「おむつぐみ」(81)
Added 2020-06-01 10:49:29 +0000 UTC周囲に漂う、アンモニア臭と精液臭―― その中で、グロテスクなまでの怒張が幼稚園児たちの眼前に晒される。 (ああ、見られてる……幼稚園児たちに、ギンギンに勃起したおちんちん、見られちゃってる……!) (っていうかこれ、どう考えてもアウトだよね……? どうしよう、もしかして、このまま、幼稚園まで追い出されちゃうんじゃ……?) 今さらになって恐怖に襲われ、おしゃぶりを噛む歯が震える和実。 しかし―― 「ふふっ、おっきいわねぇ」 保育士の水無瀬貴子は悠揚迫らず、稲村園長も止める気配はない。カメラを構える藤原千代もそのまま撮影を続け、初等部の少女たちも物珍しげに見つめている。「赤ちゃんのおちんちんが出ているだけ」と言わんばかりの反応に、和実は自分のほうがおかしいのではと錯覚するほどだった。 ただ二人、まともな反応を示しているのは中等部の少女二人で、年上男子の性器に顔を赤らめつつも、「いいの、これ?」「うーん、先生も止めてないし、いいんじゃない?」というように視線を交わしていた。 そんな中で、 「みんなー、よーく見てちょうだい。みーたんのおちんちんは、たまにこんな風に大きくなる時があります。このままだとおむつを当て直すこともできませんね?」 「はーい」 「こういうときは、新しいおむつをかぶせてあげて――」 乾いたおむつが一枚、和実のペニスの上にかけられる。 「んっ……!」 敏感な亀頭をザラリとしたドビー織に撫でられて、和実はおしゃぶりの中でくぐもった悲鳴を漏らした。 「そしたらこのまま、おむつで包み込むようにしておちんちんの根元を掴みます。ぎゅっとじゃなくて、力を入れず、優しくしてあげるのがコツよ」 「やさしく、でいいの~?」 「ええ。そしたら後は、上下に軽く擦ってあげると――」 「んぅっ!?」 「ほーら、みーたんのお尻が、大きく跳ねたでしょ? これはね、みーたんがジャンプするくらい気持ちいいってことなのよ」 「へぇー……」 「あとは何度か、これを繰り返せば――」 貴子はゆっくりと、柔らかく握ったおむつ越しに屹立を擦る。 それだけの動きで、すでに我慢の限界を迎えていた和実のペニスはあっという間に臨界に達し、 「ん、んぅーっ!」 ドッ、ドッ―― 砲身が大きく脈打ち、白濁液が鈴口から溢れ出す。覆いかぶさっていたおむつ巾着にシミが浮かびだし、青臭い匂いがいっそう強くなった。 (きもち、いいっ……!) (幼稚園の子たちの前で、ベビー服みたいな制服を着て、おむつに、おもらしして、恥ずかしくて、嫌で、たまらないはずなのに……) (今までで、いちばんくらいに、気持ちいいっ……!) ついさきほど、園の門で射精したばかり――にもかかわらず、いままた自分でも驚くほどの量の精液が溢れ出し、次々に押し寄せる快感に理性が押し流されてゆく。 しかも、貴子の手は止まらない。 「いち、にっ、いち、にっ、ほーら、気持ちよくなってくれたかなー?」 射精していることはとっくに気付いているはずなのに、彼女はゆっくりとペニスを擦り続ける。 「んっ、んっ、んーっ!」 そのたびに、腰の奥が激しく痙攣して、より高い頂に押し上げられる。このまま快楽に狂ってしまうのではないかと、恐ろしささえ覚え始めて首を左右に振ると、 「あー、みーたん、いやいやしてるー!」 幼稚園児たちが、和実の様子がおかしいことに気付いて声をあげる。 「あら、ほんとうね」 貴子はいま気づいたかのように白々しく言って、ようやく手を止めた。 「んーっ、んーっ……」 かつてないほど激しい射精と、その後も続いた絶頂。とうぜんその反動も強く、和実はぐったりと弛緩しながら、おしゃぶりの隙間からふいごのように吐息を漏らす。しかしいまだに、太腿や腰の筋肉がぴくぴくと痙攣しては、名残のように快楽のパルスを発していた。 「はいみんな、みてちょうだい」 貴子は手品のハンカチのように、するりとおむつを引っ張って取り除ける。とうぜん亀頭に擦れて、和実が悲鳴を上げるのにも構わず、 「こうやって擦って、白いちっちを出してあげると、ほら、おちんちんがちっちゃくなったでしょう?」 「ほんとだー、すっごーい!」 「ちっちゃーい!」 「う、う……」 少女たちの無邪気な声が、年頃の少年の繊細な心を傷つけるが、残念ながら、そんな彼のブロークンハートを気遣う人はこの場にはいなかった。 「ふふっ、それじゃあ白いちっちも出て、おちんちんが小さくなったところで、おむつ交換の続きをやっていくわね。次は乾いたおむつで、下腹部を――」 (続く)