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「強制女児女装志願」(4)

  第1の命令 (3)  袋から取り出した純白の女児用下着をとりあえずベッドにおいて、まずは服を脱ぐ。脱衣所以外で全裸になることなんでまずないから、これだけでもけっこうドキドキするシチュエーションだ。  そして、再び女児用下着を手に取って、まずはショーツから穿いてゆく。  両手で持って大きく広げる。まるで女の子の下着を盗み出したかのようなシチュエーションに、それだけで変態になってしまった気分だ。いや、じっさい盗んだものでなくても、男子高校生が女児用下着を穿こうとしているだけでじゅうぶん変態なんだけど。  しばらく躊躇していたが、母親がいつ帰ってくるか判らない以上、のんびりしてもいられない。ぼくは意を決して脚を通し―― 「う……」  脚を擦る、柔らかなコットンの感触に、思わず喘ぎを漏らしてしまう。だらんと小さく垂れさがっていたものが疼き始め、むくむくと起き上がりそうになるのをこらえて、何とか片脚を太腿まで通した。 「はっ、はぁっ……うう、片方穿いただけで、勃起しちゃいそう……」  呟きながら、さらに残る脚へ。両方とも太腿まで達したところで、 「いっせーの……んっ」  思い切って引っ張り上げると、いっしゅんヒップに引っかかりながらも、ショーツはぼくの下半身を包み込んだ。 「う、うわぁ……」  未知の感触に、変な声が出る。強いて言えば(小学生のころ穿いていた)男児用のブリーフに近いのだろうけど、あれよりはるかに――恥ずかしい。柔らかなコットンの肌触りも、穿き丈が深くておへそが隠れるくらいまであるのも、前も後ろも全体的にゆったりと作られていることも、それでいてウエストと太腿に入っているゴムの部分だけ、しっかり締め付けてくることも――もう、何もかもが恥ずかしい。  しかも―― 「やっぱり、こうなるよね……!」  その前側には、女児には絶対にないふくらみ。ふだん小さくなっているときでも誤魔化しきれないだろうに、ショーツを穿いただけで中途半端に膨らんだそこが、各パーツのシルエットさえ判るほどに浮かんでしまっている。その光景にまた、中のものが膨らんで、 「はーっ、はーっ……し、鎮まって……」  両手で押さえ、言い聞かせながら深呼吸するが、意識すればするほど昂奮が止まらない。やむを得ずそのままにして、残る1枚――キャミソールに取り掛かる。  こちらは肩の部分が紐になっているランニングシャツのような着心地で、ショーツほど独特ではない。ただしショーツと同様に伸縮性のある柔らかなコットンに上半身を包まれているのは、やはり落ち着かなかった。  そして、何より。 「あ、はは……ぼく、女児下着、着ちゃってる……」  純白のキャミソールとショーツに包まれた自分の体を見下ろしていると、乾いた笑いが出てくる。  男子なのに。高校生なのに。女児用の、それも低学年の子が着るようなインゴムショーツとキャミソールのセットを着ている。陰嚢がきゅっと締め付けられると同時、おちんちんの中をつぅっ――とくすぐられるような感覚がして、気付けばショーツの前に、小さなシミが浮かび上がっていた。 「う……我慢汁、出ちゃってる……」  おちんちんそのものには触ってもいないのに、女児用の下着を着ただけで、こんなに昂奮するなんて。長いあいだ秘め隠していた願望が叶った喜びと、ついに禁断の一線を踏み越えてしまった背徳感とが、ないまぜになっているからこそなんだろう。  でも、きっかけがなければ着ることはなかっただろう。お小遣いでも女児用下着を変えることはできるし、さらに通販を使えばバレる心配もないんだけど、自分から進んで入手し、着用する勇気は出なかったはずだ。  それもこれも、ぜんぶあのマキナさんの「命令」のおかげ―― 「……って、ああ!?」  命令の内容を、すっかり忘れていた。慌てて確認すると、 「前回渡した紙袋を開け、中に入っているものを着用しなさい。  着用したら、折り返しメールすること」 「下着を着用しました。次の命令をお願いします」  短い本文で折り返してから、ほっと息をつく。 「でも、いつまでこの格好でいればいいんだろう……?」  すぐに返信が来ればいいのだが、そうでなかったら、ずっとこの格好ではいられない。もうしばらく待って、何も言ってこなければ着替えようと思っていたら、すぐにスマホが着信音を発した。  そこには―― 「よろしい。ならその格好で全身鏡の前に立ち、自撮りを撮影すること。鏡がなければ、全身が映るように工夫して自撮りすること。顔は隠して構わないし、撮影したものをこちらに送る必要もないが、スマホの画像フォルダに保存しておくように。  全て終わったら、折り返しメールすること」 「じ、自撮り……この、下着姿を、スマホに保存して……」  さほどハードな内容ではないし、あっちには送らなくてもいいのだからプライバシーの心配もない。でも、普段から持ち歩いたり友達と見せ合ったりするスマホの画像フォルダに入れるのは、あまりにも恥ずかしくて――  そんな諸々の考えは、しかし次の瞬間、きれいさっぱり消し飛んだ。   (続く)

Comments

コメントありがとうございます! 本作品では「無理矢理女装させられたい」という矛盾する感情を前面に出ししつつ、ややドライな命令に自ら望んで従ってゆく、そんなドキドキ感を出せたらなぁと思っています。逃げようのない状況や命令とは違う羞恥心もいいですから。 そして実のところ読者様の反応を見ながら書いていることもありいろいろ迷走中なので、各作品への寸評的なご感想、ありがたい限りです。もっと自信をもって「これを書きたいんだ、書く!」って出来たらいいんですが、やはり気弱になってしまうんですよね。以前の「アプリ」や「J兄S妹」みたいな、常識改変エロ世界で一人だけまとも、なシチュも好きなんですけどねぇ。 当面はこの「強制女児女装志願」と「娘ごっこ」、あと準備中の「女児女装して失禁治療合宿」モノを出していきたいと思っていますので、お楽しみいただけたら幸いです。

十月兔

良いですねぇ😍強制女児女装🤩 自ら望んで強制される…という心理、本当に好きな者以外には理解して貰いにくい感覚でしょうけど、背徳感増し増しで物凄く興奮しますね💕 力作の「おむつ組」が一応の完結をされた後、次の女児女装のテーマでは色々試行錯誤を為されているご様子。 どの作品も楽しませて頂いてますが、書かれている兎さんとしても本当にピンポイントで嗜好に刺さってくれるテーマを見つけるのは大変ですよね☺️ 読む方のエリとしては、この「志願した強制女児女装」が一番刺さります。 次点はファンタジーっぽくて、普通じゃ無理そうなエッチ~🤩なシーンが期待できそうな「J兄S妹」でしょうか。 ママさん視点の「娘ごっこ」や「女児女装日記」も期待できそうですね🥰 本当に書きたいものを見つける迄は大変でしょうけど、ずっと応援しています。 これからも楽しませて下さいね💞🤗 長文、失礼しました。

elli-kasuga


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