「変態女装子メイカー」(5)
Added 2021-04-04 04:15:09 +0000 UTC命令1.変態女装子マミはランジェリー姿で一日を過ごす (5) 変態女装子はじめました (鏡の前でランジェリーを着てオナニーなんて、恥ずかしすぎるっ……) (でも、命令……そう、これは、命令なんだから……!) 「んっ……あ、熱い……」 右手でつかんだ肉棒は、劣情の温度を示してすでに灼熱し、ゴムのように硬くなっている。激しい脈動は悍馬のごとく、少しでも理性の手綱を緩めればたちまちに暴れ出して、欲望を撒き散らしそうだった。 「ま、まだ、もうちょっと、我慢して……」 命令には「オナニーしなさい」とだけしか書かれていないのだから、別にすぐに出してもいいのだが、すぐに射精する心の準備がつかず、いつもの癖で長引かせようとしてしまう。 「う……こ、こんなに早く、射精しそうになるのは、初めて……」 普段はオカズを探してから、変態女装や女装露出の妄想をしてペニスを弄る――という流れである。とうぜん、最低でも10分くらいはかかってしまう。 しかし今回は、妄想ではない。現実にランジェリーを身につけて、その姿を母親に見られ、昼食をとるという「日常」を送り、鏡を見ながらの自己紹介という「変態女装子」にふさわしい行動をとっている。 ただの妄想では決して味わうことのできない、薄くてふりふりなランジェリーの着心地。露出している方や、太ももや、お尻の頼りなさ。そしてそれを誰かに見られる恥ずかしさ――現実での女装露出という最高のオカズが、あっというまにマミを射精寸前にまで昂らせていたのである。 「はっ、はぁっ……まだ、もう、ちょっと……!」 竿を持つ手に力を籠め、堰き止めるように握りこめる。射精の危険そのものは少し収まったが、そうすると逆に、手を動かしたくなる衝動に囚われる。射精したいのに、射精したくない――そんなチキンレースにも似たジレンマだ。 「んっ……」 ゆっくりと、右手を動かす。途端に、ぬるりとした滑液が指と竿の間を潤して、 ちゅくっ、ちゅくっ―― 粘液が白く泡立つ、淫らな音。包皮は完全に剥けて、雁首まで敏感な粘膜が露わになっているが、指を濡らす露――欲望の先走りのおかげで、痛みはまったく感じなかった。 あるのはただ、純粋な快感。わずかに残っていた理性もたちまちに蒸発し、官能への渇望に満たされる。 「あ、あぁ……手が、手がとまらないっ……!」 喘ぎ声が、次第に低く、下品になっていく。 それはもはや、股間に屹立する怪物に脳を支配されてしまったのようだった。怒張が脈打つたびに全身に送られてくる快楽のシグナルに、マミは逆らうことも抗うこともできず、ただただ右手を動かして、その異形に奉仕することしか考えられない。 ちゅくっ、ちゅくちゅくっ、ちゅくちゅくちゅくちゅくっ―― 手の動きが、次第に早くなる。 「あっ、あぁっ、ああああ……!」 淫らな喘ぎが、いっそう低くなる。 異形をしごき上げるたびに強まる快楽。しかしそれは決して無限の過程ではなく、やがて至る到達点へのタイムリミットでしかない。激しく高鳴る心臓と、不随意に繰り返される痙攣は、近づく限界へのカウントダウンであった。 そして終わりは、あっけないほどとつぜんに訪れて―― どくっ、どくっ―― 「お、おっ――」 手の動きが止まり、かつてないほど膨れ上がった屹立を握りしめたその瞬間、腰の奥が破裂するかのような衝撃とともに、マミは精を放っていた。 びゅくんっ、びゅくんっ、びゅくんっ―― かつてないほど激しい射精。その勢いは例えるならば、今までのものがピストン式でちょっとずつ発射する水鉄砲だったのに対し、気圧式ポンプの水鉄砲で一気に噴き上げるようであった。腰の奥底から根こそぎ吸い出されるようであった。 さらに二度、三度と繰り返される射精。濃度は次第に薄くなり、勢いもやや衰えたとはいえ、潮吹きのごとき光景は、アプリによって強いられた変態女装子プレイによって、マミがどれほど感じていたのかを、この上なく如実に表していた。 「はーっ、はーっ……」 そしてまた、射精が強烈であればあるだけ、反動も強い。すっかり消耗しきったマミは、頽れてしまいそうなほどに萎えた膝をガクガクと振るわせて立ち尽くし、目を閉じたまましばらく荒い息をついていたが―― 「あ……」 やがて目を開けた彼は、眼前の光景に気付く。 クローゼットの内側に貼られた鏡。飛び散った白濁液によってべったりと汚れたその鏡面に、おのれの姿を映し出している。 何度見ても恥ずかしい、ランジェリー姿の自分。いまだに紅潮した顔で、快楽の余韻に喘ぎながら、ピンクのショーツから飛び出したペニスを握り締めている。先ほどの剛直は既に萎え、すっかり縮こまって包皮の内側に隠れた先端から、名残の精液を垂れ流していた。 その浅ましい姿に、遅ればせながら理性を取り戻したマミは、改めて呟くのだった。 「オレ……『変態女装子』になっちゃったんだ……」
Comments
ありがとうございます! いずれ書きたいと思います!
十月兔
2021-04-04 14:24:19 +0000 UTC上級、禁断モードも楽しみです!
mei
2021-04-04 10:52:47 +0000 UTC