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連載小説 第四話「女子更衣室とフェラチオと」(5)

 体育の授業も、もはやなにもおかしいことなどないかのように女子のほうに混ぜられていた。事前に体育委員の風見典子が説明してたとはいえ、体育担当の女性教諭も、まったく問題にせず出席を取っている。  むしろ注目を浴びたのは、夢月がブルマーを穿いていることで、 「わ、なにそれ!? もしかして、それがブルマー!? 初めて見た~」 「ほんとにパンツみたい! 昔はこんな恥ずかしい格好で運動してたんだねー」 「でも夢月くん、前がもっこりしちゃってるよー? そんなんじゃ、男の子だってばれちゃうね! あははっ!」 「うう、お願いだから、あんまり見ないで……」  またも女子に笑われながら凝視され、夢月の精神はもうボロボロだ。  先ほど脱がされたときの昂奮で、まだ勃起がおさまっていないのだ。ブルマーの中で玉や竿のシルエットまでわかるほどにぴちぴちになっていて、余計に恥ずかしさから怒張してしまう。  香澄も眼福とばかりに目を細め、 「うんうん、男の娘の体操着といえば、やっぱりブルマーだよなー。前が膨らんでるのもはっきり見えてとってもエッチだし、グッドだぞー、三村!」 「褒められてるのに全然嬉しくない……」  夢月は深呼吸して勃起を鎮めようとしながら、がっくりと肩を落とす。  まずは最初のストレッチ――屈伸や関節の曲げ伸ばしなど、個人でやるものも多かったが、一部はペアでやるものもある。夢月たちはちょうど四人だったので、身長の関係で鏡花と香澄がペアになり、夢月は典子とペアになった。 夢月が両足を広げて座り、典子が背中を押すことになったところで―― 「三村、そんなにチンコが勃ったままじゃ、苦しいだろ?」 「う……うん、そうだけど、もうちょっと、小さな声で……」  なにしろ典子の声は大きい。運動系で声出しなどしているからだろうが、いまの一言も周囲でストレッチしている女子生徒全員に聞こえるレベルの音量だ。  たちまち周囲から囁く声があがり、視線が夢月の股間に集中する。わざわざ首を伸ばしたり、場所を移動して夢月の前に回り込む女子生徒までいるほどだった。もちろん体育担当教諭にも見えているし聞こえているはずだが、やはり完全にスルーしている。  典子は無頓着に、 「はっはっは! いいだろ別に! それよりもさ、苦しいんなら、抜いてやろうかと思ってな! ほら、こうして後ろから――」  乳房が密着するのも構わずに、背後から夢月に抱き着いた。  背中に当たっている熱く柔らかな二つの肉塊に、夢月はますます困惑し、同時にブルマーの中の一物をみなぎらせてしまう。 「わ、な、なにをするんだよっ……!」 「だーかーらー、抜いてやるって言ってるんだよ! ほら、授業中なんだから手早く済ませるぞ!」 「いや、授業中なんだからやらないで――ひぃっ!?」  夢月のそんな常識的な叫びは完全に無視されて、彼の股間に伸びた手が、ブルマーをきつそうに押し上げている肉竿を掴む。ぴっちりとしたブルマーの生地ごと巻き込んで握るのは、かなりの握力がないと無理な芸当だったが、鍛えた典子の腕力なら造作もない。竿を掴んだまま、上下に動かして擦りあげる。  ずりっ、ずりっ、 「ひっ、いぃっ!?」  痛みを伴う乱暴な摩擦だったが、すでに限界まで勃起した夢月のペニスは、それすらも快感として受け入れてしまう。ブルマーのざらつきとショーツのレースが、亀頭や竿の裏筋に程よい刺激を与え、 「か、風見さんっ、やめっ、本当に、出ちゃうからっ……!」 「だから、出してやるって言ってるんだよ! これから体育だって言うのに、このままじゃまともに動けないだろ? 校庭に来るまでの間も辛そうだったし。ほら、我慢しないで、出しちゃえって!」 「だ、だめだって、こんな、場所でっ……!」 「うるさいっ! ほら、出せっ!」 「ん、あ、あっ……!」  男子とはいえ鍛えていない夢月の腕力では、典子の乱暴には抗えない。  典子の手がペニスを擦りあげるたびに、まるで水鉄砲のポンプの如く、快感と欲望がチャージされてゆく。そしてすぐに臨界に達し、 「あ、出るっ、出るぅーっ!」  ぞくっ、と背筋を駆け抜ける快感と同時に、夢月はブルマーの内側に暴発させていた。まるでおもらしの時のような温度が陰部に粘つき、すぐには止まらない典子の手によって、グチュグチュとかき混ぜられて淫らな音を立てる。たちまちブルマーの表面にシミが浮かび上がり、にじみ出してきた精液がさらに攪拌されて白い泡を立て始めたところで、 「お、出たみたいだな!」  ようやく気付いた典子は手を止めて、夢月から離れた。 「どうだ、気持ちよかったか?」 「はぁっ、はぁっ……うう、どっちかというと、痛かった……」 「むぅ……ちょっと乱暴すぎたか! 今度は気持ちよくしてやるから許せ!」 「い、いや、いいから……」  夢月はようやく、大きく息をつく。ブルマーもショーツもべったりと濡れているし、乱暴にしごきあげられたペニスはジンジンと痛みを発している。それでも怒張はすっかり収まって、問題なく体育の授業を受けられそうだった。 「はぁ……その、ありがとう」 「気にするな! それじゃ改めて、ストレッチやるぞー!」 「えっ……あ、痛い、痛いって!」  いきなり背中を押されて悲鳴を上げながら、夢月は慌てて上体を前に倒すのだった。   (続く)


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