第7話「巨乳とアルバイトと」(12)
Added 2019-12-06 09:50:58 +0000 UTC(帰り道に我慢できなくなってオナニーなんて、そんなこと、絶対にしないんだから……!) しっかりと心を決める、夢月だったが―― 結論から言えば、我慢できなかった。 ただでさえ、香澄と文字通り乳繰り合い、しかし射精はできないまま終わった直後。タイトスカートの中でもてあました勃起は、焼けた棒杭のように内部に火種がくすぶっている。歩いただけでも、剥き出しの亀頭の裏側がピンと張ったタイトスカートにこすれ、ビクンビクンと震えるほどだった。すでにスカートの前は、おもらしでもしたかのように裾までシミが垂れている。 そんな状態で、ウエイトレスの制服を着たまま外を歩いたらどうなるか。 まず大通りに出た瞬間、行きかう人々の視線が、巨乳を強調するようなブラウスや、タイトスカートとニーソックスの間の絶対領域、そしてその間に渡されたガーターに、容赦なく浴びせかけられる。接客していた時は他にも同じ格好の二人がいたし、何より仕事の制服だからと割り切れたが、外を歩くとなると話は別だ。大きく揺れる胸元と、ヒールのついたパンプスのせいで歩く速度も遅くなり、いっそう羞恥が加速する。 それでもバスに揺られること15分で自宅近くまでたどり着き、あとは5分ほどの道を歩けば帰れると思っていたのだが―― 「だ、ダメ……もう、我慢できない……!」 ちょうど道半ばになったところで、夢月はついに限界に達する。歩くうちに擦れた亀頭はジンジンと痺れたような痛みを発し、タイトスカートを破らんばかりに怒張して脈打っている。歩くだけでもつらい状況で、しかもちょうど近所の大学帰りの学生たちに見られては、我慢できるはずもなかった。 「うう、しないって決めたはずなのに……」 自分自身の忍耐力のなさか、あるいはアプリが何か悪さをしているのか――夢月は泣きそうになりながら、必死に股間を押さえつつ、近所の公園に駆け込む。 そこは川沿いに作られた広めの公園で、雑木林には東屋と遊歩道、広い芝生には小さな池と川が作られ、遊具の類も設置してある。外周は、ちょうど一周1キロメートルのジョギングコースになっていた。 「よし、ここなら、大丈夫……」 夢月は入り口から少し行ったところにある、公園全体を見下ろす東屋に入って腰掛ける。夜の公園にウエイトレスというのはちぐはぐにもほどがあったが、今は構っていられる状態ではない。 念のため、辺りを見回す。昼間であれば親子連れやお年寄りが憩いの場としていたり、子供たちが駆け回っていたりする公園だが、とっくに日も暮れた今の時間帯は、さすがに誰もいないようだ。周囲は雑木林になっているため、近くの住宅から覗かれるということもない。特にこの東屋の中ならば安全だ。 「はぁっ、はぁっ……!」 甲高い喘ぎ声を漏らしつつ、夢月は背もたれに寄りかかるようにして浅く腰掛けた。寝転がることはできないが、これなら体がまっすぐの状態に近づく。さらに両脚をOの字に広げて、ついにタイトスカートをめくりあげた。 濡れそぼった瀟洒なショーツに、高々と浮かぶ魔羅の雄姿。押さえつけていたタイトスカートの天井がなくなったことを喜ぶかのように、ピンと直立した。 それすらもあわただしくずり下ろすと、ついに丸々と膨らんだ肉竿と、その先端で赤々と燃える亀頭が露わになる。濡れた表面をなぶる冷たい夜風も、灼熱する肉棒には焼け石に水だ。 「早く、早くっ……!」 もはや情緒や風情を楽しんでいる余裕などまったくない。竿を握ると、冷たい手のひらには火傷しそうな熱さ、発熱するペニスには氷の冷たさが伝わって、いっそう気持ちよかった。 そのままゆっくり上下にしごき始めると、 ちゅくっ、ちゅくっ―― 粘っこい音とともに、いよいよ射精への準備が整う。 女子制服を着ていることに加え、巨乳になっているせいで、普通に過ごしているだけで昂奮する学生生活。おまけにウエイトレスの制服で接客をさせられ、さらには香澄とおっぱいの揉みっこまでしたというのに、今朝出したきりで射精していないのだ。 スカートをめくって左手を放し、代わりにブラウスごと乳房をぎゅっと握りしめる。こちらも香澄に揉まれた余韻と、歩く間に揺れていたせいで、すぐに刺激に反応する。 「そりゃ、限界にも、達するよね……んっ!」 夢月は一度、手を止める。 あともう少し、もうひとこすりすれば射精するライン。自分の手でできるからこそ、見極めてぎりぎりのところでストップさせ、最後のひとこすりを楽しむことができる。 (考えてみれば、オナニーもずっとしてなかったな……) この生活が始まってから、妹や神奈、鏡花や典子に出してもらうことのほうが多く、自分で制御してのオナニーは久しぶりである。 (たまには、こういうのも、いいかも――) 左手で乳房を撫でまわしながら、ついに射精へと至る最後のひとこすりを咥えようとした、その時だった。 「お姉ちゃん――なにしてるの?」 ふいに呼びかける、幼い少女の声。 声も出せぬくらい驚いた夢月が振り返ると、そこには妹と同じくらいの年頃の少女が、一糸まとわぬ姿でたたずんでいた。 (続く)