NokiMo
jugatsu-usagi
jugatsu-usagi

fanbox


連載小説 第三話「おねしょと制服通学と」(2)

 すでに妹から「高校生ノ長男、寝小便セリ」の速報を受け取っていた母親は、夢月がリビングに顔を出すとすぐに声をかけてきた。 「夢月、あなた高校生にもなって、おねしょしちゃったの? しょうがないわね。掛布団とシーツは服と一緒に洗うから、洗濯機に入れておきなさい」 「はーい」  あまりにもあっさりとした母親の反応に、判っていたこととはいえ驚く夢月。もちろん、息子である彼が女子制服を着ていることなど触れもしない。  朝食後、言われたとおりにシーツと掛布団を洗濯機に入れ、情けない思いを味わっていると、もう登校準備の時間だ。 「やっぱり、この制服で学校に行くんだよね……」  アプリを見て、がっくりと肩を落とす。いじめられたり怒られたり、まして学校にあれこれ言われたりする事態にはならないだろうが、恥ずかしいものは恥ずかしい。  一方で、ふと気になる表示も目に入り―― 「アダルトイベント、シークレット……?」 「あ、それね」  夢月の部屋に入り込んでいた全裸の紗月が、無毛の陰部を隠そうともせずに着替えながら、兄の疑問に答える。 「アプリではイベントを決定するんだけど、それも全部が表示されるわけじゃないの。時にはそういう風にシークレットになっていて、そのイベントが発生した後で、アプリがどういうイベントを起こしたかわかるようになってるのよ」 「へぇ……って、じゃあ、何が起きるか、起こってみないと判らないってこと……?」 「そういうこと。ま、頑張ってね。あ、念のために言っておくけど、いくらアプリの力で多少のことはごまかせるからって、クラスメイトの女の子にえっちなことしまくったらだめだよ? 女装してヤりまくり系は趣旨に反するからね?」 「何の趣旨だよ、何の……っていうか俺は別に、そういうことしないから! むしろこんな生活、早く終わらせたいって思ってるくらいで……」 「ならいいけど……どうしてもしたいときはあたしがしてあげるから、遠慮なく言ってちょうだい」 「いや、そっちもいいから……」  言いかけたものの、口ごもる夢月。  なぜならば――早くも女子制服の着心地に、スカートの前がせり出して、乳カーテンならぬちんちんカーテンになってしまっていたからだ。 「あーあ、お兄ちゃんったら、ほんとえっちなんだから」  ショーツ一枚の紗月はにやにやと笑いながら、 「ほら、お出かけ前に抜いてあげるから、ベッドに座って、スカートめくって」 「い、いいよ、そこまでしてくれなくて……!」 「本当にいいの? バスの中でおちんちん大きくしちゃって、他のお客さんたちから丸わかりになるプレイがお望み?」 「う……」 「恥ずかしいとか、お兄ちゃんとしてとか、今さらでしょ? さ、もう時間がないんだから、早くおちんちん出して」 「うう、妹が、妹がビッチになってしまった……」 「だからもともとだってば! ほら、ベッドに座って!」  観念してベッドに座る夢月。確かにショーツの中では苦しいほどに怒張してしまっているし、外に出ているあいだに擦れて射精でもしたら、大変なことになる。普通に考えればなるわけがないと判っていても、あのアプリの影響は無視できない。昨日だって、イベントには無い神奈からのパイズリイベントが起きたではないか。  妹はショーツ一枚のまま兄の正面の足元に座り、 「それじゃ、スカートめくって」 「う、うん……紗月、お願い……」  夢月はプリーツスカートの裾を掴み、大きくめくりあげる。そこから覗くはブラウスの裾と、赤いギンガムチェックのショーツ。今朝はおねしょのばたばたで抜いていなかったこともあり、すでに大きくテントを張っている。 「うん」  紗月は舌なめずりして、兄の太腿の上にわざと密着するように身を伏せた。太腿に伝わる妹の肉感と体温、そして意外なほど大きな鼓動に、夢月の脈も速くなる。  ショーツに浮かぶ雄々しいシルエットも一段と大きくなり、早くも準備万端だ。 「さーて、せっかくだからフェラまでやっちゃおうかな。まずはこうして――」  紗月は言いながら、兄のショーツのウエストゴムに指を引っかけてずり下ろし、怒張を露出させる。すでに限界近いペニスは包皮までも剝けて、先走りに濡れた赤い亀頭を晒していた。  細い指が、木の根っこのように硬く節くれだった竿を掴む。左手は根元を押さえ、右手は竿の半ばほどをつまんで、その親指を亀頭の裏側――ちょうど筋が密集しているあたりに当てている。そこをぐりぐりされるだけで、 「んっ、い、イきそうっ……!」  早くも苦悶の声を上げる夢月。持ち上げているスカートの裾を掴む指にも、力が入る。勃起を鎮めるための行為なのだから、早く出してしまったほうがいいのだが、それでもついつい我慢してしまう。 「んふふっ、お兄ちゃんったら我慢しちゃって、かーわいい」  紗月はそういいながら、愛しげに目を細めて兄の竿に顔を近づける。クンクンと鼻をうごめかして、 「んっ、いい匂い……」  うっとりと呟くその姿は、実の妹だというのにあまりにも股間に悪く、夢月は息をつめて射精をこらえるのだった。   (続く)


Related Creators