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「おむつぐみ」外伝(4)

(白いパフスリーブのブラウスに、サスペンダー付きのフリルスカート、ギンガムチェックの布おむつカバーをのぞかせて駅前を歩く少女の姿)  以前は他人の目を恐れて引きこもりがちだった彼女が、おむつカバーを見せる服装にしてから、ずいぶんと積極的になりました。話すときも目を合わせることなく、自信なさげにうつむいていたのが、はきはきと明るくしゃべるようになったのです。自分から積極的に人前に出て、沢山の人に見てもらうことが楽しくて――あるいは気持ちよくて仕方がないようでした。 (施設内でピンクのロンパースを着せられ、おしゃぶりを咥えて立つ少女の写真)  そこで、さらに夏花ちゃんの年齢退行をすすめます。いよいよベビー服を着せられることになっても、夏花ちゃんはちょっぴり恥ずかしそうにするだけで、普通に着てくれました。さすがにこのまま帰るのは恥ずかしそうでしたが、以前に比べればずっとすんなりと了承してくれました。  これからは家の中でも、外でも、ずっとベビー服です。いよいよ「おむつ組」への入園準備も本格的になってきました。 (ベビードレス姿でキッズチェアに座り、よだれかけをつけて、フードプレートに載った離乳食を食べさせてもらう少女の写真)  食事もベビーフードに切り替えます。言われたときは驚いていた彼女ですが、「おむつの取れない、幼稚園より下の夏花ちゃんが大人と同じものを食べてるのはおかしいでしょう?」と説得すると、情けなさそうに――しかしどこか嬉しそうに納得してくれました。もちろんよだれかけをつけて、誰かに食べさせてもらうことになります。 (短いベビードレスにふりふりブルマー、頭にはベビーボンネットをかぶり、おしゃぶりを咥えた姿で、テーマパークで遊ぶ少女の写真) (ピンクに桜柄の女児浴衣ドレス、共布のベビーボンネットをかぶった姿で、夏祭りを楽しむ少女の写真)  「おむつ組」に入園する前にと、いろいろ思い出作りもしたようです。引っ込み思案だった夏花ちゃんがまるで嘘のように積極的になって、ご両親もすっかり喜んでいました。いつおもらししても大丈夫なので、ずいぶん気が楽になったのでしょうね。  すでに逆トイレトレーニングは完了して、おもらししても本人が気づかないくらいになっています。なのでおむつの中におもらしセンサーを入れて、おもらししたときは鳴るようにしました。これならおむつかぶれにもならずに安心です。  一度試しに「久しぶりに普通のパンツをはいてみよっか?」と尋ねたところ、いやいやするように首を横に振りました。おむつをしないとおもらししてしまうことが分かっているからか、あるいはおむつそのものがすっかり気に入っていたのか――ふふ、どちらだったのでしょうね。 (ベビールームの中央にあるベビーベッドに、大きなぬいぐるみを抱いて寝転がる、ロンパース姿の少女の写真)  自宅の部屋も、ベビールームに改装したようです。おうちの中でも、完全にベビー生活が始まりましたね。さらに本人の希望で、定点カメラから室内の様子を撮影し、それをインターネットで配信――おむつ交換する場所にはモザイクをかけてありますが――しているようです。すっかり可愛くなったベビー生活の様子を、沢山の人に見てもらいたいとのことでした。  ちなみにこの改装は、本幼稚園と提携する工務店で承っております。こちらは「おむつ組」への入園に関わらずご利用いただけますので、入園準備のために改装したい、あるいは入園しないけどベビールームを用意したいという方は、是非ご利用ください。 (お受験アンサンブル風のベビードレスを着て、幼稚園の園長室で面接を受ける少女の写真)  そして10月、当園の「おむつ組」面接を受験しました。さっきの子とは違い希望入園のため、「おむつ組」としての生活ができるか改めて試験です。口調も赤ちゃんっぽくしてもらって、ハイハイやおむつ交換、そして「おむつ組の誓い」を経て、無事に入園が決定しました。その証に―― (「おむつ組」制服に着替え、股間に赤い桜花型の名札を付けて、幼稚園の庭で遊ぶ少女の写真) (庭に広げたシートの上でおむつを交換してもらう少女の写真)  一足先に「おむつ組」の制服に着替えてもらいました。入園準備を始めたばかりのころは、女児服やおむつで恥ずかしがっていた夏花ちゃんでしたが、今では「おむつ組」の制服に大喜びで、入園が楽しみで仕方ない様子でした。さっそくおもらししちゃって、幼稚園のみんなに見られながらお庭でおむつ交換をしてもらったのはご愛敬ですね。 (入園歓迎の看板の横で、「おむつ組」制服を着て両親とともに並んで立ち記念撮影する少女の写真)  そして翌春、無事に入園の日を迎えました。女の子とあって三つ編みはそのままですが、立派な「おむつ組」の赤ちゃんになってくれました。   (続く?)


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