「雑に女子制服を着せられて」(4)
Added 2020-04-19 11:37:54 +0000 UTCしかしそうして撮影される間にも、ショーツの中の昂りはいよいよ抑えきれなくなり、 「だ、ダメ、もう、無理……!」 マナブは叫んで逃げようとする――が、 「おっと、逃がさないんだから」 すでに行動を読んでいたサクラが、がっちり後ろからホールドする。体が密着することなどお構いなしの拘束に、マナブはますます赤くなって、 「ちょっ、サクラ、離して!」 「だめだめ。せっかく記念撮影に協力してくれたんだから、お礼に気持ちよくしてあげないと。ねぇ、お母様?」 「そうよ、マナブ。女子制服を着てくれたお礼に、マナちゃんがいつでもこのことを思い出して気持ちよくなれるように、可愛くてえっちな写真、撮影してあげるからね」 「そんな写真、い、いらないったらぁ……!」 ごくごく常識的な叫びだったが、この二人には通じない。二人とも、息子――あるいは長なじみの少年が、女装していることも、それに昂奮して勃起していることも、何一つおかしなことなどないかのようだった。 サクラは片腕でマナブのウエストをがっちり抱えつつ、腕にはスカートの裾を握ってめくりあげる。そしてもう片方の手でショーツをずり下ろして、上品な制服にはおよそ似つかわしくない、脈打つ血管の浮き出た肉竿を露出させてしまった。 「やっ――!」 「あははっ、女の子みたいな声。こんなものが生えてるなんて、信じられないくらい」 楽しげに言いながら、いささかグロテスクな欲望の猛りを握りこんで、 「ビクビクッってして、すっごく熱い……女子制服を着てこんなガチガチにしちゃうなんて、マナちゃんったら変態さんねぇ」 「や、やめてよ、サクラっ……! こんなことっ……!」 「いーでしょ別に、いつものことじゃん。ね、お母様?」 「ええ。なんならマナちゃんのほうからおねだりしてくれたって、いいくらいなのに」 じっさい、二人の前で女装するのも、勃起してしまうのも、露出させられて写真撮影されるのも、決して初めてではなかった。が―― 「いつもなのが、おかしいんだって……!」 マナブの正論は、二人の耳には届かなかった。 母親は、幼馴染によって下半身を露出させられた息子の勃起を、冷静に撮影しつつ、 「うんうん、そんなに勃起してくれるなんて、女子制服を買った甲斐があるわね。そうだ、その女子制服、うちの中での『制服』にしたらいいんじゃない?」 「う、うちでの、制服……?」 「ええ。学校に男子制服で行かないとダメなように、うちの中では女子制服で過ごさないとダメってことにするの。そうすれば、せっかく買った女子制服がもったいなくないでしょ?」 「そ、そんなっ、やだよ、だって……その……!」 「女子制服を着てたら、オナニーしたくて我慢できなくなっちゃう?」 サクラはにんまりと笑って、マナブが言いよどんだ続きを補う。 「名案ですわ、お母様。女子制服も無駄にならない、マナちゃんも可愛い女子制服を着られて大喜び。私もおそろいの制服を着たマナちゃんが見られて大満足。素敵じゃない、ねぇ?」 「ぜんっぜん、素敵じゃ、ないってばぁ……!」 「もう、こんなにガチガチになってるくせに、強がっちゃって」 「んぁっ!? や、やめ、しごかないでぇっ!!」 握っていただけのサクラの手が、ゆっくりと――往復二秒程度のスローペースで上下に動き始める。射精できぬままに昂奮ばかり高められて、亀頭はますます赤く、いまにも破裂しそうなほどに腫れあがり、マナブはただただ、前戯に乱れる少女のようにあえぐことしかできない。先端から溢れ出していた先走りにサクラの指が濡れて、音もなく白い泡が立ち始めた。 これには母親も大興奮で、 「いいわよ、マナちゃん! すごくえっち! ほら、もっと笑って、カメラにダブルピースを作ってちょうだい」 「や、やだぁっ……!」 「お母様の言う通りにしなさい、マナちゃん。嫌だって言うなら、このままの格好でお外まで連れ出しちゃうわよ?」 「うっ、ううー……」 さすがに本気でやるとは思えなかったが、そう言われては逆らえない。マナは正面でカメラを構えている母親に顔を向けると、桜の腕を振りほどこうとしていた手をゆっくり持ち上げて、顔の横でピースサインを作る。 (恥ずかしい、恥ずかしい……!) (でもすごく――気持ちいいっ……!) 作り物の笑顔が、昂奮と倒錯、羞恥と快感にだらしなくゆがむ。それはいわゆる「アヘ顔」と呼ばれるものに近くて―― 「すごくいい! そんな感じよ、マナちゃん!」 母親は大興奮で、次々とシャッターを切る。 白いフラッシュの瞬きが、まるで精液のように浴びせかけられる中、 「さーて、ちゃんと言うとおりにできたマナちゃんに、ご褒美を上げないとね。ゆっくりしごいて、気持ちよーく射精させてあげる。何回耐えられるかなぁ?」 サクラの手が、ゆっくりとペースを上げる。 「あっ、あ――!」 往復二秒から、往復一秒――ほぼ倍のペースになったことで、快感は倍以上になり、マナブの声もワンオクターブ跳ね上がった。もはやポーズをやめることすら考えられず、破廉恥なダブルピースを決めたまま、サクラの手が前後するたびに腰を震わせて、ただ射精の瞬間を待ち受けることしかできなかった。 (続く)