「変態女装子メイカー」(12)
Added 2021-04-11 06:14:28 +0000 UTC命令3.変態女装子マミは電車で痴漢してもらう (2) 痴女専用列車 中央線の上り電車は鮨詰めというほどではないにせよ満員で、マミが乗り込んだ時にはすでにほとんどの吊り革が埋まっているほどだった。 専用車両でもないのに、周りは女性ばかり。正面の座席には女子大生たちが座り、右隣は女子高生、左隣と背後はOLだ。 (妙に女性客が多いのは、アプリが「女性攻め」モードだからかな……) (ううっ、ぜんぜん安心できない……いや待て、いい考えがある。逆に男性に囲まれていれば、変なことをされないのでは?) (っていっても、今はけっきょくこうして囲まれちゃってるし、何よりグリッチ気味のことをしてペナルティになったら嫌だからな……) ふぅ、と小さく息をついて気持ちを切り替え、スマホを取り出す。 そこに表示された今日の命令は、 「通学電車で、周りに聞こえるように『変態女装子マミを痴漢してください』と声に出す」 「う……」 改めて命令を見て、マミは鼻白む。 (こんなこと言わなくても、昨日は行きも帰りも痴漢されたんだけど……でもやっぱり、自分の口から痴漢をお願いするのは、抵抗が――) (できれば行きのうちに、命令を済ませちゃいたいけど……) そうは思っても、いざ口に出す勇気は出ず、 (……って、女装した男が電車内で「痴漢してください」とお願いして通報されないと確信している時点で、オレ、このアプリにすっかり染まっちゃってないか……?) 現実逃避気味に自重した、その時だった。 正面に座って話していた女子大生のうち、ちょう目の前にいたショートカットの女性がマミを見上げて、 「ね、キミ、男の子でしょ?」 「えっ……? は、はい……その、ごめんなさい」 「あははっ、謝らなくてもいいのに。それよりさっきから、スカートの中、見えちゃってるよ?」 「えっ……あ、あ……!」 (ううっ、恥ずかしい……今までずっと、前に座ってる人に下着を見られてたんだ……) (しかも、男の子だってわかったってことは、膨らみも見られて――) マミが真っ赤になってうつむいていると、今度はロングヘアの女子大生が半畳を入れてきた。 「くすくすっ、そんなに短いスカート、今どき女子高生だって滅多に穿かないのに。もしかして、パンツを見てもらいたいのかな?」 「やだー、へんたーい」 盛り上がる女子大生に、マミはいよいよいたたまれなくなる。しかし同時に、 (いや――このタイミングなら、痴漢をお願いできるんじゃ……?) むしろ好機と気持ちを切り替えて、マミは女子大生たちを見る。そして、 「お、お願いします! あの、変態女装子マミのことを、ち、ち――」 「えっ、変態女装子?」 マミが口ごもっていると、女子大生たちが一斉に反応する。 「へー、マミちゃんって言うんだ。くすくすっ、可愛い名前ね」 「やっぱりそんなに短いスカートをはいてたのは、そういうことだったんだ~」 「見てほしいんでしょ? ほら、パンツ見せなさいよ!」 ロングヘアの女子大生はマミのスカートに手を伸ばしてめくりあげ―― 「きゃあっ!?」 「あははっ、素敵なパンツ穿いてるじゃない!」 マミの悲鳴と、女子大生たちの嬌声が電車内に響いた。 押さえていたマミの手などものともせず、めくりあげられた赤系チェックのプリーツスカート。その下から現れたのは、紫のレースがあしらわれた黒のローライズTバックショーツであった。 「くすくすっ、そんなセクシーなパンツ、女子高生だってはかないわよ」 「男の子のマミちゃんが穿いてるなんて、ほんとに――」 「ふふっ、ほんとにマミちゃんってば、変態なんだから」 「う、ううっ――ひっ!?」 恥ずかしさに呻いていたマミがさらなる悲鳴を上げたのは、また別の手がスカートを――今度は左右からめくりあげたからだった。 「な、なっ……!」 視線を左右させると、右隣の女子高生と左隣のOLが、空いたほうの手でマミのスカートを持ち上げていて、 「わー、すっごーい。後ろもこれ、Tバックになってるんだぁ」 「こんなミニスカートに黒に紫レースだなんて、これもう、あたしたちを誘ってるんでしょ?」 「ひっ……そ、それは……!」 確かに痴漢してもらうお願いを命令されてはいるが、別に痴漢されたくてこんな格好をしているわけではない。しかしそこまで細かく説明することもできずに口ごもったのを、彼女たちは肯定と受け取って、 「あははっ、やっぱりそうなんだ!」 「じゃあ遠慮なく痴漢してあげるのが、礼儀ってもんよね!」 「や、あっ、やめ――」 たちまちあちこちから伸びる手が、マミの服や、体や、下着を容赦なく蹂躙する。 正面からは女子大生たちが、ショーツをずり下して竿を露出させ、包皮を剝いてしごきつつ、玉袋を下から揉みしだく。 横からは女子高生とOLが、お尻や太ももを撫でまわし、さらに背後のOLも、胸をマミの背中に密着させつつ、彼の胸に手を這わせる。 他にもどこからか伸びてきた手に、脇腹や腰を愛撫されて、 「あ、あ、あぁっ――!」 行きの通学電車内で、早くもマミは本日最初の絶頂を迎えたのだった。 (続く)
Comments
応援ありがとうございます~! 更新頑張ります…!
十月兔
2021-04-12 10:04:40 +0000 UTC