「おむつぐみ」(16)
Added 2020-02-10 11:05:30 +0000 UTC「このまま、おむつに……?」 「うん。ほら、こうやって――」 ブルマーの前にあてがわれてる楓子の繊手が、中で屹立しているものをおむつごと握りこむ。ドビー織の生地が筒状になって和実の竿を包み、生温かい小水をしみださせながらざらつく表面で粘膜を擦って、 「あひッ――!?」 和実の全身が電流を浴びたように大きくのたうち、声が裏返る。反射的にお尻の穴に力を入れていなければ、そのまま射精していただろう。息も絶え絶えに、 「ま、待って、お姉さんっ、やめ――」 「うんうん、気持ちよくなってくれてるみたいで、お姉さん嬉しいな。ほーら、いーち、にーい、いーち、にーい……」 「ひッ――あ――」 楓子の手が、ゆっくりと前後する。即座に射精には至らぬほどの緩慢な速度だが、一往復するたびに軽い絶頂に達して腰が跳ねた。 「どう? おもらししたてホヤホヤのあったかオムツにおちんちんを包まれて、擦られるのは?」 「い、いやッ、あ、らめっ、んッ――」 「イヤとかダメじゃわからないなぁ、もっと擦ってあげたら、判るようになってくれる?」 「ひぃッ――」 サディスティックな本性を剥き出しにして、楓子は動きのピッチを上げる。 和実はたまらず、 「あっ、あっ、あ、あ――」 口から虚ろな声を挙げながら、何度も何度も全身を痙攣させて、そしてそのまま頂へと昇り詰めた。 「――――――――」 自分でも判らない悲鳴とともに、腰の奥が爆発するかと思うほどの衝撃とともに、感覚と思考のほとんどすべてを、快感が真っ白に染め上げる。 ドクン、ドクン―― ただ耳鳴りがするほどの心音とともに、先ほど小水が通り抜けた道を、今度はより熱く、粘つく体液が駆け抜けて、自らを包んで快楽をもたらした布へと噴出する。射精時に快感と共にもたらされるこの感覚は、確かに先ほどのおもらしとよく似ていた。 「あ、あ――」 二度、三度、四度――勢いのままに続く射精もそこで打ち止めになり、和実は今度こそがっくりと、全身を弛緩させる。もはや指一本動かす力はなく、絶頂後の脱力感に喘ぐのが精いっぱい。余韻にときおり手足が震えるのさえも心地よかった。 「ふふっ、満足してもらえたみたいね」 楓子は呟いて、ようやく手の動きを止める。 「はぁっ、はぁっ、すごい、なに、これ――」 「ふふふ、これがおむつプレイの基本、おむつおもらしからの、おむつこきよ。どっちも気持ちよかったでしょ?」 「う……うん――どっちも、気持ちよかった……」 さしもの和実も、あそこまで激しく達しては認めざるを得ない。オナニーよりもはるかに鮮烈な、気が狂うかと思うほどの快感。 「うんうん、素直でよろしい。これから毎日おむつをして、おもらしもすることになるんだから、楽しまないとね」 「うう……別に楽しみたくなかったんだけど……」 「泣きごと言わないの。せっかくだからお母様が帰ってくるまで、おむつが濡れた感触を楽しんでちょうだい。いまのところ、横漏れもしていないみたいだし」 そう言って、楓子は和実の背中から離れると、そのまま立ち上がってしまう。 和実は幼子のように頼りない目つきで彼女を見上げて、 「え……と、取り換えてくれないの……?」 射精後の反動で賢者モードに入っていることもあり、下半身を濡らすおむつの感覚は不快感を増している。次第に冷えて体温を奪う小水は、アンモニアのせいでピリピリと肌を刺激し、どろりとした精液が陰部にまとわりつく感覚も耐え難かった。 「これ、気持ち悪くて、仕方ないんだけど……それに、このままだとかぶれちゃうから、お願い、綺麗にして……」 「もー、和実ちゃんったら、せっかちなんだから。――そうだ」 楓子は良からぬことを思いついた顔で、 「じゃあお姉さん、おむつ交換の準備をしておくから、和実ちゃんはその間に、下に置いてきた制服のジャケットを持ってきてちょうだい。そしたら、おむつを外して綺麗にしてあげる」 「う――」 和実の顔が、泣きそうに歪む。つまりはこの「おむつ組」制服で、しかもおむつを濡らしたまま、一階との間を往復しないといけないのだ。 しかし、それでも。 「うん、判った……」 和実はうなずいて、お尻の後ろに手をついて立とうとする――が、立て続けにおもらしと射精をしたせいか、手足にうまく力が入らない。仕方なく、体を反転させてから立ち上がろうと四つん這いになって―― 「そうだ。せっかくだから、廊下はハイハイしていってね。お尻にフリルがついてるんだもの、可愛くハイハイして、揺れるお尻を見せてちょうだい」 「ううう……はい……」 楓子からの更なる注文に、和実は真っ赤になる。しかしもはや言い返すほどの元気もなく、両手両膝を使って入り口に向かう。 (おむつが濡れてて脚を閉じられないから、余計に赤ちゃんっぽいハイハイになっちゃう……!) それでもドアの前までたどり着くと、先回りした楓子がドアを開けてくれる。 「さ、いってらっしゃい」 「う、うん……」 返事をして、ハイハイしたまま廊下へ。階段の一番上まで来たところで、壁に手をついて立ち上がり、ガニ股気味の動きで降りてゆく。 (うう、おもらしおむつ、気持ち悪い……!) 動くとなおさらに、股間に当たる濡れたおむつが生々しく感じられる。自分で外して綺麗にするという方法も頭に浮かばず、ただこれを取り替えてもらうために、楓子の言うことに従わなければいけない――今はその一心だった。 踊り場の窓から見える外の景色におびえながらも折り返し、なんとか階段を降りきってから、再びハイハイに戻った。楓子に言われたのもあるが、立ったままだと重力が股の部分に集中するせいで、歩いた拍子におもらしが漏れそうなのだ。前面で受け止められるハイハイの体勢のほうが、まだ横漏れの危険は少ない。 「はぁっ、はぁっ……」 喘ぎつつ、玄関ドアにお尻を向けてリビングへ向かう。 (リビングのドアも閉まってるから、ノブを回すためには立ち上がらないと――) そんなことを、考えていた時だった。 ふいに、背後の玄関ドアが開く音がして、 「ただいま、和実。藤原さんが来てるわよ」 「お邪魔しま――」 愕然と振り返った玄関に、母親と、陸奥高校の制服を着た少女――藤原千代が、立っていた。 (続く)