連載小説 第四話「女子更衣室とフェラチオと」(1)
Added 2019-10-14 09:31:38 +0000 UTC「おはよう、お兄ちゃん」 眠りから目を覚ますと、すぐ隣には妹がいた。 こうして二人で一緒に寝ることにも、だいぶ慣れてきた。二人ともセーラーワンピースのネグリジェというのはいまだに落ち着かなかったが、それはともかく。 「おはよう、紗月」 三村夢月は妹に挨拶して布団をはねのけ、体を起こそうとする――と、 「待って、お兄ちゃん」 いきなり紗月の体が、正面から覆いかぶさってきた。またがるように膝を広げ、腰を浮かせた状態で、上半身を密着させてくる。 息がかかるほど間近に迫る、少女の顔。細く、軽く、柔らかい体が密着して、夢月は目を白黒させる。相手は妹、それも小学生――頭ではわかっているのに、ここ三日間に妹にいたずらされたせいで、体が反応するのを止められない。 まして朝勃ちの尖端が、ネグリジェ越しにとはいえ彼女の下腹部――それも割れ目に当たっていると、下半身に血液が集中するのを抑えることができない。 「挨拶だけじゃなくて、朝起きたら最初にすること――まだ、あるでしょ?」 「そ、それって……!」 夢月はごくりと喉を鳴らす。 連日のように朝勃ちを処理してもらっている身だと、どうしても性欲処理に意識が向いてしまう――が。 「んっ」 さらに近づいた唇が、夢月のそれに重なる。柔らかく、甘く、熱く、接触している部分から蕩けそうなほどの官能に、頭の中が真っ白になる。 「――ちゅ。ほら、おはようのキス」 「う……そ、そっちか……」 「んー? お兄ちゃん、何を期待したのかなぁ?」 紗月はわざとらしく腰を落とし、体を前後に動かして、夢月の亀頭を割れ目に滑らせる。 もちろん服越しなので挿入されるわけはないが、その亀裂をなぞらされるだけで、夢月は達してしまいそうになり―― 「んふふっ、やっぱりお兄ちゃん、あたしの体に昂奮するようになっちゃったんだね。もしかして、こうしてるだけでイっちゃうんじゃない?」 悪戯っぽく言いながら、さらに立てていた膝を伸ばして、兄の上に体を伏せ、脚を絡める。互いの身体が下腹部まで密着し、お腹の間に、滾りに滾った怒張が挟まれた。 「うっ……!」 「抱き着いただけでこんなギッチギチに勃起しちゃって、ほんとスケベなんだから。やっぱりあたしが出してあげないとダメみたいね」 紗月はそう言って、兄に密着したまま緩やかに体を動かし始める。 二人のお腹の間に挟まれたペニスは、圧迫されながら擦られて、情けないほどあっさりと絶頂へと昇りつめてしまい、 「あ、さ、紗月、ちょっ、まっ……!」 「んふふっ、気持ちいいでしょ? こうやって動いてあげれば、すぐに――」 「う、だめっ、動かれ、たら、出ちゃっ、んっ――」 夢月は大きく腰をくねらせながら、ショーツの中に射精していた。大量の精液はすぐに夢月のネグリジェも濡らし、とうぜん密着している紗月のネグリジェにもしみ込んで、彼女のお腹や下腹部にまで、ぬるぬるとした粘液が付着した。 「わぁっ、いっぱい出たね、お兄ちゃん」 しかし妹は、動くのをやめようとはしない。 「あっ、待って、紗月、もう、無理、んっ、あぁっ!?」 出したばかりの精液を潤滑油としてペニスはさらに擦りあげられ、ぐちゅぐちゅとみだらな音をたてながら再び射精へと導かれる。気が狂いそうな快感に、二度、三度と絶頂して―― 「あ……」 ふいに何かのタガが外れるような感覚とともに、股間がこれまでとは違う温度に包まれる。精液とは違う大量の液体が、夢月のペニスからみるみるうちに溢れ出して、二人のショーツとネグリジェ、そしてシーツを熱く、黄色く染め上げていった。 「わっ、お兄ちゃん――」 たちこめるアンモニアの匂いにも嫌な顔一つせず、紗月はにんまり笑って言う。 「もしかして、イきすぎておしっこまで出ちゃった?」 「う……ご、ごめん……」 連続絶頂で神経系がショートしたせいで括約筋が弛緩し、失禁してしまったのだ。半分は紗月とアプリのせいなのだろうが、それでも妹を精液まみれ、小水塗れにしてしまったことには反省しかない。 「す、すぐにアプリで、綺麗にして……」 「えー、それじゃ風情がないでしょ? 時間に余裕のないとき以外は、基本的に使わないようにしたいんだけど」 紗月はようやく兄の上からどくと、ベッドの上から立ち上がって、床に下りる。お腹から裾にかけて黄色く染まったネグリジェを脱ぎ捨てると、ショーツも脱いでしまう。 「さ、とりあえずお母さんのところに行って、一緒に怒られてきましょ。朝勃ちを処理してたらおもらししちゃいましたって」 「う……うん……」 夢月もベッドから立ち上がり、ネグリジェを脱ぐ。精液と小水をたっぷりと含んだショーツはいまだに気持ち悪かったが、さすがに妹の前で全裸になるのは抵抗があった。いちおう、汚れ物を消去できないかとアプリをチェックしてみるも、現在はロックされている。 「はぁ……今日も一日、思いやられる……」 朝一番のトラブルに肩を落とし、夢月は今日も、とんでもない日になることを予感するのだった。 (続く)