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連載小説 第四話「女子更衣室とフェラチオと」(3)

 おもらしイベントの回避条件を見て、夢月は肩を落とす。 「うう、紗月のやつが、朝一番であんなことしなければ……!」  とはいえ済んでしまったことは仕方ない。発生済みということは、もう心配はしなくていいと前向きに考える。  服装は昨日に引き続いて女子制服――なのだが、 「そういえば、今日は体育があるんだった……」  四時間目に体育があることを思い出して、夢月は体操着を入れたバッグをチェックする。案の定、中身はブルマーに入れ替わっていた。 「はぁ、やっぱりブルマーで授業を受けるのか……」 「ふふーん、そっちよりももっと大きな問題があるでしょ、お兄ちゃん」  ノックもなしに部屋に入ってきた妹が言う。こちらもすでに制服姿だった。 「体操着がブルマーってことは、体育も女子のほうに混ぜられちゃうんじゃない? 着替えも女子更衣室でだったりして」 「ま、まさかそんな……いや、この下着で男子更衣室ってのもあれだけど……」  どちらにしても大問題で、アダルトイベントがシークレットなこともあり、夢月は登校前から頭を抱えたのだったが――  結論から言えば、そのまさかだった。 「さぁ、夢月さん。体育の着替えに行きますわよ」  三時間目の授業が終わると、二年一組の生徒たちは次の体育の授業に合わせて、あわただしく更衣室に向かう。  夢月もその中の一人で、とりあえず体操着バッグを手にして立ち上がり、体育館の一階にある更衣室を目指そうとし考えていたところへ――隣の席の女子生徒、黒髪美人の山咲鏡花に、呼び止められた。 「体育の授業、楽しみですわね。今月は創作ダンスをするとか」 「へぇー、女子は創作ダンスなんだ。男子は――」 (あれ、男子は何をするんだっけ?)  ド忘れしたようにとっさに出てこないでいると、 「あらあら、夢月さんったら。夢月さんも今日からは、女子の体育に参加するに決まっていますでしょう?」 「えぇっ!? いやでも、俺、男子だし――」 「おいおい、男子って、その格好で言うのかー?」  新たな声は、無気力系文学少女・久能香澄。無意識だろうが腕組みしているせいで、小柄な体に似合わない巨乳が強調されている。  さらにもう一人、長身短髪のスポーツ少女・風見典子もやってきて、 「三村! お前は今日から女子の体育に加わるってことで、話はついてるからな! 体育委員のあたしが、先生に言っておいた! 意外とあっさりオーケーしてくれたぞ!」 「な、なんでそんなことを!?」 「女子制服を着てるんだから、女子になりたいんだろうとおもってな! ほらさいきんあるだろ、BLTがどうとか、ポリ……ポリなんとかってあれ」 「なにか間違っている気もいたしますけど、ともかくそういうことですわ」  鏡花はしっとりと笑って、 「さぁ、時間もありませんし、早く更衣室に行きますわよ」 「う、うん……」  本当に大丈夫だろうかと訝りつつ、夢月は女子三人とともに、女子更衣室へ向かう。 (女子更衣室……入るのは初めてだけど、一体、どんな感じなんだろう……?)  夢月も年頃の男子である。女子更衣室と聞けば色めき立つものの、同時にあまり夢を見てもいなかった。どうせみんな、ブラウスの中に体操着を着こんでいるし、体操着のハーフパンツも、スカートを穿いたまま脱ぎ着するのだろうと。 (少年漫画みたいに、ほとんどの女子が下着姿になっているような花園なんて、現実にはあるわけが――)  そう思いながら、鏡花たちに案内されて女子更衣室のドアを開けると――  そこには、夢の花園が広がっていた。  色とりどりの下着をつけた少女たち。あるいはブラウス一枚で、あるいはブラジャーにスカートのみ、あるいは完全な下着姿――すでに何人か着替え終わってる女子もいたが、大半は何らかの形で下着が見えてしまっている。そして彼女たちは下着姿を気にする様子もなく、おしゃべりを交わしながらのんびりと着替えていた。 「え、え……?」 「さ、入った入った」  背後から典子に押し込められるように更衣室に入り、角のほうにあるロッカーへ。  鏡花たち三人も、すぐに他の女子同様に制服を脱ぎ始める。ブレザーとカーディガンを脱ぎ、リボンを外して、スカート、そしてブラウスまで。  風見典子は、引き締まった体にシンプルなスポブラのショーツのセット。  久能香澄は、豊満なバストに華やかなオレンジ色のブラショーツセット。  そして山咲鏡花は、控えめなバストに爽やかなミント色のブラショーツセット。  三者三様、それぞれのスタイルに合った下着姿である。  互いの体温すら感じられそうなほど間近で着替える少女たちの姿に、 「…………、ごくっ」  自分の着替えも忘れ、夢月が喉を鳴らしていると、 「夢月さん。わたくしたちに見惚れてくださるのは大変うれしいのですが、早く着替えないと、体育が始まるまでに間に合いませんわよ?」 「あ、う、うん」  夢月は慌ててブレザーを脱ぎ、自分のロッカーに畳んで入れる。そしてカーディガンの前ボタンに手をかけたところで、とつぜん背中に柔らかいものが当たり――次の瞬間、下着姿の典子に背後から羽交い絞めにされていた。 「ちょ、ちょっと、風見さん!?」 「ほらほら、着替えないなら、あたしたちが脱がせてやるぞ!」 「ええ。わたくしたちが、お手伝いいたしますわ」 「大人しくしてろよー」 「い、いいよ、自分で脱ぐから、風見さん、放して……!」  叫ぶ夢月だったが、下着姿の鏡花たちは全く話を聞いていない。それどころか、叫びを聞きつけた他の女子たちが注目して来て―― 「三村くん、これから着替えるの? どんな下着つけてるのか見せて」 「男子が女子制服を着替えてるって、なんかどきどきしちゃう」  そんな言葉とともに、夢月を取り囲んでいった。   (続く)

Comments

ありがとうございます! 頑張って続けていきます!

十月兔

楽しみにしてます これからも執筆等頑張ってください!

はい、予定しています!(書きたいプレイ自体はすでにリストアップしてあって、その中に両方入ってます)

十月兔

体育の授業ブルマだけじゃなくてレオタードとかスク水あたりもこれからはくるのでしょうか?


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