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連載小説 第二話「ブルマーとおもらしと」(6)

 三人は、割り当てられた大学通りの一角に向かう。  このあたりはほとんどが新興の住宅街で、この大学通りの周辺に施設や店が集中している。喫茶店、コンビニ、スーパーに弁当屋、市民体育館に公民館。そして大学通りと呼ばれる所以の大学と、附属の高校・中学校が、山の斜面から住宅街を見下ろすようにそびえている。周辺には、学生向けのアパートも多かった。  とうぜん人や車の通りも、この界隈では最も多く、 「せめてもうちょっと、人気のない場所ならよかったのに……」  住宅街とは比べ物にならない人通りに、夢月はゴミを拾いながらぼやく。 神奈もトングでごみを集めながら、 「あははっ、さすがにブルマーは目立つねー」 「ほら、お兄ちゃん。あっちの大学生のお姉さんたち、珍しそうに見てるわよ」 「ううー……」  妹にうながされて目をやれば、車道を挟んで向こう側の女子大生が、こちらを食い入るように見つめていた。アプリの力でも、「ブルマーが珍しく人目を惹く」という認識は変更されていないようだった。  ゴミ拾いが始まった後も、通りすがりの人たちや、時には信号待ちの車の中から見られ、夢月は羞恥が止まらない。竦みあがった陰嚢は痛みを発するばかりか、ブルマーの中で押さえつけられ、こすれたせいで、中のものがむくむくと膨らみ始めていて―― 「あら、夢月。勃起してるんじゃない?」 「うっ……」  目ざとく見つけた神奈の言葉に、夢月はギクッとする。確かにブルマーの中では、すでに竿のラインまではっきり浮き上がっているほどに生長してしまっていた。  普通なら変態ブルマー男として、通報されてもおかしくない状態だったが―― 「ちょっと休憩にしましょうか。二人とも、こっちにおいで」  神奈がにやりと笑って向かったのは、市営プールの裏手にある駐車場。表通りからは見えず、裏からも塀によって隠れているため、一気に人けが無くなる。  ようやく人目から解放され、夢月が建物の壁に寄りかかってほっとしていると、 「まったく、清掃活動にブルマーはいて来るだけじゃなくて、勃起までしちゃうなんて、夢月ったら意外と変態だったのね」 「う……」  隣で腕組みをした神奈にそう言われて、夢月は口ごもる。否定できない、と言うか自分でも変態だとしか思えない。  神奈はその大きな胸を誇るように揺らして、 「ブルマーの中が、パンパンじゃない。そんなんじゃ、苦しくてゴミ拾いに集中できないでしょ? その中に溜まってるモノも捨ててあげるから、おちんちん出しなさい」 「ちょ、ちょっと、神奈!?」  あまりにも大胆な幼馴染の言葉に、夢月は思わず叫ぶ。  中学時代には周囲から「カップル」「夫婦」と揶揄されることも多かった二人だが、断じて恋人関係ではない。しばらくちゃんと見ていなかった彼女の成長――主に胸部の発育に関しては、年頃の少年として気にならないではないが、それとこれとは話が別である。  しかし神奈はお構いなしに、 「恥ずかしがらなくていいのよ。あたしがお世話してあげたいから、こうしてるだけなんだから。それとも、操を立ててる相手でもいるの? ひょっとして彼女できた?」 「そ、それはいないけど……!」 「良かった――じゃなくて、なら、遠慮しなくてもいいわね」 「わぁっ!?」  目の前にしゃがみこんだ神奈にブルマーをずり下ろされて、夢月はあわてて悲鳴を上げ、ショーツを押さえる。レースのついたショーツにははっきりとペニスのラインが浮かび、その先端はじっとりと濡れていた。 「へー、ずいぶんおしゃれなショーツを穿いてるじゃない。あたしだって、こんなの持ってないのに。ひょっとして勝負下着?」 「ち、違うよ、これは……!」 「じゃあふだんからこういうの穿いてるの? 夢月ったら、おっしゃれー。でも今は、ちょっと脱がさせてもらうわね」  ついに押さえていたショーツまであっさりと脱がされて、夢月の下半身が露出した。すでに臨戦態勢で、赤黒く屹立したそれは今にも暴発しそうだ。 「夢月ったら、かわいい顔して、意外とおっきいじゃない。でも、こんな状態じゃ、苦しくてお掃除どころじゃないでしょ? 遠慮しないで、あたしに任せなさいって」  そう言って、神奈は自らの体操着の裾に手をかけると、胸元まで一気に露出させた。地味なドット柄のブラジャーに包まれた、豊満な双丘を兄妹に見せつけつつ、 「あたしのおっぱい、気になるんでしょ? さっきからずーっと、じろじろ見てるもんね。せっかくだから、これで気持ちよくしてあげる」 「ちょ、神奈――」  確かにお節介なほどに面倒見のいい幼馴染ではあったが、今の彼女は、まるで別人のように大胆だ。  ショーツやブルマーを穿きなおすことも忘れ、夢月は激しく視線を彷徨わせる。隣では紗月が、にやにやと笑いながら二人のやりとりを見つめていて、 「ほ、ほら、紗月も見てるんだし、やめよう? ね?」 「いいじゃない。紗月ちゃんにとっても参考になるかもしれないし、ね?」  神奈がほんのちょっと意地悪な顔で、紗月には無い豊満な乳房を揺すって言うと、 「うん、とっても参考になるよ、神奈お姉ちゃん」  微妙に凄みのある笑顔で答える紗月。  何やら不穏な空気を感じる夢月だったが、とにかくこの場に彼を助けてくれるものはおらず―― 「さぁ、夢月。汚れるといけないから、シャツの裾は自分でめくって。あたしが気持ちよく出させてあげる」  ついにブラジャーをはだけ、たわわに揺れる乳房の尖端に色づく果実まで露わにした神奈に、 「う、うん……」  夢月は大人しく自らの手でシャツをめくり、腰を前に突き出すようにして、ペニスを差し出すのだった。   (続く)

Comments

紗月ちゃん妬いてますねぇ。。。

十月兔

修羅場?!


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