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「おむつぐみ」(66)

「ふふっ、よく言えました。それじゃあ拭き拭きしてあげるわねー」  そう言って、貴子は和実の下半身を拭き始める。早くも乾き始めた精液を、やや強めの力でごしごしと――そのせいで、射精直後の敏感なペニスが勃起すらできないままに疼くのに、和実はきつく目を閉じて、甘い喘ぎ声を押し殺しながらも 「も、もうちょっと、やちゃちく、おねがいっ……あと、みーたんの、おちんちんの、ねもととか、た、たまたまの、したとか、もっ、ちっかり、ふいて、くだちゃい……!」 「はーい。ふふっ、和実ちゃんったら、本当にまじめね。ちゃんと、『お姉ちゃん』たちに拭いてもらうことを考えて『お願い』するなんて」 「う、ううっ……!」  赤ちゃんのように頬を染め、和実は唇を噛む。 (でも「本番」では、こんな風にお願いしないといけないんだ――幼稚園や、小学校、中学校、高校の「お姉ちゃん」たちに――) (高校生にもなって、赤ちゃんみたいな口調で「お願い」するなんて、恥ずかしいにもほどがあるよぉ……!)  心臓が痛いほどに鳴り、目には涙がにじむほどの羞恥。  しかし―― 「あ、あと、みーたんの、おちんちんの、なかにも、ちっちが、たまってるかも、ちれないから……おちんちんの、かわを、むいて……ちょの、できるだけ、やちゃちく、ふいて、くだちゃい……」 「ふふっ、恥ずかしいのにちゃんと言えて偉いわよ、和実ちゃん。おちんちんの中まで、ちゃーんと綺麗にしないとね。それから?」 「ちょ、ちょれから、ま、まえだけじゃ、なくて、お、おちりも、おねがい、ちまちゅ……みーたん、おちりを、もちあげてるから、ちょの、あいだにっ……!」 「判ったわ。お尻も拭き拭き、と」 「ちょちたら、おむちゅを、おむちゅかばーごと、どかちて……おむちゅを、とりかえて、くだちゃい。おむちゅかばーまで、ちみてないなら、ちょのまま……ちみてたら、かばーもあたらちく、ちて、くだちゃい」 「おむつを替えて、濡れていたらおむつカバーも交換ね。いいわよ、続けて」 「おむちゅを、かえたら、また、おちりのちたに、しきなおちて……べびーぱうだーを、みーたんのおちりに、ぱふぱふ、ちてくだちゃい……」 「うんうん、それで?」 「ちょの、あとは、みーたんのおちんちんと、そのまわりに、ぱふぱふって……」 「――ふぅん」  次々に指示を出す和実に、貴子は不意に意味ありげにうなずく。 「な、なぁに、せんちぇい……?」 「そうやっておむつ交換のお願いをしてる和実ちゃん――意外とノリノリで、楽しそうだな、って思って」 「ちょ、ちょんな、こと――!」  慌てて否定する和実だったが、 「そう? ま、先生にはそう見えたってだけだから、気にしないでちょうだい。それに、「おむつ組」としての生活を楽しむのは、全然悪いことじゃないわ。園長先生もおっしゃってたでしょ? この生活を通して学ぶことが大切なんだ――って」 「ちょれは……ちょう、だけど……」 「じゃ、先生もちゃんと、赤ちゃん扱いして当てないとね。みーたんのおねだり通り、おちんちんとそのまわりを、ぱふぱふしてあげまちょうねー」 「やっ、はずかちっ、んぅっ……!」  少年の陰部を責め立てるように、パフパフとはたく貴子。  そのたびに、和実は心身両方のむずがゆさに、体をもじもじさせる。宙を舞う白紛の、甘く切ない香りすらも、和実の胸を締め付けた。  いつしか少年の証は刺激に耐えかねたようにぴくぴくと震えながら強張り、つい先ほど出したばかりだというのに、透明な先走りをこぼし始める。 「はっ、はっ、はぁっ……!」 「ふふっ、みーたん、ぱふぱふされるの大好きなのねぇ。おちんちんも嬉しそうにダンスしてるわよ?」 「い、いやっ、いわないで、んぅっ……!」 「ほーら、ぱふぱふ、ぱふぱふ。おちんちんがまっすぐ立つように、あっちこっちからパフパフしてあげましょうねぇ」 「や、やぁっ、そんなっ、おちんちんに、ぱふぱふしないでぇっ……!」  和実の声が、切ない悲鳴にかわる。しかしその甘く濡れた響きは、拒んでいるというよりもねだっているようで―― 「パフパフしてほしいって言ったのは、みーたんでしょ? それに――こんなに気持ちよさそうなのに、やめるなんてかわいそうじゃない」 「んっ、でもっ……! らめっ、みーたん、イっちゃっ、あぁっ!」  予感した次の瞬間、和実の腰がおむつの上でガクンと跳ねて、背筋を逸らしながら、彼は絶頂に達していた。  すでに一度出したためか、あるいは刺激の性質によるものか、精液は全く出ず、潮吹きのような透明な露が溢れ出しただけ。しかし快感は射精したときのそれに負けず劣らず、亀頭を震源地にペニスが激しく震えるたび、えもいわれぬ官能が全身を包み込んだ。 「あ、あっ、あっ、あっ……!」  しかも射精のように目に見える「終わり」はなく、貴子にパフパフされるごとに、ペニスはいつまでもいつまでも震え続け、そのたびに強烈なオーガスムをもたらして――幼児退行した脳のまま、和実は虚ろな声で、淫らな言葉を口走る。 「しゅご、しゅごいっ……みーたん、おちんちん、きもち、いっ……! ぱふぱふって、されりゅと、ビクビクッて、ビクビクッて、なんども、なんども、おちんちんに、きもち、いいのがっ、くりゅっ……!」 「そうよ、みーたん。おちんちんパフパフされて、ずぅっと気持ちよくなっちゃいなさい……」  貴子はにんまり笑いながら、執拗にパフを繰り返す。  そのたびに、和実はビクンビクンと全身を震わせて絶頂し――終わりのない快楽の檻にとらわれ、はしたない声を上げ続けるのだった。 「イくっ、またイっちゃっ、あっ……みーたん、おちんちんパフパフで、イっちゃ――はっ、はぁっ、やっ、もう、ゆるちて、んっ、あぁっ――!」   (続く)


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