「おむつぐみ」(80)
Added 2020-05-31 11:08:37 +0000 UTC「まずはジャケットのボタンを外して、脱がせてあげます。汚れたおむつに当たったら大変だからね。脱がせにくかったら、いったんうつぶせにしてあげてちょうだいね。次に、ブルマーのお股に並んでるボタンを外して――」 「うんうんっ」 取り囲む少女たちの前で、貴子は説明通りに和実のジャケットを脱がせる。 丸襟ブラウスに吊りブルマー――まるで小学生の半ズボンのような、しかしそれよりもずっと恥ずかしい姿にされて、和実はまた泣きそうになる。股間を指さす。 「続いて、おまたのところにスナップボタンが並んでるの、見える?」 「うん、みえるー!」 「これを外していって、おむつカバーが見えるようにするの。ひとーつ、ふたーつ……ほーら、おむつカバーが、見えてきたでしょ?」 「見える―!」 「かわいい~! お花柄だぁ!」 「ふふっ、可愛いでしょ? そしたらブルマーを、ブラウスごと上に引っ張って――おへそが見えるくらいまでしちゃいましょうね」 「はーい!」 少女たちは、貴子の説明を真面目に聞きながら和実を見つめる。 (あ、あ、あ……!) もはや断頭台に引き据えられる囚人の気分で、和実はきつく目を閉じておしゃぶりをかみしめ、ガタガタと羞恥に震える。 一週間にわたる女児ベビー生活と、「おむつ組の誓い」読み上げによってだいぶ感性が麻痺しているとはいえ、百人以上もの幼稚園児たちに見られ、カメラで撮影されながらのおむつ交換は、およそ忍耐の限度を超えていた。 そんな、彼に―― 「怖がらなくても大丈夫よ、みーたん」 露出したおむつカバーのふくらみを優しく撫でながら、貴子が優しい声をかける。 「優しいお姉ちゃんたちに、おむつ交換のやり方をおぼえてもらってるだけなんだから。目を開けて、よくみてごらん。お姉ちゃんたち、みんな優しいでしょ?」 「う、うぅ……」 恐る恐る、和実は薄目を開ける。 視界に映るのは舞台の天井と、周囲に立ってのぞき込む少女たちの顔――先ほどまで様々な表情を浮かべていた彼女たちは、いまはみんな、彼を安心させようとするかのように微笑んでいた。 そう――赤ちゃんを見守る「お姉ちゃん」の顔で。 「なかないで、みーたん!」 「怖がらないで、ね?」 「よちよち、よちよち」 そんな、励ましの言葉も降ってくる。 「ほら、ね? 安心して、笑っててちょうだい。お姉ちゃんたちも、心配するからね?」 「う、うん……」 「おむつ組」の園児として求められている反応を悟って、和実は引き結んでいた口元を緩め、おしゃぶりをしていても判るように、精いっぱいの笑顔を作る――と言っても、ほとんど泣き笑いのような表情だったが。 それでも少女たちには伝わったようで、 「あっ、みーたんわらった!」 「かわいいー!」 「んっ……」 (こんな赤ちゃん扱いで易しくされても、恥ずかしくて、仕方ないだけなのに――) (でもちょっと――ほんのちょっとだけ嬉しいのが、また恥ずかしい……!) 貴子は彼の表情から、そんな複雑な心境をも手に取るように理解して、 「ふふっ、素直に喜んでいいのよ、みーたん。みーたんは赤ちゃんなんだからね?」 「う、うぅ……」 「さぁ、みんな。みーたんも笑顔になったところで、続きをやっていくわよ。このおむつカバーの左右に並んでる、スナップボタンを外すの」 「はーい」 ぷつっ、ぷつっ―― 弾けるような音が、処刑執行へのカウントダウンにも似て響き、 「そしたら前当てを外して――次に横羽も、マジックテープを剥がしていって――」 バリッ、バリッ―― ごくありふれたマジックテープの音ですら、和実の背筋を寒くする。 (ああ、もう、あとちょっとで――) 「ほら、もうあとは、おむつだけになったわ」 貴子はそう言って、幼稚園児たちの注意を布おむつに向ける。今まではしゃいでいた彼女たちが、どこか緊張した面持ちで静かになったのに満足げに笑って、 「それじゃあ、行くわよ――さん、に、いち、はいっ!」 和実の下半身を隠している最後のおむつを剥がし―― 「……!?」 そのとたん、下半身を覆っていたおむつの温度と感触が一気に消失した。 生温かく濡れたおむつは確かに不快ではあったが、同時に少年にとって一番恥ずかしい部分を隠してくれる最後の防波堤――それを取り除けられて、陰部を含む下半身の前側が、冷涼な外気に晒される。同時に、100人以上の少女たちの目と、正面から撮影しているカメラにも。 何度もおむつ交換されている和実ですら耐えきれず――陰嚢をきつく締めあげるような痛みに襲われ、これまで以上にきつくおしゃぶりを噛んだ。 さらに、 「わぁっ……おちんちんだぁ!」 「みーたん、ほんとに、おとこのこだったんだぁ!」 「しかも、すごくおっきーい!」 少女たちの嬌声に、和実はいよいよ泣きそうになる。 「おむつ組」制服も、「おむつ組の誓い」も、公開お漏らしも、公開おむつ交換も――15の少年にとっては死ぬほど恥ずかしい「特別入園式」であるにもかかわらず。 おむつの下から現れた、彼の分身は――幼稚園児たちの手首よりもまるまると太く、硬く、包皮の剥けた亀頭に血潮をみなぎらせ、竿全体に幾筋もの血管を浮き上がらせて、天を睨んで吼えるがごとく屹立していたのである。 (続く)
Comments
高校生くらいの年頃の男の子が強制女装と幼児化調教を受ける羞恥作品が見たいので、こちらで読むことにします。幼稚園の描写は外せませんね(笑)。
りんご
2020-06-02 09:49:10 +0000 UTCコメントありがとうございます。 「おむつぐみ」ですが、ファンボックスでの連載のみ(まとめたPDFファイルのみ)となります。もともとが販売を前提にしたものではなく、また販売もおそらく不可能(絶対に外せない幼稚園の描写が規制の対象となってしまう)なので…。
十月兔
2020-06-02 08:50:27 +0000 UTCおそろい兄妹シリーズは全部買いました。とても性癖に刺さり、感動しました。 こちらで連載されている「おむつぐみ」はのちのちDLサイトで販売されますでしょうか?それともこちらでの連載のみでしょうか?
りんご
2020-06-02 07:15:56 +0000 UTC