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連載小説「やりなおし」(28)

 1-2.邂逅   (14)  しかし―― 「だ、ダメ……やっぱり、我慢できない……!」  5分ほどそうしていても、怒張は一向に引く気配がない。 歩実は一度目を閉じて、 「そ、そうだ! 他のことをしていれば、ちょっとは気がまぎれるかも……」  勉強机に向かい、書店の紙袋から女児向けファッション雑誌を取り出す。  女児生活に必要なものは最低限買い揃えてきた歩実だったが、実は化粧品だけはまだ買ってきていない。何しろ大量に種類があり、どれが必要でどれが女子小学生向けなのか、まるで判らなかったからだ。  そこで歩実は、ひとまず雑誌だけ先に買ってきて、そこで紹介されているものを選ぶことにしたのだ。 (位置的に近いから立寄っちゃったけど、今から思えば、紙おむつを買うのも後でまとめてにしたほうがよかったな……そうすれば、恭子にも見られずに済んだわけだし……)  また落ち込む歩実だったが、後悔先に立たず。重い気分を振り払い、女児向けファッション雑誌を開く。  最初のほうは女児用のファッションブランド商品紹介で、ブランドごとに、夏の新作女児服が掲載されていた。 (あ、可愛い……)  歩実の目が、見開きページの女児服に惹きつけられる。  右側の「Angelic Baby」は、レースやフリルは控えめで、ややレトロなテイストだ。マリンボーダーのパフスリーブカットソー。カモメの水兵さんがプリントされたハイウエストスカート。前側が丸襟、後ろ側がセーラー襟になった、ノースリーブのシャツワンピースなど。  対して左側の「Pink Ribbon」は、レースとフリルをふんだんに使った、ロリィタ手前くらいの可愛らしいデザインが中心である。大きな丸襟をレースが縁取り、袖口もレースのリボン通しになっているパフスリーブブラウス。赤ピンクストライプの、スカラップジャンパースカート。ベビードールのように胸元が開いた、ひまわり柄のサンドレス。いずれもブランド名の通りのピンクのリボンが、ブラウスは襟に、ジャンパースカートは前立てに、サンドレスはウエストの後ろ側にあしらわれていた。  両ブランドとも方向性は違えど、オシャレで大人っぽい他ブランドとは違い、可愛らしさ全開。可愛い系の服が大好きな歩実にとっては、見ているだけでいっそう昂奮を高めるばかりで―― (だ、ダメなんだから……!) (可愛い女児服を見てたら、勃起を押さえるどころか、逆効果になっちゃう……!)  慌ててページをめくり、本来の目当てであったメイク関連のところを開く。そこには、 「JSコスメ特集! みんなが使っているプチプラコスメ」 「遊びにも、学校にも! シチュ別メイク術5選!」  などの煽り文句とともに、学校にもしていける最低限のメイクから、友達と遊びに行くときのナチュラルメイク、さらにはキャバ嬢顔負けのコテコテメイクまで紹介されていて、 「顔はごまかせそうだけど、さすがにここまでするのはちょっと……」  ややげんなりしつつ、並んでいる例のひとつに目を向ける。  ナチュラルメイクよりやや派手な、しかしよく見なければわからない程度に睫毛やアイシャドウ、リップやグロスなどを用いたメイク。男っぽさをごまかすなら、このくらいしたほうが安全かもしれない。 「やるならこれ、かな……『本命男子とのデートならコレ!』ってのは、ちょっとアレだけど、そもそも男子高校生のぼくが女子小学生用のメイク術を見てること自体おかしいから、気にするだけ無駄だよね……」  ため息をつきつつ、そこに掲載されているコスメをノートに書きだそうとする。これまた文具店で買った、女児向けのシャーペンと、ゆめかわ系メモ帳だ。  しかし、 (出したい、出したい――)  メイクすることを考えると、またしても肉欲が激しく昂り、思考を食い荒らされる。どんなに雑誌に集中しようとしても、作業は遅々として進まなかった  抵抗すること10分、歩実はついに根を上げた。 (ダメだ……女児服を着てると、それだけで昂奮しちゃうっ……!)  着ている女児服自体が、もはや歩実にとってはオカズのようなもの。いうなればペニスをオナホールで包まれている状態に等しく、ちょっと動けば肌に擦れて昂奮を高め、視界に入っただけでも劣情を煽る。そんな状態では、ひとまず抜いて冷静にならないことには何も手につかない。  ましてさきほど見てしまった女児服は脳裏に焼き付いて離れず、 (あの雑誌に載ってた女児服を着て、JS向けメイクをして、女子小学生になりきったら――)  広がる妄想に、劣情はなお猛る。いじりたくなるのを我慢していた歩実だったが、そこは一向に収まる気配もなく、ただただ先走りを漏らし続けるばかりであった。血の上った海綿体はパンパンに膨らんで、すでに痛いほどだ。 (仕方ない……オナニー、しよう――)  女児服に性欲を向けることへの罪悪感と、かすかな背徳感をおぼえながら、歩実はついに決断した。  スカパンの上から、股間に触れる。  布おむつの上からでも判るほどの強張りが、射精の予兆を感じ撮ったように歓喜に震え、つぅっと内側を先走りが通り抜けて、さっそくおむつを濡らし始めていた。 (女児服で外を歩いたり、雑誌を見たりしてただけで、こんなに――)  歩実はスカパンを紙おむつごとずり下ろし、屹立を露出させる。その途端、すでにじゅうぶん温まった砲身が仰角を向いてそそり立ち、包皮すら剥けて赤々とした亀頭を露出させた。艶やかな表面は先走りで潤い、すでに発射準備万端だ。 「す、すごい……チンコって、こんな大きくなるものなんだ……」  ごくっ、と喉を鳴らす歩実。  この分なら、何も考えずにほんの数擦りしただけで、あっという間に射精してしまうだろう。しかし歩実は、そうはしなかった。 (さっき考えてた妄想でオナニーしたら、気持ちよさそう……)  より強い快楽を求めて、雑誌をめくり――可愛らしい女児服ブランドの商品が掲載されたページを開いた。  そして改めて灼熱したペニスを握り、妄想の世界へと没入してゆく。 (もしぼくが何かの理由で、女子小学生として近所の学校に通うことになって、いま着てる服や、この写真の服を着せられて通学したら――)   (続く)

Comments

ありがとうございます! 歩実くんってば、比較的早く女児服オナニーに目覚めちゃってますね…これは素質あり…!

十月兔

おおっ、歩実ちゃんも自分の性癖に目覚めてきたようで結構ですなぁー。 オナる為の妄想も、より深みにはまって来つつありますねぇ… 一緒にドキドキ、ハーハーしながら読ませて頂いてます。

elli-kasuga


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