連載小説 第二話「ブルマーとおもらしと」(7)
Added 2019-10-04 09:17:39 +0000 UTC「うっ……」 亀頭が谷間に潜り込んだ瞬間、表面がこすれる痛みと、柔らかいものに包み込まれる快感に、夢月はそれだけで達してしまいそうになる。まるで人肌のぬくもりを持った水風船――いやそれ以上に柔らかく、それでいて弾力のあるものに包まれているようだった。 「痛っ……!」 しかし今のままだと、まだ表面がこすれる痛みのほうが強い。 夢月が顔をしかめていると、 「痛い? んー、潤いが足りないのかな? なら――」 神奈はしばらく、口をゆすぐように頬を動かしたのち、ぺろりと舌を出す。 艶やかに濡れたピンクの舌は、それ自体がまるで性器のようだったが、本命はそれを濡らす唾液のほうだ。舌の尖端から滴り落ちて胸元に落ちると、肌色の斜面を滑り落ちて、接合部に飲み込まれてゆく。 神奈がおのれの乳房を両側からつかんで挟み込むように動かすと、唾液が亀頭との間を潤滑油のようにいきわたった。 敏感な粘膜表面の痛みが和らぎ、純粋な快感に亀頭がしびれる。 「あっ、あぁ……!」 「どう? これなら痛くないでしょ? あたしのおっぱい、気持ちいい?」 「う、うん……神奈の、お、おっぱい、すごく、気持ちいい……!」 乳房に包み込まれる、物理的な刺激だけではない。下から覗き込むように見上げる神奈に、夢月はいっそういきり立ってしまう。幼馴染の彼女にこんなことをされるなど、妄想すらしたことはなかったが、実際にされてみると、理性や感情を抜きに欲望が高ぶってしまうのを止められない。 「良かった。じゃあこのまま、ゆっくり動くわね。痛かったら、遠慮なく言ってちょうだい」 神奈がぐっと前に動くと、怒張が深々と谷間に潜り込む。 熱く柔らかい肉の間にぬるりと入り込むと、搾り上げられるような感覚とともに欲望がいっそう膨らんで、 「ひっ、か、神奈っ……!」 今にも暴発しそうで、もはや声も出せずに喘ぐことしかできない夢月。 隣にいる紗月は面白くなさそうな顔で、 「お兄ちゃんったら、今にもイきそうな顔しちゃって。おっぱいって、そんなにいいものなんだ?」 神奈は余裕の笑みを浮かべて、 「そりゃ、おっぱいの嫌いな男子なんていないって。あ、なんなら紗月ちゃんも、後で揉んでみる?」 「それは是非。でも神奈お姉ちゃん、あんまりゆっくりしてると、お掃除が終わらないよ?」 「む。確かにのんびりはしてられないわね。でもまぁ、この分なら、ほんのちょっと動いてあげれば――」 言いながら、神奈はゆっくりと、前後に体を動かす。 たったそれだけで、谷間に擦られた肉竿ははちきれんばかりに膨れ上がる。恥ずかしいブルマー姿を見られる昂奮と、ブルマーの中で擦れる刺激に、すでに限界近くなっていたペニスは、あっという間に絶頂に向かい、 「む、無理、もう、出そう、出るっ……!」 「うんうん、やっぱりもう限界だったのね。なら、遠慮しなくていいわ。あたしの谷間に、ぜんぶ、ぜんぶ出しちゃってちょうだい――!」 「あっ、ああっ、うあああっ――」 シャツの裾を強く握って叫んだその瞬間、腰の奥に溜まっていたものが大きくうねって、一気に放出される。我慢に我慢を重ねた末の排尿にも似た解放感に包まれながら、夢月は幼馴染の胸の間に精を放っていた。 「わ、いっぱい……!」 目を細めて呟く神奈。その胸の間からは、受け止めきれなかった白濁液が漏れ零れて、広げている彼女の両膝の間に落ち、アスファルトを濡らした。 「どう? ちょっとは楽になった?」 「う、うん。ありがとう……」 「そう、よかった」 まるで何でもないお世話のように言いながら、神奈は身を引く。谷間から抜けたペニスが最後の精液を噴出させて、乳房を白く汚すのもかまわず、 「ほら、綺麗にしてあげる」 そう言ってポケットティッシュを取り出し、半分萎えかかっている夢月の愚息を、丁寧に拭いていった。 「これでよし、と。さ、ブルマーも穿かせてあげるね」 そう言ってティッシュをごみ袋に捨て、自分の体についた精液はお構いなしに、夢月のブルマーを穿かせてくれた。 「あ、ありがとう……」 「ふふ、どういたしまして。いいのよ、あたしがお世話したくて、したんだから」 言いながら、新しいティッシュで自分の胸元やアスファルトに付着した精液を綺麗にする。そして自らも身なりを整えて立ち上がり、 「さ、もうちょっとよ。残りの時間も、ちゃんと清掃活動しましょ」 三人は、再び大通りへと戻ってゆくのだった。 しかし――一難去って、また一難。 清掃活動も終了直前というタイミングで、 (と、トイレに、行きたい……!) 射精後にたまにある、強烈な尿意にも似た痛み。いや、もしかしたら尿意そのものかもしれない痛みに、夢月は今朝のアプリの「発生イベント」を思い出す。 通常イベント「初めて?のおもらし」―― (まさか、外でおもらしを……!?) 集合場所に戻って、最後の確認と終了の挨拶――それが終わって家にたどり着けるまで、果たしておもらしせずにいられるか。 (お願い、間に合って……!) 夢月は祈るような気持ちで、他の二人とともに集合場所へと向かうのだった。 (続く)