁん!」

 

 ヌメリを帯びた何本もの触手は俺の全身を這い回り、くすぐるような刺激を全身に与えてきたのだ。

 

「へぇ~敏感だね~。くそ雑魚変態冒険者のお兄さんってば女の子みたいな声あげて情けないね~、や~い、メス豚野郎~🖤」

 

 無邪気なスイは俺を玩具にして遊んでいた。

 

 無数の触手は喘ぐ俺の口や耳、尻の穴にまで延び、穴と言う穴をおかしだしたのだ。

 

 ズリュズリュヌチュヌチュ。

 

「あぎざばばべぶば!」

 

 あまりの刺激に頭がおかしくなり、言葉がでない。

 

 下半身には異物が押し込まれているような息苦しさと、尿意に似た逼迫感があり、頭の方は耳からくすぐったさがたまらなくて、口はディープキスでもしているような暖かさと生々しい柔らかさが全て同時に襲ってきているのだ。

 

 リリスに壊されかていた理性では耐えきることなどできるはずもない。

 

「あ、女の子に見下されて喜ぶ変態にはこんなの最高じゃない?」

 

 なにかを思いついたのか触手で縛り上げた俺を地面に寝転がせると……。

 

「は~い、くそ雑魚変態冒険者さんの大事なオスの象徴はモンスターのスイ様に負けちゃいます~🖤 汚いチンポは足で踏まれるのがお似合いだね~」

 

 俺の心をズタズタにするように、聞こえる声で俺のチンポを踏みつけてきた。

 

 だが、痛みはない。

 

 もともとスライムの身体は、柔らかく弾力があるのだ。

 

 そんな状態の物体で圧迫されれば……。

 

「んぁぁぁぁ!」

 

 俺の大事な部分はスイの足にずっぽりの飲み込まれつつあった。

 

 昔、女性器を模したものがあるときいて使った疑似性行為用の道具――オナホール――というものを使ったことがあったが、感触はそれにそっくりだ。

 

 いや、あれの何倍も気持ちいい。

 

 スイが少し身体を動かしただけで飲み込んだ俺のチンポの亀頭、カリ首、根本の全てを擦り、撫で上げ、圧迫するなどのフルコースを与えてくるのだ。

 

 しかも、生暖かいそれは本当に目を閉じるとセックスしているような感覚すら誤認させられそうで――。

 

「あっ!」

 

 俺のチンポがビクンと震えた。

 

 射精した。

 

 だが、体内から飛び出たはずの精液は俺のお腹を汚したりすることはなく、半透明のスイの足の中で受け止められていた。

 

 まるで精子が宙に浮いているようだ。

 

「あら? もうイッたの?」

 

 呆れたように笑うスイ。

 

 スイはさらに俺のアナルを責めている触手を押し上げて前立腺を刺激させ、チンポに残っていた精液を吐き出させる。

 

「はぁ~、早漏すぎるよ~。やっぱり雑魚だったね。じゃあ、もっといじめてあげるね」


 グニュグニョ!

 

「んぁああ!」


 スイは俺を足蹴にし、踏みつけたまま何度も上下左右に動かしてきた。

 

 射精で敏感になった俺のチンポからさらに精子が吐き出されるが、それらは全てをスイの足の中に止められてしまう。

 

「ほらほら、もっと我慢しないと壊れちゃうぞ~♪」

 

「ひぃ!」

 

 何度も射精してよがる俺を、スイは楽しそうに笑いながら俺を痛めつける。

 

 だが、射精は無尽蔵にできるわけがなく、どんどん精液の量は減り――。

 

「あはは、もう壊れかけかな? それなら、これでとどめだよ!」

 

 ブチィ!

 

「あ"っ……!?」


 スイは俺のチンポを思いっきり引きちぎったのだ。

 

 異様な光景だった。

 

 本来なら痛みがあるはずなのに、痛みがないのだ。

 

 引きちぎられたチンポも精子で白く濁っていたスイの足の中で浮かんでいる。

 

 スイの足の先端は俺のチンポの生えていた場所に根をおろしたように広がり、血も吸収しているのか、そこだけ真っ赤に染まっていた。

 

「ぁあああぁぁぁぁ」

 

 痛みがなくて現実味がない。

 

 今、俺は何をされたんだ?

 

 射精しすぎで頭が廻らない。

 

「あは♪ これで終わりだね。さよなら、雑魚変態のお兄ちゃん!」


 呆然としている俺を見下ろし、遊び終えたスイはにこやかにいい放つと、泉の中に引き込み、俺を飲み込んだのだ。

 

「んごぉおおお!!」

 

 唐突に酸素を奪われ、頭がパニックになる。

 

 溺れる恐怖が疲労困憊の身体に鞭を打ち、必死に水面へと逃げようもがかせる。

 

「あはは、さすがにこれは効いたみたいね!」


 全身を包み込む水のような感覚はまるで全身が消化されているようであり、痛みはないが、身体中を犯される恐怖と絶望感があった。

 

「無駄だよ。雑魚のお兄ちゃんに逃げられるわけないでしょ~。痛みはないようにしてあげたんだから、大人しく食べられなさい~」


 スイが俺の体内に入り込んでいるのか、至るところから彼女の声が聞こえた。

 

 彼女の言うとおり、逃げられるはずのない俺はなすすべもなくただ悶えることしかできなかった。

 

「あはは、お兄ちゃんの大事なところを食べちゃった。あむ……じゅる……おいしいよ……おいしくて美味しいんだよぉ!!!! あはぁ~身体もよく鍛えてるね~。骨も残さず食べてあげるよ~」

 

「あぁ……んぁ……」


 スイに食べられ、咀噛され、味わわれる。

 

 溺れながら、スイの快感に酔いしれる声を聞きながら、俺は意識を手放してしまった。

 

 二度と戻れぬ闇の底へと――。

 

 

 ◆

 

 誰も知らない美しい泉。

 

 幻想的な光景を描く湖の近くへいくものはいない。

 

 ゆえにライムの行方を知るものはいなかった。

 

 村から戻らないライムは数ヵ月後に死者としてギルドの名簿に名前が乗るのだった。

 

 


モン娘スレイブ スイ編

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